体育教師の躾と訓練

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猛者流の躾け~純一

ロッカールーム2〜浜田&栗山

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浜田は、アホな落書きがされたケツを平手打ちで殴る。

全力で。

ケツには赤く手形が浮かぶ。

「あ、ありがとうございますッ」

その従順な返事が浜田を苛つかせる。

この俺の連絡を無視しやがって、、、

酔いつぶれるなんて情けない真似をして、、、

さらに、あんな落書きをされるなど、、、

根性が足りねぇ!

自分が知らない男達が、自分のペット同然の来生純一を裸に剥いて(褌こそ解かなかったが)遊んだということが許せない。

嫉妬だ。

目の前の教師を滅茶苦茶にしてやりたい衝動に駆られる。

教師は恭順を命ずる“気を付けっ”に従い、直立し、その間に投げられた言葉には“オーッ”と身を反らして答え、シゴキに対しては“ありがとうございます”と腹から叫んで答える決まりを守っただけだ。

決まりに背いているとすれば、そもそも目上の者が目下の者に“気を付けっ”を命じるものであり、生徒の浜田が教師の来生に命じるものではないということだけだ。

だから、“ありがとうございますッ”と教師が答えたことに対し、生徒から文句を言われる筋合いはない。

だが、その従順さが逆に浜田の怒りに火を注ぐ。

「良い根性してるな、、、お前、、、」

浜田は、さらに手を振り上げた。 

          *

栗山は微かな呼び声とガンガンと扉を叩くような音に気づいた。

誰か来たっ!

そうだ、プール開放っ!

「浜田さん、ヤバイっすよ。誰かが、教員室の前でセンセイを呼んでます」

手を振り上げた浜田に言う。

教師もハッした表情になる。

もうプールサイドに行かないといけない時間だということに気づいたのだ。

浜田がゆっくりと栗山の方を見て、静かに言う。

「栗山、悪いが、お前、来生は急用が出来たから代わりを頼まれたってことで、誤魔化して貰えないか?プールサイドで見てるだけの楽な仕事だろ」

抑えた声。

ここで、断って来生センセにプールへ行ってもらいましょう等と言ったら、ブチ切れかねない。

「わ、判りました」

素直にこたえて、教員用ロッカールームを後にする。

大丈夫かな?センセ、、、

そう思いつつ、教員室の扉に向かうと、その外に立っていたのは水泳部のOB2人、本城健と佐伯和臣だった。

ジャージ姿だ。

ラッキー!

栗山は喜ぶ。

二人とも大学3年、栗山が入学した時には卒業していた。 

幼馴染で今も同じ大学に進学し、共にライフセーバーをやっているらしい。

栗山は、水泳部の指導にやって来た二人を見て以来、いつかはお近付きになろうと機を伺っていた。

来生センセには悪いけど、センセがやらかしてくれたお陰で、2人とお知り合いになれそうだ、、、

栗山は得意の爽やかな笑顔を作り、教員室の扉を開ける。

「来生先生は、いるかな?」

「もう、プールサイドに来てもいい時間なんだけど、先生が来ないと解放できないだろ」

「生徒達が早く開けろって騒いでさ」

「君が中に居るってことは先生は奥のロッカールームか?」

本城がロッカールームに向かおうとする。

ヤバイッ!

素っ裸の先生と怒った浜さんなんて、見せられないっ!

「あの、、、友達が気分が悪くなって、今、先生がロッカールームで解放しているんです。僕、しばらく先生の代わりに行ってくれって言われたんです」

「あ、そうなのか」

佐伯が言う。

犬顔のイケメンだ。

「まぁ、プールの扉を開いて、入る前に準備体操をするのを指導するだけだからな」

本城が答える。 

キリッとした目が印象的なシャープなイケメン。

2人ともタイプは違うが、水泳で鍛えた体を持つスポーツマンだ。

「元々、来生先生は、生徒を集めて訓示を垂れるタイプでもないから」

水泳部のOB二人は納得する。

「じゃぁ、俺達で解放するか」

「あれ?君はスイムウェアに着替えないのか?」

「友達が気持ち悪くなって、僕の鞄にゲロを吐かれちゃったんですよ」

「じゃ、汚れちゃったのか?」

栗山は精一杯の悲しそうな顔をする。

「そうだ。水泳部に予備のスイムウェアがあったろう」

「あぁ、それを着ければ良いのか」

栗山は2人の会話が思い通りに進むことにほくそ笑む。

水泳部の部室はプールの真横だ。

水泳部の部室に入れる上に、イケる先輩2人ともお友達になれる。

栗山は笑いを堪えるのに一生懸命だ。

佐伯が首から下げた鍵で部室のドアを開ける。

スポーツ部特有の汗臭さ。

栗山は深呼吸する。

本城はサッサとジャージを脱ぎ始め、海パン一丁になる。

ラッキー!

スパッツ型ではなく、競泳用のブーメラン型だ。

股間がモッコリと膨らんでいる。

そして、脂肪の少ない締まった、だが、筋肉はついている競泳選手らしい滑らかなフォルムの身体。

「ほら、このサイズなら大丈夫だろう」

佐伯が予備のスイムウェアを少し荒っぽく栗山に渡す。

スクール水着、、、ダサいボックス型だと嫌だと思っていたら、ラッキーなことに競泳用のビキニだった。

ジャージを脱ぎ始めた佐伯を横に見ながら、栗山も脱ぎ始める。

「へぇ、見事な身体だな、、、」

本城が体操とブレイキンで鍛えた栗山の上半身を見て言う。

「そんなことないですよ。先輩のほうが見事ですよ」

チラッと上目遣いに本城を見る。

あれ?

本城の鋭い目に見覚えのあるヌメった光が浮かぶ。

「おいっ、サッサと着替えろよ」

キツイ声。

優しそうな犬顔の佐伯さんには似合わないなぁと思いつつ、佐伯に目をやると、栗山を見ておらず、咎めるように本城を見ている。

おやおや?

栗山は服を脱ぎつつ2人を観察する。

確か、佐伯は水球の選手だ。

だから、本庄よりはガッシリとしている。

履いているのはショートレッグのトレーニングスパッツだ。

試してみるか、、、

栗山はサッとズボンと下着を下ろし、前を隠さず、全裸を2人の前に晒す。

「あ、なんか、恥ずかしいなぁ、、、見ないでくださいよ、、、」

ニコッと笑い、まず、気難しい表情になっている佐伯を見る。

びっくりしたような表情を浮かべたあと、その顔が和らぐ。

続いて本城だ。

本城は、食い入るように栗山のデカマラを見ている。

栗山はゆっくりと借りたスクール水着を開き、脚を通し、持ち上げる。

「なんか、僕、水着が恥ずかしいんですよ。このビキニ、少し、ちっちゃいし、、、」

「そりゃ栗山くんのモノがデカいからだよ」

佐伯が少し上ずった声で言う。

「男としていいことじゃないか」

本城は、ジッと栗山を見ている。

「先輩達も、僕の悩みを理解してくれそうですよね?」

栗山がチラチラッと佐伯と本城の股間を見る。

2人ともまんざらでは無さそうだ。

そして、確かに2人とも水着の中がピクンと反応した。

あと一押しっ!

そう思った時、部室の扉が開いた。

「先輩~、早くプールを開けてくださいよっ!」

「オオッ、今行くっ!」

「栗山くん、行こうっ!」

2人が答える。

佐伯が栗山の背中に手を回し押すと、負けないとばかりに、本城が肩に手を回した。

2人は間の愛くるしい表情を浮かべた生徒が、淫らな企みを持っていることに気付かない。
















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