体育教師の躾と訓練

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校長室~和彦

廊下

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和彦、、、R学園体育科新任体育教師の杉山和彦が足早に廊下を急ぐ。

「待たせたッ」

廊下の角に立つ長身の生徒に言う。

言葉は年長の教師が生徒にかけてもおかしくない口調。

が、顔は、赦しを乞うように、媚びるように、機嫌を伺うように生徒の顔を見ている。

「カズ先生、行こっ」

「ま、まって、、、ト、トイレに行かせてくれっ、、、」

歩きかけた生徒が怪訝そうに教師を見る。

「まだ、、、用意が出来てない、、、だから、、、」

キッと生徒が教師を睨む。

歳上の教師が気圧される。

「時間がなかったんだ、、、授業が押して、、、」

生徒は無言で歩き出す。

その無表情が怖い。

生徒は、なぜか校内、あるいは、寮で他の生徒が居る時には、和彦に教師らしい態度、言葉使いをするように強要した。

和彦が生徒の顔色を伺ったり、遅刻などの粗相をして“申し訳ありません”あるいは、“許してくださいっ”などど下手に出る態度を取ると、二人っきりになった瞬間、頬を張られる。

「教師の癖に何で生徒にへりくだるんだよっ、、、え?カズ先生ッ!、、、大人の男だろっ!、、、教師らしく、男らしくふるまえって、いつも、いつも、言ってんだろうがよっ!、、、何度言えば、理解できるんだ?、、、カズ先生の脳ミソは本当に筋肉なのかよっ!」

そして、ケツや局部を容赦ない力で掴まれ、ネジ上げられる。

生徒、、、竜之介は、和彦に、人前ではあくまで爽やかで好感度の高い体育教師で居ることを強いる。

呼び方も常に“カズ先生”だ。

普段も、素っ裸の教師をいたぶる時も、、、

だが、その感情の波は激しい。

普通に接する時、優しく接する時、無理難題を吹っ掛けてくる時、、、

和彦は、その一挙手一投足に振り回される。

今日、呼び出しのメッセージが来た。

急な呼び出しだ。

メッセージに気づいた時は、授業の直前。

指定の時間は授業の直後。

授業を終え、大急ぎでやってきた。

だから、、、、

用意とは、、、

以前に呼び出された時、和彦の尻を掘り終えた竜之介の逸物に和彦の汚物がこびりついた。

“汚ねぇな、、、カズ先生っ!身だしなみを整えるくらい出来ねぇのかよっ!、、、いい大人だろ?言われなくても、ケツの穴の掃除くらい自分でしろよっ!”

そう怒鳴り散らし、ケツや脇腹を足蹴にした。

そして、蹴りから逃れようと背を向けた瞬間に、和彦の両脚の間を蹴り上げられた。

爪先で股間を直撃され、和彦は悲鳴を上げ、痛みに床の上を悶絶した。

その和彦の股間をさらにガスガスと竜之介は踏みしだく。

もちろん、“やめてぇ、、、やめてくださいぃぃぃ、、、”という教師の悲鳴混じりの嘆願は無視された。

それ以来、呼び出しがあった時は、直ぐに時間を見つけ、トイレに飛び込む。

浣腸を数個入れたポーチは常に持ち歩いている。

浣腸を持ち歩いている自分が恥ずかしい。

しかし、竜之介の機嫌を損ねるのは嫌だった。

だから、今も、トイレに行かせてくれと乞うたのだ。

だが、竜之介は無言で廊下を歩いていく。

和彦も後を追う。

え、、、

えぇ、、、?

竜之介の歩いている廊下の突き当たりは校長室だ。

こ、校長室に向かってる?

なんで、、、

ま、まさか、校長室で行為に及ぶというのか、、、

和彦の血の気が引き始める。

竜之介は、際どい場所で行為を始め、バレることに怯えながらも股間を膨らませ恥ずかしがりながら放出する教師の姿を見ることが好きなようだ。

例えば放課後の体育用具室。

放課後、直ぐ来るように命令された。

帰宅するためジャージからスーツに着替えたばかりの和彦は急いで体育館へと向かう。

その日は昼に屋上でケツを掘られており、もう呼び出しはないと油断していた。

用具室に着くと、有無を言わさず跳び箱の上の方の段を外し、中に入れられる。

そして、竜之介も入り、外した段を中から器用に元に戻す。

“ダメだよ、、、部活の生徒が来るよ、、、出よう、、、”

“ふっ、心配すんなよっ、、、誰も跳び箱なんか使わねえよ、、、”

“でも、、、”

“カズ先生、昼休みに俺だけイっちゃって今、溜まりまくってる状態だろ?、、、イかしてくださいって俺に言ってたじゃん、出したいっ、出させてくださいって”

和彦の顔が羞恥にカッと赤くなる。

確かにそう言ってしまった。

ケツを掘られ、指で逸物を弄られ続け、放出の前兆を感じると直ぐに指が離れ、生殺しのような状態が堪らず、口からでてしまった。

“だから、カズ先生のために抜いて上げる。感謝してよ”

耳元で囁き、ズボン越しに逸物への愛撫を始める。

ズキンッと快感が脳天まで駆け上がる。

ガタッ

用具室のドアがあき、部活の用具を取りに生徒が入ってきた。

和彦は声を殺し、身を固くする。

教師がバレるのを恐れて、大っぴらに抵抗できないことが分かっている生徒は、その隙に和彦のズボンを脱がそうとする

和彦は慌てて、その手を押さえる。

イヤイヤをするように、生徒に首を振ってみせる。

もちろん、竜之介は止めない。

抵抗する和彦の手と脱がそうとする竜之介の手、、、揉み合い体勢が崩れ和彦の肩が潜んだ跳び箱の内側に当たる。

ガタッ

部活の用意をしようとしていた一年生達の動きが止まるのが分かる。

「なんか、音がしなかったか?」

「したよな、、、」

一年生達が近付いてくるのが、段の隙間から見える。

和彦に緊張が走る。

竜之介は構わず手を動かす。

ジャッ、、、

短い音を立て、ズボンのジッパーが開く。

一年生にも聞こえたはずた。

不審そうに用具室の中を見まわしている。

竜之介は和彦のズボンを下ろそうとする。

和彦は観念して腰を少し浮かせる。

ズボンが膝まで降りる。

一年生はさすがに跳び箱の中に身体を密着させた教師と生徒が居るなど考えてもいないのだろう。

近くにやって来たが中を覗きはしない。

和彦の心臓が緊張でバクバクし、竜之介の指がブリーフに差し込まれる。

上級生に早くしろと促された一年生達は慌てて用具を持ち、用具室を出ていく。

「指導がなってないなぁ、、、用具室から必要なものを持ち出したら、ちゃんと扉を閉めないとね、、、」

一年生は扉を閉めていかなかった。

だから、外から用具室の中は丸見えだ。

和彦は焦る。

「カズ先生、カッチンカッチンじゃん、、、」

和彦は、己の意思を全く聞かず、喜んで反応する逸物が呪わしかった。

用具室には、部活のメニューが変わる時に、用具を入れ換えに来る生徒が居る。

いつ来るか分からない。

和彦はハラハラし続ける。

竜之介の手、唇が、和彦の肌をまさぐる動きは止まらない。

男二人がようやく入れる狭い空間だ。

服を脱ぎ捨てる空間の余裕はない。

が、竜之介の指は攻め続ける。

だから、スーツを纏った和彦はどんどん淫らな格好になる。

Yシャツの前面が開き、Tシャツが捲れ上がっている。

くっ、、、くぅ、、、くぅん、、、

和彦が呻き声を抑えようと竜之介の肩に顔を埋める。

ウクンっ、、、ウッ、、、ウゥ、、、

声を圧し殺し絶頂を迎え、身体をビクビクと震わせる教師を生徒はギュット抱き締める。

和彦が吹き上げた白濁した液体がベトリと二人の着けた衣服のあちこちにこびりつく。

「ねぇ、なんか、臭くねぇか?」

用具室に入ってきた生徒が言うのが聞こえる。

「ほんとだ。ザーメン臭いな」

「誰か、射精したのかな」

「そんな変態が居るわけないじゃん、気持ち悪いから早く持っていこう、、、」

生徒達が出ていく。

「変態って言われちゃったね、、、」

粗い息の竜之介が、和彦の耳元で囁く。

和彦の指は、竜之介の逸物を弄っている。

和彦は既に二度放出し、竜之介に誘導されるまま、彼の逸物を愛撫しているのだ。

「もう、やめようよ、、、」

「自分だけイければ、それでいいって言うの?それに、今ここで跳び箱の中から俺たちが出ていったら大騒ぎだぜ、、、自分の格好を考えなよ、、、」

そして、二人は部活の生徒達が帰るまで跳び箱の中で密着させ続けた。

用具室以外にも休み時間のトイレ、図書館の裏の手入れされていない狭い空間など、人がいつ来てもおかしくない場所で、竜之介は恥ずかしがる和彦を責める。

屋上での行為など、もう当たり前のようになっている。

が、校長室?

それはまずい。

が、強引に止めたら、後で何をされるか分からない。

さらに、なぜか自分の股間は半ダチの状態になっている。

ど、どうしよう、、、

何処へ行く気だ?

何をする気なんだ?

和彦の焦りは高まる。

竜之介は、スタスタと歩き、校長室の前に立つと、和彦が止める間もなくノックをした。

「藤崎です」

声をかける。

「どうぞぉ」

扉の向こうから校長の声がする。

竜之介は真面目な生徒会長の顔をしている。

「失礼します」

扉を開ける。

和彦はどんな顔をしていいのか分からなかった。













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