伸ばした手は君をつかまえて ~一途な皇子の愛のゆくえ~
「もう二度と君を離さない――」
とある組織に所属するルインは、命じられるままに任務を遂行する日々を送っていた。
そんな彼には昔の記憶が全くない。
埋まらない虚しさが心を占拠し、自分の存在に疑問を感じ始めていた頃、彼は新たな命令を受ける。
潜入した先で出逢った一人の男。何かと関わってこようとする男にルインは苛立ちがつのるが、それと同時に胸がざわつくのを感じる。
この男は自分の失った記憶と関係がある――?
主人公が人と記憶を通じて己の存在と向き合う話。
大国の第二皇子(24)×闇に染まった主人公(24)
※悪役サイドの主人公が読みたくて書き始めました。
※主人公が他人に変装時は口調や名前が変わります。
※物語の進行はゆっくりです。
※攻めの感情はわりと駄々洩れですが、恋愛とエロは後半予定。
※暴力・流血、残酷描写あり。
※随時修正します。
※ムーンライトノベルズ様でも公開してます
とある組織に所属するルインは、命じられるままに任務を遂行する日々を送っていた。
そんな彼には昔の記憶が全くない。
埋まらない虚しさが心を占拠し、自分の存在に疑問を感じ始めていた頃、彼は新たな命令を受ける。
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この男は自分の失った記憶と関係がある――?
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序章
ヴァールハイト編
過去編
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