21 / 26
最終章其の一
しおりを挟む
幕府 御公儀の動きがこれ程まで活発だとは、流石の水埜彦四郎も考えてはいなかった。
既に吉宗が張り巡らせた御庭番の情報網に抜かりは無い。水埜 坂崎 助蔵 桃吾 萩 の潜伏場所は ほぼ特定されていた。
江戸表の神鶴藩江戸上屋敷を目指していた助蔵、桃吾は 中山道川越宿で 御庭番に捕縛された。
「御免っ 」
町人風に身をやつし 旅姿の出立で川越宿の宿場外れでまでやって来た二人は、4、5人の 百姓風態の男達に取り囲まれ、男達の尋常ならざる殺気に 抵抗する事無く潔く降参した。
「手荒な真似はいたしませぬ。もと神鶴藩浪士 辻助左衛門殿 並びに井上桃吾殿とお見受けいたす。我等御公儀御庭番衆村垣吉平が配下の者 上様御差配にて 御二方には神鶴藩江戸下屋敷にて詮議あるまで謹慎願い奉る。我等御庭番 江戸まで御同行つかまつる。」
下前田遊郭《花籠楼》の若羽木太夫の元に 上総屋から縮緬の振り袖が届けられた。弥比古が上総屋に任せた振り袖だった。
「二階番さん 禿のお駒を呼んでくれなんし」
若羽木太夫は 二階番と呼ばれる廓の男衆に 音曲の稽古中の駒をよびださせた。
暫くして、ここ数ヶ月で すっかり大人びた駒が
「太夫 お呼びでありんすか?」と、若羽木太夫の部屋の前で入室の許しを待っていた。
「お入りなんし…」
若羽木のお下がりの華やかな着物を纏ったお駒が部屋に入ってきた。
太夫の手招きにいそいそと近づいていくと
「お駒ちゃんっ 比古様から約束の振り袖が届きましたよ」
桜の花の透かし模様も美しいたとう紙を拡げると、見事な桜吹雪をおもわせる桜の乱舞が朱色の縮緬いっぱいに染め抜かれていた。
「まぁ なんて見事なっ 比古様からの贈り物…羨ましいわ」
この時ばかりは、禿の世話をする太夫ではなく水埜彦四郎に恋焦がれる女子(女子)の嫉ましい気持ちになった。
新しい着物を肩口に添えて その艶やかな振り袖に見惚れている二人の間近に御公儀の手の者が迫っていた。
下前田遊郭【花籠楼】
日本橋越後屋の手代を名乗る数人の町人風の若衆が 見世表の男衆や 楼主の制止も効かず、若羽木太夫の部屋近くまで押し入ってきた。
「おっお待ち下さいっ 越後屋さんっ」
二階番男衆が 若羽太夫の部屋の前で両腕を拡げて 侵入を強く拒んでみせたが、多勢に無勢…
擦ったもんだのやり取りやら、
「お待ち下さいっ、越後屋さんっ まだ廓も開けぬうちに 若羽木を連れ帰るとは、お待ちくだされっ」
階下から 楼主の狼狽した大声が若羽木の部屋にまで届き、異変を感じた若羽木太夫は、すぐに縮緬の振り袖姿の駒と部屋の隅に身を潜めた。
次ノ間の障子戸が開け放たれ、
「若羽木太夫っ 江戸日本橋越後屋手代の金次でございます。当家主人越後屋藤左衛門より 江戸に至急お越しくださるようお伝えにまいりました。すでに若羽木太夫の見受け料は、花籠楼に納めておりますれば、後は越後屋でお暮らしくださる支度のみ、この度近江の木村久兵衛様 大番頭彦四郎様より当家主人が 太夫の身柄お引き受け承り、急ぎ参った所存 どうか太夫 お出ましくださりませ」
木村久兵衛 彦四郎…両名の名前を出されて、若羽木太夫はお駒を連れ立ってゆるりゆるりと表に出てきた。
町人風情のこざっぱりとした若衆三人を従えたやや貫禄備わった金次という手代が畳にひれ伏した状態で
「太夫、さぞや驚かれたと存じます。見世表に駕籠を用意いたしておりますれば、どうかお身の回りの物 この者どもに持ち運ばせますので、御心配なさらず我等と越後屋まで御同行くださりませ。」
越後屋手代金治のよどみない口上に全く疑う余地も無い。
「わかりんした…主さんが意向なれば あちきが断るゆわれはございんせん。ただ一つ お願いが、ありんす。ここに控えし禿に これからもあちきの身の回りの世話をさせたいのでありんす。その事 主さんにお願いしとうござりんす。」
萩は、どのような事があっても 駒を守ると決めていた。
ましてや、水埜彦四郎と日本橋越後屋 近江商人木村久兵衛の間で駒が同志の忘れ形見である事は、周知の筈だった。
「太夫、手前どもでは返答難しく、まずは、太夫が先に出立(しゅったつ)なされ……早飛脚を、たてますれば明日には、主人の返事を伺い折り返しこちらに飛脚を返す算段では どうでしょうか、手前どもの若い衆を留守番として花籠楼さんに留めおきますれば、恐らくは、主人越後屋は、太夫のたっての願いとあらば、聞き届けてくれるものとおもいます。」
…お駒ちゃん…
若羽木太夫が 心配気に駒の顔を覗き込む。
「太夫 あちきは大丈夫でありんす、太夫は越後屋さんのお迎えにいきなんしてくだしゃんせ…」
ここ数ヶ月の間、駒の成長ぶりに萩は目を見張った。
禿と言うにはあまりにも躰つきが大人び、駒の母 吉野の上品な美しさを彷彿とさせるほどの美少女に成長していた。
…萩姉ちゃん…駒は 姉ちゃんのお迎え待ってるよ…
萩と駒 二人は花籠楼で別れる事になった。
次に再会を果たすのは 二人が夢にも思わない場所だった。
まるで 拐かしにでもあったかのような 若羽木太夫の見受け騒動だった。
花魁の見受けは それまでに華々しい行事 取り決め事があり その度、見受け先から廓に大金が支払われる。晴れて遊郭から出られる見受けの日は、相反して二度とは戻る事の無い世界と縁切りしていく縁起の悪い日であり ひっそりと人知れず廓を後にするのが慣例だった。
余りに突然に 見世の看板太夫がいなくなった事で 次の看板太夫の急拵えに 見世の表も中もどんぶりをひっくりかえしたような騒ぎだった。
駒達禿や、遊女達は見世の騒ぎも関係なく、夜を迎える準備に余念が無い。
急拵えの人気遊女を花魁に仕立て、何とか見世の対面を保ちつつ 聖行燈に火がはいり、張り見世に遊女が並ぶ頃には 若羽木太夫の騒動も無かったかのように、花籠楼は、いつもの賑わいをみせた。
若羽木太夫を一目見ようと 繰り出してきた男達だけは、張り見世の太夫が別人に変わっている事で
……太夫が身請けされたか、見世変えを暗黙の内に理解していた。
『若羽木が居無ぇんじゃあ 花籠の花も無ぇのとおんなじだなぁ…』
…………
夜更け近く、弥比古は、下前田城下の旅籠 三笠屋の離れで 一人手酌で盃を傾けていた。
「比古の旦那、お仲間の仁吉さんがおいでです。」
佐助という手代を雇い入れてから、弥比古が逗留する時は、佐助が取り継ぎする事が多くなった。
「通してくれ…」
弥比古と仁吉は 時々この離れで会っているが、手代の佐助については、ただの無宿者には見えないと感が働き 情報は書面でやり取りし
たわいない内容の話し声で誤魔化していた。
しかしこの夜の仁吉の報告は、弥比古を危機的状況に追い詰めた。
〝助蔵と桃吾からの連絡が途絶えた″
〝江戸上屋敷の様子が妙だ″
〝朝から花籠楼で異変″
………
〝急ぎ江戸表に向かってくれっ
駒を連れて追いかける…″
………
既に吉宗が張り巡らせた御庭番の情報網に抜かりは無い。水埜 坂崎 助蔵 桃吾 萩 の潜伏場所は ほぼ特定されていた。
江戸表の神鶴藩江戸上屋敷を目指していた助蔵、桃吾は 中山道川越宿で 御庭番に捕縛された。
「御免っ 」
町人風に身をやつし 旅姿の出立で川越宿の宿場外れでまでやって来た二人は、4、5人の 百姓風態の男達に取り囲まれ、男達の尋常ならざる殺気に 抵抗する事無く潔く降参した。
「手荒な真似はいたしませぬ。もと神鶴藩浪士 辻助左衛門殿 並びに井上桃吾殿とお見受けいたす。我等御公儀御庭番衆村垣吉平が配下の者 上様御差配にて 御二方には神鶴藩江戸下屋敷にて詮議あるまで謹慎願い奉る。我等御庭番 江戸まで御同行つかまつる。」
下前田遊郭《花籠楼》の若羽木太夫の元に 上総屋から縮緬の振り袖が届けられた。弥比古が上総屋に任せた振り袖だった。
「二階番さん 禿のお駒を呼んでくれなんし」
若羽木太夫は 二階番と呼ばれる廓の男衆に 音曲の稽古中の駒をよびださせた。
暫くして、ここ数ヶ月で すっかり大人びた駒が
「太夫 お呼びでありんすか?」と、若羽木太夫の部屋の前で入室の許しを待っていた。
「お入りなんし…」
若羽木のお下がりの華やかな着物を纏ったお駒が部屋に入ってきた。
太夫の手招きにいそいそと近づいていくと
「お駒ちゃんっ 比古様から約束の振り袖が届きましたよ」
桜の花の透かし模様も美しいたとう紙を拡げると、見事な桜吹雪をおもわせる桜の乱舞が朱色の縮緬いっぱいに染め抜かれていた。
「まぁ なんて見事なっ 比古様からの贈り物…羨ましいわ」
この時ばかりは、禿の世話をする太夫ではなく水埜彦四郎に恋焦がれる女子(女子)の嫉ましい気持ちになった。
新しい着物を肩口に添えて その艶やかな振り袖に見惚れている二人の間近に御公儀の手の者が迫っていた。
下前田遊郭【花籠楼】
日本橋越後屋の手代を名乗る数人の町人風の若衆が 見世表の男衆や 楼主の制止も効かず、若羽木太夫の部屋近くまで押し入ってきた。
「おっお待ち下さいっ 越後屋さんっ」
二階番男衆が 若羽太夫の部屋の前で両腕を拡げて 侵入を強く拒んでみせたが、多勢に無勢…
擦ったもんだのやり取りやら、
「お待ち下さいっ、越後屋さんっ まだ廓も開けぬうちに 若羽木を連れ帰るとは、お待ちくだされっ」
階下から 楼主の狼狽した大声が若羽木の部屋にまで届き、異変を感じた若羽木太夫は、すぐに縮緬の振り袖姿の駒と部屋の隅に身を潜めた。
次ノ間の障子戸が開け放たれ、
「若羽木太夫っ 江戸日本橋越後屋手代の金次でございます。当家主人越後屋藤左衛門より 江戸に至急お越しくださるようお伝えにまいりました。すでに若羽木太夫の見受け料は、花籠楼に納めておりますれば、後は越後屋でお暮らしくださる支度のみ、この度近江の木村久兵衛様 大番頭彦四郎様より当家主人が 太夫の身柄お引き受け承り、急ぎ参った所存 どうか太夫 お出ましくださりませ」
木村久兵衛 彦四郎…両名の名前を出されて、若羽木太夫はお駒を連れ立ってゆるりゆるりと表に出てきた。
町人風情のこざっぱりとした若衆三人を従えたやや貫禄備わった金次という手代が畳にひれ伏した状態で
「太夫、さぞや驚かれたと存じます。見世表に駕籠を用意いたしておりますれば、どうかお身の回りの物 この者どもに持ち運ばせますので、御心配なさらず我等と越後屋まで御同行くださりませ。」
越後屋手代金治のよどみない口上に全く疑う余地も無い。
「わかりんした…主さんが意向なれば あちきが断るゆわれはございんせん。ただ一つ お願いが、ありんす。ここに控えし禿に これからもあちきの身の回りの世話をさせたいのでありんす。その事 主さんにお願いしとうござりんす。」
萩は、どのような事があっても 駒を守ると決めていた。
ましてや、水埜彦四郎と日本橋越後屋 近江商人木村久兵衛の間で駒が同志の忘れ形見である事は、周知の筈だった。
「太夫、手前どもでは返答難しく、まずは、太夫が先に出立(しゅったつ)なされ……早飛脚を、たてますれば明日には、主人の返事を伺い折り返しこちらに飛脚を返す算段では どうでしょうか、手前どもの若い衆を留守番として花籠楼さんに留めおきますれば、恐らくは、主人越後屋は、太夫のたっての願いとあらば、聞き届けてくれるものとおもいます。」
…お駒ちゃん…
若羽木太夫が 心配気に駒の顔を覗き込む。
「太夫 あちきは大丈夫でありんす、太夫は越後屋さんのお迎えにいきなんしてくだしゃんせ…」
ここ数ヶ月の間、駒の成長ぶりに萩は目を見張った。
禿と言うにはあまりにも躰つきが大人び、駒の母 吉野の上品な美しさを彷彿とさせるほどの美少女に成長していた。
…萩姉ちゃん…駒は 姉ちゃんのお迎え待ってるよ…
萩と駒 二人は花籠楼で別れる事になった。
次に再会を果たすのは 二人が夢にも思わない場所だった。
まるで 拐かしにでもあったかのような 若羽木太夫の見受け騒動だった。
花魁の見受けは それまでに華々しい行事 取り決め事があり その度、見受け先から廓に大金が支払われる。晴れて遊郭から出られる見受けの日は、相反して二度とは戻る事の無い世界と縁切りしていく縁起の悪い日であり ひっそりと人知れず廓を後にするのが慣例だった。
余りに突然に 見世の看板太夫がいなくなった事で 次の看板太夫の急拵えに 見世の表も中もどんぶりをひっくりかえしたような騒ぎだった。
駒達禿や、遊女達は見世の騒ぎも関係なく、夜を迎える準備に余念が無い。
急拵えの人気遊女を花魁に仕立て、何とか見世の対面を保ちつつ 聖行燈に火がはいり、張り見世に遊女が並ぶ頃には 若羽木太夫の騒動も無かったかのように、花籠楼は、いつもの賑わいをみせた。
若羽木太夫を一目見ようと 繰り出してきた男達だけは、張り見世の太夫が別人に変わっている事で
……太夫が身請けされたか、見世変えを暗黙の内に理解していた。
『若羽木が居無ぇんじゃあ 花籠の花も無ぇのとおんなじだなぁ…』
…………
夜更け近く、弥比古は、下前田城下の旅籠 三笠屋の離れで 一人手酌で盃を傾けていた。
「比古の旦那、お仲間の仁吉さんがおいでです。」
佐助という手代を雇い入れてから、弥比古が逗留する時は、佐助が取り継ぎする事が多くなった。
「通してくれ…」
弥比古と仁吉は 時々この離れで会っているが、手代の佐助については、ただの無宿者には見えないと感が働き 情報は書面でやり取りし
たわいない内容の話し声で誤魔化していた。
しかしこの夜の仁吉の報告は、弥比古を危機的状況に追い詰めた。
〝助蔵と桃吾からの連絡が途絶えた″
〝江戸上屋敷の様子が妙だ″
〝朝から花籠楼で異変″
………
〝急ぎ江戸表に向かってくれっ
駒を連れて追いかける…″
………
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
エッチな下着屋さんで、〇〇を苛められちゃう女の子のお話
まゆら
恋愛
投稿を閲覧いただき、ありがとうございます(*ˊᵕˋ*)
『色気がない』と浮気された女の子が、見返したくて大人っぽい下着を買いに来たら、売っているのはエッチな下着で。店員さんにいっぱい気持ち良くされちゃうお話です。
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子
ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。
Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。
バスト105cm巨乳チアガール”妙子” 地獄の学園生活
アダルト小説家 迎夕紀
青春
バスト105cmの美少女、妙子はチアリーディング部に所属する女の子。
彼女の通う聖マリエンヌ女学院では女の子達に売春を強要することで多額の利益を得ていた。
ダイエットのために部活でシゴかれ、いやらしい衣装を着てコンパニオンをさせられ、そしてボロボロの身体に鞭打って下半身接待もさせられる妙子の地獄の学園生活。
---
主人公の女の子
名前:妙子
職業:女子学生
身長:163cm
体重:56kg
パスト:105cm
ウェスト:60cm
ヒップ:95cm
---
----
*こちらは表現を抑えた少ない話数の一般公開版です。大幅に加筆し、より過激な表現を含む全編32話(プロローグ1話、本編31話)を読みたい方は以下のURLをご参照下さい。
https://note.com/adult_mukaiyuki/m/m05341b80803d
---
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ねえ、私の本性を暴いてよ♡ オナニークラブで働く女子大生
花野りら
恋愛
オナニークラブとは、個室で男性客のオナニーを見てあげたり手コキする風俗店のひとつ。
女子大生がエッチなアルバイトをしているという背徳感!
イケナイことをしている羞恥プレイからの過激なセックスシーンは必読♡
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる