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序章 最強への道
10 冒険者として
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最近、俺は冒険者ギルドで依頼を受けるようにしている。受けるようにしていると言っても、2、3週間くらいに1度だが。
そして、討伐系の依頼が増えたせいでそれを受けることが多い。これは嬉しいとは思っている。
今日、面白そうな依頼を見つけた。
ーー討伐依頼ーー
受注可能ランク:Bランクのパーティ及びAランクのソロ以上
討伐モンスター:サイクロプス×4(異変モンスター)
場所:王都北西部の魔物の森
報酬:大金貨2枚
ーーーーーーーー
俺はなんだかんだAランクの冒険者である。ランクアップ試験はめんどくさかったなと今は思っている。
「すみません。この依頼を受けたいのですが。」
「えっと。この依頼ですね。では、冒険者カードをお見せください。」
冒険者ギルドでは、最低ランクで受けられる依頼でないかぎり、冒険者カードを見せる規約となっている。
「確認できました。では、お気をつけて。」
じゃあ行くとするか。北西だから、商人がよく来る西の門から行くか。
ちなみに、冒険者としてやっているときはアレプトを連れて着てはいない。
「やあ、坊ちゃん。今日はここから行くのかい。」
「はい、北西部の森に用があるので。」
「頑張ってこいよ。」
「はい。」
~~~~~
もう見えてきた。
じゃあ降りようかな。
よし〈索敵〉を使って早く倒そう。
見つけた。じゃあ、左側を行こう。
うわーでけー。倒せるか不安になってくるな。
ーーーーー
サイクロプス
その巨体に一つ目が特徴。体を傷つけることは難しい為倒しにくい。目が弱点であるが、魔法は通用するため、魔法使いが倒すことの方が多い。魔法の中で火魔法が効果がある。
そのため火魔法で倒すことにしている。
夜に倒している時は複合魔法や闇魔法をバンバン使っているが、冒険者としてやっているような時間は昼のため他の冒険者に合うかもしれないと思って使わないようにしている。
その為、系統魔法単独の訓練となっている。
よし、手始めに〈火柱〉圧縮威力1.5倍
流石に一発で倒せるかって攻撃してきやがって。
じゃあ、試作品9号に魔法をのせて〈火炎斬〉
そして、〈火炎弾〉圧縮
最後に、サイクロプスの中に〈爆裂〉
倒し切れたから魔石を回収して帰るか。
~~~~~
「依頼を終わらせましたよ。」
「相変わらず早いですね、ロベルさん。」
「そうですか?」
「そうですよ。もしかしたらもうすぐでSランクなんじゃないですか。」
「そんなことないと思いますよ。しかも、もう学院に入るのは早いですから。」
~~~~~
余談
「アレプト、剣に魔法をのせられるならさ、銃の弾丸に魔法をのせるってことできると思わない。」
「できると思いますよ。」
「じゃあ、やろうかな。」
~~~~~
「あ~ー。もうやだ。弾丸の速さに合わせて魔法をのせるのがむずすぎ。」
そして、討伐系の依頼が増えたせいでそれを受けることが多い。これは嬉しいとは思っている。
今日、面白そうな依頼を見つけた。
ーー討伐依頼ーー
受注可能ランク:Bランクのパーティ及びAランクのソロ以上
討伐モンスター:サイクロプス×4(異変モンスター)
場所:王都北西部の魔物の森
報酬:大金貨2枚
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俺はなんだかんだAランクの冒険者である。ランクアップ試験はめんどくさかったなと今は思っている。
「すみません。この依頼を受けたいのですが。」
「えっと。この依頼ですね。では、冒険者カードをお見せください。」
冒険者ギルドでは、最低ランクで受けられる依頼でないかぎり、冒険者カードを見せる規約となっている。
「確認できました。では、お気をつけて。」
じゃあ行くとするか。北西だから、商人がよく来る西の門から行くか。
ちなみに、冒険者としてやっているときはアレプトを連れて着てはいない。
「やあ、坊ちゃん。今日はここから行くのかい。」
「はい、北西部の森に用があるので。」
「頑張ってこいよ。」
「はい。」
~~~~~
もう見えてきた。
じゃあ降りようかな。
よし〈索敵〉を使って早く倒そう。
見つけた。じゃあ、左側を行こう。
うわーでけー。倒せるか不安になってくるな。
ーーーーー
サイクロプス
その巨体に一つ目が特徴。体を傷つけることは難しい為倒しにくい。目が弱点であるが、魔法は通用するため、魔法使いが倒すことの方が多い。魔法の中で火魔法が効果がある。
そのため火魔法で倒すことにしている。
夜に倒している時は複合魔法や闇魔法をバンバン使っているが、冒険者としてやっているような時間は昼のため他の冒険者に合うかもしれないと思って使わないようにしている。
その為、系統魔法単独の訓練となっている。
よし、手始めに〈火柱〉圧縮威力1.5倍
流石に一発で倒せるかって攻撃してきやがって。
じゃあ、試作品9号に魔法をのせて〈火炎斬〉
そして、〈火炎弾〉圧縮
最後に、サイクロプスの中に〈爆裂〉
倒し切れたから魔石を回収して帰るか。
~~~~~
「依頼を終わらせましたよ。」
「相変わらず早いですね、ロベルさん。」
「そうですか?」
「そうですよ。もしかしたらもうすぐでSランクなんじゃないですか。」
「そんなことないと思いますよ。しかも、もう学院に入るのは早いですから。」
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余談
「アレプト、剣に魔法をのせられるならさ、銃の弾丸に魔法をのせるってことできると思わない。」
「できると思いますよ。」
「じゃあ、やろうかな。」
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「あ~ー。もうやだ。弾丸の速さに合わせて魔法をのせるのがむずすぎ。」
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