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俺がサキュバスのククルに犯されそうになって一夜明けた次の日。
俺達は悩んでいた。
それは・・・。
"ククルをどうするか?"であった。
組合からは、「ククルを見つけたのは俺達だから」という理由で眠れる女神の方で決めてくれという始末になった。
(冗談じゃねえぞ・・・こんな破廉恥なやつ、どこ言っても受け入れてもらえねえと思うけどな・・・)
なんで眠れる女神がククルの為に・・・。
「あのさ・・・」
「なによ!?」
「色々考えたんだけどさ・・・」
真剣な顔をしてククルが何か言い出そうとしている。
一体なんだ?
(もしかして、1人で旅に出るとか言うんじゃ?)
「僕を君達のパーティーに入れてくれないかな?」
「え?」
「は?」
「なんと?」
「・・・?」
え・・・
ちょっと待てええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!??
いやいや一体に行ってんだこいつ!?
何か言い出したと思ったら「パーティーに入れてくれ!」って!?
「お前何言ってんだよ!そんな事、出来るわけないだろ!」
「そうよ!あんたただでさえ昨夜はライアに厭らしい事しようとしていたじゃない!少しは反省しなさいよこの淫乱女!!」
ユラ・・・。淫魔に対して"淫乱女"って・・・。
でもさすがに悩むな・・・。
これから先、仕事も大変になっていくと思うし、最悪人手が欲しいかもな・・・。
でも、昨夜あんな事あったし・・・。
とはいえ・・・。
「なあ、ククルって何が出来るんだ?」
「サキュバスだから、主に誘惑しか出来ないけど・・・?」
誘惑か・・・?
でも、こいつの真剣な顔を見てたら、入れないのもなあ・・・
「ライア・・・」
「ん?モルフィ?」
「本当はククルをパーティーに入れたいんじゃないのか?」
「え?」
モルフィにはお見通しなんだな・・・。
さすがに昔からの付き合いだし、色々とバレる事もあるか・・・。
「決めるのは君だ。君が私達のリーダーなんだから」
そうだな、リーダーは俺だ!
俺が良いと思った事は俺が考えて決める。
ダメだと思った時も考えて決める。
今はククルを戦力としてどうかとは思ってはいるが、こいつの誘惑はもしかしたら役に立てるかもしれない!
要は、やってみないとわからないな!
「分かった!ククル!お前を俺達眠れる女神の新たな仲間として迎えよう!」
「ほんと!ありがとー!」
「うわ!」
嬉しさからなのか、ククルが俺に抱き付いてきやがったよ!
そのエロい格好で抱き付くのは反則だろ!
というか格好自体が反則級だろ!
さらにというか、でけえ胸が当たってやがるよ!!
「ちょっとライア!正気!こいつ"淫魔"なのよ!」
「新しい仲間、怖いけど、ミミカ嬉しいです!」
「歓迎するぞ!ククル!」
「淫魔だろうが、サキュバスだろうが、新しい仲間だ!」
「私は認めないからね!!」
色々あったが、俺達眠れる女神はサキュバスのククルを新たなパーティーのメンバーとして迎え入れた。
これからの仕事の為にも俺達も頑張るぞ!!
俺達は悩んでいた。
それは・・・。
"ククルをどうするか?"であった。
組合からは、「ククルを見つけたのは俺達だから」という理由で眠れる女神の方で決めてくれという始末になった。
(冗談じゃねえぞ・・・こんな破廉恥なやつ、どこ言っても受け入れてもらえねえと思うけどな・・・)
なんで眠れる女神がククルの為に・・・。
「あのさ・・・」
「なによ!?」
「色々考えたんだけどさ・・・」
真剣な顔をしてククルが何か言い出そうとしている。
一体なんだ?
(もしかして、1人で旅に出るとか言うんじゃ?)
「僕を君達のパーティーに入れてくれないかな?」
「え?」
「は?」
「なんと?」
「・・・?」
え・・・
ちょっと待てええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!??
いやいや一体に行ってんだこいつ!?
何か言い出したと思ったら「パーティーに入れてくれ!」って!?
「お前何言ってんだよ!そんな事、出来るわけないだろ!」
「そうよ!あんたただでさえ昨夜はライアに厭らしい事しようとしていたじゃない!少しは反省しなさいよこの淫乱女!!」
ユラ・・・。淫魔に対して"淫乱女"って・・・。
でもさすがに悩むな・・・。
これから先、仕事も大変になっていくと思うし、最悪人手が欲しいかもな・・・。
でも、昨夜あんな事あったし・・・。
とはいえ・・・。
「なあ、ククルって何が出来るんだ?」
「サキュバスだから、主に誘惑しか出来ないけど・・・?」
誘惑か・・・?
でも、こいつの真剣な顔を見てたら、入れないのもなあ・・・
「ライア・・・」
「ん?モルフィ?」
「本当はククルをパーティーに入れたいんじゃないのか?」
「え?」
モルフィにはお見通しなんだな・・・。
さすがに昔からの付き合いだし、色々とバレる事もあるか・・・。
「決めるのは君だ。君が私達のリーダーなんだから」
そうだな、リーダーは俺だ!
俺が良いと思った事は俺が考えて決める。
ダメだと思った時も考えて決める。
今はククルを戦力としてどうかとは思ってはいるが、こいつの誘惑はもしかしたら役に立てるかもしれない!
要は、やってみないとわからないな!
「分かった!ククル!お前を俺達眠れる女神の新たな仲間として迎えよう!」
「ほんと!ありがとー!」
「うわ!」
嬉しさからなのか、ククルが俺に抱き付いてきやがったよ!
そのエロい格好で抱き付くのは反則だろ!
というか格好自体が反則級だろ!
さらにというか、でけえ胸が当たってやがるよ!!
「ちょっとライア!正気!こいつ"淫魔"なのよ!」
「新しい仲間、怖いけど、ミミカ嬉しいです!」
「歓迎するぞ!ククル!」
「淫魔だろうが、サキュバスだろうが、新しい仲間だ!」
「私は認めないからね!!」
色々あったが、俺達眠れる女神はサキュバスのククルを新たなパーティーのメンバーとして迎え入れた。
これからの仕事の為にも俺達も頑張るぞ!!
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