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ペンデュラムの示す地図と謎の少女
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洞窟の宝箱からペンデュラムを見つけた次の日。
俺はまだ疑問に思っていた。
今回受けたこの依頼が怖い結果になってしまった為に、俺は不信感しか湧いていなかったから。
「このペンデュラムについてなんだけどさ・・・結局持ち主・・・というかこれの仕事の依頼主って今も現れていないけど・・・」
「頂いちゃいましょうよ!」
「そうは・・・ん?」
ふとペンデュラムを見ると、中に何かが入っているのに気づいた。
中には何か書いてあるように見えるが小さくてよく読めない・・・。
「なあライア、光を当ててみないか?」
「光?」
***
夜。
俺は暗い宿の部屋で小さなろうそくの火をペンデュラムに照らしてみた。
すると光の反射によるものなのか、壁に何やら影が浮かび上がった。
良く見て見ると、何かの地図のように見えた。
「なんだこれ?地図か?」
その地図には、端っこの2つの所に矢印と星の絵が描かれていて、何かを表しているようにも見えた。
「この矢印は?組合がある場所か?」
「もしかして本当にお宝の地図だったりして!?」
「んなばかな・・・」
「だが、確認している価値はある?この星が"目的地"という訳ではないのか?」
そんなことあるわけない・・・。
そう思ったが、ユラとミミカは完全に浮かれていた。
それに釣られるかのようにモルフィも乗ってしまった・・・。
***
そして翌日。
俺達は、別の紙に書き写した地図を持って例の星が示す場所に向かってみた。
かく言う俺も…半信半疑ではあるものの確認してみようと思った。
もしも本当にお宝だったことを考えて、またミミックに擬態してある宝箱だったら危険だからな・・・。
みんなを危険にさらさない為にも行こう!
***
地図の道を歩いて10分。
星が示す場所である小さな小屋に着いた。
こんな所にお宝があるのか?
中に入ってみるとびっくりした。
明らかに何年も掃除をしていないのがはっきりわかるほどほこりや蜘蛛の巣がたくさんあった。
「きゃああああああああああああああああ!!」
「ユラ!どうした!」
「く、蜘蛛!」
「な、なんだよもう・・・」
ユラは肩に蜘蛛が乗っかった事で大袈裟に悲鳴を上げていた。
(そういやこいつ、虫とか苦手だったよな・・・小さい頃もゴキブリに大ビビりだったし・・・)
とりあえず、蜘蛛は俺の手で取ってやったが…
「ありがとうライア!怖かったよ~!」
たかが蜘蛛をとってやっただけなのにユラが抱き付いて来たよ!
そして相変わらず、胸が当たってるって!!
さあ気を取り直して・・・
俺達は小屋の中を探し回っていると、明らかに変な形の箱があった。
鍵の形も初めて見る形だった為、開けられるか不安だったが、開けて見る事にした。
カチャカチャ
「あれ?開かねえぞ?参ったな、これじゃあ盗賊の名折れだな・・・。」
唖然としていると、俺の持っていたペンデュラムが光り出した。
「な、なんだ!?」
ガチャーン!!
光り出したと思ったら今度は箱が開いたぞ!!
中には香水の瓶のような物が入っていたが、その瓶が今度は割れた。
パリーン!
「ええ!?」
俺達はびっくりした。
すると今度はどういうことなのか?
その瓶からは、女の子が現れた!
これは一体!?
なんなんだよ!?
「ようやく出られたあ!何年ぶりだろう?」
俺はまだ疑問に思っていた。
今回受けたこの依頼が怖い結果になってしまった為に、俺は不信感しか湧いていなかったから。
「このペンデュラムについてなんだけどさ・・・結局持ち主・・・というかこれの仕事の依頼主って今も現れていないけど・・・」
「頂いちゃいましょうよ!」
「そうは・・・ん?」
ふとペンデュラムを見ると、中に何かが入っているのに気づいた。
中には何か書いてあるように見えるが小さくてよく読めない・・・。
「なあライア、光を当ててみないか?」
「光?」
***
夜。
俺は暗い宿の部屋で小さなろうそくの火をペンデュラムに照らしてみた。
すると光の反射によるものなのか、壁に何やら影が浮かび上がった。
良く見て見ると、何かの地図のように見えた。
「なんだこれ?地図か?」
その地図には、端っこの2つの所に矢印と星の絵が描かれていて、何かを表しているようにも見えた。
「この矢印は?組合がある場所か?」
「もしかして本当にお宝の地図だったりして!?」
「んなばかな・・・」
「だが、確認している価値はある?この星が"目的地"という訳ではないのか?」
そんなことあるわけない・・・。
そう思ったが、ユラとミミカは完全に浮かれていた。
それに釣られるかのようにモルフィも乗ってしまった・・・。
***
そして翌日。
俺達は、別の紙に書き写した地図を持って例の星が示す場所に向かってみた。
かく言う俺も…半信半疑ではあるものの確認してみようと思った。
もしも本当にお宝だったことを考えて、またミミックに擬態してある宝箱だったら危険だからな・・・。
みんなを危険にさらさない為にも行こう!
***
地図の道を歩いて10分。
星が示す場所である小さな小屋に着いた。
こんな所にお宝があるのか?
中に入ってみるとびっくりした。
明らかに何年も掃除をしていないのがはっきりわかるほどほこりや蜘蛛の巣がたくさんあった。
「きゃああああああああああああああああ!!」
「ユラ!どうした!」
「く、蜘蛛!」
「な、なんだよもう・・・」
ユラは肩に蜘蛛が乗っかった事で大袈裟に悲鳴を上げていた。
(そういやこいつ、虫とか苦手だったよな・・・小さい頃もゴキブリに大ビビりだったし・・・)
とりあえず、蜘蛛は俺の手で取ってやったが…
「ありがとうライア!怖かったよ~!」
たかが蜘蛛をとってやっただけなのにユラが抱き付いて来たよ!
そして相変わらず、胸が当たってるって!!
さあ気を取り直して・・・
俺達は小屋の中を探し回っていると、明らかに変な形の箱があった。
鍵の形も初めて見る形だった為、開けられるか不安だったが、開けて見る事にした。
カチャカチャ
「あれ?開かねえぞ?参ったな、これじゃあ盗賊の名折れだな・・・。」
唖然としていると、俺の持っていたペンデュラムが光り出した。
「な、なんだ!?」
ガチャーン!!
光り出したと思ったら今度は箱が開いたぞ!!
中には香水の瓶のような物が入っていたが、その瓶が今度は割れた。
パリーン!
「ええ!?」
俺達はびっくりした。
すると今度はどういうことなのか?
その瓶からは、女の子が現れた!
これは一体!?
なんなんだよ!?
「ようやく出られたあ!何年ぶりだろう?」
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