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眠れない・・・。

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(ね、眠れない・・・)

風呂も終わって、俺達は寝るところだが、眠れねえ・・・。
さっきあんな事が起きちまった後だからな・・・。

まさか、ユラに告白されただけでなく、キスまでされちまったなんて・・・。
しかも・・・。
しかも、でだぞ・・・!!
こんな事されて冷静でいられるわけねえだろ・・・。

しかも・・・。

俺の寝ている部屋のベッドにユラ、モルフィ、ミミカ、合わせて4人で寝ている事が問題だろ!!

さっきユラが「一緒に寝よう!」って言ったからそれにつられてモルフィとミミカこの2人も一緒に寝るって聞かなかったし・・・。


***


(くそ・・・寝始めようとしてから2時間経ったのにまだ寝付けねえ・・・。)

このままじゃ明日の仕事に支障が出ちまうし、何が何でも寝ないと・・・。



そう考えて30分くらい経過したが、それでも寝付けなかった。

(くう、やっぱりこいつらが一緒だとこんな言寝れないなんて・・・)

しかも、寝相が悪いのかユラが俺に抱き付くように絡んで来た。
胸が当たってるぞ!!

今度はモルフィが違づいて来た。

ってかモルフィ無防備すぎだろ!
下着見えてんぞ!

こいつ普段こんな格好で寝てんのか・・・!?

「お、お兄ちゃん・・・」

ミミカはまだまともな方だ・・・。

「お兄ちゃん・・・好き・・・」

なんて子供らしいんだ・・・。

やっぱりミミカはまだまだ子供だな・・・。

俺達の新たなパーティーの名前の由来である眠れるスリーピング・女神ゴッデスの名の通りなのがまだあったんだな・・・。

この三姉妹の寝ている姿が可愛かったから・・・。

この3人とパーティー組めて俺は幸せ者なのかもな・・・。


***


そして朝が来た。

結局俺は値付けることが出来ず、朝になってからようやく寝付くことが出来た。

「ん~!あ、もう朝?」

「おはようございます、お姉ちゃんたち・・・」

「おはよう、あれ?少年はまだ寝ているのか?」

「昨日色々あったから・・・もうちょっと寝かせましょう!」

「そうだな・・・」

「お兄ちゃん、また後で・・・」

すっかり眠りについていた俺はそのまま三姉妹に寝かされていた。

そしてそんな俺はそのままぐっすりと眠っていた。



***


時間は午後を回っていた。

俺はようやく目が覚めた。

「げ、もうかよ!!」

「あ!おはようライア!」

「おはようってもう昼だけどな・・・」

結局俺がこの時間に起きた為に、今日はもう仕事は休む事になった。

誠に申し訳ないが・・・。

明日からまた気合い入れて頑張るか!!
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