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第一章 裏切りと『力の試練』
第23話 〜勇者編2:買い物〜
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~~~魔法書グループ~~~
ティナとルナーラは人気の少ない路地裏に入っていく。
良い【魔法書】は俗に言う闇市でしか売られていないのだ。
そして、ティナとルナーラはとある店の中へ入った。
中は薄暗く、今にも何かが出てきそうな雰囲気がある。
奥まで進むと、丸眼鏡をかけたその店の店主が鎮座していた。
店主が二人に話しかける。
「いらっしゃいませ。本日はどのようなご用件でしょうか?ティナ様、ルナーラ様」
「今日はこの前のお礼と【魔法書】を買いにきたよ」
「お礼ですか?」
「うん。前買った【封印の鎖】あれすごくよかったよ!」
「もうお使いになられたのですか?」
「ちょっとね」
「そうですか。それは良かったです。今日は【魔法書】を買いにきたのですよね?」
「うん」
「はい」
「そうですか。ティナ様へのおすすめは【超級炎魔法の書】ですね。まだ超級は覚えていませんでしたよね?」
「うんうん!やっぱり私のことよく分かってるね~。じゃあそれ買うよ。これだけあれば足りる?」
ティナは店主から勧められた魔法書を気に入り、ご機嫌な様子で袋から金貨を数十枚取り出し店主に差し出す。
店主はそれを満足気に受け取り、ティナに【魔法書】を渡した。
「じゃあ、次はルナーラ様のですね。ルナーラ様には【上級支援魔法の書】がおすすめですよ」
「分かりました。では私はそれを買います」
そう言ってルナーラもティナと同じ枚数の金貨を店主に渡し、店主はそれを受け取って、ルナーラに【魔法書】渡した。
「今日の要件はそれだけでございますか?」
店主が何か含みを込めた笑みを浮かべる。
「また面白そうな魔道具でもあるの?」
ティナがケラケラと笑いながら言う。
店主はそれを聞いて店の奥から6粒の錠剤の入った小瓶を取り出した。
「これは【限界突破の錠剤】でございます。これを飲めば、一時的にレオ様の固有スキル”限界突破”を強制的に使用することができます。ただし飲んだ人もそれなりの代償があるみたいですが……」
「それはいくらなの?」
「先程の【魔法書】と同じ値段でどうでしょう?」
「いいよ。買うよ」
「毎度ありがとうございます」
ティナが店主にまた金貨を払う。
店主はそれをほくほく顔で受け取り、ティナに小瓶を渡した。
「じゃあ、また用事があったらくるね」
「今日はありがとうございました」
「次回のご利用お待ちしております」
ティナとルナーラは店主にお礼を言って、店を出る。
そして、またレオ達と合流するために宿に向かった。
薄暗い店の奥で怪しげな男が呟く。
「まあ、あの錠剤を飲んで生きていた人なんてこれまでいなかったと思いますけどね……」
~~~消耗品グループ~~~
セレンとアストロはしばらくの間、お互い無言で街中を歩いていく。
二人とも特に話す話題を持ち合わせていなかったのだ。
静寂を破り、アストロがセレンに話しかける。
「セレン、今回は何本ナイフを買うんだ?」
「予定では、5本……」
「失った本数は確か2本じゃなかったか?」
「うん……でも、新しい効果のナイフも買いたいから……」
「なるほどな」
二人は少し話しているうちに、お目当ての店の前にたどり着き、中に入った。
中は外観からは想像できないほど綺麗で整理されている。
「いらっしゃいませ~!あっ、アストロさんとセレンさんじゃないですかー!」
「久しぶり……ルカ」
「ルカさん、久しぶり!」
「二人とも久しぶりです!本日はどんなご用件で?」
その店の店員ことルカが二人に尋ねる。
「私は新しい投げナイフを5本買いにきた……」
「俺は30本、矢の補充だよ」
「なるほど、了解です!」
ルカは敬礼の仕草をしてから、店の奥に入っていった。が、すぐに戻ってきてセレンとアストロに確認した。
「えっと、アストロさんが毒矢でセレンさんが普通の投げナイフで良かったですよね?」
「俺はそうだけど、セレンは……」
アストロは店に入る前のセレンの言葉を思いだし、セレンを見る。
「2本は普通のでいい……後の3番は麻痺効果のあるナイフがいい……作れる?」
「もちろん!すぐに作ってきまーす。じゃあ、少々お待ちを」
ルカは元気溌溂に返答してから、店の奥に再び入っていった。
それから数分後、ルカが店の奥から出てくる。
その手には、5本のナイフと30本の毒を塗った矢が握られている。
「はい!できましたよー!」
「おう!ありがとうー」
「よくできてる……ありがとう……」
アストロとセレンはそれぞれ袋から金貨を取り出して、ルカに手渡しし、ルカはそれを受け取った後、二人にナイフと矢を渡した。
セレンはそれを受け取ってから、もう用なしとばかりに店を出た。
店にはアストロとルカだけが取り残される。
「セレンが毎度無愛想ですみません」
「いえいえ、いつものことなので」
「じゃあ、俺も行きます」
「はい。ありがとうございました~」
店内にルカの声が響き渡った。
アストロは店を出た後、少し先を歩いているいるセレンの方を見る。
どうやら、セレンはレオ達と合流するために宿の方へ向かっているらしい。
アストロはやれやれと頭をかいた後、セレンの後を走ってついていった。
~~~武器グループ~~~
レオとアランは武器商店街に向かった。
武器商店街とは冒険者達の武器や防具を揃えるための店が集まった商店街のことである。
二人は武器商店街のとある武器屋に入った。
そこはいかにも貴族専用の場所と言わんばかりの華やかさとキラキラとした豪華絢爛な感じが表面に出ている場所だった。
店の奥には少し小柄な男の人が椅子に座っている。
「いらっしゃい。今日はどんな用件で来たんだ?」
「久しぶりだなドルゴド。今日は、聖剣ファフニールの整備を頼みにきた」
レオは小柄な男に聖剣を渡す。
「分かった。いつものだな。アランは?」
聖剣を受け取りながら、この店の店主もといドルゴドはアランの方を見た。
「俺は汚れた道着の修復を頼みたい」
「あー、確かに派手に汚れているし傷んでいるな。分かった、じゃあとりあえず服を脱いでおいてくれ」
アランは自分の今着ている服を脱ぎ、ドルゴドに渡し、黙想をし始めた。
それを受け取ってから、ドルゴドはレオの聖剣ファフニールの整備に取り掛かった。
ドルゴドが聖剣ファフニールを槌で打つたびにあたりに青白い火花が出る。
それはまるで夜空に浮かぶ星屑のような美しさと切なさを感じさせた。
ドルゴドは聖剣ファフニールを打ちながらふと疑問に思ったことをレオに尋ねる。
「そういえば今日、ライムはいないんだな?いつも一緒に来ていただろ?」
「ああ。ライムはAA級の魔物との戦闘で死んでしまったから、もうこの世にはいないよ」
「そうなのか」
口ではいかにも興味なさそうで無愛想に返事をしながらも、ドルゴドは内心慌てふためいていた。
(あのライムが、たかだかAA級の魔物に負けたのか?確かに冒険に絶対はない。だが、それでもライムの実力で死ぬようなことはないはずなんだがな……)
「それにしても、相変わらず良い腕をしているなドルゴド」
「まあな。年の功ってやつよ」
「さすが、この世界で聖剣を整備できる3人の鍛冶士のうちの一人だな」
そう、聖剣は一般の鍛冶士では整備することはおろか打つことすらできない。
聖剣は光の女神が勇者に与えた特別な武器であり、さまざまな能力が備わっている。
そのため専用の役職を持つものにしか整備することはできなかったのだ。
その役職が【極鍛冶士】であり、ドルゴドの役職である。
しばらくして、ドルゴドは聖剣ファフニールの整備とアランの道着の修復を終えて、二人にそれぞれ手渡した。
レオとアランは満足気にそれを受け取り、交換するように袋から金貨を取り出してドルゴドに渡した。
「じゃあ俺たちはもう行くよ」
「ああ。またいつでも来いよ」
二人は用事を済ませたので武器屋の外へ出て、他の仲間と合流するために自分たちの宿に向かっていった。
ティナとルナーラは人気の少ない路地裏に入っていく。
良い【魔法書】は俗に言う闇市でしか売られていないのだ。
そして、ティナとルナーラはとある店の中へ入った。
中は薄暗く、今にも何かが出てきそうな雰囲気がある。
奥まで進むと、丸眼鏡をかけたその店の店主が鎮座していた。
店主が二人に話しかける。
「いらっしゃいませ。本日はどのようなご用件でしょうか?ティナ様、ルナーラ様」
「今日はこの前のお礼と【魔法書】を買いにきたよ」
「お礼ですか?」
「うん。前買った【封印の鎖】あれすごくよかったよ!」
「もうお使いになられたのですか?」
「ちょっとね」
「そうですか。それは良かったです。今日は【魔法書】を買いにきたのですよね?」
「うん」
「はい」
「そうですか。ティナ様へのおすすめは【超級炎魔法の書】ですね。まだ超級は覚えていませんでしたよね?」
「うんうん!やっぱり私のことよく分かってるね~。じゃあそれ買うよ。これだけあれば足りる?」
ティナは店主から勧められた魔法書を気に入り、ご機嫌な様子で袋から金貨を数十枚取り出し店主に差し出す。
店主はそれを満足気に受け取り、ティナに【魔法書】を渡した。
「じゃあ、次はルナーラ様のですね。ルナーラ様には【上級支援魔法の書】がおすすめですよ」
「分かりました。では私はそれを買います」
そう言ってルナーラもティナと同じ枚数の金貨を店主に渡し、店主はそれを受け取って、ルナーラに【魔法書】渡した。
「今日の要件はそれだけでございますか?」
店主が何か含みを込めた笑みを浮かべる。
「また面白そうな魔道具でもあるの?」
ティナがケラケラと笑いながら言う。
店主はそれを聞いて店の奥から6粒の錠剤の入った小瓶を取り出した。
「これは【限界突破の錠剤】でございます。これを飲めば、一時的にレオ様の固有スキル”限界突破”を強制的に使用することができます。ただし飲んだ人もそれなりの代償があるみたいですが……」
「それはいくらなの?」
「先程の【魔法書】と同じ値段でどうでしょう?」
「いいよ。買うよ」
「毎度ありがとうございます」
ティナが店主にまた金貨を払う。
店主はそれをほくほく顔で受け取り、ティナに小瓶を渡した。
「じゃあ、また用事があったらくるね」
「今日はありがとうございました」
「次回のご利用お待ちしております」
ティナとルナーラは店主にお礼を言って、店を出る。
そして、またレオ達と合流するために宿に向かった。
薄暗い店の奥で怪しげな男が呟く。
「まあ、あの錠剤を飲んで生きていた人なんてこれまでいなかったと思いますけどね……」
~~~消耗品グループ~~~
セレンとアストロはしばらくの間、お互い無言で街中を歩いていく。
二人とも特に話す話題を持ち合わせていなかったのだ。
静寂を破り、アストロがセレンに話しかける。
「セレン、今回は何本ナイフを買うんだ?」
「予定では、5本……」
「失った本数は確か2本じゃなかったか?」
「うん……でも、新しい効果のナイフも買いたいから……」
「なるほどな」
二人は少し話しているうちに、お目当ての店の前にたどり着き、中に入った。
中は外観からは想像できないほど綺麗で整理されている。
「いらっしゃいませ~!あっ、アストロさんとセレンさんじゃないですかー!」
「久しぶり……ルカ」
「ルカさん、久しぶり!」
「二人とも久しぶりです!本日はどんなご用件で?」
その店の店員ことルカが二人に尋ねる。
「私は新しい投げナイフを5本買いにきた……」
「俺は30本、矢の補充だよ」
「なるほど、了解です!」
ルカは敬礼の仕草をしてから、店の奥に入っていった。が、すぐに戻ってきてセレンとアストロに確認した。
「えっと、アストロさんが毒矢でセレンさんが普通の投げナイフで良かったですよね?」
「俺はそうだけど、セレンは……」
アストロは店に入る前のセレンの言葉を思いだし、セレンを見る。
「2本は普通のでいい……後の3番は麻痺効果のあるナイフがいい……作れる?」
「もちろん!すぐに作ってきまーす。じゃあ、少々お待ちを」
ルカは元気溌溂に返答してから、店の奥に再び入っていった。
それから数分後、ルカが店の奥から出てくる。
その手には、5本のナイフと30本の毒を塗った矢が握られている。
「はい!できましたよー!」
「おう!ありがとうー」
「よくできてる……ありがとう……」
アストロとセレンはそれぞれ袋から金貨を取り出して、ルカに手渡しし、ルカはそれを受け取った後、二人にナイフと矢を渡した。
セレンはそれを受け取ってから、もう用なしとばかりに店を出た。
店にはアストロとルカだけが取り残される。
「セレンが毎度無愛想ですみません」
「いえいえ、いつものことなので」
「じゃあ、俺も行きます」
「はい。ありがとうございました~」
店内にルカの声が響き渡った。
アストロは店を出た後、少し先を歩いているいるセレンの方を見る。
どうやら、セレンはレオ達と合流するために宿の方へ向かっているらしい。
アストロはやれやれと頭をかいた後、セレンの後を走ってついていった。
~~~武器グループ~~~
レオとアランは武器商店街に向かった。
武器商店街とは冒険者達の武器や防具を揃えるための店が集まった商店街のことである。
二人は武器商店街のとある武器屋に入った。
そこはいかにも貴族専用の場所と言わんばかりの華やかさとキラキラとした豪華絢爛な感じが表面に出ている場所だった。
店の奥には少し小柄な男の人が椅子に座っている。
「いらっしゃい。今日はどんな用件で来たんだ?」
「久しぶりだなドルゴド。今日は、聖剣ファフニールの整備を頼みにきた」
レオは小柄な男に聖剣を渡す。
「分かった。いつものだな。アランは?」
聖剣を受け取りながら、この店の店主もといドルゴドはアランの方を見た。
「俺は汚れた道着の修復を頼みたい」
「あー、確かに派手に汚れているし傷んでいるな。分かった、じゃあとりあえず服を脱いでおいてくれ」
アランは自分の今着ている服を脱ぎ、ドルゴドに渡し、黙想をし始めた。
それを受け取ってから、ドルゴドはレオの聖剣ファフニールの整備に取り掛かった。
ドルゴドが聖剣ファフニールを槌で打つたびにあたりに青白い火花が出る。
それはまるで夜空に浮かぶ星屑のような美しさと切なさを感じさせた。
ドルゴドは聖剣ファフニールを打ちながらふと疑問に思ったことをレオに尋ねる。
「そういえば今日、ライムはいないんだな?いつも一緒に来ていただろ?」
「ああ。ライムはAA級の魔物との戦闘で死んでしまったから、もうこの世にはいないよ」
「そうなのか」
口ではいかにも興味なさそうで無愛想に返事をしながらも、ドルゴドは内心慌てふためいていた。
(あのライムが、たかだかAA級の魔物に負けたのか?確かに冒険に絶対はない。だが、それでもライムの実力で死ぬようなことはないはずなんだがな……)
「それにしても、相変わらず良い腕をしているなドルゴド」
「まあな。年の功ってやつよ」
「さすが、この世界で聖剣を整備できる3人の鍛冶士のうちの一人だな」
そう、聖剣は一般の鍛冶士では整備することはおろか打つことすらできない。
聖剣は光の女神が勇者に与えた特別な武器であり、さまざまな能力が備わっている。
そのため専用の役職を持つものにしか整備することはできなかったのだ。
その役職が【極鍛冶士】であり、ドルゴドの役職である。
しばらくして、ドルゴドは聖剣ファフニールの整備とアランの道着の修復を終えて、二人にそれぞれ手渡した。
レオとアランは満足気にそれを受け取り、交換するように袋から金貨を取り出してドルゴドに渡した。
「じゃあ俺たちはもう行くよ」
「ああ。またいつでも来いよ」
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