45 / 72
師弟編
第44話 かけられた呪い。
しおりを挟む
「女神・・・か。」
彼女は意味深に目を細める。
何かを思い出しているようだ。
「・・・お主の言う通りワシと女神とは浅からぬ因縁がある。お主と女神に因縁があるように、な。」
彼女はずっと女神のことを敵視しているようだった。
単純に女神が人の味方で・・・魔族の敵だからという理由だけではない。
もっと深い・・・何か。
「じゃが・・・。」
何かをためらっているようであった。
思いつめた表情になる。
「・・・どうかしたのか?」
彼女が何故思い詰めているのかが気になる。
「いや、何でもない。・・・さて女神アトリアか。あやつは夢幻教が崇拝する神そのものじゃ。お主も見たであろう?あの城の上部にあったステンドグラスを。あのようにアトリアは常に人の幸福、繁栄を願い人の世を見守り続けておるとされておる。じゃが・・・そんな奴の正体は・・・。」
意を決したかのように彼女は口をひらく。・・・そして。
「・・・ガハッ!!」
突然彼女は目も見開くと苦しそうに首を抑えた。
俺はあまりに突然の出来事に呆然としてしまう。
彼女は激しく咳き込み、地に手をつく。
「ティアドラ!・・・ティアドラ!?」
気を取り戻した俺はティアドラに駆け寄り、彼女の背中を摩る。
彼女は息がまともに出来ないようで、時折引き攣ったかのような声を出す。
しばらく時間が経つと段々と彼女も落ち着きを取り戻していく。
俺はコップに水を汲みゆっくりと彼女に飲ませた。
「ゴホッ!・・・ゴホッ!!・・・すまないの。」
俺は黙って首を横に振る。
ティアドラが無事でよかった。
俺は心の底から安堵する。
彼女の容体が落ち着くまで俺は彼女の背中を摩り続けた。
「心配をかけさせたの。もう形骸化して消えてしまったかと思っておったが・・・まだ残っておったか。」
彼女は小さな咳をして息を整える。
「実は・・・ワシは女神の正体に関わる情報が漏れるようなことは出来んのじゃ。ワシには・・・そういった『呪い』のようなものが掛けられておる。」
俺は黙って彼女の言葉を聞く。
どういった経緯でその呪いが掛けられることになったのだろう。
聞きたかったが、彼女が再びあのようなことになるかもしれないと思ったら聞けなかった。
「もはや意味を成すものではなくなったのじゃが・・・どうやら呪い自体の効果は残っているらしい。」
木製の椅子に深く座り、大きなため息をつく。
「じゃが・・・そうじゃのう・・・。お主に何も情報がいかないというのも面白くない。色々とお主には教えたい情報もあるのじゃが・・・お、そうじゃ!」
ティアドラは何か閃いたようだ。
「以前お主が採取にいって落ちた穴の先に遺跡があったじゃろ?あれはだな・・・ガハッ!!」
彼女は再び激しく咳き込みだす。
焦りながら彼女に駆け寄る。
「なんで無茶をするんだよ!もういいから黙ってなって!!」
俺は再度彼女が落ち着くまで背中を摩った。
だが・・・彼女の言いたいことは伝わった。
ティアドラは『女神の正体に関わる情報が漏れるようなことは出来ない』。
漏らそうとするとこのように激しく咳き込むことになる。
場合によっては命に関わるのだろうか。
そして彼女が遺跡の情報を俺に明かそうとしたとき、同様に咳き込んだ。
つまり。
あの遺跡は女神の正体に関わる何かがあるということになる。
いつかあの遺跡を見に行くこともあるのだろうか。
その時まで彼女の言葉を覚えておこうと思う。
コンコン。
調子を取り戻した彼女としばらくの間会話をしていた後、突然扉がノックされる。
ティアドラが返事をする。中に入ってきたのはナシュであった。
「ご歓談中申し訳ないのにゃ。ティアドラ様のことをボスが呼んでいるにゃ。手が空いたら来てくれとのことですにゃ。」
ティアドラは「はて?」と小さく首を傾げた後、椅子から立ち上がった。
「それじゃあ呼ばれたことじゃし、行くとするかの。お主も行くか?」
俺は頷き、立ち上がろうとする。
だがナシュは俺を手で制止ながら首を横に振った。
「・・・申し訳ないにゃ。ボスはティアドラ様一人に来てもらいたいそうなのにゃ。シリウスはここでお留守番しててもらうのにゃ。」
ナシュは申し訳ない表情を浮かべていた。
ティアドラはジッとナシュのことを見つめていたが俺の方を振り返る。
「仕方ない・・・か。トキハはワシ一人をご所望の様じゃ。お主はしばらくの間のんびりくつろいでいてもらえるか?ギルドで入手した素材で薬でも作っているがいい。」
正直どういう話があるのかが気になったが、俺は渋々頷く。
再度椅子に座るとヒラヒラと手を振る。
「お土産、期待しているよ。」
俺がそういうとティアドラはいつもの笑みを浮かべた。
「・・・全くしょうがない弟子じゃの。まぁトキハから美味い菓子でもいただいてくるよ。」
俺にそう言い残し、ティアドラとナシュは部屋から出ていった。
「さて、薬でも作るとするかな。」
俺は指輪からお薬製作キットを取り出すと。
薬づくりに取り掛かる。
コンコン。
そうしていると再び扉からノック音が聞こえる。
・・・誰だろう。
俺が返事をすると・・・。
「お暇してますでしょうか、シリウス様。」
ナキがひょっこりと顔を出した。
「どうかしたのか?」
理由を尋ねてみると、披露会から帰るなりトキハやナシュは奥の部屋に入り何やら話をしていたらしい。
しばらくするとナシュが出てきたので相手をしてもらおうとしたら、今度はティアドラを引き連れて再び奥の部屋へと入っていった。
話の内容は気になったが・・・今の状況なら俺が暇をしていると思い、トキハには禁止されていたのだがこの部屋を訪れたとのことだった。
「皆さんが披露会から何処かおかしいのは気になってはいるのですが・・・。皆さん私に気を使ってしゃべってくれないのです。私もお力になりたいと思っていますのに・・・。」
彼女は悲しい顔を浮かべた。
耳も項垂れている。
「ですがしゃべってくれないのは仕方ありません!ですので私は・・・どんな時も元気でいようと思っています。辛いときは悲しい気持ちになりますから・・・少しでも皆さんの力になればな・・・と。」
彼女は彼女なりに真剣に考えているようだ。
俺は彼女の強さを知った気がする。
「それで、シリウス様は何を?」
話の内容を変えるかのようにナキが話しかけてくる。
彼女は俺のお薬製作キットが何なのか気になっているようだった。
「あ、これ?これは薬を作る道具だよ。」
するとナキの目がキラリと輝く。
「今からお薬を作るのですか!?・・・私にも教えてください!」
俺は彼女の迫る勢いに思わず頷き、薬の作り方を教えることになった。
とはいっても俺が適当に薬の作り方を見せただけで内容を理解したようで一発で薬を作るのに成功していた。
俺は散々苦労したというのに・・・ティアドラに怒られながら。
その日、俺は昔を思い出しながらナキと薬作りに没頭するのであった。
彼女は意味深に目を細める。
何かを思い出しているようだ。
「・・・お主の言う通りワシと女神とは浅からぬ因縁がある。お主と女神に因縁があるように、な。」
彼女はずっと女神のことを敵視しているようだった。
単純に女神が人の味方で・・・魔族の敵だからという理由だけではない。
もっと深い・・・何か。
「じゃが・・・。」
何かをためらっているようであった。
思いつめた表情になる。
「・・・どうかしたのか?」
彼女が何故思い詰めているのかが気になる。
「いや、何でもない。・・・さて女神アトリアか。あやつは夢幻教が崇拝する神そのものじゃ。お主も見たであろう?あの城の上部にあったステンドグラスを。あのようにアトリアは常に人の幸福、繁栄を願い人の世を見守り続けておるとされておる。じゃが・・・そんな奴の正体は・・・。」
意を決したかのように彼女は口をひらく。・・・そして。
「・・・ガハッ!!」
突然彼女は目も見開くと苦しそうに首を抑えた。
俺はあまりに突然の出来事に呆然としてしまう。
彼女は激しく咳き込み、地に手をつく。
「ティアドラ!・・・ティアドラ!?」
気を取り戻した俺はティアドラに駆け寄り、彼女の背中を摩る。
彼女は息がまともに出来ないようで、時折引き攣ったかのような声を出す。
しばらく時間が経つと段々と彼女も落ち着きを取り戻していく。
俺はコップに水を汲みゆっくりと彼女に飲ませた。
「ゴホッ!・・・ゴホッ!!・・・すまないの。」
俺は黙って首を横に振る。
ティアドラが無事でよかった。
俺は心の底から安堵する。
彼女の容体が落ち着くまで俺は彼女の背中を摩り続けた。
「心配をかけさせたの。もう形骸化して消えてしまったかと思っておったが・・・まだ残っておったか。」
彼女は小さな咳をして息を整える。
「実は・・・ワシは女神の正体に関わる情報が漏れるようなことは出来んのじゃ。ワシには・・・そういった『呪い』のようなものが掛けられておる。」
俺は黙って彼女の言葉を聞く。
どういった経緯でその呪いが掛けられることになったのだろう。
聞きたかったが、彼女が再びあのようなことになるかもしれないと思ったら聞けなかった。
「もはや意味を成すものではなくなったのじゃが・・・どうやら呪い自体の効果は残っているらしい。」
木製の椅子に深く座り、大きなため息をつく。
「じゃが・・・そうじゃのう・・・。お主に何も情報がいかないというのも面白くない。色々とお主には教えたい情報もあるのじゃが・・・お、そうじゃ!」
ティアドラは何か閃いたようだ。
「以前お主が採取にいって落ちた穴の先に遺跡があったじゃろ?あれはだな・・・ガハッ!!」
彼女は再び激しく咳き込みだす。
焦りながら彼女に駆け寄る。
「なんで無茶をするんだよ!もういいから黙ってなって!!」
俺は再度彼女が落ち着くまで背中を摩った。
だが・・・彼女の言いたいことは伝わった。
ティアドラは『女神の正体に関わる情報が漏れるようなことは出来ない』。
漏らそうとするとこのように激しく咳き込むことになる。
場合によっては命に関わるのだろうか。
そして彼女が遺跡の情報を俺に明かそうとしたとき、同様に咳き込んだ。
つまり。
あの遺跡は女神の正体に関わる何かがあるということになる。
いつかあの遺跡を見に行くこともあるのだろうか。
その時まで彼女の言葉を覚えておこうと思う。
コンコン。
調子を取り戻した彼女としばらくの間会話をしていた後、突然扉がノックされる。
ティアドラが返事をする。中に入ってきたのはナシュであった。
「ご歓談中申し訳ないのにゃ。ティアドラ様のことをボスが呼んでいるにゃ。手が空いたら来てくれとのことですにゃ。」
ティアドラは「はて?」と小さく首を傾げた後、椅子から立ち上がった。
「それじゃあ呼ばれたことじゃし、行くとするかの。お主も行くか?」
俺は頷き、立ち上がろうとする。
だがナシュは俺を手で制止ながら首を横に振った。
「・・・申し訳ないにゃ。ボスはティアドラ様一人に来てもらいたいそうなのにゃ。シリウスはここでお留守番しててもらうのにゃ。」
ナシュは申し訳ない表情を浮かべていた。
ティアドラはジッとナシュのことを見つめていたが俺の方を振り返る。
「仕方ない・・・か。トキハはワシ一人をご所望の様じゃ。お主はしばらくの間のんびりくつろいでいてもらえるか?ギルドで入手した素材で薬でも作っているがいい。」
正直どういう話があるのかが気になったが、俺は渋々頷く。
再度椅子に座るとヒラヒラと手を振る。
「お土産、期待しているよ。」
俺がそういうとティアドラはいつもの笑みを浮かべた。
「・・・全くしょうがない弟子じゃの。まぁトキハから美味い菓子でもいただいてくるよ。」
俺にそう言い残し、ティアドラとナシュは部屋から出ていった。
「さて、薬でも作るとするかな。」
俺は指輪からお薬製作キットを取り出すと。
薬づくりに取り掛かる。
コンコン。
そうしていると再び扉からノック音が聞こえる。
・・・誰だろう。
俺が返事をすると・・・。
「お暇してますでしょうか、シリウス様。」
ナキがひょっこりと顔を出した。
「どうかしたのか?」
理由を尋ねてみると、披露会から帰るなりトキハやナシュは奥の部屋に入り何やら話をしていたらしい。
しばらくするとナシュが出てきたので相手をしてもらおうとしたら、今度はティアドラを引き連れて再び奥の部屋へと入っていった。
話の内容は気になったが・・・今の状況なら俺が暇をしていると思い、トキハには禁止されていたのだがこの部屋を訪れたとのことだった。
「皆さんが披露会から何処かおかしいのは気になってはいるのですが・・・。皆さん私に気を使ってしゃべってくれないのです。私もお力になりたいと思っていますのに・・・。」
彼女は悲しい顔を浮かべた。
耳も項垂れている。
「ですがしゃべってくれないのは仕方ありません!ですので私は・・・どんな時も元気でいようと思っています。辛いときは悲しい気持ちになりますから・・・少しでも皆さんの力になればな・・・と。」
彼女は彼女なりに真剣に考えているようだ。
俺は彼女の強さを知った気がする。
「それで、シリウス様は何を?」
話の内容を変えるかのようにナキが話しかけてくる。
彼女は俺のお薬製作キットが何なのか気になっているようだった。
「あ、これ?これは薬を作る道具だよ。」
するとナキの目がキラリと輝く。
「今からお薬を作るのですか!?・・・私にも教えてください!」
俺は彼女の迫る勢いに思わず頷き、薬の作り方を教えることになった。
とはいっても俺が適当に薬の作り方を見せただけで内容を理解したようで一発で薬を作るのに成功していた。
俺は散々苦労したというのに・・・ティアドラに怒られながら。
その日、俺は昔を思い出しながらナキと薬作りに没頭するのであった。
0
お気に入りに追加
227
あなたにおすすめの小説
女神から貰えるはずのチート能力をクラスメートに奪われ、原生林みたいなところに飛ばされたけどゲームキャラの能力が使えるので問題ありません
青山 有
ファンタジー
強引に言い寄る男から片思いの幼馴染を守ろうとした瞬間、教室に魔法陣が突如現れクラスごと異世界へ。
だが主人公と幼馴染、友人の三人は、女神から貰えるはずの希少スキルを他の生徒に奪われてしまう。さらに、一緒に召喚されたはずの生徒とは別の場所に弾かれてしまった。
女神から貰えるはずのチート能力は奪われ、弾かれた先は未開の原生林。
途方に暮れる主人公たち。
だが、たった一つの救いがあった。
三人は開発中のファンタジーRPGのキャラクターの能力を引き継いでいたのだ。
右も左も分からない異世界で途方に暮れる主人公たちが出会ったのは悩める大司教。
圧倒的な能力を持ちながら寄る辺なき主人公と、教会内部の勢力争いに勝利するためにも優秀な部下を必要としている大司教。
双方の利害が一致した。
※他サイトで投稿した作品を加筆修正して投稿しております
ペーパードライバーが車ごと異世界転移する話
ぐだな
ファンタジー
車を買ったその日に事故にあった島屋健斗(シマヤ)は、どういう訳か車ごと異世界へ転移してしまう。
異世界には剣と魔法があるけれど、信号機もガソリンも無い!危険な魔境のど真ん中に放り出された島屋は、とりあえずカーナビに頼るしかないのだった。
「目的地を設定しました。ルート案内に従って走行してください」
異世界仕様となった車(中古車)とペーパードライバーの運命はいかに…
異世界転生した俺は平和に暮らしたいと願ったのだが
倉田 フラト
ファンタジー
「異世界に転生か再び地球に転生、
どちらが良い?……ですか。」
「異世界転生で。」
即答。
転生の際に何か能力を上げると提案された彼。強大な力を手に入れ英雄になるのも可能、勇者や英雄、ハーレムなんだって可能だったが、彼は「平和に暮らしたい」と言った。何の力も欲しない彼に神様は『コール』と言った念話の様な能力を授け、彼の願いの通り平和に生活が出来る様に転生をしたのだが……そんな彼の願いとは裏腹に家庭の事情で知らぬ間に最強になり……そんなファンタジー大好きな少年が異世界で平和に暮らして――行けたらいいな。ブラコンの姉をもったり、神様に気に入られたりして今日も一日頑張って生きていく物語です。基本的に主人公は強いです、それよりも姉の方が強いです。難しい話は書けないので書きません。軽い気持ちで呼んでくれたら幸いです。
なろうにも数話遅れてますが投稿しております。
誤字脱字など多いと思うので指摘してくれれば即直します。
自分でも見直しますが、ご協力お願いします。
感想の返信はあまりできませんが、しっかりと目を通してます。
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
システムバグで輪廻の輪から外れましたが、便利グッズ詰め合わせ付きで他の星に転生しました。
大国 鹿児
ファンタジー
輪廻転生のシステムのバグで輪廻の輪から外れちゃった!
でも神様から便利なチートグッズ(笑)の詰め合わせをもらって、
他の星に転生しました!特に使命も無いなら自由気ままに生きてみよう!
主人公はチート無双するのか!? それともハーレムか!?
はたまた、壮大なファンタジーが始まるのか!?
いえ、実は単なる趣味全開の主人公です。
色々な秘密がだんだん明らかになりますので、ゆっくりとお楽しみください。
*** 作品について ***
この作品は、真面目なチート物ではありません。
コメディーやギャグ要素やネタの多い作品となっております
重厚な世界観や派手な戦闘描写、ざまあ展開などをお求めの方は、
この作品をスルーして下さい。
*カクヨム様,小説家になろう様でも、別PNで先行して投稿しております。
攫われた転生王子は下町でスローライフを満喫中!?
伽羅
ファンタジー
転生したのに、どうやら捨てられたらしい。しかも気がついたら籠に入れられ川に流されている。
このままじゃ死んじゃう!っと思ったら運良く拾われて下町でスローライフを満喫中。
自分が王子と知らないまま、色々ともの作りをしながら新しい人生を楽しく生きている…。
そんな主人公や王宮を取り巻く不穏な空気とは…。
このまま下町でスローライフを送れるのか?
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
王宮で汚職を告発したら逆に指名手配されて殺されかけたけど、たまたま出会ったメイドロボに転生者の技術力を借りて反撃します
有賀冬馬
ファンタジー
王国貴族ヘンリー・レンは大臣と宰相の汚職を告発したが、逆に濡れ衣を着せられてしまい、追われる身になってしまう。
妻は宰相側に寝返り、ヘンリーは女性不信になってしまう。
さらに差し向けられた追手によって左腕切断、毒、呪い状態という満身創痍で、命からがら雪山に逃げ込む。
そこで力尽き、倒れたヘンリーを助けたのは、奇妙なメイド型アンドロイドだった。
そのアンドロイドは、かつて大賢者と呼ばれた転生者の技術で作られたメイドロボだったのだ。
現代知識チートと魔法の融合技術で作られた義手を与えられたヘンリーが、独立勢力となって王国の悪を蹴散らしていく!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる