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師弟編
第37話 獅子の激励。
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どうやら薬の効果が切れてきたようだ。
筋繊維がズタボロになった身体のあちこちが痛む。倒れそうになる身体必死に足で踏ん張る。
ナキが心配そうな顔で俺に駆け寄ってくるが、手でそれを制した。
俺は痛みをこらえながら懐から回復薬の丸薬を取り出し、かみ砕く。
「ふぅ・・・。」
徐々に身体が癒えていく。
毎回強化薬を使った後はこのように回復薬を飲まないとまともに身体が動かない。
これでも5年間の特訓で身体を鍛えることにより、大分マシになったほうだ。
俺は額に浮かんだ汗を拭うと心配そうな表情をしていたナキに向けて頷く。
するとナキはにっこりと微笑んだ。
「お見事でした。シリウス様、お強いですのね。」
そういって手を差し出してくる。
「ハハハ・・・。終わったらこんなにヘロヘロなんだけどね。うまくいって良かったよ。」
俺は彼女の手を取ると態勢を整えた。
彼女は俺が食べていた丸薬が気になったようだ。
「先ほども口にしてましたけど・・・その飴玉のようなものって何なのです?」
「あー・・・。」
俺は以前この丸薬を開発したときにティアドラに言われたことを思い出す。
「この技術は極力秘匿すべきじゃ・・・。盗まれたら面倒じゃし・・・何よりお主にしか使えぬ。いらぬ疑いを掛けられるやもしれん。信頼できるものにしか伝えぬことじゃ。・・・お主が魔力を持っていないということも含めてな。」
ナキは信頼できる・・・と思う。
今日一日の付き合いでしかないが悪い子だとは思えない。
だが・・・俺は先ほどのことを思い出す。魔法を使っていたナキのことを。
もし・・・俺が魔力を持たないことをナキが知ったら・・・軽蔑されるだろうか。
そんなはずはない。それは分かっていた。・・・だが・・・。
「そうだね・・・俺にとって『強くなるおまじない』、みたいなものかな。・・・それよりもナキ、魔法使えたんだね。」
魔力が発現しなかったから他の人からバカにされ続けた孤児院での生活を思い出す。
あんなことは・・・二度とごめんだ。
・・・俺は伝えることは出来なかった。
ナキは納得いっていないような顔をしていたが、深く問いただすことはせず俺の話に乗ってくれた。
ありがとう、ナキ。
チクリと・・・胸が痛む。
「えぇ・・・。母が教えてくださったのです。父は・・・あんな感じですから。」
彼女は先で立ち止まり、こちらを見ているトキハさんを指さす。
まぁ・・・トキハさんってなんていうか・・・脳筋っぽいですもんね。
「なんの話をしてる。暗くなる前にさっさと帰るぞ!」
俺達は頷くと小走りでトキハさんのもとへ向かう。
・・・いつしか日は傾き、辺りは夕暮れとなっていた。
「・・・お前、中々やるじゃねーか。」
帰路の道すがらトキハに声を掛けられる。
俺は身体をビクリと震わせ、少々警戒する。
正直な話勝手にナキを連れ出したこと・・・怒っているかと思ったのだが。
「俺のこと・・・怒って・・・いないんですか?」
俺は恐る恐る尋ねる。
「シリウス様は全く悪くありません!」
ナキが俺の前に立ち、庇う。
「・・・分かっているよ・・・。最初はナシュをシメた後にお前をシメてやろうと思ったが・・・ティアドラの奴に説得されて気が変わった・・・。」
俺を見るトキハさんの視線が強くなる。
「・・・え?」
トキハさんは俺の腹部を両手で持ち上げる。
そして・・・俺をそのまま抱きしめる。
鯖折りぃ・・・痛い痛い痛いぃぃぃ!!
俺はあまりの痛みに声を出すことは出来ない。
「シ、シリウス様!父上!シリウス様に何を!!」
ナキは焦ったようにトキハさんの腕にしがみつく。
だが彼女の力では彼の腕はびくともしない。
このままでは意識を失う・・・そう思ったとき、トキハさんが口を開く。
「シリウス、お前・・・大変だったんだなぁ・・・!!」
・・・は?
トキハさんの顔を見ると何故か・・・号泣していた。
・・・何故?
俺は若干引いた。
ふとナキの顔が目に入る。
彼女の顔も青ざめており・・・たぶん引いている。
彼は自身の涙を拭うために腕の力を緩るめる。
俺は彼の手から離れるとゲホゲホと咳き込む。
「あの・・・どういうことですか?」
「さっきティアドラから聞いたんだ。・・・お前、魔力がないって・・・若いのに苦労しているんだなぁ。」
あぁ、どうやらティアドラが全て話したようだ。
・・・ん?どこまで伝えてるんだろう。
「あの・・・ティアドラからなんて聞いてます?俺のこと。」
話を伺ってみるとティアドラは俺が転生者であることを除くすべてを伝えていたようだった。
・・・それも自慢げに。
あの人・・・意外と口軽いんだな。
でもティアドラがトキハさんに伝えたということは彼が信頼できるということなのだろう。
俺は横ですべてを聞いていたナキの反応を伺う。
「?・・・どうかされましたか?」
彼女は唐突に俺に見られて少々困惑しているようだった。
「俺を・・・軽蔑しないのか?・・・魔力を持たない俺のことを。」
胸が再びチクリと痛んだ。
ナキは俺が何を言っているのかわからないようだったが・・・しばらくすると何かに気づいたのか大きなため息をつく。
「それで・・・ですか。変だと思ったのですよ、先ほどの貴方の表情。・・・安心してください、私は魔力の有無で人を軽蔑など致しません。私は私を助けていただいた『シリウス』という方に感謝し、敬愛しております。」
そういって満面の笑みを浮かべるナキ。
俺は安心し、息をつく。
「それにしても・・・嬉しいです。」
彼女は言葉を続けた。
「ん?・・・どうして?」
俺は首を傾げる。
「だってシリウス様は私に軽蔑されるかもしれないと思い、黙っていたのでしょう?・・・ということはつまり、シリウス様は私に嫌われたくなかったということじゃないですか!」
う・・・。俺は言葉に詰まると同時に顔が赤くなるのを感じた。
「さぁ!これはどういうことなのでしょうか!?」
ナキが俺に迫る。
えっと・・・だな・・・。
ーーーガツンッ!!
答えに困っている俺の頭に固い鈍器がぶつかる。
痛みに悶絶しながらその鈍器を見ると・・・それはトキハさんの拳だった。
「な・・・なんで・・・。」
「ナキにちょっかいを出そうとした・・・その報い、だな。」
ちょっかいを出そうとしたのはナキの方なのでは?
思いはしたが・・・言葉になることはなかった。
ナキは非常に申し訳なさそうな顔をしていた。
トキハさんは俺の手を引くと無理やり立たせる。
そして彼自身が殴った部位を撫でる。
「・・・ティアドラの助けがありこそしたが・・・お前は自身の力で立ち上がり、そして自身の力で誰にも負けない強さを手にした。そう卑屈になるな、お前は弱くなんかない。お前が誰よりも強い意志を持つこと、このトキハ・シノノメが認めよう。自身の力に誇りを持て!お前は、強い!!」
あの時差し伸べてくれたティアドラの手は何よりも優しかった。
そして今、俺の頭を撫でる彼の手は・・・何よりも力強かった。
初めて・・・俺の頑張りを認めてもらえた。
俺はこみ上げる涙を止めることが出来なかった。
二人は俺の涙が止まるまで、優しく見守ってくれた。
・・・心の痛みは、消えていた。
宿が遠目ながら見えてきた・・・のだが。
「ん?あれ、なんだ?」
俺は宿の看板部によくわからないモニュメントか飾られているのに気づいた。
・・・あんなものあったっけ?
段々と近づくと・・・なんとなくその輪郭が分かってくる。
その形状は何かに縄を巻き付けたような・・・あれ?
「あれ・・・ナシュ・・・じゃないですか?」
ナキが指をさす。
あ・・・ほんとだ。
俺がモニュメントだと思ったもの・・・それは縄でグルグル巻きにされ、看板に吊るされたナシュさんだった。
よく見ると白目を剥いている。・・・生きているのだろうか。
誰がやったかは明白だ。
俺はトキハさんを見る。
「ん?・・・あぁ、あれか。ティアドラに言われてシリウスはシメないことにしたが・・・ナシュは別だろ?さぁ、中に入ろうぜ。」
俺はしばらくナシュを見つめていたが・・・心の中でゴメンと思いながら中へ入ったのだった。
筋繊維がズタボロになった身体のあちこちが痛む。倒れそうになる身体必死に足で踏ん張る。
ナキが心配そうな顔で俺に駆け寄ってくるが、手でそれを制した。
俺は痛みをこらえながら懐から回復薬の丸薬を取り出し、かみ砕く。
「ふぅ・・・。」
徐々に身体が癒えていく。
毎回強化薬を使った後はこのように回復薬を飲まないとまともに身体が動かない。
これでも5年間の特訓で身体を鍛えることにより、大分マシになったほうだ。
俺は額に浮かんだ汗を拭うと心配そうな表情をしていたナキに向けて頷く。
するとナキはにっこりと微笑んだ。
「お見事でした。シリウス様、お強いですのね。」
そういって手を差し出してくる。
「ハハハ・・・。終わったらこんなにヘロヘロなんだけどね。うまくいって良かったよ。」
俺は彼女の手を取ると態勢を整えた。
彼女は俺が食べていた丸薬が気になったようだ。
「先ほども口にしてましたけど・・・その飴玉のようなものって何なのです?」
「あー・・・。」
俺は以前この丸薬を開発したときにティアドラに言われたことを思い出す。
「この技術は極力秘匿すべきじゃ・・・。盗まれたら面倒じゃし・・・何よりお主にしか使えぬ。いらぬ疑いを掛けられるやもしれん。信頼できるものにしか伝えぬことじゃ。・・・お主が魔力を持っていないということも含めてな。」
ナキは信頼できる・・・と思う。
今日一日の付き合いでしかないが悪い子だとは思えない。
だが・・・俺は先ほどのことを思い出す。魔法を使っていたナキのことを。
もし・・・俺が魔力を持たないことをナキが知ったら・・・軽蔑されるだろうか。
そんなはずはない。それは分かっていた。・・・だが・・・。
「そうだね・・・俺にとって『強くなるおまじない』、みたいなものかな。・・・それよりもナキ、魔法使えたんだね。」
魔力が発現しなかったから他の人からバカにされ続けた孤児院での生活を思い出す。
あんなことは・・・二度とごめんだ。
・・・俺は伝えることは出来なかった。
ナキは納得いっていないような顔をしていたが、深く問いただすことはせず俺の話に乗ってくれた。
ありがとう、ナキ。
チクリと・・・胸が痛む。
「えぇ・・・。母が教えてくださったのです。父は・・・あんな感じですから。」
彼女は先で立ち止まり、こちらを見ているトキハさんを指さす。
まぁ・・・トキハさんってなんていうか・・・脳筋っぽいですもんね。
「なんの話をしてる。暗くなる前にさっさと帰るぞ!」
俺達は頷くと小走りでトキハさんのもとへ向かう。
・・・いつしか日は傾き、辺りは夕暮れとなっていた。
「・・・お前、中々やるじゃねーか。」
帰路の道すがらトキハに声を掛けられる。
俺は身体をビクリと震わせ、少々警戒する。
正直な話勝手にナキを連れ出したこと・・・怒っているかと思ったのだが。
「俺のこと・・・怒って・・・いないんですか?」
俺は恐る恐る尋ねる。
「シリウス様は全く悪くありません!」
ナキが俺の前に立ち、庇う。
「・・・分かっているよ・・・。最初はナシュをシメた後にお前をシメてやろうと思ったが・・・ティアドラの奴に説得されて気が変わった・・・。」
俺を見るトキハさんの視線が強くなる。
「・・・え?」
トキハさんは俺の腹部を両手で持ち上げる。
そして・・・俺をそのまま抱きしめる。
鯖折りぃ・・・痛い痛い痛いぃぃぃ!!
俺はあまりの痛みに声を出すことは出来ない。
「シ、シリウス様!父上!シリウス様に何を!!」
ナキは焦ったようにトキハさんの腕にしがみつく。
だが彼女の力では彼の腕はびくともしない。
このままでは意識を失う・・・そう思ったとき、トキハさんが口を開く。
「シリウス、お前・・・大変だったんだなぁ・・・!!」
・・・は?
トキハさんの顔を見ると何故か・・・号泣していた。
・・・何故?
俺は若干引いた。
ふとナキの顔が目に入る。
彼女の顔も青ざめており・・・たぶん引いている。
彼は自身の涙を拭うために腕の力を緩るめる。
俺は彼の手から離れるとゲホゲホと咳き込む。
「あの・・・どういうことですか?」
「さっきティアドラから聞いたんだ。・・・お前、魔力がないって・・・若いのに苦労しているんだなぁ。」
あぁ、どうやらティアドラが全て話したようだ。
・・・ん?どこまで伝えてるんだろう。
「あの・・・ティアドラからなんて聞いてます?俺のこと。」
話を伺ってみるとティアドラは俺が転生者であることを除くすべてを伝えていたようだった。
・・・それも自慢げに。
あの人・・・意外と口軽いんだな。
でもティアドラがトキハさんに伝えたということは彼が信頼できるということなのだろう。
俺は横ですべてを聞いていたナキの反応を伺う。
「?・・・どうかされましたか?」
彼女は唐突に俺に見られて少々困惑しているようだった。
「俺を・・・軽蔑しないのか?・・・魔力を持たない俺のことを。」
胸が再びチクリと痛んだ。
ナキは俺が何を言っているのかわからないようだったが・・・しばらくすると何かに気づいたのか大きなため息をつく。
「それで・・・ですか。変だと思ったのですよ、先ほどの貴方の表情。・・・安心してください、私は魔力の有無で人を軽蔑など致しません。私は私を助けていただいた『シリウス』という方に感謝し、敬愛しております。」
そういって満面の笑みを浮かべるナキ。
俺は安心し、息をつく。
「それにしても・・・嬉しいです。」
彼女は言葉を続けた。
「ん?・・・どうして?」
俺は首を傾げる。
「だってシリウス様は私に軽蔑されるかもしれないと思い、黙っていたのでしょう?・・・ということはつまり、シリウス様は私に嫌われたくなかったということじゃないですか!」
う・・・。俺は言葉に詰まると同時に顔が赤くなるのを感じた。
「さぁ!これはどういうことなのでしょうか!?」
ナキが俺に迫る。
えっと・・・だな・・・。
ーーーガツンッ!!
答えに困っている俺の頭に固い鈍器がぶつかる。
痛みに悶絶しながらその鈍器を見ると・・・それはトキハさんの拳だった。
「な・・・なんで・・・。」
「ナキにちょっかいを出そうとした・・・その報い、だな。」
ちょっかいを出そうとしたのはナキの方なのでは?
思いはしたが・・・言葉になることはなかった。
ナキは非常に申し訳なさそうな顔をしていた。
トキハさんは俺の手を引くと無理やり立たせる。
そして彼自身が殴った部位を撫でる。
「・・・ティアドラの助けがありこそしたが・・・お前は自身の力で立ち上がり、そして自身の力で誰にも負けない強さを手にした。そう卑屈になるな、お前は弱くなんかない。お前が誰よりも強い意志を持つこと、このトキハ・シノノメが認めよう。自身の力に誇りを持て!お前は、強い!!」
あの時差し伸べてくれたティアドラの手は何よりも優しかった。
そして今、俺の頭を撫でる彼の手は・・・何よりも力強かった。
初めて・・・俺の頑張りを認めてもらえた。
俺はこみ上げる涙を止めることが出来なかった。
二人は俺の涙が止まるまで、優しく見守ってくれた。
・・・心の痛みは、消えていた。
宿が遠目ながら見えてきた・・・のだが。
「ん?あれ、なんだ?」
俺は宿の看板部によくわからないモニュメントか飾られているのに気づいた。
・・・あんなものあったっけ?
段々と近づくと・・・なんとなくその輪郭が分かってくる。
その形状は何かに縄を巻き付けたような・・・あれ?
「あれ・・・ナシュ・・・じゃないですか?」
ナキが指をさす。
あ・・・ほんとだ。
俺がモニュメントだと思ったもの・・・それは縄でグルグル巻きにされ、看板に吊るされたナシュさんだった。
よく見ると白目を剥いている。・・・生きているのだろうか。
誰がやったかは明白だ。
俺はトキハさんを見る。
「ん?・・・あぁ、あれか。ティアドラに言われてシリウスはシメないことにしたが・・・ナシュは別だろ?さぁ、中に入ろうぜ。」
俺はしばらくナシュを見つめていたが・・・心の中でゴメンと思いながら中へ入ったのだった。
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