【R-18」渡る異世界はエロばかり(ワタエロ)

甘い肉

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第十五話:ビワン湖到着!

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 ワイヤワイヤの東には、その領地と比べても劣らない広大な湖があり、
諸説には首の長い水龍ヨッシーが湖の主という伝説もあり

 またこの地域の水源としても、漁師の生業としても重要な地域として、地域住民たちからも愛されているその湖はビワン湖と呼ばれている。

 ワイヤワイヤから目的地へと向かう途中、ミユとタツヤ達は馬車の中からその景色を眺めながら今回の依頼について話し合っていた


「その、ビワン湖っていう所に大量発生したマルデタイヤキっていうのは、モンスターなの?」

「そうですね、元々ビワン湖での特産品の一つだったんですが、口から吐き出す黒い塊が強力で、数が増えると熟練の漁師でも手に負えないため、定期的にこうやって依頼が出されるんですよ」

「口から黒い塊ねぇ、、」

「ウロコを落として焼くだけで、頭から尻尾まで食べられる、とても幸せな味がするお魚なんですよ?」


 それってタイヤキじゃ?とタツヤもミユも思った


「それ、タイヤキじゃね?」


 馬車の腰掛けに、奥から順にミユ、アヤメ、フユの足をど真ん中で寝そべりながら眺めてたソウイチが2人と同じ事を思っていた時だった。


、、、テ、、、、、タ、、、、。


「ん?なんだ?」


 アヤメの膝よ開けと念じているソウイチに何かの音が聞こえたような気がして、キョロキョロと見回すが、振り返ってもオヤツを取り上げられてブツブツ言ってるタツヤと、その向こうには御者台で馬車を走らせてるおっさんの頭が光ってるだけだった

「気のせいか?、、、まぁ良っか、それにしても3人とも全然足開かねーな、、、これでどうよ?」


 そっとメイド長のフユの脛と脛の間に自分の足を入れて僅かな隙間を作り出すソウイチ


「お?、、、おぉ?」


 くっついてた膝小僧に僅かに隙間ができ、スカート奥に広がるのはただの暗闇だけだった


「むむむむ、、ダメだ、、何も見えん、、次いこっ」


 奇妙な音の事はすっかり忘れてしまうソウイチだった



ビワン湖
◆◇◆◇◆◇◆◇

 ワイヤワイヤから馬車に揺られる事、約3時間
水辺近くに茂った木々の近くに止められた馬車から降りたミユとタツヤが最初に見た景色は、
さざ波が微かに揺れる水際に広がる真っ白な砂浜と、まるで海のようにも見える程、
遠くに見える対岸にそびえる山々、
そしてその山の向こう側に巨大な太陽が差し掛かろうとしている所だった。

 ゆっくりと陽の色に染まったオレンジ色の水面に山の影がこちら側に伸びてくる、
その様子にミユもタツヤと見惚れるていた。


「、、、、、」
「狩りは明日にする事にして、ひとまず野営の準備をしましょう」

「、、、あっそうですね、分かりましたっ」
「ははははいぃっ」


 後から降りてきたアヤメとフユの言葉に我に帰った2人が荷物を取りに馬車の方へと戻って行った。

メイドのフユに教えてもらいながら石を丸く並べて枯れ木をくべて火を起こし、

特殊なアイテムであっという間に炭となって紅く染まった木炭の上に鉄の網を置くと、
館から持ち込んだ丸いパンと、鉄の小さな鍋にお湯を沸かし、粉末を溶かして軽くかき混ぜていくと、

小麦粉の芳ばしい香りと、コンソメのような匂いがミユとタツヤの胃袋を刺激する頃には、

陽がすっかり落ち、太陽と同じくらいに巨大な月が輝き始めて辺りを照らし始めていた。


「お、美味しそう、、」
「うううん、、ももももう腹ペコだ」

「料理長のゴリジンさんが用意してくれたんですよ、当然美味しいですよ」
「、、、♪、、♪」

 フユの言葉にニコニコと笑顔で頷くアヤメは何故か凄く嬉しそうだった


「、、、いつも依頼は1人で出かけるので仲間と一緒は楽しいそうです」

「アヤメさん、、、いつも1人なんですか!?」
「すすすすごい、ででですね」


 2人の驚く顔に少し照れくさそうにしながら、はにかむアヤメが何かに気づいたようにフユをみると


「、、、、マルデタイヤキは早朝に活発になるそうで、これを食べたら今日は早めに休んだ方が良いらしいです」

「そっそうなんだ、じゃあ早く食べて休まないとね」
「わわ、わ、わわかりました」
「それにしてもフユちゃんはどうしてアヤメさんの言葉をこんなに分かるんだろうか?」


 ちゃっかり、ミユとアヤメの隣に座っていたソウイチがそう呟いてる時、ミユもタツヤも同じような事を考えていた……





「それじゃあ、タツヤ様はあちらに用意したテントで休んでください、私たちは馬車を使わせて頂きますね」

「あ、、ははははい、、おおおおやすみなさい、、」

 食事を終え、先に用意したテントにタツヤが入っていき、ミユ、アヤメ、フユ(ソウイチ)が馬車の中へと向かっていった

「わ!ベッドになってる!」
「折りたたみ式なので、館に比べると品質は落ちますが、、」
「、、、、、♪」


 馬車の椅子が可動式になっていて、3人(1人)で雑魚寝をし始めるが、1人?だけはこのまま寝るつもりは全く無かったようだ


「みんな良い夢みるんだよ~♪」


 ニヤリと笑い、一番外側にいたフユの後ろにポジションをとったソウイチが行動を開始した


~~~~~~~~~~~
後書き
更新遅くなってすいません。

今後の展開もある程度定まってきたのでまたがんばりますm(_ _)m

※今日中とか嘘でした、御免なさいm(_ _;)m

第16話時点

灰原美結

(第14話時点)
ステータス
ミユ(17歳)
身長:162センチ
体重:秘密
スリーサイズ:87・56・81
体力:割と高い
知力:秀才
腕力:割と高い
敏捷:とても早い
精神力:ソウイチ一筋

職業:召喚者
紋章:木槌とアイテム
スキル:
アイテム創成(1/12)
・創成アイテム:ハイポーション
アイテム合成
(元素材が有れば何でも合成可能)


本人コメント
アイテム創成?
何作ったら良いのかな、、、
ところで執事見習いのエビルさん、
昔ナツメさんにコテンパンにやられて、
部下にさせられたらしいんだって、、

怒らせないように気をつけよっ
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