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番外編 弥生時代
番外編 弥生時代 20話 卑弥呼と建御雷神②(#)
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卑弥呼を伴侶にする為に弥生時代にたどり着いたツヨシは、
相変わらず?流れに任せて別の女性と関係を持ってしまう
それを覗いた卑弥呼は相手が人妻であった為、2人の関係を危惧する
この時代(に限らずだが)では、嫁の寝取りは殺し合いでの解決が普通だからだ
その為に言霊を使って問い詰めるが、2人は後腐れの無い関係だと知り安堵する
それでも男女の営みを覗き見て動揺を隠せない卑弥呼は、自分の弟が不貞の相手に取られたと感じてしまい、自宅に戻らせた
何故、自分が動揺しているのか分からないまま自宅に戻った卑弥呼が見たのは、
自分のスペースに入り込む、弟の姿だった
~~~~タイムトラベル:残り17時間~~~~
「何しているの?建御雷神」
「…え?」
「其処は私の場所よ、何しているの?と聞いてるの」
何かめっちゃ怖い雰囲気なんですが…
「いや、洗い物を取ろうと思って」
そう手に取った貫頭衣と腰布を見せる
「そっそう…っまだ汚れてないから良いわ、其処に置いときなさい…」
そう言って囲炉裏の側に腰を下ろすと瞑想するかの様に瞳を閉じる
「分かった、…今日はどんな用事だったの?」
「・・・少し黙ってて」
「・・・」
どうすんだこれ?俺の知ってる卑弥呼と違いすぎるぞ?
現代の時とも、建御雷神の記憶ともまるで印象が違う……
自分の不倫現場を覗かれた事を知らないツヨシは混乱していたが
どうにも出来ずに、大人しく姉の前に座る
時計があれば秒針が進む音さえ響きそうな静寂は、
現代人のツヨシにとっては苦痛さえ感じる程だ、何か他に集中出来そうな物を探し、
ふと目の前の姉の存在に視線を合わせる
少し黄色だが汚れてはいない巫女衣装
袴も赤よりオレンジが強い
普段は貫頭衣だが祭殿に行く時はこの衣装をする
腰より上に履く袴のせいで足長に見える
白い小袖の奥には胸の大きさがわかるぐらいに膨らんでいる
現代では顔がくっ着くほど近くで見た顔は、やはり小顔で…少し頬が赤い?
閉じた瞼が時折ピクピクしてる気がする
長い髪は束ねられて腰まで伸びてる
・・・なんで着替え無いんだ?
ツヨシの記憶だと家に帰るとまず着替えて衣装を畳む
「・・ねえ「建御雷神」さん」
完全に被った
「・・なに?」
「いや、先にどうぞ」
「いいから、早く言いなさい」
「今日は直ぐに着替えないから、気になったんだ」
自分の姿に気付いて慌てる卑弥呼、囲炉裏の炭でも付いたら落とすのが大変なのだ
腰布を解きながら、自分のスペースに入っていき、袴を下ろす時に背を向けている建御雷神に気がつく
「~~~~~~~!!」
何もして無い、こっちも見ない、いつもと同じなのに妙に恥ずかしい、だがここで出てけというのも何か負けた気がする
勢いに任せて大急ぎで着替える卑弥呼
貫頭衣と腰布を巻いた卑弥呼は何でもないように囲炉裏に移動し、再び黙る
さっきほど遠くない場所に腰を落とした卑弥呼は膝を抱えるように座る
他に何も見る物が無く、現代ならセクハラで訴えられそうになる程、卑弥呼を眺める
「建御雷神…」
「うん?」
「あんた結婚相手いるの?」
「ええ!いっいないよ!」
「そう…なんで?巫女の親族なんだから言い寄る子の1人や2人はいるでしょう?」
居る…ツヨシはその記憶も当然認識している
だが建御雷神は全部断ってた、
建御雷神は姉の為に生きると決めていた、
家族の愛情なのか、恋慕の愛情なのか、
ツヨシにも判断つけられない感情だ
この時代にどんな風にそれを卑弥呼に伝えればいいのか?
いらない、興味ない、もう居る、他に居る、
ツヨシは……
「そういうのは全部断ってるんだ…」
「そうなの?!なんでよ!?」
真っ直ぐに正面を見ていた卑弥呼が驚いて弟を見る
「姉さんの…面倒を一生見たいんだ」
「は?………なにそれ?私が一生独り者だって言うの?」
どんどん機嫌が悪くなる卑弥呼
「そうじゃない!俺が一生そばに居たいのは姉さんだって言ってるんだ!!」
目を丸くさせる卑弥呼
「・・・・ぇ・・だって・・・え?」
混乱する卑弥呼に、ツヨシはここで押し切る事を考え、姉に近づいて行く
「あなた、だって、そんな、どうして?」
「姉さんは、どう思ってるんだ?」
卑弥呼は弟を男として見た事は無かった、少なくとも今日アレを見るまでは
「わっわたしはどうって……」
「教えてくれ、ちゃんと」
「ちっちかいよ……こわいじゃない」
ツヨシはもう手を伸ばせば触れ合える距離までいた
「姉さんのせいだろ?」
「なっなんで私のせいなのよ」
更に距離を詰めて卑弥呼の肩を掴む
「姉さんが俺の気持ち聞くから…止められないんだよ」
「あっちょっと!んん…!」
今回は寝取りじゃない、だけど姉弟の関係は自然にはくっつきようがない
ツヨシは自ら線を踏み越える必要があると考えた
囲炉裏の側で押し倒された卑弥呼はいつもとは違う建御雷神の男に震え、強く抵抗出来なかった
肩を叩く手を握られると何故か握り返してしまう
足をバタつかせたが間に割り入れられると力が抜ける
口を吸われると頭が真っ白になり自然に涙が流れ落ちる
それを見たツヨシは…その涙と顔付きに確信が持てなくて確かめる
「姉さんが欲しいんだ、他には要らない」
「・・・嘘よ」
「嘘じゃないよ」
「百代としてたじゃない」
咎めるような顔付きになってくる卑弥呼
やっぱり見られてたか…
「あれは最初から誤解だし、いきなり触られたんだ、もう二度としないよ」
「百代の事…好きじゃ無いの?」
「好きなのは姉さんだ」
「欲しいなら……奪えば良い…貴方にそれが出来るなら」
強い姉の顔だ、話すうちに冷静になってきたんだ、
そして弟にはそれが出来ないと知っている、
だけど俺は、弟じゃない
「…分かった」
卑弥呼を抱き上げて建御雷神のスペースへと連れて行く
「えっ?ちょっと!たけ!」
「姉さんが欲しいから…奪う事にするよ」
「やっんんんん!」
卑弥呼は口で言う程押しに強くない、
寧ろかなり弱いのは、さっきのでバレバレだ
抱き上げたまま腰を下ろして口をもう一度奪った
貫頭衣の紐を解いて容赦なく手を隙間から入れて行く
「ちょっやっやめてっ姉弟なのよ?」
首を逸らして抵抗する卑弥呼
「良くある事だろ?きじとらの親だってそうだ」
「…そうだけど」
押し倒す事を止めて
もう一度拝み倒す事にする、必要なのは伴侶だ
「他の女じゃ駄目なんだよ、どうしてもだ」
「たったけみかづち……そんなに?」
ぽうっと頬が染まり始める卑弥呼に応えて耳元で囁く
「姉さんじゃなきゃ駄目だ」
「わっわたしじゃなきゃだめ……わたしだけ……」
卑弥呼の手が建御雷神の頭を抱きしめる
「嘘ついたら許さないわ…今のは言霊よ?誓えるの?」
そう言って瞳を閉じて返答を待つ卑弥呼
「誓う、建御雷神は姉さんだけだ」
・・・・・・・
瞳を開けた卑弥呼は……
ちゅ♡
「ちゅぱっ、んふふ、しんじるわ♡」
(わたしだけの建御雷神になって)
そう心に響いてくる
唇が何度も挟み合わされ舌が擦れあう中で
卑弥呼の裸の心が流れてくる
夢中で口を吸う卑弥呼の服を取り払い、ツヨシも全てを見せると
柔らかいピンク色の感情が赤い情欲に染まって行くのが分かる
「これが…たけの、こんなに大きいの…」
「触り合いっこしよう」
「え?」
卑弥呼の身体を起こして手で握らせる
「あっつい…ビクビクしてる」
「っ気持ちいいんだ」
そう言って胸の中に抱き寄せて腰から下腹部へと手を伸ばす
「あっそっそこだめ」
「触り合いっこだよ、ほら姉さんももっと触って」
姉の手探りに合わせて女陰を弄り始めると段々扱き方が激しくなる
クチュクチュと濡れて貝のような口が開き指が濡れてふやけはじめる
「はぁ…んん…なっなんか…きそう…あっあっ…」
「姉さん俺のも…口で」
何も言わずに卑弥呼は建御雷神の硬い肉棒に顔を近づけていく
……はむ…んん…ちゅぢゅぅ…んぶ…ケホっケホ…
いきなり奥まで飲み込んでえづく卑弥呼の頭を撫で
「ゆっくりで良いよ…凄い気持ちいいから」
そう告げるが卑弥呼は再び根本まで飲みこもうと喉の奥まで入れて行く
夢中になって吸い込む姉の邪魔を止める為に指の動きを止めると腰がモゾモゾと動きだすので
再び水音を立てるように弄り始めると、卑弥呼の口淫が勢いを増して行く
んんん…ぢゅるる…ぢゅぱっ!んんんん…んっんっんっんっ!
ヌパヌパと裏スジを包む舌がザラザラと擦り上げられヌメヌメの舌裏が先っぽを包み込んで滑る
「くっうあねっねえさん止まって!でっでる」
間に合わないと思ったが
瞬間にぎゅうぅっと根本を握り込まれ、果てそうなのを止められた
「ごっごめん強く握り過ぎた?大丈夫?」
「大丈夫…最初はやっぱりこっちに出したくて、助かったよ」
「ふふ、わたしもよ♡じゃあ…きて、我慢しなくていいから」
そう言って足を開く卑弥呼は先程までの拒否の影はなく、
自らクパァして誘ってくる
思わずのし掛かりそうになるが、震える身体を抑えてギンギンな肉棒を卑弥呼の貝口に当て進めて行く
「はふっくぅぅ…たっけ…あっはぁぁぁあ!」
「まだ先っぽだけ…凄い…熱い…とろとろで溶けそうだ」
「きて…奥までっズンってしてえ!!」
ヌプププ ッズン!
「ひゔぅ!あ”あ”っあ!!おぐ!とっどいてる♡もっっとズンて!ズンズンて!!」
(おなかが!身体が喜んでるの!もっと奥にもっともっと!)
卑弥呼の言葉が頭に響く
バンバンバンバン!と叩きつける度に形を変える子宮がツヨシの肉棒の形に合わされて行く
「あ”っあ”っあ”あ!いくいっくぅ!はっあああ!!」
(ぐっぐりぐりして!膣内で突き上げるの!もっと!!)
泡を吹き始める卑弥呼の口を吸い、強く抱きしめると腰に足が廻り恥骨が削れるように押し付けられる
亀頭全体に当たる膣肉とは違った感触が蠢き、包み込んで吸い込み始める
「なっなんだこれ!すごい…!」思わず顔を離すが直ぐに抱き寄せられる
んちゅ♡いっていいよ♡いまだすの♡びゅーーーって!直接熱いのかけるの!
もう声なのか頭の中なのか判断も付かず、
自分の身体と卑弥呼の身体の境界線と分からなくなり
我慢の仕方さえ忘れてツヨシは解き放たれる
ドピュゥゥゥゥゥゥゥ
あっあああああ”あ”あ”あ”あ”!!!
ビュルルル!ビュルルル!
だっめっっっ!!とぶぅぅぅぅぅ!!
ビュグッビュグッビュグッ!
ぁっぁっぁ……………
満足した卑弥呼の意識は声を閉じた
~~~~タイムトラベル:残り12時間~~~~
ただ建御雷神の身体はまだ求めていた
四つん這いにさせてお尻を高くあげされる
「たったけ?もっもうこれ以上は…」
「ねえさん…まだ熱いんだ」
ズププと挿して抽送を開始はじめると
中から溢れる愛液と精液が混ざりあって掻き出される
パーーン!
「あっあっだっだめ!なっなんかくる!!っくる!っっっ!!!っあ”あ”あ”!!」
一際大きめについた一撃に、身体の反り返り、プシャァー!と潮を飛ばす
「あっいや!いやっいやぁ!はっはああああああんん!!」
身体を反り返らせる卑弥呼をそのまま持ち上げて迎えると背面で座位のまま腰を揺すっていく
「だっだめぇぇえ!それだめぇ!おっお”ぐっ!もっもうむり!あっまたっまたきちゃう!
きちゃうきちゃうぅぅ!っあっやっやああああああ!!!」
プシャップシャッ!
もう出なくなっても腰をビクンビクンと振る卑弥呼…
そしてまた掻き出された以上に精を補充するツヨシ
それからは何度もお互いの意識が復活するたびにお互いが求めあった
~~~~タイムトラベル:残り0時間~~~~
【その後のお話】
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「いっぱいしちゃいましたね」
「うん、凄かった…姉さん…」
「出来ちゃうね…きっと」
「俺が助ける」
「ふふふ、それは姉の仕事です、でもありがとう♡」
「…どうするの?」
「そうね…今のままじゃぁ……
シャーマンのままじゃ認めて貰えません
…………だからこの国を、私の国にしましょうか
そうすればきっと良い国になります」
「姉さんの国か、何でもするよ、それでずっと側にいられるなら」
その後に
卑弥呼は力を使い始め、歴史通りの卑弥呼として動き始めていった
卑弥呼の寝所にはいつも1人だけの護衛がいて他の物は寄せ付けなかったという
相変わらず?流れに任せて別の女性と関係を持ってしまう
それを覗いた卑弥呼は相手が人妻であった為、2人の関係を危惧する
この時代(に限らずだが)では、嫁の寝取りは殺し合いでの解決が普通だからだ
その為に言霊を使って問い詰めるが、2人は後腐れの無い関係だと知り安堵する
それでも男女の営みを覗き見て動揺を隠せない卑弥呼は、自分の弟が不貞の相手に取られたと感じてしまい、自宅に戻らせた
何故、自分が動揺しているのか分からないまま自宅に戻った卑弥呼が見たのは、
自分のスペースに入り込む、弟の姿だった
~~~~タイムトラベル:残り17時間~~~~
「何しているの?建御雷神」
「…え?」
「其処は私の場所よ、何しているの?と聞いてるの」
何かめっちゃ怖い雰囲気なんですが…
「いや、洗い物を取ろうと思って」
そう手に取った貫頭衣と腰布を見せる
「そっそう…っまだ汚れてないから良いわ、其処に置いときなさい…」
そう言って囲炉裏の側に腰を下ろすと瞑想するかの様に瞳を閉じる
「分かった、…今日はどんな用事だったの?」
「・・・少し黙ってて」
「・・・」
どうすんだこれ?俺の知ってる卑弥呼と違いすぎるぞ?
現代の時とも、建御雷神の記憶ともまるで印象が違う……
自分の不倫現場を覗かれた事を知らないツヨシは混乱していたが
どうにも出来ずに、大人しく姉の前に座る
時計があれば秒針が進む音さえ響きそうな静寂は、
現代人のツヨシにとっては苦痛さえ感じる程だ、何か他に集中出来そうな物を探し、
ふと目の前の姉の存在に視線を合わせる
少し黄色だが汚れてはいない巫女衣装
袴も赤よりオレンジが強い
普段は貫頭衣だが祭殿に行く時はこの衣装をする
腰より上に履く袴のせいで足長に見える
白い小袖の奥には胸の大きさがわかるぐらいに膨らんでいる
現代では顔がくっ着くほど近くで見た顔は、やはり小顔で…少し頬が赤い?
閉じた瞼が時折ピクピクしてる気がする
長い髪は束ねられて腰まで伸びてる
・・・なんで着替え無いんだ?
ツヨシの記憶だと家に帰るとまず着替えて衣装を畳む
「・・ねえ「建御雷神」さん」
完全に被った
「・・なに?」
「いや、先にどうぞ」
「いいから、早く言いなさい」
「今日は直ぐに着替えないから、気になったんだ」
自分の姿に気付いて慌てる卑弥呼、囲炉裏の炭でも付いたら落とすのが大変なのだ
腰布を解きながら、自分のスペースに入っていき、袴を下ろす時に背を向けている建御雷神に気がつく
「~~~~~~~!!」
何もして無い、こっちも見ない、いつもと同じなのに妙に恥ずかしい、だがここで出てけというのも何か負けた気がする
勢いに任せて大急ぎで着替える卑弥呼
貫頭衣と腰布を巻いた卑弥呼は何でもないように囲炉裏に移動し、再び黙る
さっきほど遠くない場所に腰を落とした卑弥呼は膝を抱えるように座る
他に何も見る物が無く、現代ならセクハラで訴えられそうになる程、卑弥呼を眺める
「建御雷神…」
「うん?」
「あんた結婚相手いるの?」
「ええ!いっいないよ!」
「そう…なんで?巫女の親族なんだから言い寄る子の1人や2人はいるでしょう?」
居る…ツヨシはその記憶も当然認識している
だが建御雷神は全部断ってた、
建御雷神は姉の為に生きると決めていた、
家族の愛情なのか、恋慕の愛情なのか、
ツヨシにも判断つけられない感情だ
この時代にどんな風にそれを卑弥呼に伝えればいいのか?
いらない、興味ない、もう居る、他に居る、
ツヨシは……
「そういうのは全部断ってるんだ…」
「そうなの?!なんでよ!?」
真っ直ぐに正面を見ていた卑弥呼が驚いて弟を見る
「姉さんの…面倒を一生見たいんだ」
「は?………なにそれ?私が一生独り者だって言うの?」
どんどん機嫌が悪くなる卑弥呼
「そうじゃない!俺が一生そばに居たいのは姉さんだって言ってるんだ!!」
目を丸くさせる卑弥呼
「・・・・ぇ・・だって・・・え?」
混乱する卑弥呼に、ツヨシはここで押し切る事を考え、姉に近づいて行く
「あなた、だって、そんな、どうして?」
「姉さんは、どう思ってるんだ?」
卑弥呼は弟を男として見た事は無かった、少なくとも今日アレを見るまでは
「わっわたしはどうって……」
「教えてくれ、ちゃんと」
「ちっちかいよ……こわいじゃない」
ツヨシはもう手を伸ばせば触れ合える距離までいた
「姉さんのせいだろ?」
「なっなんで私のせいなのよ」
更に距離を詰めて卑弥呼の肩を掴む
「姉さんが俺の気持ち聞くから…止められないんだよ」
「あっちょっと!んん…!」
今回は寝取りじゃない、だけど姉弟の関係は自然にはくっつきようがない
ツヨシは自ら線を踏み越える必要があると考えた
囲炉裏の側で押し倒された卑弥呼はいつもとは違う建御雷神の男に震え、強く抵抗出来なかった
肩を叩く手を握られると何故か握り返してしまう
足をバタつかせたが間に割り入れられると力が抜ける
口を吸われると頭が真っ白になり自然に涙が流れ落ちる
それを見たツヨシは…その涙と顔付きに確信が持てなくて確かめる
「姉さんが欲しいんだ、他には要らない」
「・・・嘘よ」
「嘘じゃないよ」
「百代としてたじゃない」
咎めるような顔付きになってくる卑弥呼
やっぱり見られてたか…
「あれは最初から誤解だし、いきなり触られたんだ、もう二度としないよ」
「百代の事…好きじゃ無いの?」
「好きなのは姉さんだ」
「欲しいなら……奪えば良い…貴方にそれが出来るなら」
強い姉の顔だ、話すうちに冷静になってきたんだ、
そして弟にはそれが出来ないと知っている、
だけど俺は、弟じゃない
「…分かった」
卑弥呼を抱き上げて建御雷神のスペースへと連れて行く
「えっ?ちょっと!たけ!」
「姉さんが欲しいから…奪う事にするよ」
「やっんんんん!」
卑弥呼は口で言う程押しに強くない、
寧ろかなり弱いのは、さっきのでバレバレだ
抱き上げたまま腰を下ろして口をもう一度奪った
貫頭衣の紐を解いて容赦なく手を隙間から入れて行く
「ちょっやっやめてっ姉弟なのよ?」
首を逸らして抵抗する卑弥呼
「良くある事だろ?きじとらの親だってそうだ」
「…そうだけど」
押し倒す事を止めて
もう一度拝み倒す事にする、必要なのは伴侶だ
「他の女じゃ駄目なんだよ、どうしてもだ」
「たったけみかづち……そんなに?」
ぽうっと頬が染まり始める卑弥呼に応えて耳元で囁く
「姉さんじゃなきゃ駄目だ」
「わっわたしじゃなきゃだめ……わたしだけ……」
卑弥呼の手が建御雷神の頭を抱きしめる
「嘘ついたら許さないわ…今のは言霊よ?誓えるの?」
そう言って瞳を閉じて返答を待つ卑弥呼
「誓う、建御雷神は姉さんだけだ」
・・・・・・・
瞳を開けた卑弥呼は……
ちゅ♡
「ちゅぱっ、んふふ、しんじるわ♡」
(わたしだけの建御雷神になって)
そう心に響いてくる
唇が何度も挟み合わされ舌が擦れあう中で
卑弥呼の裸の心が流れてくる
夢中で口を吸う卑弥呼の服を取り払い、ツヨシも全てを見せると
柔らかいピンク色の感情が赤い情欲に染まって行くのが分かる
「これが…たけの、こんなに大きいの…」
「触り合いっこしよう」
「え?」
卑弥呼の身体を起こして手で握らせる
「あっつい…ビクビクしてる」
「っ気持ちいいんだ」
そう言って胸の中に抱き寄せて腰から下腹部へと手を伸ばす
「あっそっそこだめ」
「触り合いっこだよ、ほら姉さんももっと触って」
姉の手探りに合わせて女陰を弄り始めると段々扱き方が激しくなる
クチュクチュと濡れて貝のような口が開き指が濡れてふやけはじめる
「はぁ…んん…なっなんか…きそう…あっあっ…」
「姉さん俺のも…口で」
何も言わずに卑弥呼は建御雷神の硬い肉棒に顔を近づけていく
……はむ…んん…ちゅぢゅぅ…んぶ…ケホっケホ…
いきなり奥まで飲み込んでえづく卑弥呼の頭を撫で
「ゆっくりで良いよ…凄い気持ちいいから」
そう告げるが卑弥呼は再び根本まで飲みこもうと喉の奥まで入れて行く
夢中になって吸い込む姉の邪魔を止める為に指の動きを止めると腰がモゾモゾと動きだすので
再び水音を立てるように弄り始めると、卑弥呼の口淫が勢いを増して行く
んんん…ぢゅるる…ぢゅぱっ!んんんん…んっんっんっんっ!
ヌパヌパと裏スジを包む舌がザラザラと擦り上げられヌメヌメの舌裏が先っぽを包み込んで滑る
「くっうあねっねえさん止まって!でっでる」
間に合わないと思ったが
瞬間にぎゅうぅっと根本を握り込まれ、果てそうなのを止められた
「ごっごめん強く握り過ぎた?大丈夫?」
「大丈夫…最初はやっぱりこっちに出したくて、助かったよ」
「ふふ、わたしもよ♡じゃあ…きて、我慢しなくていいから」
そう言って足を開く卑弥呼は先程までの拒否の影はなく、
自らクパァして誘ってくる
思わずのし掛かりそうになるが、震える身体を抑えてギンギンな肉棒を卑弥呼の貝口に当て進めて行く
「はふっくぅぅ…たっけ…あっはぁぁぁあ!」
「まだ先っぽだけ…凄い…熱い…とろとろで溶けそうだ」
「きて…奥までっズンってしてえ!!」
ヌプププ ッズン!
「ひゔぅ!あ”あ”っあ!!おぐ!とっどいてる♡もっっとズンて!ズンズンて!!」
(おなかが!身体が喜んでるの!もっと奥にもっともっと!)
卑弥呼の言葉が頭に響く
バンバンバンバン!と叩きつける度に形を変える子宮がツヨシの肉棒の形に合わされて行く
「あ”っあ”っあ”あ!いくいっくぅ!はっあああ!!」
(ぐっぐりぐりして!膣内で突き上げるの!もっと!!)
泡を吹き始める卑弥呼の口を吸い、強く抱きしめると腰に足が廻り恥骨が削れるように押し付けられる
亀頭全体に当たる膣肉とは違った感触が蠢き、包み込んで吸い込み始める
「なっなんだこれ!すごい…!」思わず顔を離すが直ぐに抱き寄せられる
んちゅ♡いっていいよ♡いまだすの♡びゅーーーって!直接熱いのかけるの!
もう声なのか頭の中なのか判断も付かず、
自分の身体と卑弥呼の身体の境界線と分からなくなり
我慢の仕方さえ忘れてツヨシは解き放たれる
ドピュゥゥゥゥゥゥゥ
あっあああああ”あ”あ”あ”あ”!!!
ビュルルル!ビュルルル!
だっめっっっ!!とぶぅぅぅぅぅ!!
ビュグッビュグッビュグッ!
ぁっぁっぁ……………
満足した卑弥呼の意識は声を閉じた
~~~~タイムトラベル:残り12時間~~~~
ただ建御雷神の身体はまだ求めていた
四つん這いにさせてお尻を高くあげされる
「たったけ?もっもうこれ以上は…」
「ねえさん…まだ熱いんだ」
ズププと挿して抽送を開始はじめると
中から溢れる愛液と精液が混ざりあって掻き出される
パーーン!
「あっあっだっだめ!なっなんかくる!!っくる!っっっ!!!っあ”あ”あ”!!」
一際大きめについた一撃に、身体の反り返り、プシャァー!と潮を飛ばす
「あっいや!いやっいやぁ!はっはああああああんん!!」
身体を反り返らせる卑弥呼をそのまま持ち上げて迎えると背面で座位のまま腰を揺すっていく
「だっだめぇぇえ!それだめぇ!おっお”ぐっ!もっもうむり!あっまたっまたきちゃう!
きちゃうきちゃうぅぅ!っあっやっやああああああ!!!」
プシャップシャッ!
もう出なくなっても腰をビクンビクンと振る卑弥呼…
そしてまた掻き出された以上に精を補充するツヨシ
それからは何度もお互いの意識が復活するたびにお互いが求めあった
~~~~タイムトラベル:残り0時間~~~~
【その後のお話】
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「いっぱいしちゃいましたね」
「うん、凄かった…姉さん…」
「出来ちゃうね…きっと」
「俺が助ける」
「ふふふ、それは姉の仕事です、でもありがとう♡」
「…どうするの?」
「そうね…今のままじゃぁ……
シャーマンのままじゃ認めて貰えません
…………だからこの国を、私の国にしましょうか
そうすればきっと良い国になります」
「姉さんの国か、何でもするよ、それでずっと側にいられるなら」
その後に
卑弥呼は力を使い始め、歴史通りの卑弥呼として動き始めていった
卑弥呼の寝所にはいつも1人だけの護衛がいて他の物は寄せ付けなかったという
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信繁の生存によって、甲斐武田家と日本が辿るべき歴史の流れは徐々にずれてゆく――。
この作品は、武田信繁というひとりの武将の生存によって、史実とは異なっていく戦国時代を書いた、大河if戦記である。
*ノベルアッププラス・小説家になろうにも、同内容の作品を掲載しております(一部差異あり)。

いや、婿を選べって言われても。むしろ俺が立候補したいんだが。
SHO
歴史・時代
時は戦国末期。小田原北条氏が豊臣秀吉に敗れ、新たに徳川家康が関八州へ国替えとなった頃のお話。
伊豆国の離れ小島に、弥五郎という一人の身寄りのない少年がおりました。その少年は名刀ばかりを打つ事で有名な刀匠に拾われ、弟子として厳しく、それは厳しく、途轍もなく厳しく育てられました。
そんな少年も齢十五になりまして、師匠より独立するよう言い渡され、島を追い出されてしまいます。
さて、この先の少年の運命やいかに?
剣術、そして恋が融合した痛快エンタメ時代劇、今開幕にございます!
*この作品に出てくる人物は、一部実在した人物やエピソードをモチーフにしていますが、モチーフにしているだけで史実とは異なります。空想時代活劇ですから!
*この作品はノベルアップ+様に掲載中の、「いや、婿を選定しろって言われても。だが断る!」を改題、改稿を経たものです。
大東亜戦争を有利に
ゆみすけ
歴史・時代
日本は大東亜戦争に負けた、完敗であった。 そこから架空戦記なるものが増殖する。 しかしおもしろくない、つまらない。 であるから自分なりに無双日本軍を架空戦記に参戦させました。 主観満載のラノベ戦記ですから、ご感弁を
ゲート0 -zero- 自衛隊 銀座にて、斯く戦えり
柳内たくみ
ファンタジー
20XX年、うだるような暑さの8月某日――
東京・銀座四丁目交差点中央に、突如巨大な『門(ゲート)』が現れた。
中からなだれ込んできたのは、見目醜悪な怪異の群れ、そして剣や弓を携えた謎の軍勢。
彼らは何の躊躇いもなく、奇声と雄叫びを上げながら、そこで戸惑う人々を殺戮しはじめる。
無慈悲で凄惨な殺戮劇によって、瞬く間に血の海と化した銀座。
政府も警察もマスコミも、誰もがこの状況になすすべもなく混乱するばかりだった。
「皇居だ! 皇居に逃げるんだ!」
ただ、一人を除いて――
これは、たまたま現場に居合わせたオタク自衛官が、
たまたま人々を救い出し、たまたま英雄になっちゃうまでを描いた、7日間の壮絶な物語。
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内容はとても面白いと思います。
ただ、若干、時代ズレがあるような感じがします。
特に、徳川家康はまだ改名してないので、松平元康か松平家康と名乗っていたと思います。
これからも楽しみにしてます。
感想ありがとうございます(≧∀≦)
改名……ぐっはぁ_:(´ཀ`」 ∠):
完全に徳川家康の名前で頭の中が固定されてました……ご指摘ありがとうございますぅ:(;゙゚'ω゚'):
またやらかす可能性多い有りそうですが、
生暖かい目でそっと指摘してください(*´ω`*)
これからも少しずつですが励んでいきます!
応援有り難う御座います(о´∀`о)
おもしろいですね〜。
更新を楽しみに期待(エロ)してます。
感想ありがとうございます(//∇//)
期待に応えるよう頑張ります(震え声)
出来るだけ、こんなのあり得そう
と縛って作ると、案外難しいです……
でも応援して貰えると凄い励みになるんで、期待(エロ)に添えるよう頑張りますね(o^^o)