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第二十五話:ワンワンパニック
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桃園宅
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
僕の方が早めに食べ始めた筈なのに、何故かほぼ同時に食べ終わった桃園さんと、一緒に学校へ向かう為に家を出ようとすると、玄関に向かう僕を呼び止めた
「あっそっちは危ないから裏から出よ?」
「危ない?何が?僕、普通に此処から来たよ?」
「だって……ペロとチロが…今日は奥に居るのかなあ?」
何の事だか分からないけど、桃園さんは、静かに玄関を開けて様子を伺い始め、
「今日はこっちのが良いのかも……じゃっしっ静かに付いてきて?」
「うっうん…分かった」
桃園さんは真剣だった
(ゆっくりだよ?ゆ~~~っくり…そ~~~っと)
こっちを振り返り、唇に人差し指を当ててるとそーっと視線を戻す桃園はそのまま動かなくなった……固まった桃園さんの視界の前には尻尾を扇風機みたいに回すワンちゃんが2匹。へっへっへっと鼻息を荒くしながらジャリジャリとどこまでも伸びそうな鎖を引きずりながら近づいて来てた
「す………すっ…ぐ…ひっ」
桃園さんが何か言いかけた時片方のワンちゃんが…固まる桃園さんのスカートの中に頭を突っ込んで
「ぺっペロっだめえええっ!」
いつも寒いから長ズボンの筈の桃園は何故か今日に限ってスカートで、必死にペロって名前らしいワンちゃんの身体を抑えようとするけど、全然止められなくて………もう1匹のワンチャンが……へっへっへって桃園さんの背後に着くと立ち上がって、桃園さんの背中に抱き付くと腰をヘコヘコ動かし始めた
「ちちっチロっやめっ!すっスグル君助けてよおおっ!」
凄い仲良いんだなぁって思って見てたら、どうやら違ったらしい……けど……立ち上がったら僕よりデカイワンチャン相手に僕にどうしろって言うんだ?
「どっどうしたら良いの?絶対僕勝てないよ?」
「ペっペロの尻尾掴んでがなってしてっ!そしてら伏せするからっ!」
「分かったっ!……ペロってどっち?」
「これ…おっお股に入ってるのっ!」
もう完全にお股の間に入られた桃園さんは殆ど爪先立ちの状態でペロの背中に手をついてて、もう1匹のワンチャンにスカートの上からお尻に向かってヘコヘコされ涙目になっていて、ちょっと本気で不味そうだった
「ふっ伏せっ……ぺ…ろ……おねっ…がい…ふせえええっ!」
桃園さんの絶叫とほぼ同時に尻尾をギュッと掴むとそれまでスカートの中で桃園さんのお股をペロってたペロが、クゥーンと鼻を鳴らして地面に伏せし、前に進めるようになった桃園さんは、もう1匹にヘコヘコされながら、必死に門の出口まで来ると鎖に繋がれたワンちゃんが途中で追いかけて来れなくなり、
立ったまま、まだヘコヘコしてた
「……だっ大丈夫?」
「だっだから…裏から出よって……はぁ……ん………すっ…少し…まって…」
門の出口の所でペタリと地面に腰を下ろした桃園さんは、顔を真っ赤にしてて、ピクピクと身体を震わせて、立ち上がれるようになるまで暫くかかった
【通学路】
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「…ふぅ…酷い目にあった……」
「あ…ははっ、大変だったね?」
ようやく落ち着いた桃園さんと一緒に学校に向かって歩いてると、途中で道草を食ったせいで、通学路には同級生達も居て、結局何時もと同じ時間帯になってた
「とっところでさ?スグル君、アレで分かった?」
「アレ?何の事?」
他の小学生達がキャッキャッしながら歩く中で、桃園さんが何か聞いて来たけど、何の事だか全然分からなかった
(こっ恋人の事でしょっ!)
(………あっ…………ごっごめん……よく分からなかった)
目を大きくさせてビックリする桃園さんは口をパクパクさせてのけぞった……え?何でそんな目で見られるの?
(まっまぁ……ちょっっっっとだけ遠回しだったかも知れないけど………意外とポンコツなのね、スグル君て)
小声で最後にすっごい失礼な事を言われた気がしたけど、それを指摘する前に、何時ものカスミちゃんに阻まれた
「スッグルくーーーーんっ!」
「おはよう、スグル君」
「カスミちゃん、おはよう、今日はヒマワリおばさんまでどうしたの?」
「昨日の件で学校から呼ばれてるのよ?スグル君のお母さんもその筈よ?」
「え?……昨日はご飯食べたらすぐ寝ちゃったし、今日は朝起きたら飛び出して来たから、全然知らなかったよ」
「そうなの?じゃあ3人で一緒に行きましょうか?」
「えっへへー♪」
当然の様に桃園さんと僕の間におばさんが入ってきて、カスミちゃんは反対側の僕の腕を既に抱きしめていた
「ちょっとっ!私スグル君とお話ししてたんですけどっ!」
「あら?あなた………誰かしら?」
「もっ桃園です!スグル君のクラスメイトの!」
牙を向くように怒り始める桃園さんをおばさんは全く動じず
「あらそうなの?昨日はコンビニで強盗があったでしょ?あの件で大事な話をしてるから、貴女はちょっと我慢してね?」
そう言うと、ヒマワリおばさんまで、僕の腕を抱きしめ始めた………
「……ぐぬぬ…………きっ昨日のコンビニって…スグル君なんか関係あるの?」
後ろから殺気だつ桃園さんが、おばさんの言葉に思い出した様に質問すると、カスミちゃんが
「あのねっ!コンビニで怖いおじさんが包丁振り回して来たんだけどっ!スグル君が私を助けてくれたの♡」
といって、益々ぎゅうってして来た
「えっ!?だっ大丈夫だったの?」
「いや、別に僕は何にもして無いんだよ?普通にカスミちゃん引っ張って、コンビニから逃げただけだし」
「スグルっ!アンタいきなり家飛び出してっ!どこ行ってたの!」
桃園さんに昨日の事を説明しようとしたらお母さんが門の所で仁王立ちしてて……昨日のおじさんより怖い顔してた
「おっお母さんっ……そっその……ちょっと桃園さんちに」
「……桃園さんの家?何しに?何か用事でもあったの?」
今度は隣に居たカスミちゃんの顔が怖い顔になって来た……え?何この状況?
「アンタ、いきなり家飛び出すから、お母さん走って学校来たのにまだ来てないって言うからずっと此処で待ってたのよ?!」
「ねえ?桃園さんとどんな用事だったの?ねえ?ねえ?教えてくれないの?」
「ちょっちょっと待って……」
正面から角を生やしたお母さん、左手に暗い影をさしたカスミちゃん、僕はもうどうしたら良いのか分からず、ヒマワリさんの顔を見ると……とても楽しそうに笑いながら
「まぁまぁまぁまぁ、そんないきなり捲し立てたって仕方ないでし淑恵さん、一緒に職員室いきましょ?」
「……ふぅ…仕方ないわね…スグル、後でちゃんと説明しなさい」
ヒマワリおばさんがお母さんを連れて行ってくれて、一先ずは何とかなった………と、思うのは早過ぎた、再び桃園さんが僕の隣にやって来て、今度はカスミちゃんに負けないくらいに腕を抱きしめて来た
「………雪ちゃん…何のつもりかな?」
「……私も今日の朝、スグル君に助けて貰ったの…だから、こうしてたいの、何か悪い?」
別人のように牙を剥き出しにするカスミちゃんは
「スグル君……どう言う事かな?」
「え?…えっと…そっその」
(今日、もう一回来たら恋人のなり方ちゃんと教えて上げるわ)
少しだけ後ろに下がった桃園さんがそう囁いてきた
「あっあの……きっ昨日は桃園さんと「約束」が有って、行けなかったから、謝りに行ったんだよ」
「……そっそうなんだ…「約束」してたんだ、じゃっ…じゃあ…今日は…私は遠慮するねっ!」
そう言うとカスミちゃんは僕の腕を解放して、走って行った……僕は最初、針のむしろの様な空気から解放された気分になっていたけど……その日、一度もカスミちゃんは話しかけても来なかった
「じゃあ、家で待ってるから、今日はちゃんと来てね?」
放課後、桃園さんは授業が終わると同時に振り向くと、大きな声で僕にそう話しかけて来た
その向こう側でカスミちゃんは、スタスタと顔も合わさずに教室を出て行き、僕はそれを呼び止める事も出来なかった
「うっうん…じゃあ後で行くね」
僕はもうこのモヤモヤした気持ちを一刻も早く終わらせる為に、恋人についてちゃんと知りたかったんだ
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
僕の方が早めに食べ始めた筈なのに、何故かほぼ同時に食べ終わった桃園さんと、一緒に学校へ向かう為に家を出ようとすると、玄関に向かう僕を呼び止めた
「あっそっちは危ないから裏から出よ?」
「危ない?何が?僕、普通に此処から来たよ?」
「だって……ペロとチロが…今日は奥に居るのかなあ?」
何の事だか分からないけど、桃園さんは、静かに玄関を開けて様子を伺い始め、
「今日はこっちのが良いのかも……じゃっしっ静かに付いてきて?」
「うっうん…分かった」
桃園さんは真剣だった
(ゆっくりだよ?ゆ~~~っくり…そ~~~っと)
こっちを振り返り、唇に人差し指を当ててるとそーっと視線を戻す桃園はそのまま動かなくなった……固まった桃園さんの視界の前には尻尾を扇風機みたいに回すワンちゃんが2匹。へっへっへっと鼻息を荒くしながらジャリジャリとどこまでも伸びそうな鎖を引きずりながら近づいて来てた
「す………すっ…ぐ…ひっ」
桃園さんが何か言いかけた時片方のワンちゃんが…固まる桃園さんのスカートの中に頭を突っ込んで
「ぺっペロっだめえええっ!」
いつも寒いから長ズボンの筈の桃園は何故か今日に限ってスカートで、必死にペロって名前らしいワンちゃんの身体を抑えようとするけど、全然止められなくて………もう1匹のワンチャンが……へっへっへって桃園さんの背後に着くと立ち上がって、桃園さんの背中に抱き付くと腰をヘコヘコ動かし始めた
「ちちっチロっやめっ!すっスグル君助けてよおおっ!」
凄い仲良いんだなぁって思って見てたら、どうやら違ったらしい……けど……立ち上がったら僕よりデカイワンチャン相手に僕にどうしろって言うんだ?
「どっどうしたら良いの?絶対僕勝てないよ?」
「ペっペロの尻尾掴んでがなってしてっ!そしてら伏せするからっ!」
「分かったっ!……ペロってどっち?」
「これ…おっお股に入ってるのっ!」
もう完全にお股の間に入られた桃園さんは殆ど爪先立ちの状態でペロの背中に手をついてて、もう1匹のワンチャンにスカートの上からお尻に向かってヘコヘコされ涙目になっていて、ちょっと本気で不味そうだった
「ふっ伏せっ……ぺ…ろ……おねっ…がい…ふせえええっ!」
桃園さんの絶叫とほぼ同時に尻尾をギュッと掴むとそれまでスカートの中で桃園さんのお股をペロってたペロが、クゥーンと鼻を鳴らして地面に伏せし、前に進めるようになった桃園さんは、もう1匹にヘコヘコされながら、必死に門の出口まで来ると鎖に繋がれたワンちゃんが途中で追いかけて来れなくなり、
立ったまま、まだヘコヘコしてた
「……だっ大丈夫?」
「だっだから…裏から出よって……はぁ……ん………すっ…少し…まって…」
門の出口の所でペタリと地面に腰を下ろした桃園さんは、顔を真っ赤にしてて、ピクピクと身体を震わせて、立ち上がれるようになるまで暫くかかった
【通学路】
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「…ふぅ…酷い目にあった……」
「あ…ははっ、大変だったね?」
ようやく落ち着いた桃園さんと一緒に学校に向かって歩いてると、途中で道草を食ったせいで、通学路には同級生達も居て、結局何時もと同じ時間帯になってた
「とっところでさ?スグル君、アレで分かった?」
「アレ?何の事?」
他の小学生達がキャッキャッしながら歩く中で、桃園さんが何か聞いて来たけど、何の事だか全然分からなかった
(こっ恋人の事でしょっ!)
(………あっ…………ごっごめん……よく分からなかった)
目を大きくさせてビックリする桃園さんは口をパクパクさせてのけぞった……え?何でそんな目で見られるの?
(まっまぁ……ちょっっっっとだけ遠回しだったかも知れないけど………意外とポンコツなのね、スグル君て)
小声で最後にすっごい失礼な事を言われた気がしたけど、それを指摘する前に、何時ものカスミちゃんに阻まれた
「スッグルくーーーーんっ!」
「おはよう、スグル君」
「カスミちゃん、おはよう、今日はヒマワリおばさんまでどうしたの?」
「昨日の件で学校から呼ばれてるのよ?スグル君のお母さんもその筈よ?」
「え?……昨日はご飯食べたらすぐ寝ちゃったし、今日は朝起きたら飛び出して来たから、全然知らなかったよ」
「そうなの?じゃあ3人で一緒に行きましょうか?」
「えっへへー♪」
当然の様に桃園さんと僕の間におばさんが入ってきて、カスミちゃんは反対側の僕の腕を既に抱きしめていた
「ちょっとっ!私スグル君とお話ししてたんですけどっ!」
「あら?あなた………誰かしら?」
「もっ桃園です!スグル君のクラスメイトの!」
牙を向くように怒り始める桃園さんをおばさんは全く動じず
「あらそうなの?昨日はコンビニで強盗があったでしょ?あの件で大事な話をしてるから、貴女はちょっと我慢してね?」
そう言うと、ヒマワリおばさんまで、僕の腕を抱きしめ始めた………
「……ぐぬぬ…………きっ昨日のコンビニって…スグル君なんか関係あるの?」
後ろから殺気だつ桃園さんが、おばさんの言葉に思い出した様に質問すると、カスミちゃんが
「あのねっ!コンビニで怖いおじさんが包丁振り回して来たんだけどっ!スグル君が私を助けてくれたの♡」
といって、益々ぎゅうってして来た
「えっ!?だっ大丈夫だったの?」
「いや、別に僕は何にもして無いんだよ?普通にカスミちゃん引っ張って、コンビニから逃げただけだし」
「スグルっ!アンタいきなり家飛び出してっ!どこ行ってたの!」
桃園さんに昨日の事を説明しようとしたらお母さんが門の所で仁王立ちしてて……昨日のおじさんより怖い顔してた
「おっお母さんっ……そっその……ちょっと桃園さんちに」
「……桃園さんの家?何しに?何か用事でもあったの?」
今度は隣に居たカスミちゃんの顔が怖い顔になって来た……え?何この状況?
「アンタ、いきなり家飛び出すから、お母さん走って学校来たのにまだ来てないって言うからずっと此処で待ってたのよ?!」
「ねえ?桃園さんとどんな用事だったの?ねえ?ねえ?教えてくれないの?」
「ちょっちょっと待って……」
正面から角を生やしたお母さん、左手に暗い影をさしたカスミちゃん、僕はもうどうしたら良いのか分からず、ヒマワリさんの顔を見ると……とても楽しそうに笑いながら
「まぁまぁまぁまぁ、そんないきなり捲し立てたって仕方ないでし淑恵さん、一緒に職員室いきましょ?」
「……ふぅ…仕方ないわね…スグル、後でちゃんと説明しなさい」
ヒマワリおばさんがお母さんを連れて行ってくれて、一先ずは何とかなった………と、思うのは早過ぎた、再び桃園さんが僕の隣にやって来て、今度はカスミちゃんに負けないくらいに腕を抱きしめて来た
「………雪ちゃん…何のつもりかな?」
「……私も今日の朝、スグル君に助けて貰ったの…だから、こうしてたいの、何か悪い?」
別人のように牙を剥き出しにするカスミちゃんは
「スグル君……どう言う事かな?」
「え?…えっと…そっその」
(今日、もう一回来たら恋人のなり方ちゃんと教えて上げるわ)
少しだけ後ろに下がった桃園さんがそう囁いてきた
「あっあの……きっ昨日は桃園さんと「約束」が有って、行けなかったから、謝りに行ったんだよ」
「……そっそうなんだ…「約束」してたんだ、じゃっ…じゃあ…今日は…私は遠慮するねっ!」
そう言うとカスミちゃんは僕の腕を解放して、走って行った……僕は最初、針のむしろの様な空気から解放された気分になっていたけど……その日、一度もカスミちゃんは話しかけても来なかった
「じゃあ、家で待ってるから、今日はちゃんと来てね?」
放課後、桃園さんは授業が終わると同時に振り向くと、大きな声で僕にそう話しかけて来た
その向こう側でカスミちゃんは、スタスタと顔も合わさずに教室を出て行き、僕はそれを呼び止める事も出来なかった
「うっうん…じゃあ後で行くね」
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