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白く教示するもの【R15】性表現あり
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サヤは、先輩のユリの紹介でユリの兄朔(さく)とお付き合いする事になった。
和也の1件で、周りからは疑われ、騒がれていたのだが朔さんだけは優しく守ってくれた。
少し?かなりの心配性ではあるが、一緒に居て楽しいし、素の自分ででいられるような人だった。
出会い方はおかしな出会いだったけど……。待ち伏せされていたような気もしないでもない。
ユリ先輩のお兄さんだし、信頼のおける人だった。月日は流れ結婚を前提にって話も出てきた。
男女の関係に進もうと思っていたが、彼は遠慮してか気にしてか指一本触れてこない。
意を決して自分からキスしてみた。彼はとても驚いていた。
ユリ先輩も、店長と順調らしく笑顔が多かった。時々、ケガをしているような気もするが……
「ちょっと、階段つまづいちゃって。彼と飲みすぎたからかも~。」
なんて話していた。大丈夫かな?って心配していた。朔さんにも話したが
「おっちょこちょいだなぁ~はは。僕はあの店長認めてないけどね!僕がいつも見守ってた時は怪我なんかさせた事無かったのに……やっぱりアイツは駄目だな!ふふ。サヤちゃんは僕がしっかり守るからね♡」
そんな風に軽い感じで思っているようで、ユリ先輩が少し心配だったが朔さんにキスされて、いよいよホテルに行こうと二人とも盛り上がったのですっかり忘れてしまった。
ホテルに入るとさすがに緊張で強張る。朔さんの声は優しかった。
「大丈夫?」
頷く。
「嫌なら跳ね除けて良いからね。ゆっくり慣れていこう。」
コクンと頷くが、つい恥ずかしくて顔を両手で覆ってしまった。
「かわいい。ふふ、顔見せて。好きだよ。」
ディープキスしながらゆっくりと乳房を触られる。怖い訳では無いが、緊張で震える。
「怖くないよ?思い出す?怖い?」
(緊張のせいなんだけど……)
ふるふると首を振る。触って欲しいのに、ガウンの前を整えられてしまった。
「今日はここまで!」
驚く。(何か私間違ったのかな?)心配になるが朔は
「頑張ってここまで来たし、サヤのおっばい見れて、触れたからここまでにしよう!」
やる気をなくしたように隣に寝転んでしまった。
「触って……大丈夫だから、私の経験がないから?」
(沢山触って欲しいのに……やる気なくしちゃったかな?それとも何か私失敗した?よく分からない……)
「違うよ!!君を大切にしたいからだよ!男の人に馴れてもらいたい!勿論僕に!……怖がらないで……欲しいけど、初めてはやっぱり女性の方に負担かけるし、ゆっくりしよう。それに……ほら、僕のこんなになってる……君とひとつになりたいけど、怖がらせるの嫌だったから我慢してるんだよ?」
(ウソ……男の人のってこんなに大きいの?お年寄りのしか見た事なかったし……脈打ってる痛くないの?そんなに立ち上がるモノなの?)
サヤは混乱と無知と恥ずかしさで、真っ赤な顔になり目をそらしてしまう。
「僕も、君と同じくらい緊張してるし……恥ずかしい……だから、ゆっくりで良いと思うんだ。ゆっくり慣れていこう。」
驚きすぎて頷くしかないサヤ。覚悟はしてきたつもりだったが、混乱が止まらない。頷くしかできず黙るしかなかった。朔がおもむろに
「トイレ行ってくるね。ゆっくりしてて。」
トイレに駆け込む朔。
(えっ?トイレ?もよおしたの?分からない。勉強不足すぎる私。もう少し勉強しなきゃ!先に進めない!覚悟が足りなかったわ!甘くみてた……)
顔を両手でパンパンっと叩く。
大の方にしても長い……倒れてたりしない?それともシャワー?水の音しないし……大丈夫かな?
ベットから離れて、トイレのドアをコンコン。と、ノックする。声をかけるがなかなか返事が返ってこない。
(大丈夫なんだろうか?そういえば、鍵掛からない仕様だったな。倒れてたりしたら大変だから……失礼しま~す。)
ドアに手をかける。と、同時に返事が返ってくる。
「だ、大丈夫!ふっ……ふっはっ…いっ」
(?本当に大丈夫なの?)
ガチャリと開けると朔さん以外の手が勃起した朔さんを触っている。
「えっ?何ソレ!!えっ?」
サヤは更に混乱する。
驚いたサヤはぼんやり眺めていると、白く透き通る幽霊がスッと目の前に現れ
「つぎは……ぼ……くと!」
サヤの耳元で話すと、スッと消えていった。
(えっ?何なに??幽霊??ハッ朔さん!)
腰を揺らして果てる朔。側に駆け寄ると
「ごめん……やり過ぎたはは。」
フラフラしている。支えながらベットへ。サヤも一緒にベットへ入る。
興奮して射精しすぎた朔さんを見ていると、気の毒になりながらも愛おしくて興奮してくる。キスをしたくなるサヤ。
ディープキスして、自分の手で朔の手を取り胸を触ってもらった。慣れる為の第一歩。胸を優しく触ってくれる朔さん。気持ちよかった。
その後は抱き合って眠りについた。
一晩朔さんと過ごして、朝朝食後に解散した。サヤは離れがたかったが、色々あり過ぎて朔の方が疲れてしまったからだった。
自室に帰ると、ぼんやりスマホを眺める。
動画を観ながらダラダラと予定の空いた休日を過ごす。いつの間にか眠りこけていて、気がついた時には夕方だった。
久々に三連休。残り2日どうしようかな……
(朔さんから連絡なしか……明日まで一緒に過ごす予定だったのになぁ~。)
残念がりながら、ソファーの上で足をバタバタさせる。
夕ごはんの支度をして、独りでテレビを観ながら食べる。やはり連絡は来ない。
(忙しくなったのかな?)
いつもはメールか電話をくれる朔さん。少し心配だった。ユリへメールしてみると、すぐに解答が返ってきた。
「私も連絡取れないから心配で……」
「今、お兄ちゃん家。お兄ちゃん帰った後もサヤちゃんを想いすぎてヤリすぎたんだってww使ったティッシュ散らかしっぱなし……心配ないから!!妬けちゃう~。羨ましいんだから!!」
ティッシュが散らばった居間の写真付きでメールが来た。
「……は、恥ずかしい。」
(本当に大丈夫なのだろうか?)
そう思っていると電話がかかってきた。
「大丈夫よ!さっきご飯食べて部屋に行ったわ。ゆっくり寝たいんだって。スマホも居間に置きっぱなしだから……サヤちゃんとお兄ちゃんラブラブ~!お盛んな事で♡」
最後までしてないから……なんとも言えない。
「そ、そんなんじゃないです……。」
顔が熱くなる。
「お兄ちゃんはたぶん明日まで起きないよ~。私も明日早いし片付けて帰る。明日は~♡店長と♡1日デート♡なの。サヤちゃん達に負けないから!じゃね。」
一方的に話され、切られてしまった。
(はぁ~。片付けよ。)
片付け、シャワーを浴び、やる事も無いのでベットへ上がり、避けてきたサイトの動画を観始める。
(勉強しよう。)
無料のエロサイト。参考程度に……
エッチな動画を観ると何故か眠くなるサヤ。
昼間寝たから今晩はしっかり観れるハズと、勉強しようとつけたのだ。
ベットの端に座り観る。横になると寝てしまうから。ドキドキする。キスから、胸と触られている。
(あ、あんな恥ずかしい事……私昨日朔さんと……)
顔が熱くなり、心臓が高鳴るのを感じている。パジャマのボタンを外し、自分で触ってみる。
と耳元で
「ぼ……く……が教えて……あ……げる」
「えっ?」
声に驚く。
振り返るも、誰も居ない。居たら困る状況だ。
画面からはイヤらしいキスの音と女性の喘ぐ声。
(あ……あんな事……ひゃ~。)
更に顔が赤くなりドキドキする。
ふわふわする気分になり、ぼ~っとしていると触られている感覚に驚く
「!!なに!?!」
耳元に息づかいを感じる。
「大丈夫……大丈夫……」
聞き覚えのあるあの優しい声。力が抜ける。耳を舐められ、ゾワリとする。
「大丈夫……サヤ……気持ちいい?キスしようね。」
話しかけられ
「えっ?」
と返事をして口を軽く開けてしまった。舌が口の中に侵入してくる。甘い味。舌と舌が絡まる。
冷たい指が乳頭を触る。寒さにビクッと身体が跳ねる。口は塞がれているので声が出せない。
「ふっ……うっ……」
「ごめん。寒かったね……でも、大丈夫。気持ちよく……してあげる……ね!サヤ……お勉強……だ……よ」
(なに?勉強?なんの?あっ気持ちいい……)
思考が定まらない。キスされてるから、相手も喋れないはずなのに……。
「気持ちよくなるための……お勉強……教えてあげる……口は離さないよ?……あの時みたいに飛ばされたくないから……大丈夫……僕に任せて……」
いつの間にかベットの上に横たわらされている。
身体は力が抜けて動けない。
(キス上手いな……触り方優しい。気持ち良いっぃ……なんだか身体が熱くてムズムズする。)
くちゅり、くちゅりと口からディープキスの音がする。甘く優しい味がする。ムラムラしてくる。よだれを垂らしながら、腰をムズムズと動かす。
「気持ちいいねぇ……サヤ……おっはい美味しい……下に下がるよ……ま……えもしたから……分かるよね?……大じょう……ぶ」
かぁ~っと顔が熱くなる。あの時は、夢だと思っていたから何とも不思議な感覚に錯覚だと思っていたのに……
ズボンと下着が下げられる感覚に
「ん~~!んっんっん~~!!」
抵抗を試みるのも虚しく、剥ぎ取られてしまう。
イヤイヤと首を振るも
「大丈夫……ダイ丈夫……痛くないよ?前もし……たよ?大丈夫……サヤいい子……ほら、溢れてる」
二チュリとイヤらしい音。
太ももから、陰部へとキスされる。その際一瞬口が離れる。
「お、お願い!彼がいるの……う、浮気はダメよ。べ、勉強はありがたいけど……」
白い幽霊は首をかしげる
「?あ~!……あの男か……だ……メ……あの男は……大丈夫……サヤ……つづき……」
訴えも虚しく、すぐに口をキスで塞がれる。陰部をいじられる。与えられる快楽に溺れるサヤ。腰がビクビクと跳ねる。
「気持ちいいねぇ……サヤ、ここいい?……沢山……イッテ……びしょびしょ……ふふ。」
サヤの顔から涙が流れる。
「痛い?……大丈夫……大丈夫……指入れるよ?」
(イヤッ!!何?指?助けて!朔さん!!)
くちゅり、と音がして何かが入ってくる感覚にサヤの身体は強張る。初めての感覚にパニックだった。
「ん~~!!んっんっんっ!!んっん~~!」
相変わらず口を離してくれない。体が弓の様に反り上がる。指が抜かれる。
「指……一本から、慣れていこうね……大……丈夫……ゆっくり……時間はた……くさんあ……る……力抜いて……息吐いて……大丈夫。」
言われるまま、ふ~っと息を吐く。
「いい子。上手い、上手い……中、拡げるね……足も……ちょっと広げるね……息吐いて……」
足を広げられる。閉じようとするも足の間に誰かが居るような感覚で、閉じれない。ヌチュリとゆっくり入り口からゆっくりと指が挿入される。
「ふう……う……ぅ゙……」
ヌチュリヌチュリと音が鳴る。入り口を丁寧に丁寧に指が少し入って円を描くように動く。
変な気分だ。幽霊に抱かれている。オアズケさせた朔さんに申し訳ない気持ちがありつつも『勉強』と言われたら、耐えたほうが良い気もしてくる。なんせ、相手は幽霊だ。
「かわいいサヤ……叫ばない?……声聴きたい……口離すよ?……叫んだら、お仕置き……痛いよ?」
コクリと頷く。
やっと口が離れ、出したことがない様な甘い声が出る。
「あっ……ンンッな……に?あ……なた……んっふぅ、誰?あっあっ!」
ニヤリと笑う
「イク?いいよ……一回いって……サヤの気持ちいい顔好き……」
ビクビクっと腰が跳ねる。
「あっあっあっ…………ふぅ~ふぅ~ふぅ~。」
涙を流しながらいってしまった。
「ふふ。かわいい♡……サヤ好き~。もう少し、頑張ろうね……奥に……気持ちいい所……あるよ?」
(何言ってるの?)
ぐったりするサヤに容赦なく指が奥に入ってくる。
「はっあっ!!なっ!やっイヤッ!お願い!抜いてぇ……人以外とはやっぱりやぁ~!」
じっと動かさずに、落ち着くのを持つように白くモヤがかった幽霊は微笑んでいる。
「勉強……だ……よサヤ……大丈夫……サヤのここ……締まってる……このままじゃ……痛いだけ……慣れる……勉強……普通の……男……すぐ挿れる……僕は、大丈夫……ゆっくり……呼吸して」
優しい声に、サヤはなんだか大丈夫な気がしてくるし何より気持ちいい!
ふぅ~はぁ~っと呼吸する。呼吸に合わせて指も動く。ゆっくり出し入れされる指。奥の方で止まったと思うと、拡げる様に円を描く。
良い所に当たると腰が跳ねるし、甘い声も上がる。
「うまい……うまい……その調子!」
幽霊の事なんてどうでもよくなってきた。
指一本で奥の良いところを触られ続け、イキ過ぎてサヤは気を失った。
「サヤ……かわいい……サヤまたね。ゆっくり開いて、開発していこうね……おやすみ。」
白い幽霊は消えていた。
朝、スッキリして目覚めるサヤ。パジャマはきちんと着けている。(何だったんだろう?)陰部には感覚が残っている。不思議な感覚に赤くなる。
数日経って、朔さんと久しぶりにデートする。
幽霊との甲斐会ってか?触られる事に抵抗は無くなっていた。それ以上はいつもと同じ。朔がひとりで精魂尽きるまでトイレで果てる。まるで、サヤに挿入するのを拒むようにトイレで果てる……
続く
和也の1件で、周りからは疑われ、騒がれていたのだが朔さんだけは優しく守ってくれた。
少し?かなりの心配性ではあるが、一緒に居て楽しいし、素の自分ででいられるような人だった。
出会い方はおかしな出会いだったけど……。待ち伏せされていたような気もしないでもない。
ユリ先輩のお兄さんだし、信頼のおける人だった。月日は流れ結婚を前提にって話も出てきた。
男女の関係に進もうと思っていたが、彼は遠慮してか気にしてか指一本触れてこない。
意を決して自分からキスしてみた。彼はとても驚いていた。
ユリ先輩も、店長と順調らしく笑顔が多かった。時々、ケガをしているような気もするが……
「ちょっと、階段つまづいちゃって。彼と飲みすぎたからかも~。」
なんて話していた。大丈夫かな?って心配していた。朔さんにも話したが
「おっちょこちょいだなぁ~はは。僕はあの店長認めてないけどね!僕がいつも見守ってた時は怪我なんかさせた事無かったのに……やっぱりアイツは駄目だな!ふふ。サヤちゃんは僕がしっかり守るからね♡」
そんな風に軽い感じで思っているようで、ユリ先輩が少し心配だったが朔さんにキスされて、いよいよホテルに行こうと二人とも盛り上がったのですっかり忘れてしまった。
ホテルに入るとさすがに緊張で強張る。朔さんの声は優しかった。
「大丈夫?」
頷く。
「嫌なら跳ね除けて良いからね。ゆっくり慣れていこう。」
コクンと頷くが、つい恥ずかしくて顔を両手で覆ってしまった。
「かわいい。ふふ、顔見せて。好きだよ。」
ディープキスしながらゆっくりと乳房を触られる。怖い訳では無いが、緊張で震える。
「怖くないよ?思い出す?怖い?」
(緊張のせいなんだけど……)
ふるふると首を振る。触って欲しいのに、ガウンの前を整えられてしまった。
「今日はここまで!」
驚く。(何か私間違ったのかな?)心配になるが朔は
「頑張ってここまで来たし、サヤのおっばい見れて、触れたからここまでにしよう!」
やる気をなくしたように隣に寝転んでしまった。
「触って……大丈夫だから、私の経験がないから?」
(沢山触って欲しいのに……やる気なくしちゃったかな?それとも何か私失敗した?よく分からない……)
「違うよ!!君を大切にしたいからだよ!男の人に馴れてもらいたい!勿論僕に!……怖がらないで……欲しいけど、初めてはやっぱり女性の方に負担かけるし、ゆっくりしよう。それに……ほら、僕のこんなになってる……君とひとつになりたいけど、怖がらせるの嫌だったから我慢してるんだよ?」
(ウソ……男の人のってこんなに大きいの?お年寄りのしか見た事なかったし……脈打ってる痛くないの?そんなに立ち上がるモノなの?)
サヤは混乱と無知と恥ずかしさで、真っ赤な顔になり目をそらしてしまう。
「僕も、君と同じくらい緊張してるし……恥ずかしい……だから、ゆっくりで良いと思うんだ。ゆっくり慣れていこう。」
驚きすぎて頷くしかないサヤ。覚悟はしてきたつもりだったが、混乱が止まらない。頷くしかできず黙るしかなかった。朔がおもむろに
「トイレ行ってくるね。ゆっくりしてて。」
トイレに駆け込む朔。
(えっ?トイレ?もよおしたの?分からない。勉強不足すぎる私。もう少し勉強しなきゃ!先に進めない!覚悟が足りなかったわ!甘くみてた……)
顔を両手でパンパンっと叩く。
大の方にしても長い……倒れてたりしない?それともシャワー?水の音しないし……大丈夫かな?
ベットから離れて、トイレのドアをコンコン。と、ノックする。声をかけるがなかなか返事が返ってこない。
(大丈夫なんだろうか?そういえば、鍵掛からない仕様だったな。倒れてたりしたら大変だから……失礼しま~す。)
ドアに手をかける。と、同時に返事が返ってくる。
「だ、大丈夫!ふっ……ふっはっ…いっ」
(?本当に大丈夫なの?)
ガチャリと開けると朔さん以外の手が勃起した朔さんを触っている。
「えっ?何ソレ!!えっ?」
サヤは更に混乱する。
驚いたサヤはぼんやり眺めていると、白く透き通る幽霊がスッと目の前に現れ
「つぎは……ぼ……くと!」
サヤの耳元で話すと、スッと消えていった。
(えっ?何なに??幽霊??ハッ朔さん!)
腰を揺らして果てる朔。側に駆け寄ると
「ごめん……やり過ぎたはは。」
フラフラしている。支えながらベットへ。サヤも一緒にベットへ入る。
興奮して射精しすぎた朔さんを見ていると、気の毒になりながらも愛おしくて興奮してくる。キスをしたくなるサヤ。
ディープキスして、自分の手で朔の手を取り胸を触ってもらった。慣れる為の第一歩。胸を優しく触ってくれる朔さん。気持ちよかった。
その後は抱き合って眠りについた。
一晩朔さんと過ごして、朝朝食後に解散した。サヤは離れがたかったが、色々あり過ぎて朔の方が疲れてしまったからだった。
自室に帰ると、ぼんやりスマホを眺める。
動画を観ながらダラダラと予定の空いた休日を過ごす。いつの間にか眠りこけていて、気がついた時には夕方だった。
久々に三連休。残り2日どうしようかな……
(朔さんから連絡なしか……明日まで一緒に過ごす予定だったのになぁ~。)
残念がりながら、ソファーの上で足をバタバタさせる。
夕ごはんの支度をして、独りでテレビを観ながら食べる。やはり連絡は来ない。
(忙しくなったのかな?)
いつもはメールか電話をくれる朔さん。少し心配だった。ユリへメールしてみると、すぐに解答が返ってきた。
「私も連絡取れないから心配で……」
「今、お兄ちゃん家。お兄ちゃん帰った後もサヤちゃんを想いすぎてヤリすぎたんだってww使ったティッシュ散らかしっぱなし……心配ないから!!妬けちゃう~。羨ましいんだから!!」
ティッシュが散らばった居間の写真付きでメールが来た。
「……は、恥ずかしい。」
(本当に大丈夫なのだろうか?)
そう思っていると電話がかかってきた。
「大丈夫よ!さっきご飯食べて部屋に行ったわ。ゆっくり寝たいんだって。スマホも居間に置きっぱなしだから……サヤちゃんとお兄ちゃんラブラブ~!お盛んな事で♡」
最後までしてないから……なんとも言えない。
「そ、そんなんじゃないです……。」
顔が熱くなる。
「お兄ちゃんはたぶん明日まで起きないよ~。私も明日早いし片付けて帰る。明日は~♡店長と♡1日デート♡なの。サヤちゃん達に負けないから!じゃね。」
一方的に話され、切られてしまった。
(はぁ~。片付けよ。)
片付け、シャワーを浴び、やる事も無いのでベットへ上がり、避けてきたサイトの動画を観始める。
(勉強しよう。)
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昼間寝たから今晩はしっかり観れるハズと、勉強しようとつけたのだ。
ベットの端に座り観る。横になると寝てしまうから。ドキドキする。キスから、胸と触られている。
(あ、あんな恥ずかしい事……私昨日朔さんと……)
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「ぼ……く……が教えて……あ……げる」
「えっ?」
声に驚く。
振り返るも、誰も居ない。居たら困る状況だ。
画面からはイヤらしいキスの音と女性の喘ぐ声。
(あ……あんな事……ひゃ~。)
更に顔が赤くなりドキドキする。
ふわふわする気分になり、ぼ~っとしていると触られている感覚に驚く
「!!なに!?!」
耳元に息づかいを感じる。
「大丈夫……大丈夫……」
聞き覚えのあるあの優しい声。力が抜ける。耳を舐められ、ゾワリとする。
「大丈夫……サヤ……気持ちいい?キスしようね。」
話しかけられ
「えっ?」
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冷たい指が乳頭を触る。寒さにビクッと身体が跳ねる。口は塞がれているので声が出せない。
「ふっ……うっ……」
「ごめん。寒かったね……でも、大丈夫。気持ちよく……してあげる……ね!サヤ……お勉強……だ……よ」
(なに?勉強?なんの?あっ気持ちいい……)
思考が定まらない。キスされてるから、相手も喋れないはずなのに……。
「気持ちよくなるための……お勉強……教えてあげる……口は離さないよ?……あの時みたいに飛ばされたくないから……大丈夫……僕に任せて……」
いつの間にかベットの上に横たわらされている。
身体は力が抜けて動けない。
(キス上手いな……触り方優しい。気持ち良いっぃ……なんだか身体が熱くてムズムズする。)
くちゅり、くちゅりと口からディープキスの音がする。甘く優しい味がする。ムラムラしてくる。よだれを垂らしながら、腰をムズムズと動かす。
「気持ちいいねぇ……サヤ……おっはい美味しい……下に下がるよ……ま……えもしたから……分かるよね?……大じょう……ぶ」
かぁ~っと顔が熱くなる。あの時は、夢だと思っていたから何とも不思議な感覚に錯覚だと思っていたのに……
ズボンと下着が下げられる感覚に
「ん~~!んっんっん~~!!」
抵抗を試みるのも虚しく、剥ぎ取られてしまう。
イヤイヤと首を振るも
「大丈夫……ダイ丈夫……痛くないよ?前もし……たよ?大丈夫……サヤいい子……ほら、溢れてる」
二チュリとイヤらしい音。
太ももから、陰部へとキスされる。その際一瞬口が離れる。
「お、お願い!彼がいるの……う、浮気はダメよ。べ、勉強はありがたいけど……」
白い幽霊は首をかしげる
「?あ~!……あの男か……だ……メ……あの男は……大丈夫……サヤ……つづき……」
訴えも虚しく、すぐに口をキスで塞がれる。陰部をいじられる。与えられる快楽に溺れるサヤ。腰がビクビクと跳ねる。
「気持ちいいねぇ……サヤ、ここいい?……沢山……イッテ……びしょびしょ……ふふ。」
サヤの顔から涙が流れる。
「痛い?……大丈夫……大丈夫……指入れるよ?」
(イヤッ!!何?指?助けて!朔さん!!)
くちゅり、と音がして何かが入ってくる感覚にサヤの身体は強張る。初めての感覚にパニックだった。
「ん~~!!んっんっんっ!!んっん~~!」
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「指……一本から、慣れていこうね……大……丈夫……ゆっくり……時間はた……くさんあ……る……力抜いて……息吐いて……大丈夫。」
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足を広げられる。閉じようとするも足の間に誰かが居るような感覚で、閉じれない。ヌチュリとゆっくり入り口からゆっくりと指が挿入される。
「ふう……う……ぅ゙……」
ヌチュリヌチュリと音が鳴る。入り口を丁寧に丁寧に指が少し入って円を描くように動く。
変な気分だ。幽霊に抱かれている。オアズケさせた朔さんに申し訳ない気持ちがありつつも『勉強』と言われたら、耐えたほうが良い気もしてくる。なんせ、相手は幽霊だ。
「かわいいサヤ……叫ばない?……声聴きたい……口離すよ?……叫んだら、お仕置き……痛いよ?」
コクリと頷く。
やっと口が離れ、出したことがない様な甘い声が出る。
「あっ……ンンッな……に?あ……なた……んっふぅ、誰?あっあっ!」
ニヤリと笑う
「イク?いいよ……一回いって……サヤの気持ちいい顔好き……」
ビクビクっと腰が跳ねる。
「あっあっあっ…………ふぅ~ふぅ~ふぅ~。」
涙を流しながらいってしまった。
「ふふ。かわいい♡……サヤ好き~。もう少し、頑張ろうね……奥に……気持ちいい所……あるよ?」
(何言ってるの?)
ぐったりするサヤに容赦なく指が奥に入ってくる。
「はっあっ!!なっ!やっイヤッ!お願い!抜いてぇ……人以外とはやっぱりやぁ~!」
じっと動かさずに、落ち着くのを持つように白くモヤがかった幽霊は微笑んでいる。
「勉強……だ……よサヤ……大丈夫……サヤのここ……締まってる……このままじゃ……痛いだけ……慣れる……勉強……普通の……男……すぐ挿れる……僕は、大丈夫……ゆっくり……呼吸して」
優しい声に、サヤはなんだか大丈夫な気がしてくるし何より気持ちいい!
ふぅ~はぁ~っと呼吸する。呼吸に合わせて指も動く。ゆっくり出し入れされる指。奥の方で止まったと思うと、拡げる様に円を描く。
良い所に当たると腰が跳ねるし、甘い声も上がる。
「うまい……うまい……その調子!」
幽霊の事なんてどうでもよくなってきた。
指一本で奥の良いところを触られ続け、イキ過ぎてサヤは気を失った。
「サヤ……かわいい……サヤまたね。ゆっくり開いて、開発していこうね……おやすみ。」
白い幽霊は消えていた。
朝、スッキリして目覚めるサヤ。パジャマはきちんと着けている。(何だったんだろう?)陰部には感覚が残っている。不思議な感覚に赤くなる。
数日経って、朔さんと久しぶりにデートする。
幽霊との甲斐会ってか?触られる事に抵抗は無くなっていた。それ以上はいつもと同じ。朔がひとりで精魂尽きるまでトイレで果てる。まるで、サヤに挿入するのを拒むようにトイレで果てる……
続く
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