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本編

21話「ボートレース」

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 20〇〇年08月11日

 ボクは山おじさんの保護者同伴の付き添いで競艇場に連れてもらった。

「ボク。そろそろボートレースが始まるぞ」

「うん。楽しみだね」

 ボクはボートレースを見学した。
 と、ボートレースの開始されるときに出発しないボート選手がいた。

「あれ?なんで出発しないだろう?」

 そのボートはまるでピクリとも動かない。
 まるでボーとしているみたいだ。
 ほかの観客の人達も山おじさんさえもレース観戦に夢中であのボーとするボート選手に気づいてない。
 すると一周してきたとあるボート選手がボーと選手に近づいてる。

「あ!?危ない!」

 ボクは大惨事になると思ったがその接触にはならず何故か二重に選手同士重なるようにそのボート選手は何事もなくレースをして見事一着にゴールをした。
 ボクは目の錯覚なのだろうかと何度もその光景を確認した。
 山おじさんにも聞いても首をかしげてボクの勘違いじゃないか?と笑っていた。
 ボクはしばらく観戦を忘れてボケーとしていた。

 ボートレース   おわり

 ここから、ボクとカノジョの秘密解説ショー始まるよ♪見たい方そのままカウントダウンページ進んでね。

 

 

 



 ボク&カノジョ「ボクとカノジョの秘密解説ショー。ボートレース編」

 ボク「ボー」

 カノジョ「ぼー」

 山おじさん「なんじゃ?おまえさんたち。そこでボーとしてな」

 ボク「あ、山おじさん。ボクたち解説オチでボートしてたんです」

 山おじさん「いやいや。そんな上手いこと言ったつもりかな?とまぁ、トレースの意味合いもあるの。大抵オチは言ったからわしいらんな」

 ボク「あ、ごめんなさい山おじさん」

 ボーと船の汽笛音が鳴り響いた。

 以上、解説ショーでした♪

 解説オチ
 ボートレースの意味合いはボーとする意味とトレースのなぞる意味合いをかけている。
 ボーとしたボートレースの選手はトレースされて上書きされた。


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