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蜂黒須怪異談∞X∞
0027話「昼帰り道(ショート版)」
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※この怪異談は、鼻木和馬と高波美衣子が体験した恐怖怪異談である。
俺は鼻木和馬。
俺と高波美衣子は二学期の始業式の終わりの帰り道の昼間だった。
その帰り道は俺と美衣子以外誰もいなく人気がない住宅街道路だな。
そこでしばらく歩いてるとな。ふと反響音が聞こえるんだよな。
(ボワーン、ボワーン)
なんだか不思議な反響音だったけどな、その反響音が鳴り響くたびにな青白い人たちが出るんだよな。
服装もどこか古い服や着物が多かったな。
そこでな反響音が鳴るたびにポツポツと青白い人たちが出てきて人だかりが出来たんだよな。
俺と美衣子は一時期身動き取れないほどだったよ。
するとな、反響音が止んだ代わりになサイレンが鳴り響くだよな。そうだなまるで空襲警報に似てたよな。
そのサイレンが鳴り響くと青白い人たちは走りこみ、俺たちは群衆の波のもつれに巻き込まれる。
俺たちはなんとか必死に群衆の波にさらわれないように必死だった。
だから、俺たちはお互い手を伸ばして離れ離れならないように掴んだ直後、その青白い人がその美衣子の腕を掴み離さない。
俺は必死に美衣子の腕を引き剥がしてなんとか安全な場所に避難したんだよな。
その美衣子の掴んだ箇所の腕には青白い手の跡がくっきり残ったぜ。
「2」
和馬「という怪異談だぜ」
その場に聞いた部員一同は背筋がぷるっと寒気がするほど感じた。
しかし、真夜は何か不機嫌のようだ。
真夜「ところで和馬。お前はなんで2人きりで美衣子と帰宅したんだ?」
和馬「えと、それはですね。その」
美衣子「私が一緒に帰りましょう。て、誘いましたの部・長」
真夜&美衣子「……」
あ、やばいなんかお互い激しいメンチ切ってるぞ?
そんな時に空気読めない奴が口を開く。
蜜柑「あたしも和馬と一緒に帰りたいな」
「「「え?」」」
その場にいたみんな硬直する。
その時他の部員も俺と一緒に帰宅するようになった。
ーー「王田つよしの自宅」ーー
和馬「という夢を見たんですよ」
つよし「クソ!うらやまけしからん」
大軌「クソ!モテたいぜ!」
と、俺たちは寂しくモテない野郎界隈で盛り上がる。その分俺たちは寂しくエロ話で盛り上がるのだった。
昼帰り道 完
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解説ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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