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53話「コンビニタクシー」

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 20〇〇年10月15日

 最近、AIが普及し始めた時代に、新たなサービスが開始された。
 それはコンビニタクシー。
 通常のタクシーと違い、無人であり、いつもコンビニ店の近くに駐車してるから、気軽に利用しやすい。
 利用するときはスマホのアプリでお金を引き落として行き先を利用する。
 丁度、ボクは図書館へ行きたかったので利用する。
 車内は大人2人分の入る広さなので十分広さだった。
 タクシーが目的地に着くとボクは降りてそのまま図書館に入った。

 数年後、ボクは墓参りに来ていた。
 ボクが丁度帰る時にそのコンビニタクシーもやって来る。
 コンビニタクシーのドアが開くが車内は誰も乗ってなかった。
 ドアは開いたままでしばらくするとドアは閉じてそのままタクシーはどこかへ走り去っていた。
 あの世でも便利なモノは利用するのだなとボクは思った。

 コンビニタクシー  おわり

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 ネタバレ解説
幽霊達もコンビニタクシーを利用するようになる。時代に応じて利便性が図られるのだろうね。

 
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