【一人称ボク視点のホラーストーリー全64話】ボクの小説日記

43話「カーナビ」

　20〇〇年04月11日

　ボクは２０歳のとき免許証を取りついに念願の最新式の自動車を購入した。
　一応中古車だが最先端の技術を売りにしている。
　早速ボクは試しにカーナビで映画館に設定して運転する。

「まっすぐ突き当たりの交差点です」

　カーナビのアナウンスの指示に従って車を運転する。結構道は狭い場所ながらも運転する。

「まもなく到着します」

　結構遠回りになっており、カーナビは指示の下、どんどん人気ない場所に向かっている。
　ボクは少し不安になりながらも運転する

「到着です」

　目的地とは別の場所である。
　そこには何やら墓地がたくさんあった。
　ボクは不気味さに青ざめていた。
　そしてボクは他の場所をカーナビつけると問題なく指示をしてくれた。
　あとからわかったんだけどあそこら辺に戦時中の頃映画館があったらしい。今は焼けてなくなっている。
　なぜカーナビはボクにこの場所教えたのかよくわからなかった。

　カーナビ  おわり

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　ネタバレ解説

カーナビの指示された場所は墓地。昔の映画館のあった場所をナビが入っていた。このカーナビはボクに教えたかったのだろうか？