【一人称ボク視点のホラーストーリー全64話】ボクの小説日記

45話「サクラアルバイト」

　20〇〇年03月24日

　桜の開花シーズン。
　とある公園の場所は多くの花見客が陣取っている。
　ボクは夜中から早く来て陣取っていた。
　なぜならちょっとした美味しいバイトだったからね。
　手頃な場所で陣取る花見のアルバイトだったから。

「いやあ～助かりましたよ。ボクさん」

　丁度昼頃に依頼主達がやってきてボクはその場で報酬をもらったので用件を済んだボクは立ち去る。
　と、ボクと同じような人たちも夜中から花見の場所で陣取っていたが少し顔色が青白かった。

「やぁ～助かったよ君たち」
　
    そこにお坊さんの集団が現れてその陣取っていた花見の場所にいる彼らを1人のお坊さんが両手でパンと一回叩くと陣取っていた花見の彼らは煙のようにフッと忽然のように姿を消した。

サクラアルバイト   おわり

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　ネタバレ解説

ボクと同じ陣取っていた彼らは幽霊なんだよ。お坊さんたちが彼らを呼び出して桜の花見場所を陣取ってもらったんだね。