【一人称ボク視点のホラーストーリー全64話】ボクの小説日記

4話「肖像画」

20〇〇年5月08日

    ボクの部屋には生まれた時から何故か西洋人の少年の肖像画があった。
    モデルはボクらしいがその肖像画はボクの姿は全く異なる。肖像画は金髪で目が青いがボクは髪は黒で目は黒いアジア系であり生粋の日本人である。
    で、その肖像画の少年はまるで遠い目をして見ている。
    ボクはこの時から誰かいる気配をしたがとくに気にならかった。
    しかしボクはここで恐怖体験をする。
ある日の晩ボクはすやすやと寝ていると金縛りにあった。
    ボクはハッとして目を開けると目の前に西洋人の少年が立っていた。
    そしてその少年はボクを黙ってじーと見ていた。
    ボクは抵抗した。
    そして手が動けるようになってボクは暴れて、近くにあった辞書を投げつけた。
    するとカツンと音がしてその少年は怯えて姿を消した。
    次の日の朝ボクは目を覚ました。
    ボクは朝の日光を浴びようとカーテンを開ける。
    ふと、ボクは違和感を感じた。
    その肖像画を見ると先日の絵と全く異なるからである。
    その肖像画にある少年の顔のまぶたが赤く腫れてるような気がした。
    ボクはその肖像画が不気味と感じてお父さんに頼んで燃えるゴミに出したから、その絵は今ごろ焼却炉で廃棄されてるだろうね。
   その肖像画を捨ててから部屋にいる人の気配は全くしなくなった。

肖像画  おわり


ここからはカウントダウンページ進むとネタバレ解説考察が始まるよ♪

 



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ネタバレ解説考察

    ボクがぐっすり寝てる時にその肖像画の少年がボクの寝床に現れたときにボクが投げつけた辞書に当たりその肖像画の少年の顔に赤く腫れた物ができたんだよ。気味が悪かったからボクは捨てた。そしたら人の気配がいなくなった。