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紅薔薇怪異談Main story06
43話「森デパート」
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「①」
ーー野薔薇マンガ喫茶店ーー
俺、鼻木和馬と言いたいが夜尻真夜である。
読者から見れば誰やねんと言いたい所だろう。
そこでわかりやすくこうした。
夜尻真夜♂だな。
ま、それもわかりづらいがとりあえずみんなで話あって名前を変えた。
まず俺は夜尻和馬。
部長は鼻木真夜だ。
身体が女の夜尻和馬で身体が男が鼻木真夜だ。
それでもややこしいがこれで言ってみようと思う。
さて、俺達は夏休みシーズン中にマンガ喫茶店に出向いてる。当然俺たちはマンガを読みに来たわけでもない。そのネット環境でありプリンター設備が揃ってるパソコンテレビを使って調べているのだ。
もちろん俺と部長の入れ替わりを調べてるがついでに怪異談のことも調べているからな。ただ、俺と部長以外の部員一同はどこかやる気を見せない他人事である。虫男はネットで虫を調べてるし、蜜柑はアイスクリームを食べてるし、里美は電波系のサイトを開いて閲覧してる。真理亜は普通に漫画をよんでるな。姫子に限っては居眠りしてるが漫画喫茶店来てる意味ないだろ?
「和馬見てくれ!」
「どうした真夜?」
俺と部長は下のネームで呼び合うようにした。その方がわかりやすいからな。部長もとい真夜が調べたのは森デパートという怪異談である。俺と真夜に関するモノではないが新しい怪異談を収穫得られたのは上出来である。その他にも気になる怪異談もあったのでいくつかプリンターで印刷していく。そこでいくつかネットサーフィンして特にめぼしいモノがなかった俺たちは店に出た。
そして次の部活で怪異談森デパートを披露した。
「②」
俺はデパートに来ていた。
そこでいくつかめぼしいモノを眺めていると見慣れない扉があった。
(ふむ?錆び付いてるな)
俺は興味本意でその扉を開けて中に入った。
「暗いな。明かりはついてないのか?」
俺は明かりを照らすためにガラケーを取り出してライトを照らす。
中はいくつかゴミが散乱しており、何故か雑草が生えて見たことない虫がちらほら見かける。
その時、俺はヤベェところに来たんだなと思い元の場所に戻ろうとすると先程の入り口にある扉は忽然と消失していた。
「マジかよ……」
俺は絶望視していた。
「③」
俺はいくつか彷徨っていた。
店の売り場を見ていたがどれも商品は使い物ならなく灰被りであり、蜘蛛の巣が張り巡らされていて食品売り場も食べたら、腹を下すどころでは済まなさそうだと思った。
そして人気はいなくそこにあるのはミイラや白骨化した死体である。
俺もああならないよう必死になって出口を探し続けていた。
ーーーーーー。
と、そこにエスカレーターがあった。機械は作動はしてないがそこに上ってみることにしたが途中途切れてしまう。そう、蜃気楼のように上階にのぼる階段が目の前に消失したから。
そこで諦めて別の場所に向かうことにした。
「④」
「腹減ったな」
途中から空き腹空いたので食べるモノを探していた。
そこにちょうど回転寿司屋があったので入ることにした。
ーー回転デー寿司ーー
店に入ると店員おろか客もいない。
そこに回ってるのは珍妙した寿司だった。
そこで腹が空いてしょうがない俺は適当に寿司をつまんで食べる。
(意外といけるな)
俺はなんとか腹を詰めて10皿でお勘定することになったが値段を見て引いた。
「1皿10億円だと?ふざけるにもたいがいせえよ!?」
俺は当然金を支払わず店を出ようとすると扉に鍵がかかる。俺はその場で扉を叩き壊して店を出た。
すると、その店から青白い幽霊達が執拗に追いかけてくるので俺は逃げまくった。
どこまでもどこまでも追いかけてくる。
その道中にエレベーターがあった。
俺は急いで開ボタンを押してエレベーターに入る。
そこで適当に階数ボタン押して閉ボタンを押してなんとかやり過ごした。
俺はホッと安堵したがそのエレベーターはどこまでも階数が上がる。
勢いよく上がり9999999999999999階まで向かう。
そこに着いたのは屋上だった。
そこにいたのはミイラ化した死体である。
そう、俺みたいな迷い込んで最期に辿り着く場所である。
そしてエレベーターの扉は二度と開かず、俺は最期の迎えが来るまで待機していた。
「⑤」
俺たちが怪異談をいくつか披露して終えるときにその南原のおっさんが気になることを言っていた。
「そういえば昔、おまえさんらみたいな入れ替わりを体験したカップルいたな」
と、それを聞いた真夜は南原の頭をアイアンクローする。
「ほ、本当か!?教えてくれ」
ギリギリと締め付けるが南原のおっさんは大丈夫なんだろうか?
「あ、ほ、本当だから!?その前にその手をあががががががが!?」
幽霊でも痛がるんだな。それよりも出ちゃいけない汁が出てるな。俺たちは南原のおっさんが知り得る情報が新たな怪異談へと導かれるとはこの時はまだ知らなかった。
森デパート 完
ーー野薔薇マンガ喫茶店ーー
俺、鼻木和馬と言いたいが夜尻真夜である。
読者から見れば誰やねんと言いたい所だろう。
そこでわかりやすくこうした。
夜尻真夜♂だな。
ま、それもわかりづらいがとりあえずみんなで話あって名前を変えた。
まず俺は夜尻和馬。
部長は鼻木真夜だ。
身体が女の夜尻和馬で身体が男が鼻木真夜だ。
それでもややこしいがこれで言ってみようと思う。
さて、俺達は夏休みシーズン中にマンガ喫茶店に出向いてる。当然俺たちはマンガを読みに来たわけでもない。そのネット環境でありプリンター設備が揃ってるパソコンテレビを使って調べているのだ。
もちろん俺と部長の入れ替わりを調べてるがついでに怪異談のことも調べているからな。ただ、俺と部長以外の部員一同はどこかやる気を見せない他人事である。虫男はネットで虫を調べてるし、蜜柑はアイスクリームを食べてるし、里美は電波系のサイトを開いて閲覧してる。真理亜は普通に漫画をよんでるな。姫子に限っては居眠りしてるが漫画喫茶店来てる意味ないだろ?
「和馬見てくれ!」
「どうした真夜?」
俺と部長は下のネームで呼び合うようにした。その方がわかりやすいからな。部長もとい真夜が調べたのは森デパートという怪異談である。俺と真夜に関するモノではないが新しい怪異談を収穫得られたのは上出来である。その他にも気になる怪異談もあったのでいくつかプリンターで印刷していく。そこでいくつかネットサーフィンして特にめぼしいモノがなかった俺たちは店に出た。
そして次の部活で怪異談森デパートを披露した。
「②」
俺はデパートに来ていた。
そこでいくつかめぼしいモノを眺めていると見慣れない扉があった。
(ふむ?錆び付いてるな)
俺は興味本意でその扉を開けて中に入った。
「暗いな。明かりはついてないのか?」
俺は明かりを照らすためにガラケーを取り出してライトを照らす。
中はいくつかゴミが散乱しており、何故か雑草が生えて見たことない虫がちらほら見かける。
その時、俺はヤベェところに来たんだなと思い元の場所に戻ろうとすると先程の入り口にある扉は忽然と消失していた。
「マジかよ……」
俺は絶望視していた。
「③」
俺はいくつか彷徨っていた。
店の売り場を見ていたがどれも商品は使い物ならなく灰被りであり、蜘蛛の巣が張り巡らされていて食品売り場も食べたら、腹を下すどころでは済まなさそうだと思った。
そして人気はいなくそこにあるのはミイラや白骨化した死体である。
俺もああならないよう必死になって出口を探し続けていた。
ーーーーーー。
と、そこにエスカレーターがあった。機械は作動はしてないがそこに上ってみることにしたが途中途切れてしまう。そう、蜃気楼のように上階にのぼる階段が目の前に消失したから。
そこで諦めて別の場所に向かうことにした。
「④」
「腹減ったな」
途中から空き腹空いたので食べるモノを探していた。
そこにちょうど回転寿司屋があったので入ることにした。
ーー回転デー寿司ーー
店に入ると店員おろか客もいない。
そこに回ってるのは珍妙した寿司だった。
そこで腹が空いてしょうがない俺は適当に寿司をつまんで食べる。
(意外といけるな)
俺はなんとか腹を詰めて10皿でお勘定することになったが値段を見て引いた。
「1皿10億円だと?ふざけるにもたいがいせえよ!?」
俺は当然金を支払わず店を出ようとすると扉に鍵がかかる。俺はその場で扉を叩き壊して店を出た。
すると、その店から青白い幽霊達が執拗に追いかけてくるので俺は逃げまくった。
どこまでもどこまでも追いかけてくる。
その道中にエレベーターがあった。
俺は急いで開ボタンを押してエレベーターに入る。
そこで適当に階数ボタン押して閉ボタンを押してなんとかやり過ごした。
俺はホッと安堵したがそのエレベーターはどこまでも階数が上がる。
勢いよく上がり9999999999999999階まで向かう。
そこに着いたのは屋上だった。
そこにいたのはミイラ化した死体である。
そう、俺みたいな迷い込んで最期に辿り着く場所である。
そしてエレベーターの扉は二度と開かず、俺は最期の迎えが来るまで待機していた。
「⑤」
俺たちが怪異談をいくつか披露して終えるときにその南原のおっさんが気になることを言っていた。
「そういえば昔、おまえさんらみたいな入れ替わりを体験したカップルいたな」
と、それを聞いた真夜は南原の頭をアイアンクローする。
「ほ、本当か!?教えてくれ」
ギリギリと締め付けるが南原のおっさんは大丈夫なんだろうか?
「あ、ほ、本当だから!?その前にその手をあががががががが!?」
幽霊でも痛がるんだな。それよりも出ちゃいけない汁が出てるな。俺たちは南原のおっさんが知り得る情報が新たな怪異談へと導かれるとはこの時はまだ知らなかった。
森デパート 完
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