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加賀宮さんの章

創談1回目「耳からミミズが出てくるお話」

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 あれはそう、私が耳かきしてるときだったわ。
 そして眠くなった私はそのまま庭で寝てたの。
 そこに土の中からひょっこりと出てきたの……細長いミミズが!!
 そう、私の耳の中にスッポンとぴったりとな!!ドヤァ!!
 そして私はそこで耳か……

 と、真っ暗な部屋の明かりをつけた僕。

 加賀宮「ちょっと!?今いいところなのに!?このあとすごーい展開ガガガガガ」

 加賀宮さんの額にアイアンクローをかます僕。

 なごみ「はぁー。部長の創談すごくつまらないなー」

 そうだな、僕も同意。

 ゴリラ「そうだな。ウホ。俺は庭の昼寝話の段階でシラケたウホウホ」

 うん、そうだけど。なんでゴリラがいるんだ?

 加賀宮「えーー!?みんなも庭でお昼寝しないのー?私はいつも休日昼寝して気持ちいいけどなー」

 加賀宮さん、ゴリラくんよりワイルドライフ送ってるなぁー。

 ゴリラ「それに俺はミミズよりかはハエの蛆虫に変えたら、ありそうで怖いな。あ、そうだな、庭の話なら、庭で昼寝したときにアリが耳にたどってきて頭の中はありだらけだったら怖いな」

 おお、僕もゾクっときたぞ。

 なごみ「それかさー。耳の中に寄生虫に入り込んだら。どうかしら?あとカマキリに寄生虫のハリガネムシに寄生されてその人はそのまま川に飛び込んで溺死死体になるの」

 ゴリラ「おお、ゾクゾクするな。ウホウホ」

 加賀宮「……」

 加賀宮さんの怖い話はそっちの気で部員達は怖い話を考える。
 そして決まって加賀宮さんはグレてしまう。
 例えば、爪を伸ばしたり、自分の唾を他人の服につけるくらいだ。
  ……実情大したことない。
 というわけで今回の話はこれまで。

 ー完ー




 おまけオープニングテーマ曲

 ゴリラレクイエム🦍

 ワン、ツー、スリーウホッ♫

 ウホホウホホウホホウホホ♫
 ウホホウホホウホホウホホ♫
 ウホッウホッウホホ♫
 ウホッウホホウホホ♫

 僕「待て?全部ウホしか聞こえねーよ!?」

 ゴリラ「ウホホ」

 おしまい♫
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