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天ノ鐘怪異談K 【完結】
196話「シェイクニュース」
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「1」
ーー「浦見原ミックスジュースバー」ーー
「いらっしゃいませ」と、平日でもそれなり、混んでるこの店を切り盛りするミックスジュースバーのマスター浦見原礼治が客を応対する。
「マスター、いつもの頼むべ」
「あ、私もいつもの」
「かしこまりました」
と、この店を贔屓してる鐘技友紀と黒岩浄海も好んで飲みに訪れる。
友紀が注文したミックスジュースはバナナと牛乳とリンゴを掛け合わせた酸味とコクが味わえるバナナリンゴミルクミックスジュース。
そして黒岩が注文したミックスジュースはトマトとオレンジ掛け合わしたすっぱみがありさっぱりしたオレンジトマトミックスジュースである。
そしてマスターのこだわりではミキサーをかけずに直接シェイカーにかけてジュースをシェイクするこだわりである(しかし、ジュースは市販の売られているジュースである)。なので雰囲気が大人のカクテルバーみたく感じることから、人気である。そんな浦見原マスターの作るシェイクをちなんだマスター自ら怪異談を披露することになった。
ーーーーーー
「2」
俺はいつもようにニュース記事を作成してブログサイト「つぶやきノート」に載せる。
俺の名前は黒澤秀治。32歳。職業はニュース記事を書いて広告収入を得ているというのわかるだろうがそうではなくフェイクニュースを専門したフェイクニュースライターである。ちなみに悪質なフェイクニュースをばら撒いてるわけではなくそれをフェイク前提としたフェイクニュースを書いてる。当然ながらユーザーが俺のフェイクニュースをSNS上に拡散しても大丈夫な記事を書いてるしつぶやきノートサイトの規約に守って投稿してるからな。
俺のフェイクニュース記事の読者はそれなりついており、生活費には困らない程度の広告収入がもらえたが読者数は横ばいであり、それ以上に増加は見込めなかった。
そこでさらなる高みを望んでいた俺の元に1通の宛先不明のスマホのショートメールが届いた。
「ん?なんだこれ。あなた様は選ばれました。このシェイクニュースアプリでさらなる高みを望んでくださいか……うさんくさ……おい!?なんだこれ?」
その時、俺は新手の詐欺だと思い、そのネットアドレスは踏まなかったが何故かいつのまにかスマホのアプリ上にシェイクニュースが勝手にインストールされていたのだった。
「とりあえずやってみるか」と、俺はシェイクニュースアプリをやり始めたのはこの時だったから。
「3」
俺はシェイクニュースアプリをやり始めて数ヶ月。
笑いが止まらなかった。
そのシェイクニュースアプリで読者数は鰻登りで増えて上位のトップ10に入るほどだったから。
まずこのシェイクニュースアプリについて語ろうか。
このアプリは実際のフェイクニュースの異なる2つ記事をアプリに取り込んでシェイクする。シェイクは実際にスマホをよく何度も振る。シェイク完了すると音が鳴ってそこから新たなシェイクニュース記事が出来るのだが、ただのシェイクニュース記事ではなかったのだ。このシェイクニュース記事は実際に本当のニュースとして報じられるのだから。
そうだな、例えばだな。
クサウッドスター来日フェイクニュースと石山県で宝くじ高額当選フェイクニュースするならば、、、
石山県でクサウッドスターが来日するというシェイクニュースができるという感じかな。
ちなみに掛け合わせたシェイクニュースはできてからお楽しみなのでいいニュースもあれば悪いニュースもできるからな。当然ながら自分自身を試そうとは思わなかったな。
そしていくつかシェイクニュースを作ってみたがあのエイプルフールを近づいてることもあって俺は分かりやすくフェイクニュースだとわかるようなニュース記事を書いたつもりだったが世間はそうと考えてなかったのだ。
「4」
「ああ!?どうしょうか!?」
俺のフェイクニュース記事が炎上していた。
その内容は地球が隕石落下して人類滅亡というニュースをユーザー達はそう捉えてはなかった。それどころか日本だけじゃなく世界各国も波及して世界はカオス状態になっていたのだ。
当然ながら、このフェイクニュースを終息するために、シェイクニュースを作成することを決めた。
そう、俺がこのフェイクニュースを救済するためにあるシェイクニュースを投稿すると俺は意識を失った。
ーー「????」ーー
あれから数ヶ月。
人々は俺のフェイクニュースのことなど忘れ去られており、俺のことをムシしている。
そうさ。俺は夢オチと虫になるのフェイクニュースを掛け合わせて俺自身虫になったからな。
でも、後悔はしてなかった。俺自身もどこかで無視になりたかったのだから。
「5」
浦見原マスターの怪異談を披露して聞いた後、友紀はスマホでネットニュースを漁っていると、なんとパクリナの声優が引退するというニュース記事を閲覧した友紀はショックで怪異談語りを引退すると言い始めた。慌てた黒岩と当主はその記事の出所を調査したらフェイクニュースだとわかり、友紀を安心させていたがその時に鐘技家ではロビー活動によりかなりの財政支出があり、以前からパクリナの声優では結婚を機会に声優を引退したいと周囲にもらしていたという噂が出ていたがその信憑性は現在不明である。
シェイクニュース 完
天ノ鐘怪異談 完結
ーー「浦見原ミックスジュースバー」ーー
「いらっしゃいませ」と、平日でもそれなり、混んでるこの店を切り盛りするミックスジュースバーのマスター浦見原礼治が客を応対する。
「マスター、いつもの頼むべ」
「あ、私もいつもの」
「かしこまりました」
と、この店を贔屓してる鐘技友紀と黒岩浄海も好んで飲みに訪れる。
友紀が注文したミックスジュースはバナナと牛乳とリンゴを掛け合わせた酸味とコクが味わえるバナナリンゴミルクミックスジュース。
そして黒岩が注文したミックスジュースはトマトとオレンジ掛け合わしたすっぱみがありさっぱりしたオレンジトマトミックスジュースである。
そしてマスターのこだわりではミキサーをかけずに直接シェイカーにかけてジュースをシェイクするこだわりである(しかし、ジュースは市販の売られているジュースである)。なので雰囲気が大人のカクテルバーみたく感じることから、人気である。そんな浦見原マスターの作るシェイクをちなんだマスター自ら怪異談を披露することになった。
ーーーーーー
「2」
俺はいつもようにニュース記事を作成してブログサイト「つぶやきノート」に載せる。
俺の名前は黒澤秀治。32歳。職業はニュース記事を書いて広告収入を得ているというのわかるだろうがそうではなくフェイクニュースを専門したフェイクニュースライターである。ちなみに悪質なフェイクニュースをばら撒いてるわけではなくそれをフェイク前提としたフェイクニュースを書いてる。当然ながらユーザーが俺のフェイクニュースをSNS上に拡散しても大丈夫な記事を書いてるしつぶやきノートサイトの規約に守って投稿してるからな。
俺のフェイクニュース記事の読者はそれなりついており、生活費には困らない程度の広告収入がもらえたが読者数は横ばいであり、それ以上に増加は見込めなかった。
そこでさらなる高みを望んでいた俺の元に1通の宛先不明のスマホのショートメールが届いた。
「ん?なんだこれ。あなた様は選ばれました。このシェイクニュースアプリでさらなる高みを望んでくださいか……うさんくさ……おい!?なんだこれ?」
その時、俺は新手の詐欺だと思い、そのネットアドレスは踏まなかったが何故かいつのまにかスマホのアプリ上にシェイクニュースが勝手にインストールされていたのだった。
「とりあえずやってみるか」と、俺はシェイクニュースアプリをやり始めたのはこの時だったから。
「3」
俺はシェイクニュースアプリをやり始めて数ヶ月。
笑いが止まらなかった。
そのシェイクニュースアプリで読者数は鰻登りで増えて上位のトップ10に入るほどだったから。
まずこのシェイクニュースアプリについて語ろうか。
このアプリは実際のフェイクニュースの異なる2つ記事をアプリに取り込んでシェイクする。シェイクは実際にスマホをよく何度も振る。シェイク完了すると音が鳴ってそこから新たなシェイクニュース記事が出来るのだが、ただのシェイクニュース記事ではなかったのだ。このシェイクニュース記事は実際に本当のニュースとして報じられるのだから。
そうだな、例えばだな。
クサウッドスター来日フェイクニュースと石山県で宝くじ高額当選フェイクニュースするならば、、、
石山県でクサウッドスターが来日するというシェイクニュースができるという感じかな。
ちなみに掛け合わせたシェイクニュースはできてからお楽しみなのでいいニュースもあれば悪いニュースもできるからな。当然ながら自分自身を試そうとは思わなかったな。
そしていくつかシェイクニュースを作ってみたがあのエイプルフールを近づいてることもあって俺は分かりやすくフェイクニュースだとわかるようなニュース記事を書いたつもりだったが世間はそうと考えてなかったのだ。
「4」
「ああ!?どうしょうか!?」
俺のフェイクニュース記事が炎上していた。
その内容は地球が隕石落下して人類滅亡というニュースをユーザー達はそう捉えてはなかった。それどころか日本だけじゃなく世界各国も波及して世界はカオス状態になっていたのだ。
当然ながら、このフェイクニュースを終息するために、シェイクニュースを作成することを決めた。
そう、俺がこのフェイクニュースを救済するためにあるシェイクニュースを投稿すると俺は意識を失った。
ーー「????」ーー
あれから数ヶ月。
人々は俺のフェイクニュースのことなど忘れ去られており、俺のことをムシしている。
そうさ。俺は夢オチと虫になるのフェイクニュースを掛け合わせて俺自身虫になったからな。
でも、後悔はしてなかった。俺自身もどこかで無視になりたかったのだから。
「5」
浦見原マスターの怪異談を披露して聞いた後、友紀はスマホでネットニュースを漁っていると、なんとパクリナの声優が引退するというニュース記事を閲覧した友紀はショックで怪異談語りを引退すると言い始めた。慌てた黒岩と当主はその記事の出所を調査したらフェイクニュースだとわかり、友紀を安心させていたがその時に鐘技家ではロビー活動によりかなりの財政支出があり、以前からパクリナの声優では結婚を機会に声優を引退したいと周囲にもらしていたという噂が出ていたがその信憑性は現在不明である。
シェイクニュース 完
天ノ鐘怪異談 完結
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