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俗ノ花怪異談X【完結】
166話「八木家のタタリ」
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石山県の統治権限を持つことで有名な八木家。
古くから江戸時代からあり続く家柄である。
そんな彼らには曰く付きの祟りがある。
ーーそれは両眼のない人たちに取り憑かれるという祟りである。
その理由は不明だがその家の者に写真全てに彼らが写るという。
なので八木家に残る写真全てに両眼のない人たちがちょくちょく写るのである。
彼らには害意があるというか、たしかに分かるのは全て生まれてくる子に女性であるということである。
そのため当主が女性で婿養子に男が取るのは必然的にそうなるのである。
数百年間続いてきた八木家もこうした歴史がある。
しかし、年々として両眼のない人たちがポツポツと姿を現していく。
当主八木美月も例外なくその両眼のない人たちに何度も悩まされていく。
その時に生まれてくる双子の片割れの妹に八木家とは別の養子に出す。
そしてまた導かれるように姉妹が再会するのはそんな遠くない日に出会うのである。
八木家のタタリ 完
古くから江戸時代からあり続く家柄である。
そんな彼らには曰く付きの祟りがある。
ーーそれは両眼のない人たちに取り憑かれるという祟りである。
その理由は不明だがその家の者に写真全てに彼らが写るという。
なので八木家に残る写真全てに両眼のない人たちがちょくちょく写るのである。
彼らには害意があるというか、たしかに分かるのは全て生まれてくる子に女性であるということである。
そのため当主が女性で婿養子に男が取るのは必然的にそうなるのである。
数百年間続いてきた八木家もこうした歴史がある。
しかし、年々として両眼のない人たちがポツポツと姿を現していく。
当主八木美月も例外なくその両眼のない人たちに何度も悩まされていく。
その時に生まれてくる双子の片割れの妹に八木家とは別の養子に出す。
そしてまた導かれるように姉妹が再会するのはそんな遠くない日に出会うのである。
八木家のタタリ 完
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