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野花怪異談N⑧巻【完結】
87話「コラボ怪異談『夢ヶ島』」
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「1」※この話はボクの小説日記のコラボ怪異談です。
俺は夢を見ていた。
その場所は果てしない深い海上。
俺は小舟に乗り込みレールでゆっくりと漕いでる。
目指すは途方のない島だ。
そこには財宝がザクザクとあるらしい。
だから、俺は目指した。
「見えたぞ!あれだな」
島を見つけると同時に小舟を近くの海岸沿いに停める。
そこで一歩先の島をついたと同時に目を覚ました。
ーーーーーーー。
俺が目を覚ますとどこかの居間の場所でこたつ中で覚ました。
いや、こたつもおかしいが横長の広ーいこたつであり途中から掛け布団をやめていた。いや、そこは最後までやれよ。あとおかしいのは風鈴、門松一緒に置かれてるけどカレンダーは2月なんだけどな。
「目を覚ましましたか?」
そこに現れたのは着物を着た白粉肌の女性だった。両眼はなぜか赤かった。
いや、見間違いだった。両眼は黒だった。
そして彼女から手渡されたのは湯呑みだった。
ありがたく頂戴しよう。
ズズズ!?
うまっ!!これ、ホットワインじゃないかな。
なんでこんなもんあるんだ?
そして彼女はテレビリモコンをテレビじゃなかったラジオをつける。しかもよく見るとテレビはよくできた置き物だった。
なんなんだ?この家は。
そこで空き腹が鳴るので彼女は食事を用意した。
そこで用意された食事は一見普通のカレーライスもどきのカレーポテトサラダである。
なんでだよ!?しかもごはんはおちょこサイズ。
逆にしろよ!!逆!!
と、まぁ腹が減ってるので食べることにする。
ま、意外といけるのはいいがいつのまに家族が来て食べてるんだよ。
しかも父親は食べるのは汚いぞ。
「2」
食事終えると家族を紹介することになった。
「父です」「母です」「娘です」「弟です」
うむ。読者から一見普通の家庭に見えるが中年男性が2人いるんだよな?
一体どいつが弟で父親なんだよ!?
て、お母さんは弟かよ!?
あー、もー、視点が混乱する。
すると、ハエがブーンと飛び回っていた。
そこにお父さんが真剣でハエを叩き斬った。
思わずパチパチするが、その上に火鉢に乗ってるんだよな。
おい、そこで秋刀魚を焼くじゃない娘さん。
それよりもお父さん辛そうだがお母さんじゃなく弟さんあんたはうちわで扇いでも大したことはならないからな。
「3」
俺は目を覚ますと、タクシーに乗っていた。
いつのまに眠り込んでいたのだろうか。
無人タクシーのようだがノロノロと遅いな。
しかも亀よりも遅いがなぜそこにいるのはスルーだな。
て、隣の席で娘さんは一体何をしてるんだスマホゲームか……てカーレースじゃなくあなた運転してるの!?
いや?大丈夫なのか!?て、ゴールド免許証皆伝!!いや、その達筆はいらないからな!
て、このタクシーはどこに向かうんだ?て、さっきからぐるぐると町内一周してるさっきのカメーーが子沢山になってる。しかも相手の亀は一回りより大きな存在あり、一体どんな個体差カップルなんだよ!?
そこで長時間も進展ないままぐるぐると一日中終わった。
ーーーーーーー。
次に目を覚ますと美術館にいた。
ふむ。そこで絵もいくつかあるがそこで描いてる方もいらっしゃるが何をやってるんだ!?
唇の絵に歯磨きはなんの表現なんだ?
おい!たわしを使っても落ちないし傷つくぞ。
スポンジも大丈夫じゃないからな?
いや、こんにゃくはその使用意図よりかは根本的に間違いだろ。
あー、頭が割れそうだ。
パリン。
え?
俺の頭が割れて桜が咲いた。
いや、俺の頭に何をしたんだ!?
どうりで頭が痛いと思ったよ!?
あー、クラクラする。
クラッカーで祝ってくれるのか?
それともともとも。
悪夢のような現実のような世界で俺はこの夢に悩まされている。
ひょっとするとあの夢ヶ島は……死ーー。
ーーーーーーー。
「あ、雨が降ってきた急がないと桜また明日ね」
「うん。また明日」
ポツポツと降り出す雨曇り。
そこの公園ベンチで座る白骨化した青年がいた。
しばらくするとゆっくりと身体ごと崩れ去り骨はごなごなになっていた。
夢ヶ島 完
俺は夢を見ていた。
その場所は果てしない深い海上。
俺は小舟に乗り込みレールでゆっくりと漕いでる。
目指すは途方のない島だ。
そこには財宝がザクザクとあるらしい。
だから、俺は目指した。
「見えたぞ!あれだな」
島を見つけると同時に小舟を近くの海岸沿いに停める。
そこで一歩先の島をついたと同時に目を覚ました。
ーーーーーーー。
俺が目を覚ますとどこかの居間の場所でこたつ中で覚ました。
いや、こたつもおかしいが横長の広ーいこたつであり途中から掛け布団をやめていた。いや、そこは最後までやれよ。あとおかしいのは風鈴、門松一緒に置かれてるけどカレンダーは2月なんだけどな。
「目を覚ましましたか?」
そこに現れたのは着物を着た白粉肌の女性だった。両眼はなぜか赤かった。
いや、見間違いだった。両眼は黒だった。
そして彼女から手渡されたのは湯呑みだった。
ありがたく頂戴しよう。
ズズズ!?
うまっ!!これ、ホットワインじゃないかな。
なんでこんなもんあるんだ?
そして彼女はテレビリモコンをテレビじゃなかったラジオをつける。しかもよく見るとテレビはよくできた置き物だった。
なんなんだ?この家は。
そこで空き腹が鳴るので彼女は食事を用意した。
そこで用意された食事は一見普通のカレーライスもどきのカレーポテトサラダである。
なんでだよ!?しかもごはんはおちょこサイズ。
逆にしろよ!!逆!!
と、まぁ腹が減ってるので食べることにする。
ま、意外といけるのはいいがいつのまに家族が来て食べてるんだよ。
しかも父親は食べるのは汚いぞ。
「2」
食事終えると家族を紹介することになった。
「父です」「母です」「娘です」「弟です」
うむ。読者から一見普通の家庭に見えるが中年男性が2人いるんだよな?
一体どいつが弟で父親なんだよ!?
て、お母さんは弟かよ!?
あー、もー、視点が混乱する。
すると、ハエがブーンと飛び回っていた。
そこにお父さんが真剣でハエを叩き斬った。
思わずパチパチするが、その上に火鉢に乗ってるんだよな。
おい、そこで秋刀魚を焼くじゃない娘さん。
それよりもお父さん辛そうだがお母さんじゃなく弟さんあんたはうちわで扇いでも大したことはならないからな。
「3」
俺は目を覚ますと、タクシーに乗っていた。
いつのまに眠り込んでいたのだろうか。
無人タクシーのようだがノロノロと遅いな。
しかも亀よりも遅いがなぜそこにいるのはスルーだな。
て、隣の席で娘さんは一体何をしてるんだスマホゲームか……てカーレースじゃなくあなた運転してるの!?
いや?大丈夫なのか!?て、ゴールド免許証皆伝!!いや、その達筆はいらないからな!
て、このタクシーはどこに向かうんだ?て、さっきからぐるぐると町内一周してるさっきのカメーーが子沢山になってる。しかも相手の亀は一回りより大きな存在あり、一体どんな個体差カップルなんだよ!?
そこで長時間も進展ないままぐるぐると一日中終わった。
ーーーーーーー。
次に目を覚ますと美術館にいた。
ふむ。そこで絵もいくつかあるがそこで描いてる方もいらっしゃるが何をやってるんだ!?
唇の絵に歯磨きはなんの表現なんだ?
おい!たわしを使っても落ちないし傷つくぞ。
スポンジも大丈夫じゃないからな?
いや、こんにゃくはその使用意図よりかは根本的に間違いだろ。
あー、頭が割れそうだ。
パリン。
え?
俺の頭が割れて桜が咲いた。
いや、俺の頭に何をしたんだ!?
どうりで頭が痛いと思ったよ!?
あー、クラクラする。
クラッカーで祝ってくれるのか?
それともともとも。
悪夢のような現実のような世界で俺はこの夢に悩まされている。
ひょっとするとあの夢ヶ島は……死ーー。
ーーーーーーー。
「あ、雨が降ってきた急がないと桜また明日ね」
「うん。また明日」
ポツポツと降り出す雨曇り。
そこの公園ベンチで座る白骨化した青年がいた。
しばらくするとゆっくりと身体ごと崩れ去り骨はごなごなになっていた。
夢ヶ島 完
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