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野花怪異談N⑧巻【完結】
81話「かいだんラップ2」
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(1)
~♪
YO!チェケラ町♫
今日も怪異談語るぜオレ♫
YO!チェケラ蝶々♫
こないだあの夜中に俺はトイレを借りるだジェイ♫
すると用を済ましたオレは手を洗おうと蛇口を捻るとそこから真っ赤な水が溢れ落ちる♫
それまさしくレッドウォーター♫
血の気が引いたジェイ♫
チェケチェケチェケランチョーベリマックス♫
チェケラ♫
ーー「古宮永えるみの部屋」ーー
「どう?えるみ?今何点台」
「15点ね」
「ガーン」
私、古宮永えるみ。15歳。
今日も無駄に時間を過ごしてくだらない怪異談を聞く。
「ええーー!?今日こそはいけると思ったのに。ぐやじぃー」
「莉亞。その余計なモノ入れなきゃいいのよ。それにセンス悪いし古いわよ」
「ガーン」
そのショックはどの意味かしらね。
怪異談を語ってくれた友人の彼女の名前は中医莉亞、私と同じ15歳。
莉亞はよくホラーが好きでよく怖い話や怪異談を語るのだが最後まで聞いてるのは私くらいだろう。
「えるみ!今日こそあなたを怖がらせるために今夜は寝かさないわ」
「はいはい」と私はパジャマの寝巻きに着替える。
今日一日莉亞とお泊まり会であったから。
ちなみに莉亞はそのダサい火山の絵柄のパーカー服と黒いおもちゃのサングラスを身につけてそのパーカー服が寝巻きだったのでセンスは超ダサかった。
「2」
「曰く付きの怪異談CD?」
「そうよ」
莉亞が言うにはこの怪異談CDには聞いた者達を震えあがらせるらしい。
そして莉亞はCDカセットデッキに怪異談CDをセットして聴いた。
『みなさん。こんにちわ。私南原十郎と申し上げます。さっそくですが皆さんに怖がらせて参ります』
「うはぁードキドキ」
「一体どこで購入したのよ?」
「えーと。ネットショップアメ〇ンだよ」
「あんたも好きね」
と、私たちは何気に会話してると、私の部屋の戸がノックした。
「はい?お母さん?」そっと私はドアに近づき開けると、
「う~ら~め~し~や~」
「………」
知らない中年男性がドアの前に立っていた。
うん。まー、怖いというよりかは全然怖くなかった。
莉亞と同じくセンスが古い白装束を着ていたからね。
しばらく私たちは硬直してるとその中年男性は、
「怖がれよ!!」と逆ギレ発言してフッと煙のように姿を消した。
『以上です……』
その聞いた怪異談CDはプツと切れて終わった。
ちなみに莉亞は何度も怪異談CDをセットして聞いたがその中年男性は二度と現れることはなかった。
ーー「部室内」ーー
「という怪異談なの。何点」
「8点」
「ガーン」
前より点数下がってるわね。
かいだんラップ2 完
~♪
YO!チェケラ町♫
今日も怪異談語るぜオレ♫
YO!チェケラ蝶々♫
こないだあの夜中に俺はトイレを借りるだジェイ♫
すると用を済ましたオレは手を洗おうと蛇口を捻るとそこから真っ赤な水が溢れ落ちる♫
それまさしくレッドウォーター♫
血の気が引いたジェイ♫
チェケチェケチェケランチョーベリマックス♫
チェケラ♫
ーー「古宮永えるみの部屋」ーー
「どう?えるみ?今何点台」
「15点ね」
「ガーン」
私、古宮永えるみ。15歳。
今日も無駄に時間を過ごしてくだらない怪異談を聞く。
「ええーー!?今日こそはいけると思ったのに。ぐやじぃー」
「莉亞。その余計なモノ入れなきゃいいのよ。それにセンス悪いし古いわよ」
「ガーン」
そのショックはどの意味かしらね。
怪異談を語ってくれた友人の彼女の名前は中医莉亞、私と同じ15歳。
莉亞はよくホラーが好きでよく怖い話や怪異談を語るのだが最後まで聞いてるのは私くらいだろう。
「えるみ!今日こそあなたを怖がらせるために今夜は寝かさないわ」
「はいはい」と私はパジャマの寝巻きに着替える。
今日一日莉亞とお泊まり会であったから。
ちなみに莉亞はそのダサい火山の絵柄のパーカー服と黒いおもちゃのサングラスを身につけてそのパーカー服が寝巻きだったのでセンスは超ダサかった。
「2」
「曰く付きの怪異談CD?」
「そうよ」
莉亞が言うにはこの怪異談CDには聞いた者達を震えあがらせるらしい。
そして莉亞はCDカセットデッキに怪異談CDをセットして聴いた。
『みなさん。こんにちわ。私南原十郎と申し上げます。さっそくですが皆さんに怖がらせて参ります』
「うはぁードキドキ」
「一体どこで購入したのよ?」
「えーと。ネットショップアメ〇ンだよ」
「あんたも好きね」
と、私たちは何気に会話してると、私の部屋の戸がノックした。
「はい?お母さん?」そっと私はドアに近づき開けると、
「う~ら~め~し~や~」
「………」
知らない中年男性がドアの前に立っていた。
うん。まー、怖いというよりかは全然怖くなかった。
莉亞と同じくセンスが古い白装束を着ていたからね。
しばらく私たちは硬直してるとその中年男性は、
「怖がれよ!!」と逆ギレ発言してフッと煙のように姿を消した。
『以上です……』
その聞いた怪異談CDはプツと切れて終わった。
ちなみに莉亞は何度も怪異談CDをセットして聞いたがその中年男性は二度と現れることはなかった。
ーー「部室内」ーー
「という怪異談なの。何点」
「8点」
「ガーン」
前より点数下がってるわね。
かいだんラップ2 完
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