[全221話完結済]彼女の怪異談は不思議な野花を咲かせる

野花マリオ

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2024年版「座談怪異一〇〇」

2.野花座談怪異エピソード2

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「1」

 桜「このエピソードでは私が担当することになります。まず私はガーン田♪から初登場永木桜です。よろしくお願いします」

 観客「つぶつぶ」

 さゆり「そして私、肉商店街マジカルパンの信田さゆりです。よろしくね」

 観客「つぶつぶ」

 火野木「私は火の用心棒で馴染みの火野木です。よろしくお願いします」

 観客「ひーひー」

 虫男「そして木のせいでようやく本格的登場する梅田虫男だ。よろしく」

 観客「」

 桜「では、早速座談怪異に移りたいと思います。まずさゆりさんから」

 虫男「」

 ーー座談怪異開始ーー

 さゆり「私の怪異談肉商店街マジカルパンは食べ物絡みが出てくるのよ」

 桜「パン美味しそう」

 さゆり「その時に語り手は自分がすでに死んでることに気が付かず、私のことを娘だと思い込むの」

 火野木「そういえばあなたも」

 さゆり「それは読んでからのお楽しみね」

 ーー火野木の番ーー

 火野木「私の怪異談火の用心棒は火から出る口の災いの元ですね」

 虫男「いわゆる炎上するアレですな」

 火野木「そうです。語り手である彼はそんな見えない火元の恐ろしさに気づくという怪異談ですね」

 桜「私もうっかり言いそうになるから注意してるね」

 ーー永木桜の番ーー

 桜「私の怪異談ガーン田♪はここでガーンする合唱団3人組が出るの」

 さゆり「滅多にでないけど息をそろったコンビよね」

 虫男「まー。思わずガーンしたくなるな」

 ーー梅田虫男の番ーー

 虫男「俺の怪異談木のせいは全くホラー な場面は遭遇しないという」

 桜「最後の場面はそうじゃないの?」

 虫男「それはキノセイだよ」

 さゆり「キノセイキノセイ」

 桜「……」

 虫男「その木のせいも気のせいとかけ合いしてるからな。これもよかったら読んでくれ。以上だ」


 ーーおまけーー

 桜「さて、みなさんの中で印象に残る場面はありますか?」

 さゆり「私はフラメンコダンスかが踊ってるのが記憶に残るわ」

 火野木「私は集団で拍子木を叩いてるところですかね」

 虫男「俺は珍しい虫をみつけたくらいかな」

 桜「先生、それ怪異談の語る内容じゃないでしょ」

 虫男「え?そうかな」

 火野木「まー、それも一理ありますからね」

 桜「さて、このエピソードはそろそろおしまいです。次のエピソードへどうぞ」

 エピソード3へ続く。
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