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鐘技怪異談W❻巻【完結】
149話「アパート104号室の古林さん」
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「1」
ーー「カネワザスーパーストア」ーー
「ありがとうございました」
今夜の夕飯献立の材料を買いに来た専業主婦の鳥中雨。
献立は子供達の大好きな鐘技カレーライスである。
人参やじゃがいもが安かったので多めにあるが子供達が好んで食べないのでその代わりに肉や玉ねぎも余分にいれば大丈夫と考えた。
帰り道のアパートを向かう時にいろいろと献立を考える時、彼女に呼び止められる。
「鳥中さん。こんばんは」
彼女の名は鐘技友紀。
よくスーパーで買い物して鉢合わせするご近所さんである。
鳥中は友紀と世間話する仲でもある。
鳥中はよく長時間会話するからほかのママ友から苦言するほどだった。
そして怪異談の話題になると友紀はひとつ怪異談を披露する。
この時、鳥中は人生初めて恐怖体験することになる。
ーー「カネワザアパート」ーー
「おはようございます」
「おはようございます栗原さん」
早朝ゴミ出しで外に出る時101号室に住むご意見番の花咲さんと鉢合わせしたので挨拶する。
付き合いはきちんとこなさないとな。
俺の名前は栗原礼司。32歳。
先月、不動産屋の紹介でこの木造アパートに引っ越した。
ちょうど勤めてる店先が近い上に家賃も破格の格安だったから、ここに決めた。ちなみに俺の住む番号室は103である。
ゴミ出しを終えると早速自室に戻り朝食の作る準備した。
ーー「103号室内」ーー
俺はまずじゃがいもの菜葉の味噌汁に、ご飯に目玉焼きとベーコンを作る。
ちょうど朝食ができた時に自室に呼び鈴が鳴る。
「おーい!俺だ飯食いに来たぞ」
「おう。今手が離せないから勝手に上がってくれ」
「悪いな」と彼が台所先までやってきた。
彼の名前は木原雄介。102号室に住む住人だ。
雄介の仲は、俺と同じくロックの音楽が好きでよく語り合う仲だ。
彼は普段から朝食毎日抜いてるみたいだったから、心配した俺がわざわざ雄介の分まで朝食を用意してるのだ。
「何か手伝うことあるか?」
「そうだな、取り皿と箸を用意してくれるか?」
「オーケー」
雄介は戸棚から箸と取り皿を用意した後、俺は味噌汁の味付けを確かめていた。
「2」
「じゃあ。終わったらいつもの所で待ち合わせな」
「ああ」
朝食終えると俺たちは各自職場に向かう。
俺の職場は鐘技駅前近くにあり、雄介も俺の近くのどこかに職場あるらしいが詳しく教えてもらえなかった。
その雄介としばらく同行してる時になん度もアレを俺に尋ねてくる。
「なー?あそこ何も聞こえないか?」
「あー。ぜんぜんだな。キノセイだろ」
雄介はやたらと気にするのは誰も住んでない104号室である。
しかし、名札の表式には古林とつけられているが俺よりずっと前から住んでいる雄介や花咲さんさえも見かけたことないという。
しかし、あの104号室から物音や誰かの気配がすると雄介は感じるという。
俺はそういうオカルトの類いは信じてなかったが、でもまさかあんな目にあうなんてこのときは俺は今まで感じなかった。
ーー「キムさんのよってらしゃいアニハセヨ焼肉店」ーー
「これ4番テーブルね」
そこそこ人の出入りする。
ここは俺が勤める職場である。
この店はキムさんが経営する本場韓国焼肉料理屋である。
キムさんは石山県のノリ豚に惚れ込み裸一貫で来日して店を開いた。
プライベートでよく雄介と一緒に食べてる。
ダッカルビやキムチも食べてみたが美味しかったな。
「礼司君いいかな?」
休憩中キムさんが俺に話しかけてきた。
「はい。なんでしょう?」
「最近、君なにか思いつめてないかい?」
「いえ。俺は特に問題ありませんが」
「そうか」とキムさんは何か言いたげそうだったがそれ以上追求することはなかった。
「3」
仕事終えると早速、雄介と待ち合わせしてるコンビニに向かう。
ちょうど彼は雑誌の立ち読みしていた。
そこで俺たちは適当に居酒屋で立ち寄り夕食を取る。
その後、帰宅して各アパート自室に戻る時に雄介は周辺をキョロキョロと落ちつかない様子だった。
俺は特に気にせずそのまま就寝した。
ーーーーー。
ガタガタと物音がして目を覚ましてしまった。
その時隣室からドンドンと壁を叩く音がした。
そして、最後は金切りの悲痛な男性の叫び声がした。
俺は怖くなったので雄介を叩き起こしてその104号室前までやってきた。
「ふわぁ。キノセイじゃないか?全然物音がしなかったぞ?」
「本当だって!!ちゃんと誰かいるんだって!?」
その騒ぎにネグジェリ姿の花咲さんも起きてやってきた。
「うっさいわね。あなた達こんな夜更けになんなの?」
と、俺は事情説明すると104号室のドアノブからガチャガチャと音がした。
まさか幽霊なのか?と俺は頭の中恐怖でいっぱいだった。
ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャと強くドアノブ越しから聞こえる。
そして最後ガチャンとドアがゆっくりと開かれた。
そこで俺は目を見開かれた。
そこにいたのは黒い洋服を着た痩せた青年だった。
「君、ひとりかい?」
「え?」と意外にも幽霊としては紳士的という前にいつの間にか周囲は俺1人だけだった。
まさか、俺を置いて逃げたのだろうかと思っていたが違ったようだ。
「……そうか。君もだいぶ取り憑かれたようだ。よかったね。もう少し気づくの遅かったら連れてかれたよ」
その痩せ男の言ってる事に理解出来なかった。
「4」
あの後、雄介のアパート自室や花咲さんのアパート自室に向かったが空き部屋となっていた。痩せ男古林に言うにはずっと前から空き部屋になってると言われた。ついでに雄介の携帯番号やメルアドにも確認したが繋がらなかった。古林は去年から取材旅行でその場にいなく丁度、今日から帰宅したばかりだったらしい。その間は彼等にすっかり騙されていたようだ。
俺はアパート自室に引っ越す準備していた。
不動産屋に騙されていた俺は別の信頼できる不動産屋に乗り換えて引っ越すことにした。
その引っ越す準備に古林が手伝ってくれた。
彼はいい奴だから、引っ越し終えたらキムさんのところで打ち上げするつもりだ。
そして荷物を全て引っ越しトラックに積み込んだ後、俺はアパートから出る。
その時背後から呼びかける声がしたので振り向く。
アパートには多数の住人達があふれていた。
そこに花咲さんと雄介もいた。
雄介は笑顔で大きく手を振っていた。
もしかして、雄介は……。
俺が一旦目を離すとそこにいたアパートの住人達は忽然と姿を消した。
「5」
「という怪異談ですよ」
鳥中はその怪異談を聞いて思わず肩を身震いした。
そんな時に呼びかける誰かの声がした。
「鳥中さん?どうかしましたか?」
「!?友紀さんいつのまに」
友紀だった。
そして先程にいた友紀はいつのまにか消えていた。
その時鳥中は怖くなりそのまま無言で立ち去った。
ーー「とあるアパート自室」ーー
「ただいま」
鳥中が帰宅すると子供達が出迎えてくる。
そして子供達の大好きな鐘技カレーライスだとはしゃぎ回るが鳥中しか子供達の存在を確認することしか出来なかった。
なぜなら、子供達はすでに死んでいないから。
鳥中は病んでいた。
去年、交通事故で子供達が亡くして生きる気力もなく、その場で子供達が存在するかのように感じた。
友紀やママ友もこの場の空気を読んで彼女の話を合わせるのだった。
鳥中は生前まで正気を保つことはなかった。
アパート104号室の古林さん 完
ーー「カネワザスーパーストア」ーー
「ありがとうございました」
今夜の夕飯献立の材料を買いに来た専業主婦の鳥中雨。
献立は子供達の大好きな鐘技カレーライスである。
人参やじゃがいもが安かったので多めにあるが子供達が好んで食べないのでその代わりに肉や玉ねぎも余分にいれば大丈夫と考えた。
帰り道のアパートを向かう時にいろいろと献立を考える時、彼女に呼び止められる。
「鳥中さん。こんばんは」
彼女の名は鐘技友紀。
よくスーパーで買い物して鉢合わせするご近所さんである。
鳥中は友紀と世間話する仲でもある。
鳥中はよく長時間会話するからほかのママ友から苦言するほどだった。
そして怪異談の話題になると友紀はひとつ怪異談を披露する。
この時、鳥中は人生初めて恐怖体験することになる。
ーー「カネワザアパート」ーー
「おはようございます」
「おはようございます栗原さん」
早朝ゴミ出しで外に出る時101号室に住むご意見番の花咲さんと鉢合わせしたので挨拶する。
付き合いはきちんとこなさないとな。
俺の名前は栗原礼司。32歳。
先月、不動産屋の紹介でこの木造アパートに引っ越した。
ちょうど勤めてる店先が近い上に家賃も破格の格安だったから、ここに決めた。ちなみに俺の住む番号室は103である。
ゴミ出しを終えると早速自室に戻り朝食の作る準備した。
ーー「103号室内」ーー
俺はまずじゃがいもの菜葉の味噌汁に、ご飯に目玉焼きとベーコンを作る。
ちょうど朝食ができた時に自室に呼び鈴が鳴る。
「おーい!俺だ飯食いに来たぞ」
「おう。今手が離せないから勝手に上がってくれ」
「悪いな」と彼が台所先までやってきた。
彼の名前は木原雄介。102号室に住む住人だ。
雄介の仲は、俺と同じくロックの音楽が好きでよく語り合う仲だ。
彼は普段から朝食毎日抜いてるみたいだったから、心配した俺がわざわざ雄介の分まで朝食を用意してるのだ。
「何か手伝うことあるか?」
「そうだな、取り皿と箸を用意してくれるか?」
「オーケー」
雄介は戸棚から箸と取り皿を用意した後、俺は味噌汁の味付けを確かめていた。
「2」
「じゃあ。終わったらいつもの所で待ち合わせな」
「ああ」
朝食終えると俺たちは各自職場に向かう。
俺の職場は鐘技駅前近くにあり、雄介も俺の近くのどこかに職場あるらしいが詳しく教えてもらえなかった。
その雄介としばらく同行してる時になん度もアレを俺に尋ねてくる。
「なー?あそこ何も聞こえないか?」
「あー。ぜんぜんだな。キノセイだろ」
雄介はやたらと気にするのは誰も住んでない104号室である。
しかし、名札の表式には古林とつけられているが俺よりずっと前から住んでいる雄介や花咲さんさえも見かけたことないという。
しかし、あの104号室から物音や誰かの気配がすると雄介は感じるという。
俺はそういうオカルトの類いは信じてなかったが、でもまさかあんな目にあうなんてこのときは俺は今まで感じなかった。
ーー「キムさんのよってらしゃいアニハセヨ焼肉店」ーー
「これ4番テーブルね」
そこそこ人の出入りする。
ここは俺が勤める職場である。
この店はキムさんが経営する本場韓国焼肉料理屋である。
キムさんは石山県のノリ豚に惚れ込み裸一貫で来日して店を開いた。
プライベートでよく雄介と一緒に食べてる。
ダッカルビやキムチも食べてみたが美味しかったな。
「礼司君いいかな?」
休憩中キムさんが俺に話しかけてきた。
「はい。なんでしょう?」
「最近、君なにか思いつめてないかい?」
「いえ。俺は特に問題ありませんが」
「そうか」とキムさんは何か言いたげそうだったがそれ以上追求することはなかった。
「3」
仕事終えると早速、雄介と待ち合わせしてるコンビニに向かう。
ちょうど彼は雑誌の立ち読みしていた。
そこで俺たちは適当に居酒屋で立ち寄り夕食を取る。
その後、帰宅して各アパート自室に戻る時に雄介は周辺をキョロキョロと落ちつかない様子だった。
俺は特に気にせずそのまま就寝した。
ーーーーー。
ガタガタと物音がして目を覚ましてしまった。
その時隣室からドンドンと壁を叩く音がした。
そして、最後は金切りの悲痛な男性の叫び声がした。
俺は怖くなったので雄介を叩き起こしてその104号室前までやってきた。
「ふわぁ。キノセイじゃないか?全然物音がしなかったぞ?」
「本当だって!!ちゃんと誰かいるんだって!?」
その騒ぎにネグジェリ姿の花咲さんも起きてやってきた。
「うっさいわね。あなた達こんな夜更けになんなの?」
と、俺は事情説明すると104号室のドアノブからガチャガチャと音がした。
まさか幽霊なのか?と俺は頭の中恐怖でいっぱいだった。
ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャと強くドアノブ越しから聞こえる。
そして最後ガチャンとドアがゆっくりと開かれた。
そこで俺は目を見開かれた。
そこにいたのは黒い洋服を着た痩せた青年だった。
「君、ひとりかい?」
「え?」と意外にも幽霊としては紳士的という前にいつの間にか周囲は俺1人だけだった。
まさか、俺を置いて逃げたのだろうかと思っていたが違ったようだ。
「……そうか。君もだいぶ取り憑かれたようだ。よかったね。もう少し気づくの遅かったら連れてかれたよ」
その痩せ男の言ってる事に理解出来なかった。
「4」
あの後、雄介のアパート自室や花咲さんのアパート自室に向かったが空き部屋となっていた。痩せ男古林に言うにはずっと前から空き部屋になってると言われた。ついでに雄介の携帯番号やメルアドにも確認したが繋がらなかった。古林は去年から取材旅行でその場にいなく丁度、今日から帰宅したばかりだったらしい。その間は彼等にすっかり騙されていたようだ。
俺はアパート自室に引っ越す準備していた。
不動産屋に騙されていた俺は別の信頼できる不動産屋に乗り換えて引っ越すことにした。
その引っ越す準備に古林が手伝ってくれた。
彼はいい奴だから、引っ越し終えたらキムさんのところで打ち上げするつもりだ。
そして荷物を全て引っ越しトラックに積み込んだ後、俺はアパートから出る。
その時背後から呼びかける声がしたので振り向く。
アパートには多数の住人達があふれていた。
そこに花咲さんと雄介もいた。
雄介は笑顔で大きく手を振っていた。
もしかして、雄介は……。
俺が一旦目を離すとそこにいたアパートの住人達は忽然と姿を消した。
「5」
「という怪異談ですよ」
鳥中はその怪異談を聞いて思わず肩を身震いした。
そんな時に呼びかける誰かの声がした。
「鳥中さん?どうかしましたか?」
「!?友紀さんいつのまに」
友紀だった。
そして先程にいた友紀はいつのまにか消えていた。
その時鳥中は怖くなりそのまま無言で立ち去った。
ーー「とあるアパート自室」ーー
「ただいま」
鳥中が帰宅すると子供達が出迎えてくる。
そして子供達の大好きな鐘技カレーライスだとはしゃぎ回るが鳥中しか子供達の存在を確認することしか出来なかった。
なぜなら、子供達はすでに死んでいないから。
鳥中は病んでいた。
去年、交通事故で子供達が亡くして生きる気力もなく、その場で子供達が存在するかのように感じた。
友紀やママ友もこの場の空気を読んで彼女の話を合わせるのだった。
鳥中は生前まで正気を保つことはなかった。
アパート104号室の古林さん 完
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