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野花怪異談N④巻【完結】
52話「チコクライター」
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「1」
ーー「榊原羅奈の部屋」ーー
韓流アイドルポスターやKPOPグッズが溢れてる今時の女の子部屋。
その寝静まる羅奈の部屋に目覚まし時計が鳴り響く。
目覚まし時計は推しの韓流アイドル達の目覚ましアナウンスがついているが羅奈にとっては逆効果であり、現在夢の中では推しの韓流アイドル達とチヂミを一緒に食べている所だった。
そんなしばらくして母親の目覚ましアナウンスより、慌てて目を覚ます羅奈だった。
ーー「榊原羅奈の視点」ーー
「い、いってきまーす!」
私は車庫の近くで止めてあるママチャリ自転車カムサムニダ号を乗り込み一気に漕ぎ回る。
人生の大ピンチが到来中!!
新学期の数日後から遅刻三日連続というの避けたい私。
今日もやらかしてしまった。
今日はぜったい避けたいのは副担任の薬腹梨花先生を怒らせることである。
担任の梅田虫男ことムッシーはまだ生徒に甘いが彼女に限っては例外で厳しいのである。
彼女自身怒らせた者は毎晩落雷が落ちるという鐘田智世談。
なので絶対避けたい私は必死に漕ぎ回る。
今何時だろうか?と私の身につけてる腕時計を見ると登校時間は過ぎていた。
「急げ!!私のニダ足」とニダニダと必死に漕ぎまわりながら目的地である野花高校を目指した。
ーー「野花高校2年B組クラス」ーー
私が登校した頃にはすでに一時限の数学授業が始まっていた。
そう、授業担任は梨花先生だった。
梨花先生は私の事眼中すらなく授業を始める。
私はおそるおそる席につき梨花先生の一億流の字をノートに写す。
「……榊原さん。授業終わったら職員室に来なさい」
逃げ場のなかった私はしぶしぶ従った。
ーー「野花高校職員室」ーー
「榊原さん。あなたクラス溶け込んでいる?」
「え?……それは大丈夫ですけど」
意外な事で心配かけてしまった。
無論、転校初日から浮いていたが桜達のおかげでクラスのみんなと親しく慣れたから問題ありませんと答えた。
「そう、あなたも何かあれば言いなさい。それとあなたのお母様から聞いたけど夜中まで遅く起きてるみたいだから早めに寝るようにしなさい。お肌に悪いからね」
「はい」
「お肌」というつぶやきになぜか星田美冬先生が反応するの見て意味深ながらも私はクスと笑った。
梨花先生の軽い厳重注意に済んだ私は教室に戻った。
「2」
私は放課後、部室に向かう途中に顔馴染みの車椅子の彼女が部室にのぞいていた。
「どうしたの?栞さん」
「……あ。羅奈さん」
彼女の名は鳴沢栞。幼い頃の事故により両足がない。
ブラックシスターでドレイ達をアシのようにこき使うと由縁の彼女である。
普段なら姉が付き添うが受験のために忙しく栞1人がいるのほとんどだった。
そんな栞とは顔見知り程度だったがそこに楓達が現れた。
「栞来たのね。彼女も体験として部活参加するからよろしくね」
「よろしくお願いします」
栞も私たちの部活に体験入部するみたいだった。
その時、私は新しく部員を獲得する意味合いで部活に力を入れ込んだ。
ーー「部室内」ーー
「栞はそのまま見学すればいいから、私たちの怪異談を聴いていればいいわ」
「はい」
「では、誰からいく?」
部長の楓の進行のもと、私たちは怪異談を披露していく流れである。
私たちの部活は怪異談語る部であり、部員はそこそこいるが卒業時から楓は部活を解散するつもりらしい。私たちにとっては名残惜しいが最後まで付き合うつもりだ。
「次は羅奈ね」
次は私の番になった。
そこで私は夜な夜な遅い晩に考えたある怪異談を披露することを決めた。
「怪異談チコクライター。どうぞご静聴ください。あれはーー」
「3」
「ち、遅刻しちゃうわ!急がないと」
中古のヤマモト製のオートバイを走らせる私。
私の名前は金山幸恵28歳。職業はライターで韓流グルメやファッションを記事にして書いてる。
私は急いで自宅に向かっているのは門限があるからだ。
その門限を破ると恐ろしい災いが起きると幼い頃からよく聞かせられた。
しかし今日に限って初めて遅れそうになった。
何がなんでも門限に間に合いますようにとバイクを走らせた。
ーー「金山の自宅」ーー
「ただいま」
私は門限に間に合わずに1時間も遅れてしまった。
帰宅早々、両親に嫌味の一言言われたが私は無視した。
そして飼ってるハムスターのちー太に餌やりと水を替えて、食欲ない私はそのままベッドに潜り就寝した。
ーー????ーー
私は真っ暗な部屋にいた。
そこの目の前に身体が半透明なクラゲ人間たちが現れる。
クラゲ人間達は私が密かに集めていた秘蔵の少女漫画コレクションをその場てライターに火をつけて燃やされていた。
「4」
「ない!?あれ!!どこにいった!?」
次の日、私が大事にしてる秘蔵コレクションが忽然と姿を消したのだ。
あの秘蔵コレクションである少女漫画はすでに絶版になっているから、もう二度と入手できないだろうと踏んでいたから。
あの夢の見たモノは本物だったのだろうか?
結局この日は家中探しても見つからず諦めて仕事先に向かった。
ーー数日後ーー
今日も遅刻してしまった。
その晩見た夢が私が大事にしてる韓流アイドルのサイン入り色紙が無くなっていたからだ。次に失う事にひどく恐れていた私は何がなんでも遅刻だけは避けようと思っていた。
ーー「数週間後」ーー
私は遅刻しないよう心がけていたが今日に限って外せない用事ができてまた門限に間に合わない事態になった。
そこでギアを強めてスピードを上げたがそこで張り込んでいたパトカーに捕まり違反切符を泣く泣く切られてさらに時間が遅くなってしまった。
もうすでに門限が過ぎてしまったのでゆっくりと帰宅した。
ーー「????」ーー
私はまた真っ暗な部屋にいた。
そしていつものようにあのクラゲ人間達がいた。
「ちー太!?」
そして目の前には私の最愛な家族がいた。
クラゲ人間達はチー太をライターに火をつけて燃やした。
勢いよく燃え広がるチー太。
私は火を消しとめようとするがクラゲ人間達に羽交い締めされて身動きが取れなかった。
最終的に燃え尽きてチー太は焼失した。
「5」
チー太からいなくなって数日後、私はやる気力もなくして仕事やめて引きこもりになった。
両親は何か言っていたが私には気にならなかった。
そんなある日のこと、母親がとある押し入れに見せた。
「チー太!!」
そこに変わりもなく元気な姿のチー太がいた。
そこに秘蔵の少女漫画コレクションと韓流アイドルサイン入り色紙も同時に見つかった。
どうやら両親は私に罰するために隠してたようだ。
その時家の決まり事で門限に遅れそうな時は事前に連絡の一報を取り決めした。
「6」
私は新たにライターの仕事先を探していたがなかなか見つからなかった。そこでコンビニのバイトをしながらライターの仕事先を探すことにした。そして新たに漫画を買ったので古い秘蔵コレクションは全て廃品回収に出した。次に新しく出た韓流アイドルスターに虜になったので前の韓流アイドルサイン入り色紙はネットオークションに売った。また新たにペルシャ猫を飼ったのでチー太にイタズラするのでチー太を保険所に出した。私は当たり前のように平然と門限破っていた。
なぜなら失うモノなんて平気だったから。
そんな日にあの夢を見たのだ。
クラゲ人間達が私の自宅に火をつける夢を……。
そして現在の私は一文無しのホームレスである。
ーーーーーー
私が怪異談を披露すると一斉に拍手喝采となった。
「よかったです。羅奈さん」
栞がたいそうに褒めてくれた。
これが決め手となり栞も入部することになったらしい。
「じゃあ。次は誰に行く」
と、私たちは今日も怪異談を披露して咲かせていく。
チコクライター 完
ーー「榊原羅奈の部屋」ーー
韓流アイドルポスターやKPOPグッズが溢れてる今時の女の子部屋。
その寝静まる羅奈の部屋に目覚まし時計が鳴り響く。
目覚まし時計は推しの韓流アイドル達の目覚ましアナウンスがついているが羅奈にとっては逆効果であり、現在夢の中では推しの韓流アイドル達とチヂミを一緒に食べている所だった。
そんなしばらくして母親の目覚ましアナウンスより、慌てて目を覚ます羅奈だった。
ーー「榊原羅奈の視点」ーー
「い、いってきまーす!」
私は車庫の近くで止めてあるママチャリ自転車カムサムニダ号を乗り込み一気に漕ぎ回る。
人生の大ピンチが到来中!!
新学期の数日後から遅刻三日連続というの避けたい私。
今日もやらかしてしまった。
今日はぜったい避けたいのは副担任の薬腹梨花先生を怒らせることである。
担任の梅田虫男ことムッシーはまだ生徒に甘いが彼女に限っては例外で厳しいのである。
彼女自身怒らせた者は毎晩落雷が落ちるという鐘田智世談。
なので絶対避けたい私は必死に漕ぎ回る。
今何時だろうか?と私の身につけてる腕時計を見ると登校時間は過ぎていた。
「急げ!!私のニダ足」とニダニダと必死に漕ぎまわりながら目的地である野花高校を目指した。
ーー「野花高校2年B組クラス」ーー
私が登校した頃にはすでに一時限の数学授業が始まっていた。
そう、授業担任は梨花先生だった。
梨花先生は私の事眼中すらなく授業を始める。
私はおそるおそる席につき梨花先生の一億流の字をノートに写す。
「……榊原さん。授業終わったら職員室に来なさい」
逃げ場のなかった私はしぶしぶ従った。
ーー「野花高校職員室」ーー
「榊原さん。あなたクラス溶け込んでいる?」
「え?……それは大丈夫ですけど」
意外な事で心配かけてしまった。
無論、転校初日から浮いていたが桜達のおかげでクラスのみんなと親しく慣れたから問題ありませんと答えた。
「そう、あなたも何かあれば言いなさい。それとあなたのお母様から聞いたけど夜中まで遅く起きてるみたいだから早めに寝るようにしなさい。お肌に悪いからね」
「はい」
「お肌」というつぶやきになぜか星田美冬先生が反応するの見て意味深ながらも私はクスと笑った。
梨花先生の軽い厳重注意に済んだ私は教室に戻った。
「2」
私は放課後、部室に向かう途中に顔馴染みの車椅子の彼女が部室にのぞいていた。
「どうしたの?栞さん」
「……あ。羅奈さん」
彼女の名は鳴沢栞。幼い頃の事故により両足がない。
ブラックシスターでドレイ達をアシのようにこき使うと由縁の彼女である。
普段なら姉が付き添うが受験のために忙しく栞1人がいるのほとんどだった。
そんな栞とは顔見知り程度だったがそこに楓達が現れた。
「栞来たのね。彼女も体験として部活参加するからよろしくね」
「よろしくお願いします」
栞も私たちの部活に体験入部するみたいだった。
その時、私は新しく部員を獲得する意味合いで部活に力を入れ込んだ。
ーー「部室内」ーー
「栞はそのまま見学すればいいから、私たちの怪異談を聴いていればいいわ」
「はい」
「では、誰からいく?」
部長の楓の進行のもと、私たちは怪異談を披露していく流れである。
私たちの部活は怪異談語る部であり、部員はそこそこいるが卒業時から楓は部活を解散するつもりらしい。私たちにとっては名残惜しいが最後まで付き合うつもりだ。
「次は羅奈ね」
次は私の番になった。
そこで私は夜な夜な遅い晩に考えたある怪異談を披露することを決めた。
「怪異談チコクライター。どうぞご静聴ください。あれはーー」
「3」
「ち、遅刻しちゃうわ!急がないと」
中古のヤマモト製のオートバイを走らせる私。
私の名前は金山幸恵28歳。職業はライターで韓流グルメやファッションを記事にして書いてる。
私は急いで自宅に向かっているのは門限があるからだ。
その門限を破ると恐ろしい災いが起きると幼い頃からよく聞かせられた。
しかし今日に限って初めて遅れそうになった。
何がなんでも門限に間に合いますようにとバイクを走らせた。
ーー「金山の自宅」ーー
「ただいま」
私は門限に間に合わずに1時間も遅れてしまった。
帰宅早々、両親に嫌味の一言言われたが私は無視した。
そして飼ってるハムスターのちー太に餌やりと水を替えて、食欲ない私はそのままベッドに潜り就寝した。
ーー????ーー
私は真っ暗な部屋にいた。
そこの目の前に身体が半透明なクラゲ人間たちが現れる。
クラゲ人間達は私が密かに集めていた秘蔵の少女漫画コレクションをその場てライターに火をつけて燃やされていた。
「4」
「ない!?あれ!!どこにいった!?」
次の日、私が大事にしてる秘蔵コレクションが忽然と姿を消したのだ。
あの秘蔵コレクションである少女漫画はすでに絶版になっているから、もう二度と入手できないだろうと踏んでいたから。
あの夢の見たモノは本物だったのだろうか?
結局この日は家中探しても見つからず諦めて仕事先に向かった。
ーー数日後ーー
今日も遅刻してしまった。
その晩見た夢が私が大事にしてる韓流アイドルのサイン入り色紙が無くなっていたからだ。次に失う事にひどく恐れていた私は何がなんでも遅刻だけは避けようと思っていた。
ーー「数週間後」ーー
私は遅刻しないよう心がけていたが今日に限って外せない用事ができてまた門限に間に合わない事態になった。
そこでギアを強めてスピードを上げたがそこで張り込んでいたパトカーに捕まり違反切符を泣く泣く切られてさらに時間が遅くなってしまった。
もうすでに門限が過ぎてしまったのでゆっくりと帰宅した。
ーー「????」ーー
私はまた真っ暗な部屋にいた。
そしていつものようにあのクラゲ人間達がいた。
「ちー太!?」
そして目の前には私の最愛な家族がいた。
クラゲ人間達はチー太をライターに火をつけて燃やした。
勢いよく燃え広がるチー太。
私は火を消しとめようとするがクラゲ人間達に羽交い締めされて身動きが取れなかった。
最終的に燃え尽きてチー太は焼失した。
「5」
チー太からいなくなって数日後、私はやる気力もなくして仕事やめて引きこもりになった。
両親は何か言っていたが私には気にならなかった。
そんなある日のこと、母親がとある押し入れに見せた。
「チー太!!」
そこに変わりもなく元気な姿のチー太がいた。
そこに秘蔵の少女漫画コレクションと韓流アイドルサイン入り色紙も同時に見つかった。
どうやら両親は私に罰するために隠してたようだ。
その時家の決まり事で門限に遅れそうな時は事前に連絡の一報を取り決めした。
「6」
私は新たにライターの仕事先を探していたがなかなか見つからなかった。そこでコンビニのバイトをしながらライターの仕事先を探すことにした。そして新たに漫画を買ったので古い秘蔵コレクションは全て廃品回収に出した。次に新しく出た韓流アイドルスターに虜になったので前の韓流アイドルサイン入り色紙はネットオークションに売った。また新たにペルシャ猫を飼ったのでチー太にイタズラするのでチー太を保険所に出した。私は当たり前のように平然と門限破っていた。
なぜなら失うモノなんて平気だったから。
そんな日にあの夢を見たのだ。
クラゲ人間達が私の自宅に火をつける夢を……。
そして現在の私は一文無しのホームレスである。
ーーーーーー
私が怪異談を披露すると一斉に拍手喝采となった。
「よかったです。羅奈さん」
栞がたいそうに褒めてくれた。
これが決め手となり栞も入部することになったらしい。
「じゃあ。次は誰に行く」
と、私たちは今日も怪異談を披露して咲かせていく。
チコクライター 完
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