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鐘技怪異談W❸巻【完結】
125話「新入鬼車怨名」
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「1」
ーー「穴本家」ーー
「お届け物でーす」
穴本家の自宅に荷物が届けられた。
そのときヨーカイフィギュアをいじっていた鵺は手にやめて早速判子を持ち玄関先に向かう。
玄関先に向かうと配達先の青年から領収書を受け取り判子を押す。そして荷物を受け取ると配達の青年はそのまま次の配達先へと向かった。
荷物の中身は鵺が注文した高級味付け海苔だった。
この味付け海苔は彼女自身眉毛に貼り付けるモノであり彼女しかわからないフィット感があるから好んで使う。
無論、このそこそこする味付け海苔は彼女が稼いだイラスト費で賄っている。
「あ、鵺それ私にもちょーだい♪」
「おねーちゃん!?」
と、遠慮なく双子の姉八枝は平気でパクる。
それを見た鵺はヌエヌエと怒る。
「ちょっとおねーちゃん平気でパクらないでよ」
「いいじゃない。あなたのイラストで結構儲かってるのでしょ?」
「おねーちゃんと違って私は計画的に使ってるの」
計画的にお金を消費してる鵺と違って八枝はズボラで浪費癖である。こないだの寿司屋で大好物の穴子を3万円を使い果たすほどだったからだ。
そんな正反対な姉妹は水と油の関係だが仲が良い姉妹である。
「ねー?鵺、なんかうーんと恐い奴聴きたくなったわ。なんかない?」
「うーんと恐い奴か……」
穴本家でもよく怪異談語りを披露する。
そんな姉妹でもよく披露するのが鵺である。
彼女もまた怪異談に虜になっている1人であった。
「恐いやつかどうかわかんないけど披露するね。とある青年が町外れのある場所にーー」
「2」
とある町外れにある場所に忘れ去られた電話BOXがある。
そこである番号をかけるとあの世の鬼車がやってきてその恨みの名前書くと晴らしてくると聞いて僕はやってきた。
電話BOXは長い間使われてなかったのか蜘蛛の巣だらけだった。
早速僕は蜘蛛の巣を払い小銭を入れてSNS上で教えられた番号をかける。
すると、受話器から異様な叫び声がした。
僕がかけてる場所の上空から鬼の頭の形した車が目の前に降りてやってきた。
(これが新入鬼車怨名……!!)
おびただしいような形相な鬼車は迫力があった。
僕は唾をゴクリと呑んで早速鬼車に貼り付けられているお札を取り名前を書く。
このお札には相手の名前を書くと恨みを晴らしてくれる。
恨みの内容はあの世へ連れていくことだった。
注意点は恨みの対象者がいないと自分自身に災いがかかるので一字一句間違いないように僕は書いた。
書き終えると早速鬼車は恨みの人物へと向かった。
「3」
僕があいつにどれだけ恨みを買われたのか数知れなかった。
だからようやくその念願果たすために僕は生きてこれたのだ。
そのあいつの最期を一目見ようと僕は張り込んでいた。
あいつは商店街でうろついていた。
そこに鬼車がやってきた。
ようやくだ!と思った次の瞬間なぜか僕が狙われた。
一体なぜなんだ!?と思っていたがあいつの身体は少し透けていたから……。
まさかと思ってるうちに僕は鬼車に捕まりあの世へ連れてかれた。
「という怪異談よ……!?おねーちゃん!!」
私が気持ちよく怪異談を披露してるうちにかなりの味付け海苔を姉に食べられてしまった。しかもご飯を用意しながらちゃっかり食べていた。
そんな姉に恨みを晴らすべきか……。
そっと寝静まる晩、私は密かに復讐を仕掛ける。
ーー「次の日」ーー
八枝の悲痛な叫び声が穴本家に響きわたる。
そう、彼女の太い眉毛が綺麗にごっそりと剃られていたからだ。
その後鵺はきっちりと金庫を購入して味付け海苔を守ったが彼女自身も眉毛剃られることになるが彼女自身は味付け海苔が貼り付けていたので被害は微量だった。
新入鬼車怨名 完
ーー「穴本家」ーー
「お届け物でーす」
穴本家の自宅に荷物が届けられた。
そのときヨーカイフィギュアをいじっていた鵺は手にやめて早速判子を持ち玄関先に向かう。
玄関先に向かうと配達先の青年から領収書を受け取り判子を押す。そして荷物を受け取ると配達の青年はそのまま次の配達先へと向かった。
荷物の中身は鵺が注文した高級味付け海苔だった。
この味付け海苔は彼女自身眉毛に貼り付けるモノであり彼女しかわからないフィット感があるから好んで使う。
無論、このそこそこする味付け海苔は彼女が稼いだイラスト費で賄っている。
「あ、鵺それ私にもちょーだい♪」
「おねーちゃん!?」
と、遠慮なく双子の姉八枝は平気でパクる。
それを見た鵺はヌエヌエと怒る。
「ちょっとおねーちゃん平気でパクらないでよ」
「いいじゃない。あなたのイラストで結構儲かってるのでしょ?」
「おねーちゃんと違って私は計画的に使ってるの」
計画的にお金を消費してる鵺と違って八枝はズボラで浪費癖である。こないだの寿司屋で大好物の穴子を3万円を使い果たすほどだったからだ。
そんな正反対な姉妹は水と油の関係だが仲が良い姉妹である。
「ねー?鵺、なんかうーんと恐い奴聴きたくなったわ。なんかない?」
「うーんと恐い奴か……」
穴本家でもよく怪異談語りを披露する。
そんな姉妹でもよく披露するのが鵺である。
彼女もまた怪異談に虜になっている1人であった。
「恐いやつかどうかわかんないけど披露するね。とある青年が町外れのある場所にーー」
「2」
とある町外れにある場所に忘れ去られた電話BOXがある。
そこである番号をかけるとあの世の鬼車がやってきてその恨みの名前書くと晴らしてくると聞いて僕はやってきた。
電話BOXは長い間使われてなかったのか蜘蛛の巣だらけだった。
早速僕は蜘蛛の巣を払い小銭を入れてSNS上で教えられた番号をかける。
すると、受話器から異様な叫び声がした。
僕がかけてる場所の上空から鬼の頭の形した車が目の前に降りてやってきた。
(これが新入鬼車怨名……!!)
おびただしいような形相な鬼車は迫力があった。
僕は唾をゴクリと呑んで早速鬼車に貼り付けられているお札を取り名前を書く。
このお札には相手の名前を書くと恨みを晴らしてくれる。
恨みの内容はあの世へ連れていくことだった。
注意点は恨みの対象者がいないと自分自身に災いがかかるので一字一句間違いないように僕は書いた。
書き終えると早速鬼車は恨みの人物へと向かった。
「3」
僕があいつにどれだけ恨みを買われたのか数知れなかった。
だからようやくその念願果たすために僕は生きてこれたのだ。
そのあいつの最期を一目見ようと僕は張り込んでいた。
あいつは商店街でうろついていた。
そこに鬼車がやってきた。
ようやくだ!と思った次の瞬間なぜか僕が狙われた。
一体なぜなんだ!?と思っていたがあいつの身体は少し透けていたから……。
まさかと思ってるうちに僕は鬼車に捕まりあの世へ連れてかれた。
「という怪異談よ……!?おねーちゃん!!」
私が気持ちよく怪異談を披露してるうちにかなりの味付け海苔を姉に食べられてしまった。しかもご飯を用意しながらちゃっかり食べていた。
そんな姉に恨みを晴らすべきか……。
そっと寝静まる晩、私は密かに復讐を仕掛ける。
ーー「次の日」ーー
八枝の悲痛な叫び声が穴本家に響きわたる。
そう、彼女の太い眉毛が綺麗にごっそりと剃られていたからだ。
その後鵺はきっちりと金庫を購入して味付け海苔を守ったが彼女自身も眉毛剃られることになるが彼女自身は味付け海苔が貼り付けていたので被害は微量だった。
新入鬼車怨名 完
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