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鐘技怪異談W❸巻【完結】
121話「え?」
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「1」
ーー「鐘技高校美術室」ーー
「さぁ、みなさん私をモデルとしたデッサンを仕上げましょう♪」
美術担任である木村は自らモデルになりヌードになってアソコを灰皿を隠すのは相変わらずである。
早速あたい達はデッサンする。
そこでデッサンをクラス全員仕上げすると木村は各自批評する。
まず、穴本鵺さんは上手くデッサンしてあるがどこかマンガぽっい。彼女自身はイラストレーターでネットで人気あるし特に木村は大変好評だったのは彼女のファンだからなぜか解せぬ。
そして白百合姫子さん。あなたは何も描いてないというより奇怪なピカソ絵になってるわね。ある意味木村は好評を得ているけど、ケツが見えてるぞ?ケツが。
次に野薔薇真理亜さん。どこか奇怪な絵を描いてるが彼女自身は頑張った方である。泣きそうになっても木村はかっこよく励ましているが汚いケツを向けてるので台無しなんだけどな。
次に亜季田礼奈さん。……うん。これは察するけど大変上手く描かれているけど背後に描かれているソレは何!?先生はこの後、お祓い行くらしいがその前にケツ向けんなよ?ケツ。
そして最後はあたいだ。クラスメイト達は大変注目している。結構上手く描いてるでしょ?先生から大変褒められてこの後奇怪なダンスパフォーマンスした。いや?それをやる前に服を着ろよ!服を!
「2」
「絵瑠胃奈ちゃん。すごいよ」
「ふふふ。ありがとう」
恵さんがたいそうに褒めてくれた。
「ま、俺ほどじゃないけどな」
「え?」
「え?なに??」
ふふふ。思わず「え?」という反応したわね。そうだわ!あれがあったな。
「ねー?みんなあたいそんな怪異談あるわよ」
「え?あるんだ」
「え?聴かせて」
「いいわよ。あれはとある美術館に出向いた時にある絵をみてーー」
「その前にタイトルは??」
「え?よ」
「え?だからタイトルは?」
「え?」
「え?」
ーー「鐘技美術館」ーー
とある美術館である曰く付きの絵あると聞いて私は出向いた。
その人だかりができる場所には例の曰く付きの絵があった。
しかし、その絵は何も描かれてない真っ白なキャンパスだった。
すると1人の若い女性がその絵を指をさして「えーーーーーーーー」と息継ぎしないまま言うのだ。
そしてその場にいた人達も「えーーーーーーー」と釣られて息継ぎしないまま言った。
あの絵に何があるのだろうかと再び私があの絵を見ると「えーーーーー!?」と驚いて叫んでしまう。
その絵に「えーーー」と真っ赤な血文字で描かれていたからだ。
「3」
「おしまい」
「え?もうおわり??」
「そうよ」
「えーー……」
みんなはあたいが怪異談を披露したあと不満そうだった。
「でもよかったでしょ?」
「えーーーー?」
「え?」
「えーーーー?」
「え?ちょっと!?」
「えーーーー?」
みんなは思わず「えーー」しか反応なかった。
その後担任の正夢がやってきた。
「お前ら席につけ。えーー、まずえーーー」
正夢が授業につくとそこでもえーーしか反応なかった。
あたいはどうやら「えーー」に呪われたみたいなのでしばらく「え?」を披露するのをやめた。
え? 完
恵「え?もう終わりなんだ」
真理亜「えーーーーーーー?」
友紀「もういいわよ。真理亜」
真理亜「えーーーーーーー?」
END
ーー「鐘技高校美術室」ーー
「さぁ、みなさん私をモデルとしたデッサンを仕上げましょう♪」
美術担任である木村は自らモデルになりヌードになってアソコを灰皿を隠すのは相変わらずである。
早速あたい達はデッサンする。
そこでデッサンをクラス全員仕上げすると木村は各自批評する。
まず、穴本鵺さんは上手くデッサンしてあるがどこかマンガぽっい。彼女自身はイラストレーターでネットで人気あるし特に木村は大変好評だったのは彼女のファンだからなぜか解せぬ。
そして白百合姫子さん。あなたは何も描いてないというより奇怪なピカソ絵になってるわね。ある意味木村は好評を得ているけど、ケツが見えてるぞ?ケツが。
次に野薔薇真理亜さん。どこか奇怪な絵を描いてるが彼女自身は頑張った方である。泣きそうになっても木村はかっこよく励ましているが汚いケツを向けてるので台無しなんだけどな。
次に亜季田礼奈さん。……うん。これは察するけど大変上手く描かれているけど背後に描かれているソレは何!?先生はこの後、お祓い行くらしいがその前にケツ向けんなよ?ケツ。
そして最後はあたいだ。クラスメイト達は大変注目している。結構上手く描いてるでしょ?先生から大変褒められてこの後奇怪なダンスパフォーマンスした。いや?それをやる前に服を着ろよ!服を!
「2」
「絵瑠胃奈ちゃん。すごいよ」
「ふふふ。ありがとう」
恵さんがたいそうに褒めてくれた。
「ま、俺ほどじゃないけどな」
「え?」
「え?なに??」
ふふふ。思わず「え?」という反応したわね。そうだわ!あれがあったな。
「ねー?みんなあたいそんな怪異談あるわよ」
「え?あるんだ」
「え?聴かせて」
「いいわよ。あれはとある美術館に出向いた時にある絵をみてーー」
「その前にタイトルは??」
「え?よ」
「え?だからタイトルは?」
「え?」
「え?」
ーー「鐘技美術館」ーー
とある美術館である曰く付きの絵あると聞いて私は出向いた。
その人だかりができる場所には例の曰く付きの絵があった。
しかし、その絵は何も描かれてない真っ白なキャンパスだった。
すると1人の若い女性がその絵を指をさして「えーーーーーーーー」と息継ぎしないまま言うのだ。
そしてその場にいた人達も「えーーーーーーー」と釣られて息継ぎしないまま言った。
あの絵に何があるのだろうかと再び私があの絵を見ると「えーーーーー!?」と驚いて叫んでしまう。
その絵に「えーーー」と真っ赤な血文字で描かれていたからだ。
「3」
「おしまい」
「え?もうおわり??」
「そうよ」
「えーー……」
みんなはあたいが怪異談を披露したあと不満そうだった。
「でもよかったでしょ?」
「えーーーー?」
「え?」
「えーーーー?」
「え?ちょっと!?」
「えーーーー?」
みんなは思わず「えーー」しか反応なかった。
その後担任の正夢がやってきた。
「お前ら席につけ。えーー、まずえーーー」
正夢が授業につくとそこでもえーーしか反応なかった。
あたいはどうやら「えーー」に呪われたみたいなのでしばらく「え?」を披露するのをやめた。
え? 完
恵「え?もう終わりなんだ」
真理亜「えーーーーーーー?」
友紀「もういいわよ。真理亜」
真理亜「えーーーーーーー?」
END
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