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野花怪異談N③巻【完結】

34話「イシヤマリサーチ株式会社[お仕事編]」

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ー1ー

「はい。もういいですよ」
 夕方に予約して医者の指示のもと、自宅近くの診療所に予防接種を終えた白粉肌おさげ黒髪少女八木楓は和服の腕の裾捲りを元に正す。そして一礼したあと出た。
 しばらく帰路を目指しているといつもヤギミルクを配達してくれる明月誠の父親に遭遇した。
「こんにちは、明月さん」
「こんにちは、楓さん」
 楓は軽く会釈した。
「この前のもらったサボテンフルーツありがと。うちの家内も喜んでたよ」
「いえいえ、いつも美味しいヤギミルクを配達してくれる感謝の気持ちですよ」
「そうかい。あ、そうそうこの後暇かい?今余ったチーズケーキあるけど食べてくかい?」
「喜んでお受けしますわ♪」
 楓は少し目を輝かせて明月の自宅にお邪魔することになった。

 ーー明月の自宅ーー

「はい、どうぞ」
「いただきます♪」
 楓は出されたチーズケーキをフォークで小さく刻みそれを口に運ぶ。
「~♪」
 そのとろけそうなチーズケーキの口に運ばれた途端に思わず笑みがこぼれそうになる。
「どうだい。うちのチーズケーキはなかなかもんだろ」
 誠の父親は紅茶のティーカップをゆっくり口につける。
「ええ。美味しいですわ。もし宜しければ余ったチーズケーキいただけますか?私だけいただいた事を瑠奈にバレたら怒りますからね」
 誠の父親はうなずき、
「いいよ。好きなだけ持っていきなさい。どうせうちだけでは手に余る物だけだからね。おかげでかなり腹がついちゃったよ」
 と、自分の腹をつねる仕草をする。
 楓はクスクスと笑う。
 しばらく雑談してると話題は誠の就職先のことだった。
「どうですか?誠さんの就職先は」
「そうだね。いくつか絞ってみたんだけど誠は楓さんが教えてもらったとこがいいみたいなんだ」
「そうですか。それはよかったです」
「ただ、私としては誠の体質もあるから、少し親としては不安なんだよね」
「大丈夫ですよ。誠さんよりも重い体質な方もいらっしゃいますが普通にお仕事をこなしてますよ」
「そうか。もしよければその会社の仕事内容とか教えてくれないか?楓さんが知ってる内容で構わないので」
「はい。いいですよ。この会社ではーー」
 楓は丁寧にその会社のお仕事内容を説明した。

ー2ー

 早朝、僕安良田悠人と会社の同僚幽霊社員和田鍋辰也さんと一緒にこの付近でジョギングしている。和田鍋さんの姿は僕は見えないのであえてスポーツシューズに鈴をつけて居場所をお知らせしてる。途中僕たちがしばらく走ってると、去年正月で遭遇した黒田ジョージさんと出会った。
「ジョージさんおはよう御座います」
(パチパチ)
 僕たちは駆け足の音頭をとり、骸骨頭のジョージさんに挨拶する。
「おお。安良田と和田鍋か、おはよう」
「ジョージさんはここにもよんでるのですか?」
「いや、すでによんできた」
(パチパチ)
「そうですか。また機会があればじっくりお話聞かせてくださいね」
 ジョージさんと別れた後、僕たちはいくつか走って社員寮に戻った。

 ーー社員寮ーー

 僕たちはジョギングから社員寮に帰宅した。ここの社員寮は昔、老人ホームの住宅を不動産から0円の事故物件を会社が引き取り、社員寮にした。ちなみに前の住人が住んでるので僕たちと上手く付き合ってる。
 もちろんバリアフリーは完璧で身体障がい者や体質障がい者やにとっては住みやすく悪霊や危険な物から僕らを守ってくれる。
 僕は帰宅時に感染予防対策としてうがいと手の消毒と塩の飲用は忘れずに行う。和田鍋さんは感染予防対策は出来ないが感染しないようソーシャルディスタンスをやり、人と距離感を大事にする。
 共同リビングに向かうと、誰かが卓球していた。契約派遣女性キ族社員音成茜さんと契約幽霊女性社員真鍋加奈さんだった。
 真鍋さんは僕も辛うじて薄く見える。この間真鍋さんがお風呂入ってるところを開けてしまい冷たいシャワーをかけられてしまった。後で謝って、笑って許してくれた。
 音成さんはキ族だが普通の人と変わりない姿をしている。昔はブイブイ言わせた暴走族を率いたキ族で何度も礼察にお世話になってたらしい。まるで貴族のふるまいからか、女性から一部人気があったらしい。
 僕は部屋に向かい着てるジャージを普段着に着替えていつものように挨拶周りする。
 まず小山さんの部屋に向かう。小山さんは今ゲーム動画実況していた。彼はこの体質を売りにした配信者としてゲームユーザーや彼と同じ体質を抱える方から一定の評価を得ている。たまに配信中で何か白いモヤが写ったり、変なうめき声やトラブルが多々あるがそれも売りにしている。
 和田鍋さんと誘ってホラーゲームを実況するみたいらしいけど和田鍋さんは怖い物が苦手なんだけど大丈夫だろうか?
 そして次は加奈守さん。部屋に向かうと先客がいたようだ。先客の方は大学に通う幽霊女子学生の斎藤美恵さんだ。彼女もたまに降りてきて加奈守さんに絵の指導している。彼女も加奈守さんと切磋琢磨してお互い絵の向上を図っている。
「じゃあ。私はそろそろ行くわね。あとこれ散髪とお風呂お願いね」
 斎藤さんは髪が伸びた市松人形を加奈守さんの部屋前に置いて部屋から出て消えた。
 この市松人形は加奈守さんの部屋から守ってくれるボディカードだ。最初は怖かったみたいだが今では慣れた物である。この市松人形の髪の毛は生前に伸ばした斎藤さんの髪の毛で出来ている。
 最後に僕らのリーダー笠田さんと幽霊エリート社員早田さんだ。相変わらず部屋は散らかっている。寮母さんから、あまり汚くすると虫や蟲が湧いて彼らを呼び出すから清潔してねと苦言を言われるほどだった。
 早田さんも少し透けて見える程度だ。
 早田さんはこの状況下でも慣れている。ちなみに早田さんの部屋も汚かったので似た者同士である。
「おう。安良田か?もう少したら出発するから、準備しとけよ」
「了解です」
 笠田さんと早田さんは今パソコンでウィルスチェックで感染を確認してる。
 ウィルスに感染すると、画面にホラー画像や画面から女性の腕が生えて出てくるなどいろいろな目に合うから要チェックする。
 仮に感染した場合はインテリの幽霊エリート社員早田さんが開発した自作のウィルスバスターを使う。たいていのウィルスは撃退する。
「早田、まだ残りウィルスがあるから撃退してくれるか?」
 すると早田さんがパソコンの画面に入りウィルスを次々撃退する。
 早田さんは電化製品などいじるのが好きらしくどんな物でも直したり感染を取り除いたりするから、彼はすごいと思う。
「リーダー!もうすぐ会社の時間だけど?」
 音成さんが笠田さんを呼びに来たらしい。
「おう。もう少ししたらいくわ。先に車動かしてくれ!」
 笠田さんは車のキーを放り投げて音成さんがうまいことをキャッチする。
「オーケー♪あ、そうそう安良田君。今日は私の隣の席に乗ってね」
「あ、はい」
「じゃあ、みんな呼びに行くから、先に待っててね」
 さて、僕は遅れないよう先に向かう。

ー3ー

 ーー車内ーー

「あら、珍しいわね。安良田君と一緒になるなんて。……もしかして音成~あんた」
 みんなの姉御金髪ギャル系谷中さんが音成さんをジト目する。
「い、いいじゃん。一応リーダーに許可取ってるもん」
 音成さんは口笛吹いてる。一体どういうことなんだろ?
「えーと?僕はまずかったですか?」
「まずいじゃないもんね」
 谷中さんがじーと音成さんを見つめる。
 音成さんを見ると顔が赤くなってる。
「音成さん。大丈夫?顔赤いよ」
「ふぇっ!?」
 音成さんが慌てて車のミラーで確認して浮かび上がる霊魂を見て顔を隠す。
(パチパチ)
 真鍋さんがクスクスと笑ってる一体なんだろう。
「あー。これは重症ね」
 落ち着くまで少し時間遅れてしまった。


 音成さんの送迎でしばらく30分の道のりで運転して会社に着いた。
 会社は僕たちみたいな体質、幽霊、キ族の従業員で構成されている。早速僕達は感染予防対策をした。真鍋さんは別のオープンドアから入った。
 会社の従業員約100名いるそこそこの中小企業だ。僕たちは職場につくと笠田さん送迎グループは先に並んでた。
「よっ安良田!」
 そこに会社の同僚である桂山粒浪さんが声をかけてきた。
「桂山さんおはようございます」
 僕と桂山さん同期であり同じ年くらいに入社した。彼は体質ぶつであり、つぶつぶ言うところがぶつぶつ言って相手をぶつけてしまう。たしか弟さんも同じ体質ぶつを抱えて大変らしい。
 僕たちは軽く世間話する。弟たちがこないだ地元テレビに出たとか、アニメPAKRINAのパクリアクションシーンとか話をした。
 そして少しすると部長さんが来て僕たち社員全員軽い挨拶をして社内ラジオ体操を行う。
 ~♪
『腕をまわまわまわまわまわすすすすうんうんうんどうかいかいししし。そとっととっとまわまわまわしし』
 ラジオ体操は社内の幽霊女性社員木幡さんがあらかじめ録音したラジオ体操でやる。たまにバグが入り、ラップ口調になってろれつが乱れてうまく発音できなくなる場合もある。木幡さんは笑って欲しいというが彼女は真剣に真面目なので僕たちは笑わない。
 ラジオ体操は終わると朝礼を行い、僕たちは各自席につき仕事を始めた。

ー4ー

 仕事内容は僕たち社員のアンケートとお客様から送られてきたアンケートをまとめて各委託先会社などに意見や要望などを送る。ほとんどのお客様は僕らと同じ体質抱えてる人達や幽霊やキ族の國出身の人達だ。
 僕と同じ湿布の効力が悪いとか、ごく稀に長生きする方が電話の使い方はどうすればいいですか?という珍回答もある。
「安良田君このデータ入力お願いね」
 僕は前の勤めていた会社では事務入力が作業してたので僕は手早く入力作業する。もちろん幽霊社員早田さんや契約派遣キ族社員音成さんはいくつか霊魂を呼んで次々と雑務作業をこなすことはお手ものである。
 そしてお昼タイムになったので昼食時間である。
「安良田君!い、一緒にランチ行かない?」
「音成さん。いいよ。一緒に行こう」
 音成さん。さっきから顔赤いけど大丈夫なんだろうか?
 なんかさっきから視線が感じるけど?
 あれ、加奈守さんに谷中さんと真鍋さんも3人は僕たちをジーと見てどうしたんだろうか?
「お?安良田達も外出?食事か?俺もついて来ていいか?」
 桂山さんの誘いに、
「うん。いいよ」
「ええ。……そう」
 僕はOKの返事をした。何故か音成さんは少し落ち込んだのは少し気になったけど。
 と、遠くから見守ってきた加奈守さん達が桂山さんを呼んで叱りつけた。
「ねー。桂山さんあなたも鈍いわねー」
「え?俺なんかやった?」
(パチパチ)
 何やら話込んでる。そうだ!
「ねー。加奈守さん達も一緒にお昼どう?」
 僕は加奈守さん達も誘うことにした。
「え…でも私達は」
「いいじゃん!一緒に行きましょう!大勢で食べた方が美味しく感じるし」
 音成さんの提案に加奈守さん達は渋々うなずいてくれた。
 僕たちは昼食のランチで共にすること決めた。
「……せっかく2人きりになれたと思ったのに」
「え?音成さん何かいった?」
「え?あ、安良田君そこに湿布落ちてるわよ」
 音成さんの指摘により、僕の湿布が文字が滲んで落ちていた。
「あ、本当だ。次の通院するときに湿布強いの替えてもらないと」
 僕は落ちた湿布を再度貼り付けて音成さん達と外に出かけた。

 ーーファーストフード店カネワザバーガーー

 僕たちハンバーガー屋さんで昼食を取ることにした。この店では体質や幽霊、キ族でも関係なく食べられる。
 僕たちもよく利用する。
 僕はイシヤマ地鶏のチキン照り焼バーガーを注文した。
 音成さんも僕と同じ物を。
 加奈守さんと谷中さんはパイナップルバーガー。
 真鍋さんはしゃぶしゃぶバーガー。
 桂山さんはつぶつぶコーンバーガーを各自注文した。
 加奈守さん、音成さん、谷中さん、真鍋さんは女性同士楽しく雑談してる。
 残り僕達男性同士は黙食をしてる。桂山さんはなるべくぶつぶつを言うのを避けるための配慮だ。僕たちは充分食事終えた。

 ーー会社ーー

「じゃあ、そろそろみんな帰ろうかお憑かれ様でした」
「お憑かれ様でした」
 夕方の暮れ、部長の取り憑かれてる背後霊に僕たち仕事の終わりの終礼して各自帰宅の準備に入った。
「安良田君。今日も私のとなりの席ね♪」
「あ、はいよろしくお願いします」
 今日も音成さんの送迎車に乗るみたいなので僕は音成さんの送迎に乗り込む。

 ーー車内ーー


「ねぇ。安良田君」
「はい。どうしたの?」
 音成さんが僕に尋ねる。
「キ族の人達はどう思う」
 キ族の音成さんは気にしてるようだ。僕たちは体質や幽霊またはキ族に対しては昔は長い間差別や偏見など苦しめられた時期もあった。今は改善してるとはいえ一部の人たちはそう思ってない。だから僕は、
「僕はキ族や幽霊やみんなも同じ生きる人間だと思ってるよ。音成さんや和田岡さん、真鍋さん、早田さん達もみんないい人だから、僕もみんなに応えることができるよ。だからキ族の人達も同じ生きる人間だよ」
「………」
 音成さんは黙ってしまった。
 しばらく僕たちに沈黙が続いた。
 途中耐えきれなかった谷中さんが口を開いた。
「まぁまぁ、辛気臭い話しないで楽しい話題にしましょう。この間笠田さんがさー」
 谷中さんがいろいろ話題振って音成さんも釣られて笑って車内はラップ音が鳴るほど騒がしかった。

ー5ー

 ーー社員寮ーー

「あれ?何かいい匂いするね」
 僕たちは社員寮に着くと美味しそうな匂いが充満してきた。
 社員食堂に来てみるとみんなが集まって席をついてた。そこのテーブルには豪華な彩りな料理があった。
「うわぁ。奈多木さん。これどうしたんですか?」
 奈多木さんは僕たち社員寮の寮母さん。右腕には大きな数珠を巻いている。僕たちに健康管理や清潔管理あと体質管理もかかせなくやってくれる。彼女のマッサージは上手くよくついてる蟲や憑かれなどを取り除いてくれたりする。僕も彼女のマッサージしてくれたけど上手かった。
「どう?よりにかけたけど。今日はね原井さんが無事体質正社員になったから、それのお祝いよ」
「えっ?おめでとうございます!」
 原井さんはみんなの祝福ムードに涙する。
 原井さんはしばらくの長い間引きこもり体質だった。彼の体質重さは加奈守さんより重かった。しかしこの会社でみんなの優しさと同じ抱えた体質や偏見を乗り越えて彼も少しずつだが頑張ってやれてこれた。
「ささ。みんな冷めないうちに食べてね」
 寮母さんの声かけでみんなは席についた。ここで空きの席に彼がいないことに気がつく。
「あれ?葛木さんはどうしたんですか?」
 それを聞いた寮母さんは一瞬悲しくなる。
「あー。あいつなら辞めさせてもらったよ。荷物も今引き払って彼の実家に送ってもらったところだ」
 みんなはざわついてしまう。
 葛木葛尾さんは今月新しく入社したばかりの新人幽霊社員で國から幽霊滞在ピザパスポートを取ったばかりだったはず。彼もたしかに目に余る発言や行為も多々あった。なのでみんなはついにかという感じだったから遅かれ早かれ首になるだろうと薄々感じていた。しかし彼は大丈夫なんだろうか?彼の実家は一度火事になってお祓い浄化して人や幽霊が住める状況じゃないはず。
「まー。おまえらには気にすることじゃないからな。さーて、来週ワクチンの予防接種があるからな。で、幽霊社員は病院からの協力が求められたら、素直に応じるようにな。音成も一応サポート頼むぞ」
(パチパチ)
「リーダー了解」
「おまえらも言っておくがワクチン予防接種は会社の試験用の開発した物だから新人研修生と専門学生がやるからな。ちなみに両方の一般と幽霊の予防接種やるぞ。これは強制的だから拒否権はないからな」
「はーい」
 僕たちは了解の返事をした。

ー6ー

 ーー明月の自宅ーー

「ありがとう。参考になったよ」
「いえいえ。あら?お兄様も来てるみたいですね」
 テーブルにいくつか小さな赤い手垢がついていた。
「あ、こらこら」
「どうかしましたか?」
「いえ。うちの卓也が楓さんのチーズケーキを食べたみたいで」
 楓はクスクスと笑った。
「大丈夫ですよ。私今日は予防接種した帰りですから、ご安心ください」
「ははは。そうかい」
 誠の父親はホッと安堵する。
 と、楓はチーズケーキを食べるの再開する。
「まぁ、でも食べれなかったら困りましたわ。口移しどころじゃすみませんでしたわ」
 一瞬ゾクっと背筋が凍るような空気感を感じた誠の父親は思わず唾を呑み込んだ。
 そしてテーブル席に『ごめんなさい』と震えた赤い文字で書かれていた。
「あら大丈夫ですか?お兄様」
 楓のクスクスとした笑い声は部屋中に響いていた。

 ーー会社の予防接種会場ーー

 安良田の会社では病院からのスタッフが会社の会議室を借りて予防接種をしてる。
「次の方どうぞ」
 安良田は腕をまくり新人スタッフがワクチンの予防接種の注射する。
 そして安良田の口から幽霊社員の和田鍋が入り込む。そして数秒経過した後、予防接種は終える。
「はい。もういいですよ」
 安良田の口から、和田鍋が出てくる。そして事が終えた安良田は腕まくりした裾を整えて
 会議室から出た。

 イシヤマリサーチ株式会社[お仕事編]   完
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