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野薔薇怪異談M【完結】
94話「カラオケ銭湯♫」
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「1」
ーー「鐘技銭湯内」ーー
私とおばあさまは近くの銭湯でゆっくり浸かる。
あまり長く日差しを当てないよう充分日焼け止めクリームはかかせない。
そのためいろいろ出費は出ているが前のヤドカリさんの件でかなり蓄えがあり余裕ある。
なんだか機嫌がいいから歌うおばあさまも素敵です。
と、私はある怪異談を思いついたので披露する。
「2」
幼い僕とお父さんは近くの銭湯に向かった。
久しぶりの銭湯だから、楽しみしていた僕。
お客さんは僕たち含めて3名だった。
その1人の中年おじさんは歌を歌いながら先に風呂にゆっくりと浸かっていた。
おじさんは歌を歌うのが上手だった。
お父さんは気にしなかったけど僕としては静かに浴びたかったが歌がうまかったし放置していた。
そして僕たちはゆっくりとあがり、身体を洗うがおじさんはまだ歌を歌っていた。
声がガラガラにならないのかなぁ。と気になっていた頃、ちょうどお父さんも洗い流すの終わりサウナ室に入る。
僕もちょうど身体洗い流したのでゆっくりと歌うおじさんの離れた所で風呂に浸かる時にお父さんが慌てて、サウナ室から出た。
「お父さんどうしたの?」と尋ねると、お父さんが引っ張り出したのは、先程の歌がうまい中年おじさんだった。
じゃあ、先程の中年おじさんは誰だろう?
その時先程浸かっていた中年おじさんはいつのまにかいなくなっていた。
「3」
風呂上がりに私とおばあさまはフルーツ牛乳を買って飲む。
私が唯一楽しみしてるモノだ。
そしてさらにそこで売られているソフトクリームを食べるの醍醐味だがおばあさまはなぜか遠慮したのを私は察するべきだった。
そう、お腹が冷えてそのままトイレに籠る羽目になるとはまだ私は知らない。
これを何度も繰り返している。
カラオケ銭湯♫ 完
ーー「鐘技銭湯内」ーー
私とおばあさまは近くの銭湯でゆっくり浸かる。
あまり長く日差しを当てないよう充分日焼け止めクリームはかかせない。
そのためいろいろ出費は出ているが前のヤドカリさんの件でかなり蓄えがあり余裕ある。
なんだか機嫌がいいから歌うおばあさまも素敵です。
と、私はある怪異談を思いついたので披露する。
「2」
幼い僕とお父さんは近くの銭湯に向かった。
久しぶりの銭湯だから、楽しみしていた僕。
お客さんは僕たち含めて3名だった。
その1人の中年おじさんは歌を歌いながら先に風呂にゆっくりと浸かっていた。
おじさんは歌を歌うのが上手だった。
お父さんは気にしなかったけど僕としては静かに浴びたかったが歌がうまかったし放置していた。
そして僕たちはゆっくりとあがり、身体を洗うがおじさんはまだ歌を歌っていた。
声がガラガラにならないのかなぁ。と気になっていた頃、ちょうどお父さんも洗い流すの終わりサウナ室に入る。
僕もちょうど身体洗い流したのでゆっくりと歌うおじさんの離れた所で風呂に浸かる時にお父さんが慌てて、サウナ室から出た。
「お父さんどうしたの?」と尋ねると、お父さんが引っ張り出したのは、先程の歌がうまい中年おじさんだった。
じゃあ、先程の中年おじさんは誰だろう?
その時先程浸かっていた中年おじさんはいつのまにかいなくなっていた。
「3」
風呂上がりに私とおばあさまはフルーツ牛乳を買って飲む。
私が唯一楽しみしてるモノだ。
そしてさらにそこで売られているソフトクリームを食べるの醍醐味だがおばあさまはなぜか遠慮したのを私は察するべきだった。
そう、お腹が冷えてそのままトイレに籠る羽目になるとはまだ私は知らない。
これを何度も繰り返している。
カラオケ銭湯♫ 完
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