性癖短編集

くろ

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コップフェチ女2

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彼女は、瞳を閉じ、コップを両手で握り、震えながら肩で息をしていた。
俺は唖然とするしか無かった。

もしかしてマジなのか?

これまでのやり取りを振り返ってみると、先ず、みさきちゃんはコップを握ると性的な興奮を感じてしまうっぽい。クリトリスが好きだ。昨日も客の前でイッた。けつ穴調教中。また第一関節でイッた。
これらは全て冗談だと思っていた。しかし彼女は明らかに、今、俺の目の前でイッた…
つまり、店長がみさきちゃんのお尻に手を伸ばした時に何をしていたのか、想像するに、恐らくお尻の穴に第一関節まで指を挿入し、ホジホジしていたと…そして、昨日も同じようにお尻の穴に指を入れられて、コップを握りながらみさきちゃんは絶頂した…

俺は興奮していた。閉店までこの店に居て、あわよくばみさきちゃんと仲良くなって、あわよくばこの後居酒屋なんかに飲みに行ったりして、そしてあわよくば…

そこで、新たに二人組の客が入った。普通に、どこにでもいそうなオタクっぽい感じの男たちだった。店員たちが一斉に「いらっしゃいませ」と笑顔で言う中、みさきちゃんだけはその言葉を言う途中で表情を曇らせた。
店長が驚いたような声色で「今日も来たの!?」と言った。俺は咄嗟に予感した、彼女は昨日、この客の前でイかされたのでは?と。
客二人は、店長と適当に挨拶を交わすと、急に表情をニヤつかせて彼女を見ながら冷やかすような声色で言った。

「あれ~、みさきちゃん今日もいるじゃ~ん」

みさきちゃんは恥ずかしそうに笑みを浮かべ、股間辺りに両手を添えて、お辞儀をしたのか、ただ俯いただけなのか、判定の難しい動きをした。

「コイツ、またさっきイキましたよ!しかもまた指一本の第一関節だけで!」

店長のその発言で男たちは大爆笑した。みさきちゃんは諦めたように顔を赤らめて下を向いていた。
やはり、彼女は昨日、こいつ等の前で…

「俺もみさきちゃんのことイかせたいな~!」

男の一人がそう言いながら、彼女の方向に逆手にした指を一本突き付け、それをゆらゆらと卑猥に動かして見せた。
それを聞いた彼女が咄嗟に

「うちはお触り禁止ですからね」

と、クギを打った。

「今日も麻雀出来そう?」

男の一人が店長に聞いた。どうやらこの店では麻雀ができるらしい。店長はメンツ選びに困っている様子を見せた。客二人とみさきちゃん、店長はカウンターを離れられないのであと一人が足りない。
俺は、その時、麻雀には自信があったので、その一人の穴埋めに立候補をした。

程なくして麻雀は始まった。東風戦らしい。二万五千点持ちの飛びありルール。金は掛けず、ゲーム毎の成績を記録するだけのようだ。俺は一回目は様子を見る事にした。彼らの「『今日も』麻雀出来そう?」という発言から、昨日も麻雀は行われていたことが窺われ、そのメンツにはみさきちゃんも入っていた可能性は考えられる。そして、昨日彼女がこいつ等の前でイってしまった原因がこの麻雀の中にあって、その喜ばしい結果に結びつけるための何らかの暗黙の取り交わしが、もしかしたらあるかも知れない。麻雀には賭けがつきものだし。

「ポン」

動いたのは意外にもみさきちゃんだった。手からは二枚出ている字牌が飛び出した。その前の手出しはションパイの字牌だった。仕掛けはソーズのホンイツっぽい。中盤以降だし、聴牌か、あるいはイーシャンテンで手の中にはソーズしか無い形が考えられる。
程なくして男の一人がツモ切った甘い牌に

「ロン!白ホンイツでザンクです」

この上がりで彼女がトップに立ち、そのまま東風戦の一回目は終了した。男はいかにも「やられた~」みたいな表情をして言った。

「あちゃ~!みさきちゃん強い~!」

彼女はさっき、アナルを指の第一関節でほじくられてイかされたばかりとは思えないほどの満面のしたり顔をしていた。

その後も彼女は順調で、ずっとトップを取り続けていた。店はもう既に閉店を迎えており、客は麻雀を打っている俺たちだけで、店員も、店長とみさきちゃん以外、みんな帰っていた。一通りの片づけを終えた店長と、そろそろ帰りたそうな俺の友人が卓の方に来た。

「おお!みさきの一人勝ちじゃねえか!やるなあ!」

みさきちゃんは得意げに照れ笑いを浮かべていた。更に店長が続ける。

「店ももう閉めたし、次で最後にして、何か掛けてやれば?例えばみさきのアナル処女とか」

その声には冗談のニュアンスが色濃く感じられたが、俺を含めたオス共の歓声の勢いが、冗談の流れを本気の流れに靡かせようと、見えない力を働かせた。みさきちゃんは流石に「それはちょっと…」という態度を示していたが、店長が

「みさきが勝ったら全員から一万でどう?ラスだけ取らなきゃいいし。みさきにとってはかなり条件甘いと思うけど?」

と促すと、今日は負ける気のしないみさきちゃんは賭けに乗った。
男二人の目の色が変わった。

オーラス、北家のみさきちゃんは、飛び寸前で絶望の淵に立たされていた。三位に浮上するには、現在三位の俺から倍満以上を直撃するか、三倍満か役満のツモ上がりをするしか無かった。
そして、無情にもそのまま局は流れてゲームは終了した。みさきちゃんは国士の聴牌まではこぎつけてはいたが、それも上がれなければ絵に描いた餅だ。
トップ目は大喜びで立ちあがった。みさきちゃんはまだ卓に座ってうなだれている。

「みさき立てよ。約束だ」

店長は、カクテル用の細いコップを卓に置いた。まるで、このコップを握って尻を突き出せと、圧を掛けているみたいだった。

圧に負けたみさきちゃんはゆっくりと立ち上がり、哀愁漂う悲しそうな表情でコップを両手で握り、お尻をギャラリーに向かって突き出した。女らしいため息が漏れた。オス共の歓声が上がる。黒のミニスカートから覗くムッチリとした白い太ももが、離れた位置からのカウンターのライトに照らされ、妖艶な光を放っていた。
店長が後ろからその内ももを鷲掴みにすると、柔らかな肉が握力によって変形し、部分的に僅かな皺を作った。握力から解放されると、その皺は元来の張りによってまた引き延ばされ、プリンのように僅かに震えながら、元の美しい柔らかな丸みを帯びた表面に形を戻した。ゆっくりと撫でるようにその手は上方へと移動し、丸いお尻を撫でると同時に、さり気なくミニスカートをたくし上げた。カウンターからの照り返しで眩しく光る、肉付きの良い、大き目のお尻が露わとなった。Iラインは白のランジェリーで覆われ、真ん中には丸いシミが形成されていた。

「あぁ…」

複数人にパンティーを見られる恥ずかしさに、思わず彼女が声を上げた。ギャラリーからは濡れていることを指摘する卑猥な言葉が声高に上がる。
店長は暫く尻を撫でまわすと、パンティーをいきなり膝まで下ろして、ヌラヌラのアソコを晒した。

「おぉー!」

ギャラリーが一斉に声を上げたので、みさきちゃんの発した恥じらいの声はかき消された。
そして、店長はローションを親指に塗りたくると、ガサツに彼女のアナルに突っ込んだ。

「ひゃ!」

”思わず”といった悲鳴がみさきちゃんの口から洩れた。

「イキそうになったら言え」

と言って、店長は親指を怪しく蠢かした。
ヌチョヌチョ…と、親指がキツイすぼまりを出入りする音と、みさきちゃんの荒い吐息と喘ぎ声が店内に鳴り響いた。両手に握られたコップが吐息で曇る。

「…あぁ!……イ…イキそうです!」

その声を聞くと、店長は親指を引き抜き「どうぞ」と、トップ目の男に後を譲った。
男は既にズボンを膝まで下ろし、どうしようもなくギンギンになったイチモツを、空で揺らめかせていた。
カウパーを滴らせた先端が処女アナルにあてがわれた。

「ぁああん!……」何をどこに当てがわれたのかを察知した彼女から発されたその喘ぎは、抵抗と観念と悦びが入り混じった、ゾクゾクとさせるメスの声色をしていた。

男が腰を前進させていくと、みさきちゃんは下に向けていた視線を徐々に上げていき、手にしたコップをコスり始めた。男が先端を挿入し切ると、みさきちゃんは

「イキます!イキます!」

と叫んで上体を反らして痙攣した。
彼女は卓に突っ伏して肩で息をし、もう疲れ切ったような雰囲気を見せた。しかし、男は更に腰を前進させる。頭を左右に振って抵抗を見せるみさきちゃん。店長がもう一個細いコップを持ってきて、それをクリトリスに当てがった。思わず上体を跳ね上げ、彼女は髪を振り乱しながら叫んだ。

「だめ!またイク!そんなの絶対イっちゃう!!!」

男は肉付きのいいお尻に腰を打ち付け、乾いた音をリズミカルに何度か店内に響かせた。そして、ため息交じりの喘ぎを漏らし、「あ~イク!」と叫ぶと、力を込めて「パンッ!」と音を立てて腰を打ち付け、悶絶の喘ぎを間欠的に漏らした。
みさきちゃんは全身を痙攣させ、獣のような悲鳴を上げて錯乱していた。コップはスッポリと、膣口の中に埋め込まれていた。
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