性癖短編集

くろ

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ガソリンスタンド妄想女2

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ガソリンスタンドで働き始めて六年になるが、あんな光景を目の当たりにしたのは初めてだった。
それは、応援先の店舗で、ある女性のお客さんの車のフロントガラスを拭いている時に、視界に入ってきた光景だった。なんと、そのお客さんは、運転席にもたれかかるようにして、あられもない姿を晒していたのだ。
歳は二十代中頃~三十代前半といったところ。肩までの細い髪は先端が少しカール掛かっていた。眉は細めだがハッキリとした黒。目は猫を思わせるパッチリ二重。鼻筋の通った整った鼻。唇には赤い口紅が引かれ、大人の雰囲気が漂っていた。
正直、綺麗な人だなと思った。その綺麗なお客さんが、白のロングチュールスカートを完全に捲り上げてМ字開脚を晒し、ピンクのパンティーを横にずらし、大っぴらにした濡れた秘部を右手の指でイヤらしく捏ねくり回していたのだ。
僕はぎょっとして窓を拭く手が止まってしまった。彼女と目が合った。僕は咄嗟に目を逸らして、見ていない振りをして窓拭きを再開した。突然水滴が落ちてきた。「雨かな?」と思って拭こうとしたが、拭きとれない。それは、車内から飛ばされた、車内側の水滴だった。反射的に車内を見ると、相変わらずМ字開脚で大股を晒したまま、左手を口元に添えながら右手で濡れた秘部を掻き回し、腰を前方に突き出す体勢で痙攣させ、車内側の水滴の元を局所から吹き上げながら、恍惚の表情を浮かべる彼女の姿が目に飛び込んできた。
窓拭きをそこそこに、僕はその場から逃げるように退散した。

どうしよう、次は灰皿とゴミの有無を車内に聞きに行かなければならない。これは気まずいぞ…

運転席の近くを通ると窓が開いた。丁度いいので灰皿とゴミの有無を聞こうと思ったが、いつもみたいに流れるように言葉が出て来ない。彼女はゴミを回収に来ることを先読みしていたようで、こちらが何かを伝えようとまごついているうちに、丸めたティッシュを差し出してきた。手に取ると暖かく濡れていた。その丸めたティッシュからは、無臭にもかかわらず、鼻腔に絡みついてオスを誘い込むような、魅惑的なアロマが漂っていた。
車内の拭き上げをどうするか、お伺いしながら専用のウエスを渡そうとしたら、すぐ終わるから店員さんに拭いて欲しいと頼まれた。そこは、さっきの水滴の場所だった。車内に身体を入れて手を伸ばすと、耳元に彼女の唇が近づいてきて、内緒話をするみたいに囁いた。

「さっき見てたでしょ」

僕は心臓の鼓動が高まり、窮地に立たされたような感情になった。早く逃げ出そうと水滴を拭き上げると。

「ぁ……」

何故か耳の中に、喘ぎ声と熱い吐息が流れ込んできた。そして彼女は続ける。

「私、お尻の穴に、ガコガコって、入れてほしいの………」

車内の拭き上げが終わって、ようやく解放されたときには、下半身が爆発寸前になってしまっていた。
彼女は、最初、窓の拭き上げだけと言っておきながら、思いついたように、ハンドルやダッシュボードなど、拭き上げの注文を増やしていった。そうして僕が車内での作業を手こずらせている最中、彼女は、ずっと耳の中に熱い息を吹きかけてきたり、ポロシャツの上から乳首を刺激したりしてきた。

お会計に時に、彼女は僕に名刺を渡してくれた。
その後、仕事中にも関わらず、僕は我慢ができなくなってしまい、彼女のことを思い出して、トイレで一発シコってしまった。

仕事が終わると、僕は渡された名刺に記載されている携帯番号に電話した。僕はアナルセックスをやってみたくてどうしようもない年頃だったのだ。
彼女は、僕が早速電話を掛けてきたことに対して、凄く喜んでくれ、用事があったにも関わらず、そっちをキャンセルして、僕と会ってくれる方を優先してくれた。しかも、移動の車まで彼女が出してくれることとなった。

待ち合わせ場所に彼女が到着したのは明白だった。その車は非常に目立つ色をしていたし、仕事中に車種も確認したばかりだ。
助手席に乗り込んでドアを閉めると、発進すると同時に早速彼女は僕の膝に手を這わせてきた。おかげでまた、下半身がムクムクと立ち上がってくる感覚に襲われた。
僕たちは適当なファーストフードでご飯を食べた。そこで彼女から、この後行うこととなる”プレイ内容”を聞かされた。僕はその内容を聞いて、正直気が引けてしまった。その場では引き受ける振りをしたが、実際のところ、そのプレイを全て実行する自身がなかった。
ご飯を食べ終わると、車は、しかるべき場所へと移動した。

「オーラーイ!オーラーイ!」

僕はいつもやっているみたいに、全身を使って誘導していた。そこはいつもの仕事場ではなくラブホテルだった。そして、誘導していたのは車ではなく彼女の身体だった。
彼女は、大き目のベッドの上で四つん這いになって、お尻からバックで接近してきた。

「ハイ!オッケーでーす!」

僕はいつもの感じで駆け寄り、注文に伺った。彼女は

「イレギュラー満タンでお願いします」

と言って、白のチュールスカートを自分で捲り上げた。改めて間近で見る彼女のお尻は、大人の丸みを帯びた、バランスの取れた美しい形をした、肉付きの良いお尻だった。しばらく見とれていたくなる程の美しさだったが、彼女からは、「なるべく躊躇なく、乱暴にして欲しい」と、事前に頼まれていた。
大人っぽいピンクのパンティーを躊躇なく一気にズリ下ろす。誘うようにヌラヌラと濡れ光るフェロモンの源泉から、透明な糸が引いて、クロッチと繋がっていた。

「ガコガコ!」

と口で言いながら、ローションを塗りたくった先端を、何の準備もできてない菊座へと捻じ込んだ。
ローションの塗布に関しては、彼女との事前の話し合いでかなり意見が対立した。彼女は、ローションなど塗らず、そのまま無理やりブチ込んで欲しいとお願いしてきたが、それは流石に彼女も僕も痛すぎるだろうと思い、給油ノズルの先端のテカテカな様子をイメージさせて、なんとか塗布することを許してもらった。
流石、初めて使う新品は、物凄い締め付け方をした。ギュウギュウと押し返される。腰を前進させて行く毎に、擽るような快が広がっていく。彼女は上半身を前のめりにして、両手でシーツを固く握りしめた。上に着ていたピンクのスウェットが捲れ、白く美しいクビレが露出された。
亀頭が全部埋まると、流石に彼女は苦しそうに身をよじり、身体を前方に逃がすような動きをした。僕も遠慮して動きを止めると、彼女は叫ぶように懇願した。

「ヤメちゃイヤ!もっと酷くして!ガコガコ!ってして!」

僕はそれを聞いてゾクッとした。それまで、女性は丁寧に扱わねばならないという漠然とした倫理観と、美しく神々しい彼女の身体を前にすることによって生じてしまった『恐れ多い』という感情が眼前に立ち塞がり、大胆になり切れないところがあった。しかし、今ので吹っ切れたというか、”もっと酷いことをしてやりたい”という感情が沸々と湧いてきた。目の前で身をよじる『白く美しい身体』が、だんだんと『白くあさましい便器』のように見え始めた。

「ガコガコ!ガコガコ!」

遠慮なく更に腰を沈めていくと「ざまあみろ!」という感情が沸いてきた。便器は悦びの喘ぎを上げながら、右手で無様なオナニーを始めた。僕はもう限界だった。腰を最後まで打ち付けると共に、射精が始まってしまった。勝手に腰が前後に振れた。あまりの締め付けにガクガクと痙攣してしまう。彼女も突っ伏していた頭を敏捷な動きで起こし、上体を反らしながら、何度か痙攣を繰り返した。
そして、ファーストフードで聞かされていたプレイ内容の中で一番の難題を熟すべく、ここまで我慢して溜めておいた尿意を、一気に彼女の内部へと放出した。限界近かったので、かなりの勢いだった。
女性の体内に尿を流し込むだなんて、想像もしたことがなかったし、僕にはそんなことできるはずがないと思っていた。しかし、この時の僕は、心の底から悦に浸り、「ざまあみろ!」と、意識的に笑みを浮かべていた。

僕は放尿の間、ずっと「ウィーーーーーーーーーーー」と言い続けなければならなかった。
放尿が始まると、彼女は両肘を支えにしてまた顔を下に向け、まるで、カサブタを少しずつ剥がされているかのような声を上げた。そして、放尿の勢いがピークに達すると、また頭を上げ、上体を反らして、痙攣を交えた叫びを上げながら腰を激しく前後させた。その動きで彼女との一本の繋がりが外れそうになってしまったので、慌てて手で押さえつけようとすると、掌とお尻が勢いよく干渉したことによって、張りのある肉が弾けるような音がした。僕はその心地良い響きをもう一度耳にしたくて、目の前で震える尻肉に向かって手を振り下ろした。乾いた音が室内に鳴り響く。心臓が高鳴り、嗜虐を満たそうとする貪りが、波となって押し寄せてきた。
卑猥な肉棒を咥え込んで、いつまでも尿を飲み続ける白いお尻を何度もスパンキングしながら罵ってやると、便器は泣きながら悦んだ。
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