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タイピングフェチ女2
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PCでの作業を多く任せるようになってから、彼女の「オフィスを急に飛び出す」という行動は目立つようになってきた。
最初は別に、ただ普通にトイレにでも行っているだけかと思ったが、少し頻度が多いように感じられた。特に、目の前でキーボードを叩いて見せた時に限って、それは顕著に現れた。
私は、本当に彼女がトイレに行っているのかを疑った。もしかしたら隠れてサボっているのでは?そんな疑惑の心も浮上してきた。この疑惑の心を解消させるには、犯罪行為ではあるが、女子トイレに隠しカメラを設置するという方法しか、私には思いつかなかった。そうして、先ほどのような、彼女の秘密を知ることとなった。
私はこの映像を初めて目の当たりにしたとき、あまりの衝撃で、どう対応していいのか分からなくなってしまった。ただ分かることは、彼女は明らかにキーボードを叩くところを見て発情しているという視覚の情報で捉えた事実と、私自身の下半身が、素直な反応を示しているという、身体の触覚で捉えた事実だけだった。
ハイヒールの足音が戻ってきた。私は何食わぬ顔をして仕事を開始する。オフィスに戻った彼女も、ため息をつきながら椅子に座り、何食わぬ様子で仕事を開始した。
カタカタと、しばらくまたオフィス内にタイピングの音が走り出す。
「すみません・・・」
また来た。
私は立ち上がり、先ほどと同じように彼女の背後に立ってキーボードに指を這わせた。彼女は身を固めて、右手を胸の辺りで握りしめ、左手は股間辺りに添えた。
最後に「タンッ」と少し強めにEnterキーを叩いて終わらせると、彼女は瞳をとじて、身体を震わせるような反応をした。
「終わったよ」
と言うと、彼女は慌ててお礼を言って、また作業に戻る。
暫くすると、例の如く彼女が席を立ち上がろうとする。私はここで「ごめん、これだけお願い」と言って、すぐ終わるような大した作業ではない風を装って頼みごとをした。しかし、その作業は入社一年目の彼女にとって、少しだけ荷の重いものであり、決してすぐに終わるようなものではないことを、私は知っていた。
暫く様子を見ていると、やはり、入社一年目の手は止まってしまった。私は立ち上がり、彼女の元へと近づいた。そして、その背後に立つと、スッと手を伸ばして、キーボードの上に添え置かれたまま止まってしまった指の隙間のキーを、縫うように弾いた。全身をビクつかせて反応してこちらを見上げる彼女は、お辞儀をしながら「すみません・・・」と言った。
私は指導を装って「これ、見てて」と言って、流れるようにタイプした。彼女のカールした上唇がポカンと開いた。目は虚ろになってきて、呼吸が深くなってきた。
「タンッ」とEnterキーを叩く。彼女の身体がビクンと反応する。右手は口元に添え、左手は股間辺りで握っている。
「タンッタタンッ」と拍子を刻んでみると、そのリズムに合わせるようにして彼女の身体も反応を見せた。呼吸にため息が交じり始める。また流れるようにタイプすると、口元の右手を震わせながら股間に下ろし、股間の左手を胸に持ってきた。
トイレでやるときのいつもの手のポジションだ。
私の目の前だからスカートの中に手は入れられないみたいだが、スカートの上から圧を掛けて刺激させようとしているのが見て取れた。「タンッ」とEnterキーを叩くと、より一層スカートの局所に圧が深まる。
私は間違えてしまった振りをして、Backspaceを薬指で軽く小刻みにバイブするかのように連打した。彼女の口から“思わず出てしまった”といった感じの「あっ」という発声が漏れ出た。スカートに圧を掛けた指先が小刻みに蠢いていた。
また流れるようにタイプをする。スカートの上の彼女の指が露骨に動き始めた。その動きは、もう、ほとんど〈コスっていた〉。それによってスカートの裾がたくし上がり、太ももが露わとなった。荒くなった呼吸に時々小さな発声が混ざる。
私は止めとばかりにEnterキーを叩く。
「イゃっ!」
彼女の喉の奥から絞り出された、震えるような小さな悶絶だった。
恥ずかしそうに俯いて身を固めて、左手では胸を揉みしだき、内股にした太ももをピッタリとすり合わせ、その狭い間に右手を差し込んでいた。
もう一度Enterキーを叩く。
彼女の俯いた顔が咄嗟な動きで正面を見る。髪が靡いてオレンジの香りが舞った。カールの掛かった赤い上唇が「あ」の発生をするときの形に開いていた。瞳は閉ざされ、暗闇にした視界のどこかにある筈の、快の源泉を見つけようとしていた。
三回連続でEnterキーを叩く。
痙攣と控えめな喘ぎを交えながら、彼女の上半身は徐々に背筋を伸ばしていき、三回目の「タンッ」で、一気にのけ反り上がった。
「ィッ・・・・く!」
太ももが少し開き、股間を押さえつける右手の圧に合わせてスカートに窪みができた。その窪みの中で彼女の右手が、思う存分に躍動していた。
今日は残業になりそうだ。
最初は別に、ただ普通にトイレにでも行っているだけかと思ったが、少し頻度が多いように感じられた。特に、目の前でキーボードを叩いて見せた時に限って、それは顕著に現れた。
私は、本当に彼女がトイレに行っているのかを疑った。もしかしたら隠れてサボっているのでは?そんな疑惑の心も浮上してきた。この疑惑の心を解消させるには、犯罪行為ではあるが、女子トイレに隠しカメラを設置するという方法しか、私には思いつかなかった。そうして、先ほどのような、彼女の秘密を知ることとなった。
私はこの映像を初めて目の当たりにしたとき、あまりの衝撃で、どう対応していいのか分からなくなってしまった。ただ分かることは、彼女は明らかにキーボードを叩くところを見て発情しているという視覚の情報で捉えた事実と、私自身の下半身が、素直な反応を示しているという、身体の触覚で捉えた事実だけだった。
ハイヒールの足音が戻ってきた。私は何食わぬ顔をして仕事を開始する。オフィスに戻った彼女も、ため息をつきながら椅子に座り、何食わぬ様子で仕事を開始した。
カタカタと、しばらくまたオフィス内にタイピングの音が走り出す。
「すみません・・・」
また来た。
私は立ち上がり、先ほどと同じように彼女の背後に立ってキーボードに指を這わせた。彼女は身を固めて、右手を胸の辺りで握りしめ、左手は股間辺りに添えた。
最後に「タンッ」と少し強めにEnterキーを叩いて終わらせると、彼女は瞳をとじて、身体を震わせるような反応をした。
「終わったよ」
と言うと、彼女は慌ててお礼を言って、また作業に戻る。
暫くすると、例の如く彼女が席を立ち上がろうとする。私はここで「ごめん、これだけお願い」と言って、すぐ終わるような大した作業ではない風を装って頼みごとをした。しかし、その作業は入社一年目の彼女にとって、少しだけ荷の重いものであり、決してすぐに終わるようなものではないことを、私は知っていた。
暫く様子を見ていると、やはり、入社一年目の手は止まってしまった。私は立ち上がり、彼女の元へと近づいた。そして、その背後に立つと、スッと手を伸ばして、キーボードの上に添え置かれたまま止まってしまった指の隙間のキーを、縫うように弾いた。全身をビクつかせて反応してこちらを見上げる彼女は、お辞儀をしながら「すみません・・・」と言った。
私は指導を装って「これ、見てて」と言って、流れるようにタイプした。彼女のカールした上唇がポカンと開いた。目は虚ろになってきて、呼吸が深くなってきた。
「タンッ」とEnterキーを叩く。彼女の身体がビクンと反応する。右手は口元に添え、左手は股間辺りで握っている。
「タンッタタンッ」と拍子を刻んでみると、そのリズムに合わせるようにして彼女の身体も反応を見せた。呼吸にため息が交じり始める。また流れるようにタイプすると、口元の右手を震わせながら股間に下ろし、股間の左手を胸に持ってきた。
トイレでやるときのいつもの手のポジションだ。
私の目の前だからスカートの中に手は入れられないみたいだが、スカートの上から圧を掛けて刺激させようとしているのが見て取れた。「タンッ」とEnterキーを叩くと、より一層スカートの局所に圧が深まる。
私は間違えてしまった振りをして、Backspaceを薬指で軽く小刻みにバイブするかのように連打した。彼女の口から“思わず出てしまった”といった感じの「あっ」という発声が漏れ出た。スカートに圧を掛けた指先が小刻みに蠢いていた。
また流れるようにタイプをする。スカートの上の彼女の指が露骨に動き始めた。その動きは、もう、ほとんど〈コスっていた〉。それによってスカートの裾がたくし上がり、太ももが露わとなった。荒くなった呼吸に時々小さな発声が混ざる。
私は止めとばかりにEnterキーを叩く。
「イゃっ!」
彼女の喉の奥から絞り出された、震えるような小さな悶絶だった。
恥ずかしそうに俯いて身を固めて、左手では胸を揉みしだき、内股にした太ももをピッタリとすり合わせ、その狭い間に右手を差し込んでいた。
もう一度Enterキーを叩く。
彼女の俯いた顔が咄嗟な動きで正面を見る。髪が靡いてオレンジの香りが舞った。カールの掛かった赤い上唇が「あ」の発生をするときの形に開いていた。瞳は閉ざされ、暗闇にした視界のどこかにある筈の、快の源泉を見つけようとしていた。
三回連続でEnterキーを叩く。
痙攣と控えめな喘ぎを交えながら、彼女の上半身は徐々に背筋を伸ばしていき、三回目の「タンッ」で、一気にのけ反り上がった。
「ィッ・・・・く!」
太ももが少し開き、股間を押さえつける右手の圧に合わせてスカートに窪みができた。その窪みの中で彼女の右手が、思う存分に躍動していた。
今日は残業になりそうだ。
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