2 / 10
狐の親子
しおりを挟む
母親狐と、子狐が、幸せそうに暮らしていました。
ある時、子狐が「どこかに連れていって欲しい」と言いました。すると母狐は「どこがいい?」と聞くので子狐は「お母さんが笑うとこ」と言いました。母狐が「お母さんは、あなたが笑う場所に行きたいわ」と言い返すと子狐は「お母さんが笑う場所、僕も笑う場所」と言うので、母狐は嬉しくなって、子狐を『キュー』と抱きしめました。子狐はその時、とても幸せを感じました。
母狐が向かった先は、ホストクラブでした。
そこでの母狐は、下品に笑い、若い雄狐達に翻弄され、時に甘い声を出したり、お酒をたくさんのんで、大騒ぎでした。
子狐は、何だか恥ずかしいような気持ちになり、母狐に恐怖に似た感情も抱くようになり、ついには心を閉ざすようになってしまいました。
ある時、子狐が「どこかに連れていって欲しい」と言いました。すると母狐は「どこがいい?」と聞くので子狐は「お母さんが笑うとこ」と言いました。母狐が「お母さんは、あなたが笑う場所に行きたいわ」と言い返すと子狐は「お母さんが笑う場所、僕も笑う場所」と言うので、母狐は嬉しくなって、子狐を『キュー』と抱きしめました。子狐はその時、とても幸せを感じました。
母狐が向かった先は、ホストクラブでした。
そこでの母狐は、下品に笑い、若い雄狐達に翻弄され、時に甘い声を出したり、お酒をたくさんのんで、大騒ぎでした。
子狐は、何だか恥ずかしいような気持ちになり、母狐に恐怖に似た感情も抱くようになり、ついには心を閉ざすようになってしまいました。
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。


ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる