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開演
アイドル
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五百人以上も客が入っているだけに、開演前はガヤガヤと話し声で騒然としていたが、開演合図のブザーが鳴ると、場は一斉に静まり返った。
舞台の幕が上がる。舞台上は真っ暗だ。唐突にスポットライトが中心に当たった。
人がうずくまっているように見える。一瞬、落語家が噺を始める前のお辞儀をしているように見えたが、全然違った。
それは、若い女性がこちらに頭を向けて、四つん這いの体勢になっている姿だった。
手首から肘までを床につけ、上半身は体幹のクランプをやるみたいな形を取っている。下半身は、開き気味にした両膝を支えにし、お尻を向こう側に突き出すような格好にしていた。
服装は、鮮やかな色合いとチェック柄が絶妙に調和した、「いかにもアイドル」といった感じの印象だった。
ミニスカートは、赤や黄色、青などの鮮やかな色のチェック柄が施され、そのポップなデザインが目を引いた。トップスは胸元にボタンやリボンをあしらった半袖ブラウスで、彼女の魅力を引き立てていた。足元は黒のニーハイとミドル丈のブーツで、全体の色調を引き締めている。髪飾りにもチェック柄を取り入れ、黒髪ボブヘアーに独特のアクセントを加えていた。カジュアルさと可愛らしさを兼ね備えたスタイルで、俺はつい目を惹きつけられた。
顔は色白のおっとり系で、押しに弱そうな印象。目は常にニコニコとしていて、頬がややふっくらとした、おかめ顔タイプ。
舞台側に設置された巨大スクリーンに、彼女の顔がアップになって映った。まあまあ可愛い。スタイルも良いし、結構モテそう。
彼女の両手両足は、バンドで拘束されていた。お尻の向こうにはピストンマシーンが設置されており、その管は、股間の中心を目掛けてスカートの中に入り込んでいた。管の上にミニスカートが覆いかぶさり、客席からは中の様子が確認できないようにしてある。
まさか、こんな、五百人以上も人が見ている前で、そんな・・・
俺は咄嗟に栗山の方に視線を向けた。彼は不敵な笑みを浮かべるだけだった。
ここで、彼女のプロフィールが巨大スクリーンに映し出された。
【エントリーナンバー①】
・名前 久保最中
・年齢 二十歳
・身長 158cm
・3サイズ B:93(F) W:58 H:89
・職業 マク◯ナルド店員、地下アイドル
・趣味 アニメ、ゲーム
・特技 ダンス
・好きな食べ物 えびフィレオ、童貞
・好きな音楽 アイドル全般
・好きな香り 猫の肉球
・好きなタイプ 楽しい人
・初体験 15歳。高校の同級生と。
・初体験の感想 衣のサクサク感とえびのプリプリした食感が絶妙でした。
・経験人数 アイドルグループが結成できるぐらい。
・意気込み 今回のチャレンジを、今後のアイドル活動に活かしたい。
・今の気持ち 海底から引き上げられた錨のような気持ち。
彼女は手にしているスイッチを押すタイミングを計っているようだった。
あのスイッチは恐らく、ピストンマシーンの作動スイッチ。
もし、あのピストンマシーンから伸びている管の先端にディルドが取り付けられていて、それが局部に「入った」状態であのボタンを押そうものなら、彼女はこの公衆の面前で恥ずかしい姿を晒すことになってしまう。
まさか、入っているわけがない。エンタメだろう、どうせ。ディルドだって取り付けてないはずだ。
意を決した彼女がスイッチを押す。ピストンマシーンが作動する。速さは一秒間に一~二回ピストンするぐらいの速さだった。
アニメ声のような悲鳴を一瞬上げて、彼女が下を向いて、何かを必死になって我慢している素振りを見せる。
まさか、演技だろ?
ピストンマシーンの動きと連動するようにミニスカートがヒラヒラと動く。アニメ声の悲鳴が度々上がる。
観客側からでは、スカートに隠れていて、マシーンの先端の行方を確認することができない。
彼女の様子がおかしい。下を向いていた顔を正面に向け、アニメ声を震わせながら、言葉にならない叫びを上げている。
彼女はきっと、ずっと観たかったアニメの劇場版を、友達に「観に行こう」と映画館に誘われれば、口にするであろう二文字を連呼しながら身体を震わせた。
巨大スクリーンにその表情がアップで映し出される。
そこには、眉を八の字に顰め、頬を紅潮させ、口を大きく開き、涎を床に落とすままにする、はしたないメスの表情が映し出されていた。
嘘だろ・・・
いや、待て、きっと演技だ。なかなか上手い演技だった。
程なくしてピストンマシーンの動きが止まる。彼女の身体はまだ震えていた。
軽快なリズムの音楽と同時に、舞台上の彼女とピストンマシーンを囲う円周の範囲だけが回転を始めた。
彼女の身体の向きが、時計回りで変わっていく。
大丈夫か?このままステージが回転を続ければ、スカートの中が見えてしまうぞ。そうか、見せパンを履いているのか。そうに違いない。
彼女の身体の向きは、斜めになり、横になり、ついに、隠れていた白い肌が、だんだんと露出されてきた。
お尻が完全にこちらに向くと同時に音楽が鳴り止み、セクシーな女性の声の効果音が鳴り響いた。テレビとかで、お色気シーンやモザイク必至な場面が映った瞬間なんかで、よく取り上げられる効果音だ。
正面を向いたお尻の上部はミニスカートが覆っていたが、ピストンマシーンによって生地は捲られて、その整った白いお尻が顕にされていた。恐らくTバックと思われる水色のパンティーはサイドに大きくずらされ、お尻の外側に引っ掛けられていた。ピストンマシーンの先端には、長さ20㎝、直径3㎝ほどの肌色のディルドが装着されており、それは彼女の濡れそぼった膣口めがけて深々と突き刺さっていた。ソコからはまだ愛液が溢れ出て、濡れた太ももの絶対領域を這い、黒のニーハイを濡らし続けていた。
巨大スクリーンに、その様子がデカデカと映し出されている。
彼女は呼吸を整えると、ハッキリとした聞きやすい声で言った。
「安心して下さい。入ってますy
舞台の幕が上がる。舞台上は真っ暗だ。唐突にスポットライトが中心に当たった。
人がうずくまっているように見える。一瞬、落語家が噺を始める前のお辞儀をしているように見えたが、全然違った。
それは、若い女性がこちらに頭を向けて、四つん這いの体勢になっている姿だった。
手首から肘までを床につけ、上半身は体幹のクランプをやるみたいな形を取っている。下半身は、開き気味にした両膝を支えにし、お尻を向こう側に突き出すような格好にしていた。
服装は、鮮やかな色合いとチェック柄が絶妙に調和した、「いかにもアイドル」といった感じの印象だった。
ミニスカートは、赤や黄色、青などの鮮やかな色のチェック柄が施され、そのポップなデザインが目を引いた。トップスは胸元にボタンやリボンをあしらった半袖ブラウスで、彼女の魅力を引き立てていた。足元は黒のニーハイとミドル丈のブーツで、全体の色調を引き締めている。髪飾りにもチェック柄を取り入れ、黒髪ボブヘアーに独特のアクセントを加えていた。カジュアルさと可愛らしさを兼ね備えたスタイルで、俺はつい目を惹きつけられた。
顔は色白のおっとり系で、押しに弱そうな印象。目は常にニコニコとしていて、頬がややふっくらとした、おかめ顔タイプ。
舞台側に設置された巨大スクリーンに、彼女の顔がアップになって映った。まあまあ可愛い。スタイルも良いし、結構モテそう。
彼女の両手両足は、バンドで拘束されていた。お尻の向こうにはピストンマシーンが設置されており、その管は、股間の中心を目掛けてスカートの中に入り込んでいた。管の上にミニスカートが覆いかぶさり、客席からは中の様子が確認できないようにしてある。
まさか、こんな、五百人以上も人が見ている前で、そんな・・・
俺は咄嗟に栗山の方に視線を向けた。彼は不敵な笑みを浮かべるだけだった。
ここで、彼女のプロフィールが巨大スクリーンに映し出された。
【エントリーナンバー①】
・名前 久保最中
・年齢 二十歳
・身長 158cm
・3サイズ B:93(F) W:58 H:89
・職業 マク◯ナルド店員、地下アイドル
・趣味 アニメ、ゲーム
・特技 ダンス
・好きな食べ物 えびフィレオ、童貞
・好きな音楽 アイドル全般
・好きな香り 猫の肉球
・好きなタイプ 楽しい人
・初体験 15歳。高校の同級生と。
・初体験の感想 衣のサクサク感とえびのプリプリした食感が絶妙でした。
・経験人数 アイドルグループが結成できるぐらい。
・意気込み 今回のチャレンジを、今後のアイドル活動に活かしたい。
・今の気持ち 海底から引き上げられた錨のような気持ち。
彼女は手にしているスイッチを押すタイミングを計っているようだった。
あのスイッチは恐らく、ピストンマシーンの作動スイッチ。
もし、あのピストンマシーンから伸びている管の先端にディルドが取り付けられていて、それが局部に「入った」状態であのボタンを押そうものなら、彼女はこの公衆の面前で恥ずかしい姿を晒すことになってしまう。
まさか、入っているわけがない。エンタメだろう、どうせ。ディルドだって取り付けてないはずだ。
意を決した彼女がスイッチを押す。ピストンマシーンが作動する。速さは一秒間に一~二回ピストンするぐらいの速さだった。
アニメ声のような悲鳴を一瞬上げて、彼女が下を向いて、何かを必死になって我慢している素振りを見せる。
まさか、演技だろ?
ピストンマシーンの動きと連動するようにミニスカートがヒラヒラと動く。アニメ声の悲鳴が度々上がる。
観客側からでは、スカートに隠れていて、マシーンの先端の行方を確認することができない。
彼女の様子がおかしい。下を向いていた顔を正面に向け、アニメ声を震わせながら、言葉にならない叫びを上げている。
彼女はきっと、ずっと観たかったアニメの劇場版を、友達に「観に行こう」と映画館に誘われれば、口にするであろう二文字を連呼しながら身体を震わせた。
巨大スクリーンにその表情がアップで映し出される。
そこには、眉を八の字に顰め、頬を紅潮させ、口を大きく開き、涎を床に落とすままにする、はしたないメスの表情が映し出されていた。
嘘だろ・・・
いや、待て、きっと演技だ。なかなか上手い演技だった。
程なくしてピストンマシーンの動きが止まる。彼女の身体はまだ震えていた。
軽快なリズムの音楽と同時に、舞台上の彼女とピストンマシーンを囲う円周の範囲だけが回転を始めた。
彼女の身体の向きが、時計回りで変わっていく。
大丈夫か?このままステージが回転を続ければ、スカートの中が見えてしまうぞ。そうか、見せパンを履いているのか。そうに違いない。
彼女の身体の向きは、斜めになり、横になり、ついに、隠れていた白い肌が、だんだんと露出されてきた。
お尻が完全にこちらに向くと同時に音楽が鳴り止み、セクシーな女性の声の効果音が鳴り響いた。テレビとかで、お色気シーンやモザイク必至な場面が映った瞬間なんかで、よく取り上げられる効果音だ。
正面を向いたお尻の上部はミニスカートが覆っていたが、ピストンマシーンによって生地は捲られて、その整った白いお尻が顕にされていた。恐らくTバックと思われる水色のパンティーはサイドに大きくずらされ、お尻の外側に引っ掛けられていた。ピストンマシーンの先端には、長さ20㎝、直径3㎝ほどの肌色のディルドが装着されており、それは彼女の濡れそぼった膣口めがけて深々と突き刺さっていた。ソコからはまだ愛液が溢れ出て、濡れた太ももの絶対領域を這い、黒のニーハイを濡らし続けていた。
巨大スクリーンに、その様子がデカデカと映し出されている。
彼女は呼吸を整えると、ハッキリとした聞きやすい声で言った。
「安心して下さい。入ってますy
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