PrettyGirls(可愛い少女たち)ーレディースバンドの物語ー【プロ編Ⅱ】

本庄 太鳳

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結婚式って物入りね

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麗奈にとって、1週間の休暇とは長すぎていた。
麗奈は再び善人に電話すると、印刷業者を教えて貰っていた。
車で30分程のところにあり、いつも会社で使っているところを紹介してもらった。
電話をかけて、色々と話しをしていた。
色紙に薄くぼかしの様に、【寿】と色紙全体に印刷してもらうためであった。
100枚単位だったので、仕方なく200枚を頼むことにした。
それが終ると、洋子に電話をしていた。
1週間もなにもしないのは、飽きるのでどこかのライブに飛び入りでも入れるように頼んでいた。
洋子もビックリしていたが、まぁ麗奈なら当然かと思っていた。
洋子も色々と電話をかけたりして、ライブやチャリティーショーを探していた。
次の日から飛び入りとして1日3個のライブに出演することが決まり、麗奈は洋子にお礼を言っていた。
歌える曲は飛び入りなので2~3曲であったが、それでもよかった。
洋子は善人に報告すると、善人も呆れていたが好きにさせていた。
本当に自分が間違ってたんだと、善人はこの時感じていた。

次の日から、朝走って朝食を済ませると仕事に出かけていた。
ライブとかチャリティーライブの場では、知ってるミュージシャンに今度はバンドとして参加できるかもしれないと言った。
色々とベースやドラムの人などにも声をかけて、そんな時色々とアドバイスしてくださいとお願いしていた。
まだ実現できるかわからないのだが、根回しはしていた。
3日目のライブの途中、優から電話が入ったが出ないので優は洋子に電話をしていた。

「麗奈いないんだけど、どこに行ったか知ってる?」

「あ 今、ライブで演奏しています。飛び入りでもいいから、歌いたいと。善人さんには一応、連絡入れておきました。嬉しそうに歌ってます。」

「それでスケジュールどうなっているのかしら?明日だけど。」

「明日は比較的暇で、午後2時には2個目のライブが終了してそれで終わりになります。」

「じゃ、終わったらそのまま銀座のデパートまで連れてきてくださいね。帰りは私が送るのでいいですから。」

「はい、わかりました。本人にも伝えておきましょうか?」

「いいですよ。そのまま明日、黙って連れてきてくれればね。」

ここでも自分の出番が終ると、みんなと話しをしてお願いをしていた。
もう顔なじみばかりなので、麗奈の事をみんなが受け入れてくれていた。

「お前らって、貪欲だよな。俺にギター教えてって言わないのか?」

「いっぱい教えてもらっていますよ。演奏とか聞いていて、技法とか聞いて教えてもらっています。みなさんと共演できて、演奏を聞いていっぱい勉強させてもらっていますから。」

「お前の方が上手いじゃないかよ。まだ、練習してるのか?」

「まだ、私なんてみなさんの足元にも及びませんよ。キャリアだって10年ですから、まだまだですよ。本当は、今日も休日なんですけどね。マネージャーに無理言って仕事入れて貰いました。」

「会社の方でバンドで出演できる許可が出るといいよな。そしたら、色々と交流もできるしな。音楽の幅がみんなと話しをしたりすると広がるからいい影響を与えるかもしれないな。」

「そうですね。メンバーもやっと目覚めた感じですから、ご指導お願いしますね。ダメ出しとかされるのは、慣れていますので。いつもライブの後はキツイダメ出しされますので。」

「ああ わかったよ。キッツイダメ出ししてやるからな。でも、麗奈達のバンドが来てくれたら華やかになるよな。」

「メンバーもミュージシャン以外の活動は、これからあまりしないそうなので。こっちだけで、頑張るつもりですから。ご指導お願いしますね。次、あるのでこれで失礼します。」

「おい まだやるのかよ?」

「今日は、後1箇所で終わりですから。まぁ、事務所は赤字ですけどねー ガソリン代だけ赤字ですね。」

「そりゃ、そんだけチャリティーばかりやってるからな。夜はなにしてるんだ?」

「そうですね。練習とか曲作っていますね。後は寝ますけどー」

「俺は、お前たちの会社でなくてよかったよ。キツそうだものな。」

「そんなことないですよ。みんな優しいですし、私達の意見とかも聞いてくれるので。まぁ、交渉するのはリーダーでドラムのあすかさんですけどね。」

「てっきり、お前がリーダーかと思ってたよ。違ったんだ。」

「私は中学の時、無口だったので。根暗とか陰険とか言われてましたから。」

話しをしていると、洋子に言われてその場を後にしていた。

仕事も終わりマンションに帰ると、メンバー3人がエントランスで待っていた。

「麗奈。どこ行ってたんだよ。休養日だろ?」

「色々とライブやってきました。毎日、2~3箇所回ってます。」

「なんで、私達に内緒にするの?」

「えっと、社長が承諾してくれた時の為に。色々な人と話しをしてバンドで参加するかもしれないので、ご指導おねがいしますって頼んできています。みんな快く引き受けてくれていますよ。」

「そうなんだ、ごめんね。麗奈は、私達の為に動いてくれてたんだよね。」

「それもあるんですけど、1週間暇なので。じっとしてるのも嫌なので洋子さんに入れて貰いました。」

「仕事大好きだものね。麗奈はね。私達なんて、のんびり過ごしてたし。練習はそれなりにしてたわよ。今までとは、違いますからねー」

「でも、昼食が無いから。おかしいと思ったしね、麗奈もいないから。ところで、色紙はどうなったの?」

「えっと、印刷業者に頼んだので。もうすぐ、届くと思います。色紙にぼかしで【寿】って入れてもらっています。結局、100枚単位なので。200枚注文しちゃいましたけどね。困っちゃったわ。」

「披露宴来ないで、二次会だけ参加の人もいるでしょ?200枚書いて、二次会で配ればいいわよ。」

「あ それと、色紙は縁起がいい。四葉のクローバーを大きく型どりました。4人が一枚づつの葉の中に書くってのはどうかなって。」

「ああ 最高だよね。本当の限定品みたいだよね。」

「ありがとうございます みんなが納得してくれて助かります。」

「ってか、そんな発想どこから出てくるのかしらね?」

「思いつきで、善人さんに紹介された印刷屋さんに電話で話しをしていて、決めちゃいましたよ。後、3日。少しライブとかやって頼んできますね。キツイダメ出ししてくれるように言っちゃいましたけどね。」

「おい 麗奈。また、余計なこと言って。まぁ、吾郎さんので慣れてるからいいけどね。」

「びっくりする大物ミュージシャンもいますからね。そんな人にも頼んできましたので。」

「こりゃ、楽しみだよね。ちょっと、怖いけど・・・・・・」

「みんな優しいですよ。色々な音楽の世界観あるので、話しをするだけでも勉強になりますからね。」

「まぁ、今まで麗奈に頼ってたから。音楽の事とか話しをするって言ってもなー」

「除々に慣れますよ。みんな有名だからって、教えてくれないことないですからね。」

「ってか、もう走る時間だけど。着替えて走ろうよ。そして、洋子さんの美味しい夕飯食べましょうよね。」

4人は、各自部屋に戻っていた。
その日も、アッと言う間に過ぎていた。

ツアーからもどってからは、OvationとGibsonの買ったギターを持って行った。
元々エレキ中心だったのでOvationでは1曲歌い、後はエレキだった。

「いつものあのVintageとは違うじゃないか?」

「ええ 音もまぁまぁなので、チャリティーとかはこっちでいいかなって思って。すいません。」

「良い音してたよ。どこで買ったんだ?」

「楽器店はわからないですけど、ツアー中練習用のギター忘れたので速攻で買いに行きました。それでも70万くらいしましたけどね。」

「相変わらず、音にうるさいお嬢さんだよな。それだけの音出せれば十分だよ。それに、弾いてるのが麗奈だろ?ギターの良いところ全部だしてるじゃないか?」

「音はいいんですけどね。やっぱり物足りない気はしますよ。」

「そりゃ、あんな凄いギター持ってたらそうなるだろよ。それくらいが普通なんだぜ。あんなギター持ってる人なんて、片手くらいしかいないからな。それに、そんなVintage4本だろ?若いのに金持ちだよな。」

「ほとんど、貰い物ですよ。CMの会社の社長さんとか、後は師匠に貰いました。」

「師匠いるのか?凄いな。有名か?」

「プロではないですけど、新垣吾郎さんです。中1からスパルタで扱かれました。」

「新垣さんか、この業界で古い人なら知らない人いないからな。プロにならなかったのがおかしいくらいの腕だったしな。でもあの人弟子持たないって話しだったぞ。頼み込んだのか?」

「いいえ、中2の時のライブを見て電話かかってきて。吾郎さんから教えさせてくれって言ってきました。今でも週3回教えてもらっていますよ。ボイトレは奥さんの優さんですけどね。」

「新垣さんからってことは、その頃から上手かったのか?」

「すっごく下手でしたよ。最初はコード押さえるだけのレッスンが1ヶ月以上続きましたからね。後になると、とっても大事だってわかりましたけど。その時はちょっと飽きちゃってましたけどね。」

「ああ みんな基礎とかやらないからな。それで凄くなったんだ。」

「だから、吾郎さんには絶対服従なんですよねー 逆らえないですよ。」

「まぁ、良い師匠持ってよかったじゃないかよ。俺達なんて独学とかだからな。時間が倍かかるんだよ。学生の時は週に何時間練習してたんだ?キツそうだよな。」

「そうですね。週に50時間くらいですね。今は練習する時間ないですけど。1日3時間くらいしかできないですね。」

「50時間って、勉強してなかったろ?ずっと、ギター弾いてて。」

「勉強は1日に1~2時間毎日してましたね。50点以下だと、ライブとかの参加もできなかったので。顧問が厳しかったですから。」

「大学とか行こうと思わなかったのか?」

「最初は行く気だったんですけど。高2の時、メンバー全員にプロになる気あるのかって聞かれて。そこから、高校卒業してから地元で1年活動してから上京しました。その間に自作CDを14枚くらい発売していました。」

「あ 聞いたことあるわ。うちの社長が良い原石発掘したってな。でも、断られたと。あの時から、お前ら会社動いてたんだよな。すごい計画だよな。4人の為に会社作っちゃうなんてさ。」

「今日は、この後はどうなってるんだ?」

「後、1箇所で終わりですね。帰って曲をそろそろ作らないといけないですし。結婚式の歌を作るんですよ。姉と弟の結婚式で歌うので。」

「兄弟3人か、1番ひいきされたのか?」

「いえ 私は次女なので、姉が出来がいいので、音大まで行ってましたので。両親は姉に夢中でしたね。中2から、ライブは欠かさず見てくれましたけど。レッスン遅くまであるので、母がいつも迎えにきてくれたので助かりました。父もレッスン料を払ってくれましたし。」

「新垣さんのレッスンだったら高いだろ?」

「毎日、9時頃までで。月に5000円でした。タダでも良いと言いましたけど。5000円にしてもらいました。」

「会社って誰が経営してるんだよ?」

「吾郎さんのバンド仲間ですね。レコード会社は奥さんで、事務所はこっちで業界の事やってた善人さんですね。善人さん曰く、最終決断は吾郎さんだって言ってましたけど。」

「ああ 新垣さんのところのバンドのメンバーが会社を経営してるのか?あそこ凄かったからな。」

「メンバーもそのバンドの人に、ずっと教えてもらってました。」

「あそこの連中に鍛えられれば、まともになるしな。最初はどんな感じだったんだ?」

「キーボードはピアノとかやってたんですけど、後3人は本当の素人でした。吾郎さんが最初に聞いた時、ドラムとベースがダメだってそれぞれ師匠を付けられました。2人泣いてましたけど。」

「お前も素人だったんだろ?どうだったんだよ。」

「私はずっと、教えてもらっていたので怒られるのは慣れてたので。お正月なんか、みんなでお酒飲んでて。練習してこいって放置されてましたから。」

「田舎にスタジオあったのか?」

「はい、今のスタジオ程広くないですけどね。レコーディング設備も整っていたので。そこと、小さな防音の練習室がありました。」

「田舎とか帰ったりしてるのか?」

「有名になるまで帰さないって言われて、去年やっと帰郷しました。まぁ、地元のフェスタのついでなんですけどね。まだ、2回しか帰ってないですね。」

「寂しくないのか? 両親とか帰ってこいって言わないのか?」

「まぁ、9月に2回会えるので大丈夫ですね。披露宴はライブ形式なので派手にやろうかなって思っていますよ。会場も今、社長に聞いてもらっています。150人位入れる場所を。そしたら、怒られちゃいましたけどね。アンプは?マイクは?ミキサーはどうすんだって。」

「まぁ、生ギター1本じゃないからな。どうしても器材はいるよな。9月に2回なんて凄いよな。どこでやるんだ?」

「えっと、確か青山でしたね。第2と第4の土曜日にやるので、スケジュール開けてもらいました。」

「そっか、俺達からもおめでとうって言ってたって伝えてくれよな。」

「ありがとうございます。みなさんには、本当に感謝してるんです。飛び入りで参加させてもらったり、いつも我儘言ってしまって。」

「お客様が喜んでいるんだからいいじゃないか。歌ってて気持ちいいだろ?」

「はい 最高ですね。 本当にありがとうございました。次に行くので失礼します。」

麗奈はみんなにお礼を言ってから、会場を後にしていた。

この日も、2個のライブを終えてマンションまで帰る予定だった。
いつもと道が違うが、少し後部座席でウトウトとしていた。
車が停まったので降りると、デパートの前だった。

「洋子さん、マンションじゃないの? 買うものないんですけど。」

「優さんが連れてくるように言ったので、こちらまで送りましたよ。帰りは優さんが送ってくださるので、私は帰りますけどね。服買うんでしょ?」

「あ すっかり忘れてました。ありがとうございました。失礼します。」

麗奈は辺りをキョロキョロと見回すと、優が手を振っていた。

「優さん、約束忘れてました。すいません。」

「いいわよ。行きましょうね。」

優の後を着いて行き、デパートの中に入っていった。

「良い 主役は花嫁だからね。白とか黒とか露出の多い服はNGなのよ。ちょっと、大人びた感じがいいわよね。麗奈はどんな色が好きなの?」

「あまりわからないですね。まぁ、目立たない色とかならいいですけど。」

「そうね ピンクとか水色とか後は濃い色ならワインレッドもあるわよ。聞いてみましょうね。」

優は店員と、なにやら話しをしていた。

「9月の結婚式に出席するんですけど、どんなのがお勧めなのかしら?」

「えっとREIさんのですよね? まだ、若いから普通に淡い色が似合うと思いますよ。水色なんていいかもしれないですよね。」

「それでしたら、何着か試着させて頂けますか?それと、これは内密にお願いしますよ。結婚式にどんな服装だなんて今からバレたら困りますからね。10月になったら構いませんけど。」

「承知いたしました。それでは、こちらで試着してください。」

何着か試着すると、優は。

「その柄入りのレースのがいいわよね。それにしましょうか?それの水色とピンクを頼みますね。」

「優さん1着でいいんですけど。」

「あの、お姉さんと弟さんの結婚式に同じ服装でいくの?恥ずかしいでしょ?後はお色直しの色を聞いてどっちを着るか決めなさいね。」

服を2着購入すると、靴を見に行った。

「あまり派手でない、ヒールがあってサテンみたいのとかレースみたいのがいいのよ。ベージュ系でいいんじゃないかしらね?色々履いてみなさいよ。」

麗奈は大柄の割に足は普通?だったのでサイズとかはあり色々と履いていた。
ここも、優が選んだ靴を買っていた。
ネックレスはパールのを買い、バッグも小さめのクラッチバッグを購入していた。

「えっと、それでっと、イヤリングね。イヤリングもパールでいいわね。戻りましょう。」

先程の店まで戻っていた。

「どうする?普通はイヤリングだけど、麗奈はイヤリングしたことないでしょ?小さめのパールのピアスにする?」

「そうですね。イヤリングはしたことないので。」

優は色々と選んで麗奈に合わせて、1個に決めると購入していた。
最後にストッキングを購入すると、買い物は終わり2人でお茶を飲んでいた。
まぁ周りには、大勢の人だかりができていたが。
麗奈はみんなに手を振ったり、お辞儀をしていた。

「あら サービス精神旺盛なのね。良いことよ。ファンは大事にしないとね。ところで、善人に印刷会社紹介してもらってたけど、なにか印刷したの?」

「えっと、引き出物の中に入れる色紙に印刷してもらいました。100枚単位なので200枚になっちゃいましたけどね。薄くぼかしで【寿】って入れてもらって、上を少し開けて四葉のクローバーを緑の縁で印刷してもらいました。メンバーに協力してもらって200枚書く予定です。」

「麗奈が全部企画しちゃってるじゃないの?まぁ、お姉さんたちも悪い気はしないでしょうけどね。」

「なんか嬉しくて、でしゃばっちゃいました。」

「なんで休養日に、ライブなんかしてるのかしら?」

「飛び入りで参加させてもらってます。色々な知り合いとかに、今度バンドで出られるかもしれないので色々と助言してくださいって頼みまわっています。あの有名なバンドの人達も快く引き受けてくれました。」

「みんなの為にやってるのね?」

「それだけじゃないんですけどね。やっぱり1週間なにもしないでいると退屈なので、歌いたくなって無理矢理洋子さんに頼みました。」

「あんな過酷な全国ツアーやってきたのに、まだ物足りないのね?」

「あれはキツかったですね。ボイトレとかやってなかったら完全に声とか潰れてましたよ。毎日やっててよかったと思っていますよ。」

「今でもやっているの?」

「ええ 毎日1時間ですけどね。吾郎さんには週に3回教えてもらっています。って知ってますよね。」

「まぁ、吾郎は煙たがってるけどね。だって、麗奈の方が上手いじゃないの?」

「そんなことないですよ。しらない技法とか教えてもらっていますからね。吾郎さんやライブに参加させてもらって、いっぱい勉強していますよ。ライブとか行くと、色々な演奏聞けるので、曲作りにも幅ができるんですよね。」

「そうなのね。8月はなにか楽しみとかあるのかしら?」

「今年は洋子さんが、お昼に素麺とかお蕎麦作ってくれるって言うから楽しみですね。」

「9月になったら、また買い物だからね。今度は秋物ね。もう、みっともない格好で出歩かないでね。」

「はい すいませんでした。でも、いっぱいお金使わせちゃって申し訳ないです。」

「いいのよ、言ったでしょ。私達の子供だってね。メンバーさんだって納得してるでしょ?私と吾郎が、麗奈を子供みたいに見てるってことをね。だから、私が麗奈に買ってもなにも文句言わないでしょ?」

「そうですね、みんなよかったねって言ってくれました。ちょっと、からかわれましたけどね。」

「さて、車呼ぶから帰りましょうかね。」

優と2人で車に乗り込み、帰宅していた。
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