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2.伽の習慣
それが、カサブランカの処女喪失 ※
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王族に逆らうことは、この国では決してあってはならない。
カサブランカはそのことを、良くわかっていた、
理性では分かっていた。
でも、本能が、理性を上回ってしまった。
実際、突き飛ばした……といっても、軽い力で押したくらいのこと。
でも、それだけのことが、問題になる。
がちゃり、と音がして鏡の壁にあるドアからメイドが数名出てきた時、カサブランカは生まれて初めて死にたいと思った。
「カサブランカ様、失礼します」
メイド達はカサブランカの足を広げ、膣の中に液体を流す。
「やめて……ください……」
しかし、カサブランカの声は、決して届かない。
「王子、申し訳ございません。準備が足りないようでした」
「……そうか」
エディ王子はそれだけ言うと、カサブランカに背を向けた。
メイド達は、カサブランカの膣の中に指を突っ込み、乱暴にぐちゅぐちゅ音を立てながらかき混ぜ、カサブランカ自身の泉が沸き起こるのを待った。
「あっ……」
液体がカサブランカに染み込み、カサブランカはノアにされた時の感覚とも違うものを、体の奥で感じていた。
(苦しい。熱い。嫌……!)
膣に何かを入れる経験は、ノアによって積み重ねられた。
ノアの細長い指で、子宮近くのある部分を押された時の快感は、カサブランカの体に教え込まれていた。
そうされる内に、体がその快感を自然と受け入れるようになっていた。
ところがこの日。
カサブランカの体は、メイドがどんなにカサブランカの膣の快感を呼び起こそうとしても、カサブランカの愛液がしたたることがなかった。
緊張のあまりなのか。それとも別の原因なのかは明らかにされていない。
このままでは伽の儀式が失敗する。
それは許されない。
メイド達は、最後の手段として、液体を全てカサブランカの中に注入し
「どうぞ」
とカサブランカの足を開いた状態で、エディ王子に捧げた。
カサブランカの手と脚は、決して動かないようにメイド達によって固定されていた。
「……わかった」
カサブランカともう1度エディ王子が向かい合う。
エディ王子の肉棒は、いつの間にかまた大きくなっていた。
そして2人は、メイド達に監視をされながら、また繋がった。
今度は、すんなりとカサブランカの膣にエディ王子の肉棒が綺麗におさまった。
ぬちゅっという、音が響く。
「動く……」
エディ王子は、そのまま腰だけを動かし始める。
ぱん、ぱん、ぱん。
ノアに話は聞いていたけど、ノアからは決して与えられなかった最後の快感。
王子だけにしか許されない、カサブランカの花芯との繋がり。
ほんの1年前のカサブランカであったならば、もしかすると違う感情が芽生えていたのかもしれない。
だけど、今は1年前ではない。
カサブランカの体は、ノアに教えてもらった快感を感じることはできなかった。
カサブランカの心は、女としての喜びを感じることはできなかった。
エディ王子は、数回ほど肉棒の抽送を繰り返してすぐ
「うっ……」
とうめき声をあげて、精子を中に放出した。
肉棒をエディ王子がゆっくり外すと、カサブランカの中からは、桃色の液体がとろり、とシーツに落ちてきた。
それが、カサブランカの処女喪失。
カサブランカはそのことを、良くわかっていた、
理性では分かっていた。
でも、本能が、理性を上回ってしまった。
実際、突き飛ばした……といっても、軽い力で押したくらいのこと。
でも、それだけのことが、問題になる。
がちゃり、と音がして鏡の壁にあるドアからメイドが数名出てきた時、カサブランカは生まれて初めて死にたいと思った。
「カサブランカ様、失礼します」
メイド達はカサブランカの足を広げ、膣の中に液体を流す。
「やめて……ください……」
しかし、カサブランカの声は、決して届かない。
「王子、申し訳ございません。準備が足りないようでした」
「……そうか」
エディ王子はそれだけ言うと、カサブランカに背を向けた。
メイド達は、カサブランカの膣の中に指を突っ込み、乱暴にぐちゅぐちゅ音を立てながらかき混ぜ、カサブランカ自身の泉が沸き起こるのを待った。
「あっ……」
液体がカサブランカに染み込み、カサブランカはノアにされた時の感覚とも違うものを、体の奥で感じていた。
(苦しい。熱い。嫌……!)
膣に何かを入れる経験は、ノアによって積み重ねられた。
ノアの細長い指で、子宮近くのある部分を押された時の快感は、カサブランカの体に教え込まれていた。
そうされる内に、体がその快感を自然と受け入れるようになっていた。
ところがこの日。
カサブランカの体は、メイドがどんなにカサブランカの膣の快感を呼び起こそうとしても、カサブランカの愛液がしたたることがなかった。
緊張のあまりなのか。それとも別の原因なのかは明らかにされていない。
このままでは伽の儀式が失敗する。
それは許されない。
メイド達は、最後の手段として、液体を全てカサブランカの中に注入し
「どうぞ」
とカサブランカの足を開いた状態で、エディ王子に捧げた。
カサブランカの手と脚は、決して動かないようにメイド達によって固定されていた。
「……わかった」
カサブランカともう1度エディ王子が向かい合う。
エディ王子の肉棒は、いつの間にかまた大きくなっていた。
そして2人は、メイド達に監視をされながら、また繋がった。
今度は、すんなりとカサブランカの膣にエディ王子の肉棒が綺麗におさまった。
ぬちゅっという、音が響く。
「動く……」
エディ王子は、そのまま腰だけを動かし始める。
ぱん、ぱん、ぱん。
ノアに話は聞いていたけど、ノアからは決して与えられなかった最後の快感。
王子だけにしか許されない、カサブランカの花芯との繋がり。
ほんの1年前のカサブランカであったならば、もしかすると違う感情が芽生えていたのかもしれない。
だけど、今は1年前ではない。
カサブランカの体は、ノアに教えてもらった快感を感じることはできなかった。
カサブランカの心は、女としての喜びを感じることはできなかった。
エディ王子は、数回ほど肉棒の抽送を繰り返してすぐ
「うっ……」
とうめき声をあげて、精子を中に放出した。
肉棒をエディ王子がゆっくり外すと、カサブランカの中からは、桃色の液体がとろり、とシーツに落ちてきた。
それが、カサブランカの処女喪失。
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