【R18】処女だったのに、異世界転生したら俺様王子の伽の相手として調教されていました

2.伽の習慣

驚くべき事実

再び王の魔力が必要になった時、王も王妃も、そして周囲の人間達も今度こそ王の命はなくなると覚悟をした。
それでも王には、魔法を使ってもらわないと困る出来事が、次から次へと起きたから。

結果から言えば、この時の王の魔力は、さらに強大なものになっており、城壁も、騎士のための武器も難なく創り出すことができた。

この時と、前回王が強大な力を使うことができた時期に共通していたことはたった１つ。
王妃が懐妊しておらず、毎晩王と王妃が抱き合っていた時期だった。

まさか……と、誰もが疑った。
しかしその後、王妃が妊娠をし、抱き合うことが出来ない時期が続くと魔力が急激に低下した。
そのため、1つ目の仮説として、王がセックスすることで魔力が高まるのか、と考えた。
そこで、王妃の懐妊中、1人の女に王の伽の相手を務めてもらうことに決めた。
その女は白銀の髪がとても美しい女性。
王は、王妃とは違う魅力をその女に感じ、すぐに女とセックスを始めた。王妃が7人目の子供を産むまで、毎日。
しかし、女とのセックスでは、決して魔力が高まることはなく、女が王の子供を孕むだけ。
その女とその子供は、秘密裏に処理をされ、なかったことにされた。
そして再び、王が王妃とのセックスを再開してから、魔力が安定をした。

つまり、王は王妃とのセックスでのみ、王の魔力が増える……という第2の仮説が生まれた。
王と王妃、2人のセックスの時にでた、それぞれの体液を調べてみたところ、驚くべき結果が出た。
王の精子が王妃の体の中で魔力という形で蓄えられ、その魔力がセックスの時に王の体に取り込まれていた……という驚くべき事実。
そしてそれを可能にしていたのは、王妃の一族……つまり、カサブランカの一族が持つ特殊な魔力のためだった。