上 下
12 / 35

11.互いに愛し合う動物的な行為 ※

しおりを挟む
「ねえシャル……もう、挿入りたいんだ……」
「私も、あなたが欲しい」
「でも、ここは……痛いよね……」

そうでした。
私たちは今、浴室にいたのです。
そのため、冷たくて固いところで、2人横たわっておりました。

「ベッド、行こう」

オリバーは、私の返事も聞かず、私を農作業で鍛えた体で軽々と抱き上げました。
私は、ちょっといたずら心が芽生えて、目の前にあるオリバーの乳首をちゅっと吸ってみました。
私のよりは小さくも、硬く実ったオリバーの乳首が、本当に可愛くて仕方がありませんでした。

「んっ……シャルロット、やめて……」

見上げると、オリバーは顔を真っ赤にしておりました。
ベッドに着いたら、もっとしてあげたいと心に決めました。

それから、今朝干したばかりの、太陽の香りが充満するふかふかなベッドに、オリバーが私を横たえました。
それからオリバーが、私の上に覆い被さりました。

「緊張するね……」
「うん……」

オリバーの問いかけに私が応える。
それが、赤ちゃんを創るための合図だった。

オリバーはすでに生まれたままの私の足を、丁寧に開きました。
すでに入口からは、オリバーが愛してくれたことにより、ぐじゅぐじゅに熟れていました。

「もう1回、慣らそうか」

そう言って、オリバーはまた自分の指を一気に2本、私の管に入れました。
くちゅぷちゅ……。
私から溢れた蜜が、瑞々しい音を奏でていきます。

「んんっ……」
「痛い……?」

オリバーは、私の管の壁を、丁寧に擦ったり、指を折り曲げたりしながら、丁寧に柔らかくしてくれました。
時折、ぺろりと舌を入れて舐め上げながら。

「大丈夫……。ねえ。私も、あなたの準備をさせて」

その言葉の意味がわかったのでしょう。
彼は私に、彼の種を生み出す大切な肉棒をさらけ出してくれました。
私、すでにそそり勃っている彼の肉棒を口で愛せるように体制を変えました。
結果的に、私のあの場所が、彼の目の前にくる、とても恥ずかしい体制になってしまいました。
ですが、そんなことをかまっている余裕はもうありません。

「んっ……」

私は、いつものように、ぺろぺろとオリバーの肉棒を丁寧に舐め上げ、吸い、彼の先から出る透明な液を思う存分堪能しました。
一方で彼も……。

「美味しいよ……シャルの蜜……」
「やめて……そんなところでしゃべらないで……ああああん」

オリバーが指と舌で私の入口をベタベタになるまで蜜で充満させていきます。
互いに、互いの大切なところを愛し合う動物的な行為は、何故こんなにも心ときめくものなのでしょう。
心臓は激しく踊り続けています。

「あっ……イっ……イくっ……!!きゃあああ!!!」

私は体の中から噴水のように、透明な液を彼の顔目掛けて出してしまいました。

「やだ……オリバーごめんなさい……」
「いいよ……可愛い、シャル」

オリバーはちゅっと私の入口にキスを落とすと、彼の顔にかかった私の液体を舐めました。

「……感じてくれたんだね」
「もう……オリバー……バカっ……」

好き。
大好き。
愛してる。
そんな言葉では足りないくらい、もうお互いの気持ちが高まっていました。

「シャルロット、僕ももう我慢できない……!」

オリバーは、私をもう一度仰向けにし、足をM字に広げました。
それから、私が先ほどまで愛していた肉棒の先を、ぴたりと管の入口にくっつけます。

オリバーの舌と指で愛されるのも、とても気持ちよかったですが……オリバーの命の種が噴き出てくるそれの触感は格別でした。

「いい?」
「ええ……来て……」

オリバーはこくりと頷くと、ずぶずぶと、私の体内に挿入してきました。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

慰み者の姫は新皇帝に溺愛される

苺野 あん
恋愛
小国の王女フォセットは、貢物として帝国の皇帝に差し出された。 皇帝は齢六十の老人で、十八歳になったばかりのフォセットは慰み者として弄ばれるはずだった。 ところが呼ばれた寝室にいたのは若き新皇帝で、フォセットは花嫁として迎えられることになる。 早速、二人の初夜が始まった。

今、夫と私の浮気相手の二人に侵されている

ヘロディア
恋愛
浮気がバレた主人公。 夫の提案で、主人公、夫、浮気相手の三人で面会することとなる。 そこで主人公は男同士の自分の取り合いを目の当たりにし、最後に男たちが選んだのは、先に主人公を絶頂に導いたものの勝ち、という道だった。 主人公は絶望的な状況で喘ぎ始め…

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

獣人の里の仕置き小屋

真木
恋愛
ある狼獣人の里には、仕置き小屋というところがある。 獣人は愛情深く、その執着ゆえに伴侶が逃げ出すとき、獣人の夫が伴侶に仕置きをするところだ。 今夜もまた一人、里から出ようとして仕置き小屋に連れられてきた少女がいた。 仕置き小屋にあるものを見て、彼女は……。

【本編完結・R18】旦那様、子作りいたしましょう~悪評高きバツイチ侯爵は仔猫系令嬢に翻弄される~

とらやよい
恋愛
悪評高き侯爵の再婚相手に大抜擢されたのは多産家系の子爵令嬢エメリだった。 侯爵家の跡取りを産むため、子を産む道具として嫁いだエメリ。 お互い興味のない相手との政略結婚だったが……元来、生真面目な二人は子作りという目標に向け奮闘することに。 子作りという目標達成の為、二人は事件に立ち向かい距離は縮まったように思えたが…次第に互いの本心が見えずに苦しみ、すれ違うように……。 まだ恋を知らないエメリと外見と内面のギャップが激しい不器用で可愛い男ジョアキンの恋の物語。 ❀第16回恋愛小説大賞に参加中です。 ***補足説明*** R-18作品です。苦手な方はご注意ください。 R-18を含む話には※を付けてあります。

【R18】仏頂面次期公爵様を見つめるのは幼馴染の特権です

べらる
恋愛
※※R18です。さくっとよめます※※7話完結  リサリスティは、家族ぐるみの付き合いがある公爵家の、次期公爵である青年・アルヴァトランに恋をしていた。幼馴染だったが、身分差もあってなかなか思いを伝えられない。そんなある日、夜会で兄と話していると、急にアルヴァトランがやってきて……? あれ? わたくし、お持ち帰りされてます???? ちょっとした勘違いで可愛らしく嫉妬したアルヴァトランが、好きな女の子をトロトロに蕩けさせる話。 ※同名義で他サイトにも掲載しています ※本番行為あるいはそれに準ずるものは(*)マークをつけています

【完結】堕ちた令嬢

マー子
恋愛
・R18・無理矢理?・監禁×孕ませ ・ハピエン ※レイプや陵辱などの表現があります!苦手な方は御遠慮下さい。 〜ストーリー〜 裕福ではないが、父と母と私の三人平凡で幸せな日々を過ごしていた。 素敵な婚約者もいて、学園を卒業したらすぐに結婚するはずだった。 それなのに、どうしてこんな事になってしまったんだろう⋯? ◇人物の表現が『彼』『彼女』『ヤツ』などで、殆ど名前が出てきません。なるべく表現する人は統一してますが、途中分からなくても多分コイツだろう?と温かい目で見守って下さい。 ◇後半やっと彼の目的が分かります。 ◇切ないけれど、ハッピーエンドを目指しました。 ◇全8話+その後で完結

【R18】幼馴染な陛下と、甘々な毎日になりました💕

月極まろん
恋愛
 幼なじみの陛下に、気持ちだけでも伝えたくて。いい思い出にしたくて告白したのに、執務室のソファに座らせられて、なぜかこんなえっちな日々になりました。

処理中です...