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書籍未収録⑤ 異世界からの救世主編
3.剣聖の敗北
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「異世界からやってきた、か……なるほど、この世界の人間とは少し違うようだな。だがよそ者は手出し無用だ。オレたちでケリを付ける」
「『剣聖』さんよぉ、言ってることは立派だが、お前はただ魔王軍に利用されてるだけだからな。今ぶっ倒して目を覚まさせてやるよ。礼威次、せっかくのタイマン勝負だ、アレは使うなよ」
「了~解」
『剣聖』イザヤと『異世界人』牙無魔が、お互い剣を構えて中距離の間合いにて対峙する。
「行くぞ! 斬空流星乱舞!」
先に仕掛けたのはイザヤだ。
矢継ぎ早に剣で空を斬ると、その斬撃で発生した数十もの真空波が、あらゆる方向から牙無魔へと襲い掛かった。
イザヤの戦術は攻めの剣で、先手必勝とばかりに押し切る形が多い。
強く、鋭く、そして正確無比な『剣聖』の剣を受けきれる者など居ないからだ。
この攻撃も、およそ防げる者が居るとは思えない。
しかし今回は、そう思い通りの成り行きとはいかないようだ。
「この程度の風刃じゃあドラゴンも倒せないぜ」
牙無魔はその真空波の嵐を、いとも簡単にすべて避けきる。
自分はドラゴンよりも遙かに強いというセリフのオマケ付きだ。
牙無魔は『ギフト』を授かった数少ない異世界人の1人で、これくらいは造作もなかった。
「なるほど……ではこれならどうだ! 秘技『幻霞十王斬』っ!」
技の発動と同時に、イザヤが10人に分身する。
これは以前、ユーリ相手にも使った必殺技だ。そのときは、ユーリは『真理の天眼』で本体を見切って破ったが、牙無魔は驚くべき方法でこの技に対応する。
「おお、こりゃすげえな! でも全部斬っちまえばどれかに当たるだろ?」
なんと、10人のイザヤ相手に、1人で斬り合いを仕掛けた。
そしてあっという間に分身を斬り捨て、イザヤ本体にも剣を当てる。
イザヤはかろうじてその攻撃を剣で防いだ。
「こ、こいつ……!」
「おいおい『剣聖』さん、こんな小手調べの技で来られても時間を無駄にするだけだぜ? 本気で来いよ」
対峙したときからイザヤは感じていたが、この牙無魔からは底無しのパワーが漲っているようだった。
かつてユーリと戦ったとき以上に、この男の器の縁がまったく見えない。
いったいコイツのパワーの限界はどれくらいなのだ?
いいだろう、『剣聖』の真の力を思い知らせてやる。
イザヤが本気になった。
「万象絶断! 剣皇変化!」
イザヤは称号の力を解放した。これによって、剣での戦闘力が究極まで上がる。
ただし、時間制限付きだ。そう長くは力を解放し続けられない。
「すぐに終わらせよう。断剣零式・『六骸六封殺』っ!」
イザヤが持っていた剣を地面に刺すと、上空から白銀に輝く巨大な剣が6本降りそそぎ、牙無魔の周りを囲むように地に突き刺さった。
大剣は柄の部分を含めて3mの大きさがあり、その切っ先1mほどを地中に埋めている。
その剣1本1本を柱として魔力が発生し、牙無魔を覆う結界となった。
これは剣を利用した封印術で、地に立つ6剣それぞれが『視覚』『聴覚』『嗅覚』『筋力』『魔力』『精神』を封じている。
それにより、牙無魔の能力は大幅に低下させられることになった。
そこへ、トドメとばかりにイザヤ最強の技が撃ち込まれる。
「剣皇究極奥義『真・異界千億無限の一閃』っ!」
これは以前ユーリに使った奥義を究極進化させたモノだ。
ただでさえ強力な必殺技を、『剣皇』となった状態で、能力が封印されている牙無魔へと撃ち放つ。
無限の『並行世界』からイザヤが繰り出すあらゆる太刀筋が召喚され、牙無魔に襲い掛かった。
「おおーっ! コレってオレの能力とちょっと似てるな。ならオレも本気といくか。集え、『超時空統一』っ!」
牙無魔がその能力――ギフトの力を解放すると、強力な封印術の中、信じられないほどのパワーが溢れ出した。
ユーリはイザヤのこの秘奥義をすべて躱して無効としたが、牙無魔はそれを超える方法で技を打ち破る。
なんと、イザヤの無限の斬撃を、すべて剣ではじき返したのだ。
牙無魔のギフト――それは『唯一者』という名の能力で、あらゆる並行世界に居る自分の力を1つに融合することにより、究極のパワーを手に入れるモノだった。
理論上は無限の力を有することになる。
もちろん、まだ能力が完成されてない牙無魔には、色々制限が掛かっている状態ではあるのだが。
「こんなことが……」
自分の究極の技を信じられない方法で破られ、愕然とするイザヤ。
「ま、『真勇者』なんて言った手前、これくらいの力は見せねーとな」
絶望的な悪夢を味わうイザヤたち3人。
この異世界人たちには、自分たちの技が何1つ通じない……。
その一瞬放心状態となったイザヤたちを、あっけなく牙無魔は打ち倒し、異世界人vs神徒の戦いは終わりを告げた。
「噂の『剣聖』ってのもこの程度か。まあオレは無敵の力を貰ってるからな」
「牙無魔、わたしたちはまだまだ成長途上なんだから油断は禁物よ」
「分かってるって久魅那。どうだ弐琉須、何か収穫はあったか?」
「むほほほ、スゴイのが取れましたぞ! なんとさっきの『界域魔法』というヤツですぞ♪」
「おし、よくやった。戦った甲斐があったぜ。とりあえずコイツらは放っておいて、黒騎士ってのも倒しておかないとな。この城に居るんだろ?」
牙無魔たちはイザヤたちを残し、王城の中へと向かった。
「『剣聖』さんよぉ、言ってることは立派だが、お前はただ魔王軍に利用されてるだけだからな。今ぶっ倒して目を覚まさせてやるよ。礼威次、せっかくのタイマン勝負だ、アレは使うなよ」
「了~解」
『剣聖』イザヤと『異世界人』牙無魔が、お互い剣を構えて中距離の間合いにて対峙する。
「行くぞ! 斬空流星乱舞!」
先に仕掛けたのはイザヤだ。
矢継ぎ早に剣で空を斬ると、その斬撃で発生した数十もの真空波が、あらゆる方向から牙無魔へと襲い掛かった。
イザヤの戦術は攻めの剣で、先手必勝とばかりに押し切る形が多い。
強く、鋭く、そして正確無比な『剣聖』の剣を受けきれる者など居ないからだ。
この攻撃も、およそ防げる者が居るとは思えない。
しかし今回は、そう思い通りの成り行きとはいかないようだ。
「この程度の風刃じゃあドラゴンも倒せないぜ」
牙無魔はその真空波の嵐を、いとも簡単にすべて避けきる。
自分はドラゴンよりも遙かに強いというセリフのオマケ付きだ。
牙無魔は『ギフト』を授かった数少ない異世界人の1人で、これくらいは造作もなかった。
「なるほど……ではこれならどうだ! 秘技『幻霞十王斬』っ!」
技の発動と同時に、イザヤが10人に分身する。
これは以前、ユーリ相手にも使った必殺技だ。そのときは、ユーリは『真理の天眼』で本体を見切って破ったが、牙無魔は驚くべき方法でこの技に対応する。
「おお、こりゃすげえな! でも全部斬っちまえばどれかに当たるだろ?」
なんと、10人のイザヤ相手に、1人で斬り合いを仕掛けた。
そしてあっという間に分身を斬り捨て、イザヤ本体にも剣を当てる。
イザヤはかろうじてその攻撃を剣で防いだ。
「こ、こいつ……!」
「おいおい『剣聖』さん、こんな小手調べの技で来られても時間を無駄にするだけだぜ? 本気で来いよ」
対峙したときからイザヤは感じていたが、この牙無魔からは底無しのパワーが漲っているようだった。
かつてユーリと戦ったとき以上に、この男の器の縁がまったく見えない。
いったいコイツのパワーの限界はどれくらいなのだ?
いいだろう、『剣聖』の真の力を思い知らせてやる。
イザヤが本気になった。
「万象絶断! 剣皇変化!」
イザヤは称号の力を解放した。これによって、剣での戦闘力が究極まで上がる。
ただし、時間制限付きだ。そう長くは力を解放し続けられない。
「すぐに終わらせよう。断剣零式・『六骸六封殺』っ!」
イザヤが持っていた剣を地面に刺すと、上空から白銀に輝く巨大な剣が6本降りそそぎ、牙無魔の周りを囲むように地に突き刺さった。
大剣は柄の部分を含めて3mの大きさがあり、その切っ先1mほどを地中に埋めている。
その剣1本1本を柱として魔力が発生し、牙無魔を覆う結界となった。
これは剣を利用した封印術で、地に立つ6剣それぞれが『視覚』『聴覚』『嗅覚』『筋力』『魔力』『精神』を封じている。
それにより、牙無魔の能力は大幅に低下させられることになった。
そこへ、トドメとばかりにイザヤ最強の技が撃ち込まれる。
「剣皇究極奥義『真・異界千億無限の一閃』っ!」
これは以前ユーリに使った奥義を究極進化させたモノだ。
ただでさえ強力な必殺技を、『剣皇』となった状態で、能力が封印されている牙無魔へと撃ち放つ。
無限の『並行世界』からイザヤが繰り出すあらゆる太刀筋が召喚され、牙無魔に襲い掛かった。
「おおーっ! コレってオレの能力とちょっと似てるな。ならオレも本気といくか。集え、『超時空統一』っ!」
牙無魔がその能力――ギフトの力を解放すると、強力な封印術の中、信じられないほどのパワーが溢れ出した。
ユーリはイザヤのこの秘奥義をすべて躱して無効としたが、牙無魔はそれを超える方法で技を打ち破る。
なんと、イザヤの無限の斬撃を、すべて剣ではじき返したのだ。
牙無魔のギフト――それは『唯一者』という名の能力で、あらゆる並行世界に居る自分の力を1つに融合することにより、究極のパワーを手に入れるモノだった。
理論上は無限の力を有することになる。
もちろん、まだ能力が完成されてない牙無魔には、色々制限が掛かっている状態ではあるのだが。
「こんなことが……」
自分の究極の技を信じられない方法で破られ、愕然とするイザヤ。
「ま、『真勇者』なんて言った手前、これくらいの力は見せねーとな」
絶望的な悪夢を味わうイザヤたち3人。
この異世界人たちには、自分たちの技が何1つ通じない……。
その一瞬放心状態となったイザヤたちを、あっけなく牙無魔は打ち倒し、異世界人vs神徒の戦いは終わりを告げた。
「噂の『剣聖』ってのもこの程度か。まあオレは無敵の力を貰ってるからな」
「牙無魔、わたしたちはまだまだ成長途上なんだから油断は禁物よ」
「分かってるって久魅那。どうだ弐琉須、何か収穫はあったか?」
「むほほほ、スゴイのが取れましたぞ! なんとさっきの『界域魔法』というヤツですぞ♪」
「おし、よくやった。戦った甲斐があったぜ。とりあえずコイツらは放っておいて、黒騎士ってのも倒しておかないとな。この城に居るんだろ?」
牙無魔たちはイザヤたちを残し、王城の中へと向かった。
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