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第287話 真魔王と真魔王 -Another Side-
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フォルスが山頂で見たモノ――それは息絶えていた天使と違って、どこも負傷など見当たらない完全体の巨大悪魔だった。
いったいどうやってこれほどの悪魔を捕らえたというのか?
「先日『帝国神命十二騎士』たちが悪魔を捕らえてね。この地に運んで結界で封印したんだよ」
「こ……この悪魔を生け捕りにできたのですか!?」
「今の『帝国神命十二騎士』にとっては造作もないことさ」
「し、信じられぬ……」
フォルスが驚くのも無理はない。
どう見ても通常の人間が勝てるような悪魔には見えないからだ。
勇者クラスの力がなくては、生け捕りなど到底考えられない。いや倒すのはともかく、生きたまま山頂に封印するなど、勇者でも可能とは思えない。
しかし、ここに封印されているのは紛れもない事実だ。
このことは、先ほど聞かされた『半天使化計画』と何か関係あるのか?
とそのとき、悪魔がくぐもった笑いを発する。
「グッフッフ……お前が皇帝だな? お前が来るのを待っていたぞ」
「ああ、なかなか来られなくてすまないね。こう見えても忙しい身でね」
「このオレがわざと捕まってやったとも知らずに、バカなヤツめ!」
そう言うと、悪魔は結界を簡単に破壊した。
フォルスはすぐに悟った、帝国は悪魔の罠に嵌められたのだと。
そう、この悪魔グレモリーは、あえて捕まったのだった。
実はヴァクラースは、自身の腹心である悪魔を2体喚び寄せていた。
それは『黙示録の四騎士』以上の上位悪魔で、その力はヴァクラースとほぼ同格。
ヴァクラースの最も信頼する部下で、まさに片腕とも言える存在だった。
今まで地上に出てこなかったのは、魔界で力を溜めていたからだ。
四魔将の2人目が目覚める前に、第2第3の魔王軍統率者としてつい最近ヴァクラースが喚んだわけであるが、その直後に大悪魔バラムや黒騎士ザガン、500体の悪魔たちが一気にやられてしまった。
そのため、急遽計画を変更することに。
また改めて魔王軍を編成するには、当分時間を必要とする状態となってしまったからだ。
思いもよらず手下をほとんど失ってしまったため、悪魔グレモリーには強引に帝国を乗っ取らせ、そこを新たな拠点として魔王軍を立て直すことを考える。
超大国を支配するのは簡単ではないが、魔王復活間近で力が上昇している今ならそれも可能。
そう判断しての大胆な作戦だった。
「オレは変身能力に長けていてな、お前をここで殺して皇帝に成り代わってやる。そのために、お前が少人数でここに来るのを待っていたのだ。この帝都を魔王軍の反撃の地としよう」
「皇帝陛下、逃げ……」
「フォルス様、大丈夫です。見ていてください」
フォルスがとっさに前に出てクラトラス皇帝を庇おうとしたところ、ブラーヴがそれを制止して後ろへと下げる。
同じように、ドラコス将軍もフォルスの前に立って救助を妨害する。
「何をするブラーヴ!? 将軍もなぜ邪魔をするのです!? これでは皇帝陛下が……! ならばワシの『要塞』で援護を!」
フォルスが称号の力を解放して皇帝を守ろうとした瞬間、信じられないことが起こった。
「死ね」
皇帝クラトラスはそうひとこと呟き、右手を前に突きだして握る動作をすると、悪魔グレモリーはその身を破裂させた。
ヴァクラースと同格ほど力を持つ悪魔が、何もできずに瞬時に消滅してしまったのだ。
「こ、これは……いま何が起こったのだ!?」
「フォルスよ、これが『神の力』を解析して得た能力――『超越的存在の威光』という力さ。人類は進化した……いや、『神化』したのだ」
悪魔を秒殺したクラトラスが振り返り、フォルスにその力の正体を告げる。
「こ、この力を得るために、あの天使を見殺しにしたというのか? 皇帝よ、あなたはなんという恐ろしいことをしてしまったのだ……もし神の怒りに触れれば、人類は滅ぶぞ」
「神だと? そんな存在など恐れぬ。この私が神に成り代わって世界を支配する。いや、魔界もだ。すべてを支配し、私は神魔皇帝となろう」
まさに神に背く行為――背神の狂王クラトラス。
彼こそが魔王、いや、真の魔王ではないのか!?
その後、フォルスの消息は途絶えてしまうのだった……。
◇◇◇
「おいゴーグ、何度も言ってるが、エーアストへと戻るのだ! 今ならば敵も油断している。グラシャラボラス様とネビロス様の仇を討つからお前も協力せよ!」
グランディス帝国帝都にて、悪魔グレモリーがクラトラス皇帝と対峙している頃、ヴァクラースが喚び出した2体の腹心のもう1体――悪魔アロケルは、ゴーグたち4人と一緒に行動していた。
魔王軍最強部隊と言われるゴーグたちを使って、最西のパスリエーダ法王国を攻略する予定だったのだが、ヴァクラースとセクエストロが殺されたことを感じたので、慌てて引き返そうとしているところだ。
しかしながら、ゴーグたちは一向に悪魔アロケルの言うことを聞こうとはしない。
何故なら、魔王軍本隊が全滅したことなど、ゴーグたちはどうでもいいと思っているからだ。
カイダ王都でユーリの成長を見たゴーグは、まだやり合うときではないと考えている。なので、エーアストへと戻るつもりはなかった。
別にユーリを恐れているわけではない。自分にもまだやることがあるだけだ。
もはや法王国についても興味は無くなった。
うるさい魔王軍も居なくなったし、あとは自分たちの好きに行動しよう。
ヴァクラースたちの仇を討ちたければ、この悪魔アロケルだけで行ってくるがいい。
ゴーグたち4人――ゴーグ、ハイラス、ウルシラ、ジャンギは、そう思いながらアロケルを無視し続ける。
アロケルとしては、ヴァクラース=グラシャラボラスとセクエストロ=ネビロスを倒したほどの相手を、自分1人で倒す自信が無い。
なので、ゴーグを焚きつけて敵討ちの手伝いをさせようと思っているわけだが、コイツがまた全然言うことを聞かないので往生しているところだ。
……とそのとき、悪魔アロケルは同格の存在――悪魔グレモリーが消滅する気配を感じた。
まさか……あのグレモリーを倒せる人間が、エーアストに居るヤツ以外にも存在するというのか?
それとも、エーアストから帝国へと移動してグレモリーを討ったのか?
もはやワケが分からない。
とりあえず、エーアストに戻ってみるしかない。
状況を確認しなければ、打つ手も見つけることができない。
だがその前に、この男ゴーグをなんとかしなくては。
「ゴーグ、いい加減にしろ。グラシャラボラス様のお気に入りということでわがままを許したが、今はもうそんな状況ではない。オレの言うことを聞かねば粛清する。分かったなら、『転移石』を使ってエーアストに戻れ!」
「『転移石』か……なら、ホレ」
「あああっ!?」
ゴーグは持っていた『転移石』を手で握り潰して粉々にする。
「これでもう帰れねーな」
「き、きさまっ……粛清してやるっ!」
ボ ゴ ン ッ !
「………………!? こ……こんなバカな…………」
アロケルは体長8mに巨大化してゴーグを襲おうとしたところ、ゴーグのパンチの衝撃波だけで腹部に大穴をあけられてしまった。
魔王軍の誰も気付いていなかったが、ゴーグの力はすでにヴァクラースを大きく超えていたのだった。
「オレを粛清できなくて残念だったな。あばよ」
ゴーグがもう一発パンチを放つと、その衝撃波で悪魔アロケルは完全に消滅した。
「オレの野望はユーリを倒すことじゃない、すべての支配だ。いまはエーアストなんかに興味はない……行くぜ」
ゴーグたち4人は、どこへともなく消えていくのだった……。
いったいどうやってこれほどの悪魔を捕らえたというのか?
「先日『帝国神命十二騎士』たちが悪魔を捕らえてね。この地に運んで結界で封印したんだよ」
「こ……この悪魔を生け捕りにできたのですか!?」
「今の『帝国神命十二騎士』にとっては造作もないことさ」
「し、信じられぬ……」
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どう見ても通常の人間が勝てるような悪魔には見えないからだ。
勇者クラスの力がなくては、生け捕りなど到底考えられない。いや倒すのはともかく、生きたまま山頂に封印するなど、勇者でも可能とは思えない。
しかし、ここに封印されているのは紛れもない事実だ。
このことは、先ほど聞かされた『半天使化計画』と何か関係あるのか?
とそのとき、悪魔がくぐもった笑いを発する。
「グッフッフ……お前が皇帝だな? お前が来るのを待っていたぞ」
「ああ、なかなか来られなくてすまないね。こう見えても忙しい身でね」
「このオレがわざと捕まってやったとも知らずに、バカなヤツめ!」
そう言うと、悪魔は結界を簡単に破壊した。
フォルスはすぐに悟った、帝国は悪魔の罠に嵌められたのだと。
そう、この悪魔グレモリーは、あえて捕まったのだった。
実はヴァクラースは、自身の腹心である悪魔を2体喚び寄せていた。
それは『黙示録の四騎士』以上の上位悪魔で、その力はヴァクラースとほぼ同格。
ヴァクラースの最も信頼する部下で、まさに片腕とも言える存在だった。
今まで地上に出てこなかったのは、魔界で力を溜めていたからだ。
四魔将の2人目が目覚める前に、第2第3の魔王軍統率者としてつい最近ヴァクラースが喚んだわけであるが、その直後に大悪魔バラムや黒騎士ザガン、500体の悪魔たちが一気にやられてしまった。
そのため、急遽計画を変更することに。
また改めて魔王軍を編成するには、当分時間を必要とする状態となってしまったからだ。
思いもよらず手下をほとんど失ってしまったため、悪魔グレモリーには強引に帝国を乗っ取らせ、そこを新たな拠点として魔王軍を立て直すことを考える。
超大国を支配するのは簡単ではないが、魔王復活間近で力が上昇している今ならそれも可能。
そう判断しての大胆な作戦だった。
「オレは変身能力に長けていてな、お前をここで殺して皇帝に成り代わってやる。そのために、お前が少人数でここに来るのを待っていたのだ。この帝都を魔王軍の反撃の地としよう」
「皇帝陛下、逃げ……」
「フォルス様、大丈夫です。見ていてください」
フォルスがとっさに前に出てクラトラス皇帝を庇おうとしたところ、ブラーヴがそれを制止して後ろへと下げる。
同じように、ドラコス将軍もフォルスの前に立って救助を妨害する。
「何をするブラーヴ!? 将軍もなぜ邪魔をするのです!? これでは皇帝陛下が……! ならばワシの『要塞』で援護を!」
フォルスが称号の力を解放して皇帝を守ろうとした瞬間、信じられないことが起こった。
「死ね」
皇帝クラトラスはそうひとこと呟き、右手を前に突きだして握る動作をすると、悪魔グレモリーはその身を破裂させた。
ヴァクラースと同格ほど力を持つ悪魔が、何もできずに瞬時に消滅してしまったのだ。
「こ、これは……いま何が起こったのだ!?」
「フォルスよ、これが『神の力』を解析して得た能力――『超越的存在の威光』という力さ。人類は進化した……いや、『神化』したのだ」
悪魔を秒殺したクラトラスが振り返り、フォルスにその力の正体を告げる。
「こ、この力を得るために、あの天使を見殺しにしたというのか? 皇帝よ、あなたはなんという恐ろしいことをしてしまったのだ……もし神の怒りに触れれば、人類は滅ぶぞ」
「神だと? そんな存在など恐れぬ。この私が神に成り代わって世界を支配する。いや、魔界もだ。すべてを支配し、私は神魔皇帝となろう」
まさに神に背く行為――背神の狂王クラトラス。
彼こそが魔王、いや、真の魔王ではないのか!?
その後、フォルスの消息は途絶えてしまうのだった……。
◇◇◇
「おいゴーグ、何度も言ってるが、エーアストへと戻るのだ! 今ならば敵も油断している。グラシャラボラス様とネビロス様の仇を討つからお前も協力せよ!」
グランディス帝国帝都にて、悪魔グレモリーがクラトラス皇帝と対峙している頃、ヴァクラースが喚び出した2体の腹心のもう1体――悪魔アロケルは、ゴーグたち4人と一緒に行動していた。
魔王軍最強部隊と言われるゴーグたちを使って、最西のパスリエーダ法王国を攻略する予定だったのだが、ヴァクラースとセクエストロが殺されたことを感じたので、慌てて引き返そうとしているところだ。
しかしながら、ゴーグたちは一向に悪魔アロケルの言うことを聞こうとはしない。
何故なら、魔王軍本隊が全滅したことなど、ゴーグたちはどうでもいいと思っているからだ。
カイダ王都でユーリの成長を見たゴーグは、まだやり合うときではないと考えている。なので、エーアストへと戻るつもりはなかった。
別にユーリを恐れているわけではない。自分にもまだやることがあるだけだ。
もはや法王国についても興味は無くなった。
うるさい魔王軍も居なくなったし、あとは自分たちの好きに行動しよう。
ヴァクラースたちの仇を討ちたければ、この悪魔アロケルだけで行ってくるがいい。
ゴーグたち4人――ゴーグ、ハイラス、ウルシラ、ジャンギは、そう思いながらアロケルを無視し続ける。
アロケルとしては、ヴァクラース=グラシャラボラスとセクエストロ=ネビロスを倒したほどの相手を、自分1人で倒す自信が無い。
なので、ゴーグを焚きつけて敵討ちの手伝いをさせようと思っているわけだが、コイツがまた全然言うことを聞かないので往生しているところだ。
……とそのとき、悪魔アロケルは同格の存在――悪魔グレモリーが消滅する気配を感じた。
まさか……あのグレモリーを倒せる人間が、エーアストに居るヤツ以外にも存在するというのか?
それとも、エーアストから帝国へと移動してグレモリーを討ったのか?
もはやワケが分からない。
とりあえず、エーアストに戻ってみるしかない。
状況を確認しなければ、打つ手も見つけることができない。
だがその前に、この男ゴーグをなんとかしなくては。
「ゴーグ、いい加減にしろ。グラシャラボラス様のお気に入りということでわがままを許したが、今はもうそんな状況ではない。オレの言うことを聞かねば粛清する。分かったなら、『転移石』を使ってエーアストに戻れ!」
「『転移石』か……なら、ホレ」
「あああっ!?」
ゴーグは持っていた『転移石』を手で握り潰して粉々にする。
「これでもう帰れねーな」
「き、きさまっ……粛清してやるっ!」
ボ ゴ ン ッ !
「………………!? こ……こんなバカな…………」
アロケルは体長8mに巨大化してゴーグを襲おうとしたところ、ゴーグのパンチの衝撃波だけで腹部に大穴をあけられてしまった。
魔王軍の誰も気付いていなかったが、ゴーグの力はすでにヴァクラースを大きく超えていたのだった。
「オレを粛清できなくて残念だったな。あばよ」
ゴーグがもう一発パンチを放つと、その衝撃波で悪魔アロケルは完全に消滅した。
「オレの野望はユーリを倒すことじゃない、すべての支配だ。いまはエーアストなんかに興味はない……行くぜ」
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