無限のスキルゲッター! 毎月レアスキルと大量経験値を貰っている僕は、異次元の強さで無双する

まるずし

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★8章以降のストーリーダイジェスト

最終章 ユーリとゴーグ

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 ユーリがイストリア世界から消えていたとき。
 ユーリは知らなかったが、実は調停者といた異空間は時間の進みがイストリア世界とは違っていた。
 あの短時間の間に、イストリアではなんと半年が経過していたのだ。
 その間に、ユーリのいない人類は窮地となっていた。
 魔王と融合したゴーグが、ユーリとの決着をつけるべく人類への侵略を開始していたからである。

 ゴーグは古代文明の遺産である浮遊要塞を始動させ、『破壊の天使メタトロン』と同サイズのゴーレム――機神兵軍団を各地へ送り込む。
 最後の魔将『始祖の竜』も目覚め、ハイラス、ジャンギ、ウルシラと共に人類を片っ端から叩き潰していく。
『真の魔王』となったゴーグの力を受けて、配下の者たちは究極にパワーアップしていた。

 対する人類は、メジェールたちを中心に魔王軍と戦うが、ユーリが消えてしまったことにより眷女としての力を失っていた。
 熾光魔竜ゼインは眠りにつき、『破壊の天使メタトロン』も機能を停止してしまう。
 ユーリなしでは、到底勝ち目のない戦いだった。

 一方的に追い詰められていくメジェールたち。
 だが彼女たちはけっして諦めない。
 ユーリは絶対に帰ってくる。それまで、自分たちだけでなんとか持ちこたえなくては……。

 そんな状況の中、戦闘人形バトルドールである『滅びの乙女レギンレイヴ』は悩んでいた。
 何故あの男――ユーリは、敵である自分を見逃したのか?
 殺戮マシーンとして生まれた自分の存在とはいったいなんなのだろう?
滅びの乙女レギンレイヴ』は心を持ち始めていたのだった。


 ひたすら人類を蹂躙していく魔王軍。
 だが、いつまで経ってもユーリが現れないことに、ゴーグは苛立いらだちを見せていた。
 なぜ現れないのか? まさか逃げたのか?
 これでは世界を征服しても意味がない。

 ユーリと決着をつけることこそが自分の真の望みだと気付くゴーグ。
 ユーリが出てこないのならばと、ゴーグは全世界に向けて総攻撃を仕掛けた。

 そのとき、ユーリがイストリア世界に戻ってくる。

 絶体絶命だったメジェールたちを救うユーリ。
 ユーリの存在を感知し、目を覚ます熾光魔竜ゼインと『破壊の天使メタトロン』。

 そしてユーリとゴーグの最終決戦が始まるのだった……。

 ***********************************

 ラストまでのだいたいの流れを書きました。
 実際に書くときはもっと細かく肉付けする必要はありますが、プロットとしてはこんな感じです。

 このあと最後まで少しなんですが、ダイジェストとはいえ完結させちゃうとコミカライズに影響するかもしれないので、一応ここまでにしておきます。
 是非コミカライズを応援していただけると嬉しいです。
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  ツイッター始めました☆ まるずし@maruzusi です。どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m
感想 677

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みんなの感想(677件)

からあげ
2023.08.15 からあげ

とても面白いです。
クライマックスダイジェスト版じゃなくてしっかりとしたのを読みたいです。
頑張ってください。

まるずし
2023.08.15 まるずし

ありがとうございます☆
いま色々あって執筆を休んでいるので、是非コミカライズ版をお楽しみいただければと思います。
お待ちいただいて本当に申し訳ありません。

解除
劉辟
2023.04.08 劉辟

いくつか気になったのですが、8章で元クラスメイトに再会した意味は何なの?
それと、メジェールに自分の存在の告白、懺悔はするの?
終盤がダイジェストなのもあって、釈然としません。

まるずし
2023.04.08 まるずし

8章で元クラスメイトに再会したのは、アリーシアと会う前にワンクッションエピソードを入れたかったからです。
ですので、物語上の意味は特にないですね(^^;

>メジェールに自分の存在の告白、懺悔
すみません、この意味がちょっと分からないので、どうお答えすればいいのか…。
一応『生命譲渡』については、書籍2巻で説明したことになってます。

ダイジェストなのは申し訳ないです。
その分、是非コミカライズを楽しんでいただければと思います。
コミックスがたくさん売れれば、連載も長く続きます。
そうなれば、いずれ終盤の詳細が描かれると思いますので。

解除
ゼロ
2023.03.17 ゼロ

書籍版5巻読みましたとても面白かったです
時間がかかってもいいので2部からラストシーンまで書籍化して下さい
よろしくお願いします

まるずし
2023.03.17 まるずし

スキルゲッター5巻をお読みいただきありがとうございますm(_ _)m
続きの書籍化は自分では決められないんですよね。
でも読者の皆さんの力があれば叶うかもしれませんので、是非よろしくお願いいたします。

解除

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