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第8章 英雄の育成

第416話 異界軍との決戦① -Another side-

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「ランゼ、サイファ、クリスティ……デミトフ、ゴライアスも、みんな無事だったか!」

 迷宮が突如として揺れ出した事態にランゼたちが身構えていると、通路の奥から何かの気配が接近し、その直後アリーシアを連れたユーリ――ヒロが現れた。
 ヒロとアリーシアの無事な姿を確認して、ランゼたちはホッと胸をなで下ろす。
 そしてユーリも、ランゼたちとデミトフ、ゴライアスの様子を見て、何があったのかだいたいのことを悟る。

「へへっ、アタシたちで……デミトフたちも手伝ってくれたおかげで、このでっかいヤツを倒せたんだ! ほかのみんなは出口に向かってる。きっともう残ってるヤツはいないぜ」

 倒れている『装甲獣の統率者パンツァージェネラル』を指さして、得意げに鼻をこするランゼ。
 サイファも、ユーリの期待に応えることができたのが嬉しくて、その小さな胸を張っている。
 そんな小さな英雄たちを、ユーリは温かい目で祝福した。

「それはそうと、この地震はなに? ヒロ君、奥でいったい何があったの?」

 収まるどころか、どんどん激しくなっていく迷宮の揺れに、クリスティが不安を覚えながらユーリに尋ねる。
 通常の迷宮ではこんなことなどあるはずがなく、明らかに異常な状況だ。

「いや、最奥の部屋にはさらに奥があって……」

 ゴゴッ、グガガガガガガガガガガッ!

 と、ユーリが説明しようとしたところ、迷宮が崩れそうなほどの激しい震動が起こり、全員が足元をふらつかせる。

「まずいっ! みんな集まれ、脱出するぞ!」

 ユーリが転移魔法で脱出しようとした瞬間、壁や地面に大きく亀裂が入り、パズルのピースが崩れるかのように景色が粉々に分解される。
 そして、その場にいた者たちはまばゆい光に包まれ、ふわりと無重力状態になったと思うと………………いつの間にか地上に脱出していた。

「な……なんだコレ!? アタシたち、どうして地上にいるんだ? あっ、みんなもいる! 全員助かったのか!?」

 驚きの中、ランゼが周りを見渡すと、先に出口に向かっていた生徒や冒険者たちも全員地上へと送還されていた。
 これはユーリの転移魔法が起こしたモノではなかった。
 ではいったい何が起こったのか?

 実は『狂神の巨人トゥレラ・クレイオス』を倒したあと、まだ謎の力があることをユーリは探知で気付いた。
 その力の出所を探っていると、それは『狂神の巨人トゥレラ・クレイオス』が出現してきた壁の奥から発せられていたことが分かる。

虚無への回帰ヴァニタス・エフェクト』をかけてみると、壁の封印が解け、奥への隠し通路が開いた。
 その中へ進んでいくと、そこには赤紫に光る巨大な球体があったのだった。

 これは『迷宮核ダンジョンコア』と呼ばれる物で、魔神が元いた世界では既知の存在ではあったが、ユーリたちがいるこのイストリアにはない物だった。
 このコアに魔神が魔力を注ぎ込むことによって、迷宮の存在が安定する。
 ユーリの力ではそこまで解析できなかったが、しかしコレを破壊すれば迷宮の活動が停止すると分かったので、ユーリはコアを破壊した。
 これによって、存在を維持できなくなった迷宮は消滅し、中にいた人間たちは地上へと強制排出されたわけである。

 迷宮は魔神が作り出した擬似空間で、あくまでも生け贄を誘い込む装置だ。
 迷宮自体には生け贄を殺戮する機能はなく、たとえ迷宮を消滅させても、中にいる生物が死ぬことはない。
 よって、殺戮を実行するのが『双刃の甲冑魔獣パンツァーガーニル』や『狂神の巨人トゥレラ・クレイオス』の役目だった。

 自分たちが無事助かったことを理解して、冒険者や生徒たちはあちこちで安堵のため息を漏らす。
 少し離れたところにはミーティスたちSSSランク3人の姿も見え、彼らも同じように緊張を解いていた。

「しかし、こんなことが……迷宮が消えるなんて聞いたことがない」

 ふと呟いたデミトフの言葉にユーリも頷く。
迷宮核ダンジョンコア』を壊せば、迷宮が消滅して脱出できる――これは魔神のいた世界では常識だったが、このイストリアでは起きない現象だ。

 迷宮の最下層にいた巨人は異界の生物だった。
 ということは、まさか迷宮そのものも、この世界のモノではなく異界の力が関係していた?
 だとすれば、自分が考えている以上に事態は深刻なのかもしれない。
 敵はジャヴォル学院長だと思っていたが、もっと大きな存在が裏にいることを感じるユーリ。

「あ、あの……アリーシア、さっきのこと……キミを見捨てて本当に済まなかった。謝って許してもらえるとは思っていないが……」

 デミトフが言葉を詰まらせながら、アリーシアに対して謝罪をする。
 最初デミトフはうつむきがちで目をそらしていたが、意を決したように顔を上げてアリーシアの目を見つめた。
 それをしっかりと受け止めつつ、アリーシアは微笑みながら言葉を返す。

「デミトフさん、わたくしは少しも気にしてませんわ。本当よ。きっとわたくしでも同じことをしていましたし」

「アリーシア、でも……」

「いいの。それよりも、ユーリ様の本当の姿を知ることができたのが嬉しいの。わたくしが思っていたよりも、ユーリ様はずっと強くて、そして素晴らしい方だった。わたくしはユーリ様のことを何も分かっていなかったわ」

『魔王ユーリ』の逸話を聞いてから、アリーシアはずっとユーリの裏の顔を疑っていたが、そんなものなどなく、ただただ人類の救世主だった。
 ユーリのおかげで、また人間を信じることができるようになった。それが嬉しいのだ。

「ヒロ・ゼインさん……いえユーリ陛下、僕の今までの非礼をお許しください」

「あ、あの、その、オレも……ごめんなさい!」

 デミトフとゴライアスは、自分たちが国王相手にいかに酷い態度を取っていたかを思い出し、誠意を込めて必死に謝る。

「2人とも、僕は全然気にしてないから安心して。それよりも、よく頑張ってくれたね。ここにいるみんなを救ったのはキミたちだ、もっと胸を張っていいよ」

 すっかり萎縮している2人を励ますユーリ。
 実際、デミトフたちやミーティスたちのおかげで多くの人が救われていた。
 彼らがいなければ、大勢の人間が犠牲になっていただろう。

「それにしても、ヒロが王様だったなんてな。なんで教えてくれなかったんだよ!」

「そうよ、私たちを騙してたなんて酷いわ! みんなから聞いてビックリしたんだから!」

「でも、ヒロさんが凄かった理由がようやく分かりました。世界一強い人だったんですね」

「黙っていてごめんよ。僕はちょっと有名人だから、万が一周りに知られると動きづらくなっちゃうんだ。特に学院長には知られたくなかったしね」

「噂に聞いた通り……いえそれ以上にユーリ様の戦いは凄かったですわ。あの巨人をああも圧倒して倒すなんて、無敵というのは本当でしたわ」

「へへっ、『魔王ユーリ』のヒロがいれば、もう学院長も怖くないぜ!」

 無事一件落着して、やっとみんなに笑顔が戻る。
 ただユーリだけは、まだこの事件が解決していないことを知っていた。

 生徒たちをこの迷宮に誘い込み、ただ怪物に襲わせることだけが学院長の目的というのは、どうにも腑に落ちない。
 それでいったい何が起こるというのか? そしてどうやって異界の力を利用しているのか?
 とてつもない存在がこの件には関わっている……ユーリはそんな気がしていた。


「さて、そろそろ王都へ戻ろうか」

 すでに日が落ち始めたので、今から移動するには遅い時間となっていた。
 それに、この大所帯で動くには少々骨が折れそうな上、ここからファーブラ王都へは馬車で3日かかる。
 道中また問題が起こっては大変だ。

 ということで、ユーリは空間魔法で『転送門ワープゲート』を作り、ここと王都を繋いで簡単に帰ることにした。

 まずは『空間転移スペースジャンプ』で自分だけ王都に行き、向こうに『転送門ワープゲート』を設置してからまた戻ってきてこっちと繋げる。
 そのあと全員で移動することにしよう。
 そうだいたいのプランが固まり、さあ行動に移そうかと思ったところで、またしても激しい震動が辺り一帯に襲いかかった。

「なっ、また地震か!? 迷宮は消えたってのに、なんなんだよ!」

「ちょっ……これ、さっき以上にすごいわ!?」

「地面が割れちゃいそうですっ」

 ランゼたちが慌てる通り、迷宮で経験した地震をさらに超える大きな揺れだった。
 生徒や冒険者たちも立っていられず、皆一様に地に伏せている。
 明らかな異常事態に、ユーリはまさか王都に何かあったのではないかと胸騒ぎを覚え、『飛翔フライ』で空高く上昇し王都の方面を眺めた。
超五感上昇スーパーセンシティブ』と『遠見』スキルによって、超視力となっているユーリの目に映ったモノは……


「なっ……なんだアレは!?」


 遙か遠方、かすかに見える王都の手前に、巨大な黒い穴が開いていたのだった。
 その直後、マグマが噴火するかのような勢いで、禍々しい魔力が天を衝いて吹き上がる。
 それと同時に、巣穴から小虫の集団が這い出るように、奈落のような穴から群れをなして次々と何かが現れだす。
 ユーリが目を凝らしてその正体を見極めようとすると……それは、見たこともない異形の生物の集団だった。

 そう、地に広がった黒い穴は、魔神が元いた世界と繋がる次元の道だった。
 それを通じて、元の世界で封じられていた魔神の手下たちがこの世界イストリアへと侵入してきたのだ。
 続々と現れる巨大で醜悪な異界の怪物たち……それは数百どころか、千を超えてもとどまることを知らない。
 いったいどれほどやってくるのか?

「なんでこんなことが……!? まさか、学院長が狙っていたのはこれだったのか!?」

 あの迷宮は、この次元の穴を開くための装置だったということにユーリは気付く。
 しかし、生徒や冒険者たちはほぼ全員助けたはずだ。学院長の狙いは阻止したものと思っていたが、自分が何か見落としていたことがあったのだろうか?
 かつてない事態に、ユーリは何が起きているのかを必死に推察しようとする。

「そうだ、王都のみんなはどうなってるんだ?」

 この異変にはメジェールたちも気付いているはずで、現地の状況を聞いてみることに。
 すぐさま『魔導通信機』を取り出し、メジェールに連絡を取ってみると……

「もしもしユーリ!? 迷宮のみんなは無事救ったのね!?」

「ああ、こっちはもう大丈夫。それより、いま大変なことが起きてるみたいなんだけど、王都そっちはどうなってる?」

「それが、アタシたちいま王都じゃないの。こっちも大変なことになってて……」

「えっ、みんな王都にいないの? じゃあどこに……」

「く、詳しく説明してる時間がないの、すぐに今から言う場所に来て! ファーブラ王都北の……きゃあああっ!」

「メ、メジェール!? もしもし!?」

 メジェールの切羽詰まった応答に、ユーリは向こうにも一大事が起きていることを察する。
 メジェールたちはいったいどこにいるのか!?
 そしてこの世界に何が起こっているのか!?

「だ……大丈夫よ! 場所は王都から北へ4~50㎞くらい行ったところ。久魅那クミナの『時空通穴ワームホール』で来ちゃったから正確な位置は分からないけど、その辺りの荒野に洞穴があるの。アンタなら見つけられるはず」

 かなりアバウトな位置情報だが、近くまで行けばユーリなら眷女たちの気配を感知できる。
 ただ、すぐには駆け付けられない。大穴から出てくる怪物たちをなんとかしないと、王都が滅んでしまうからだ。

「分かったメジェール、なるべく早く向かうけど、こっちにもまだやることがあるんだ。少しだけ持ちこたえることができるかな?」

「……いいわ、なんとか時間を稼いでみる。でもあまり長くはもたないわよ。とんでもないヤツが現れちゃったのよ」

「とんでもないヤツって?」

「魔神よ、異世界の魔神といま戦ってるの!」

「ま……魔神~っ!?」

 ***********************************

 3人称視点が続いちゃってるんですが、色々と場面転換が多いので、もうしばらく続く予定です。
 第417話も書いてありますので、明日には更新します。
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