228 / 258
第8章 英雄の育成
第395話 チートでレベルアップ
しおりを挟む
「さてランゼ、クリスティ、サイファ、今日も頑張って訓練してもらうよ」
「「「はいっ!」」」
訓練開始2日目。
昨日と違うのは、早朝から馬車移動ではなく、『空間転移』で一気に森まで来たことだ。
一度訪れた場所へは、簡単かつ安全に転移できるからね。なので、まだかなり早い時間だけど、僕たちはすでに訓練開始ができる状態だ。
ちなみに、王都内でいきなり転移するのではなく、馬車で出発してから人目のないところで転移した。
王都を出たという形跡を残しておかないと、場合によっては不審がられるかもしれないからだ。
そこまで気を遣う必要はないかもしれないけど、あの学院長はかなりサイファたちを目の敵にしていたので、一応念のための策である。
「3人ともいい返事だ。とその前に、まずは朝食を食べようか」
実は3人には朝食を抜いてきてもらった。これはある目的のためだ。
「待ってました! 朝メシ抜きだったから腹ペコだぜ」
「ヒロくんが何かご馳走してくれるって言うから、楽しみにしてたわ」
ここはかなり危険な森だというのに、ランゼたちはすっかり安心しきっているようで、ピクニック気分で食事の態勢を整える。
昨日一日一緒に過ごしたことにより、お互いの絆を深めた効果だ。
僕がいれば、この森でも安全に行動できると信頼してくれてるのだろう。
草地の上にシートを広げて4人で座ったあと、そこに持ってきた朝食を並べる。
これは僕が昨夜のうちに作っておいた物だ。アイテムボックスに入れておけば劣化することなく保存できるので、作り置きでも出来立てほやほやのままである。
「うわあ~今日のお料理もすごいですね! でもコレ、昨日いただいた物とは何か雰囲気が違うような……?」
「ああそれは、この料理は僕が作ったからだよ」
「ええっ、ヒロくんが作ったの!?」
そう、僕が朝食用に持ってきたのは、モンスターの肉を調理した特製の『魔料理』だった。
それも、とっておきの『邪黒竜』料理である。コレを食べることによって、通常では到底得られないような経験値を入手することが可能なのだ。
パワーレベリングで経験値稼ぎするよりも、コレを食べたほうが圧倒的に早く成長できるだろう。
「すげーなヒロ、お前こんな料理もできるのか!」
「ヒロさんはなんでもできるんですね!」
「味には少し自信がないから、君たちの口に合うといいんだけどね。さ、食べてみてよ」
「おう、いただきまーす!」
3人が魔料理を取って口に入れる。
モンスターの肉は少々クセがあるので、レベル10の『料理』スキルで調理しても、万人向けの味とはならない。
まあ食べられないほど不味いということはないので、多分問題ないとは思うけど……。
僕は3人の反応をじっと窺う。
「ヒロさん、美味しいです! 柔らかくてとってもジューシーで……」
「そうね、私たちあまりお肉とか食べたことないんだけど、何か不思議な味がして高級感があるわ」
「スゲーうめーぞ! いったいなんの肉なんだよコレ!?」
ほっ……よかった。
よほど味にうるさいグルメの人以外なら大丈夫とは思ってたけど、3人には美味しく感じられたようだ。
あまりいいお肉を食べてないというのもあるんだろうけど。
ランゼたちはがっつくように口に入れ、あっという間に料理を平らげた。
「ぷはーっ、食った食った! いけねっ、腹ペコすぎたから、ちょっと食い過ぎちゃったかもしれねー」
「満足してもらえて何よりだよ。ところで、ちょっと経験値をチェックしてみてくれないかな?」
「経験値? いいけど、昨日から何も変わってなんか……ええっ、何よコレッ!?」
「どうしたのクリスティちゃん……あれっ、ボクの経験値が!?」
「2人ともどうし……な、なんじゃこりゃあああっ!? アタシの経験値が100万も溜まってるぞ!?」
よし、ちゃんと経験値を取得することができたな。
あれ、でも100万? 邪黒竜料理をコレくらい食べたら、もう少し入っててもおかしくない気がするけど?
ま、とりあえずはOKだ。
「ヒ、ヒロさん、これっていったいどういうことなんですか?」
「そ、そうだぜ。まさか、今の料理を食べたからこんなに経験値が入ったのか?」
「うん、まあそうなんだ。これが僕のとっておきのレベリングってこと」
「す、す、すごいじゃないの! こんなの聞いたこともないわ! 英雄級に強かったり、馬車ごと転移する魔法使ったり、凄いアイテムいっぱい持ってたり……ヒロくんって何者なの!?」
「たまたまだって。コレもちょっとした秘伝の料理ってだけさ。でもこのことは内緒だよ?」
「「「はいっ!」」」
3人は元気よくまた返事をした。
「ヒロくんが全然パワーレベリングしてくれないから、経験値をどうするのかと思ってたけど、こんな方法があったなんてビックリよ!」
「で、でもヒロ、こんな凄い料理があるんだったら、アタシたちここで戦う必要なんてないんじゃ?」
簡単にレベルアップできることを知って、何故こんな森にわざわざ来たのかを疑問に思っているようだ。
「ランゼの言う通り、経験値はこの料理で入手できる。でもスキルは自分たちでなんとかするしかない。みんなにはここで頑張って、たくさんスキルを習得してもらうつもりだ」
「ボクたちがここに来た本当の目的は、スキルを覚えるためなんですね」
「そうだ。それに、戦闘経験を積む目的もある。経験値でただレベルを上げただけでは、その能力を上手く使うことができないからね。ちゃんと自分で戦ってみないと、モンスター相手にどうしていいか分からないだろ?」
「なるほど……。よっしゃ、俄然やる気が出てきたぜ。じゃあ早速この経験値で自分をレベルアップして……」
「待った! 3人とも、僕がいいと言うまで経験値には一切手を付けないでくれ」
ランゼが経験値を使おうとしたので、慌てて止める。
「えっ、経験値を使っちゃダメなんですか? どうしてですかヒロさん?」
「そうよ、これじゃなんのために経験値を入手したのか分からないじゃない」
レベルアップを止められて、3人は驚いている。
確かに、これほど多くの経験値を獲得したら、すぐにも自分を強化したいと思うのは当然だ。
だが、それだと計画が狂ってしまう。
「いいかい、ベースレベルやスキルを強化してしまうと、新しいスキルが出づらくなってしまうんだ。だから自分を強化するのは、なるべく多くのスキルを習得してからのほうが効率がいい」
「スキルって、そういうモノなんですか?」
「そうだ。自分が窮地になるほど、スキルは発現しやすい。なので、経験値は使わずじっと溜めて、みんなにはあえて危険な状態で戦ってもらう。……できるかい?」
「……怖いけど、ヒロくんを信じて頑張ってみるわ」
「ああ、ヒロの言う通りにするよ。ヒロがいてくれれば、アタシたちも頑張れる!」
「ボクも頑張ります!」
よかった。3人とも僕の言うことを聞いてくれるようだ。
昨日魔料理を食べさせなかったのは、しっかり信頼関係を築いてからのほうがいいと思ったからだ。
これで計画通り、3人を強化することができる。
「よし、では今日の訓練開始だ!」
「「「おー!」」」
その後、昨日と同じようにスキルの習得に努め、3人はいくつかの新たなスキルを獲得した。
それはいいんだけど、ちょっとだけ予定外のことが……。
みんなには昼食にも魔料理を食べてもらったんだけど、なんと経験値が入らなかったのだ。
朝食で得た経験値が100万というのが少なく感じたんだけど、どうやらそれは、1日に入手できる経験値の上限に達したかららしい。
魔料理には元々経験値の上限があって、邪黒竜料理では最大で1日1000万もらえるはずなんだけど、レベルの低い3人にはさらに制限がかかっているようだ。
これはちょっと想定外だったけど、あとでレベルを上げれば上限値も増えるはず。
とにかく、何はともあれまずはスキル習得が最優先。片っ端から取ってもらおう。
それまで邪黒竜肉を使うのはもったいないから、通常のドラゴン肉でまかなうことにするか。
そして2日目の訓練を終え、僕たちはファーブラ王都へと帰還した。
「「「はいっ!」」」
訓練開始2日目。
昨日と違うのは、早朝から馬車移動ではなく、『空間転移』で一気に森まで来たことだ。
一度訪れた場所へは、簡単かつ安全に転移できるからね。なので、まだかなり早い時間だけど、僕たちはすでに訓練開始ができる状態だ。
ちなみに、王都内でいきなり転移するのではなく、馬車で出発してから人目のないところで転移した。
王都を出たという形跡を残しておかないと、場合によっては不審がられるかもしれないからだ。
そこまで気を遣う必要はないかもしれないけど、あの学院長はかなりサイファたちを目の敵にしていたので、一応念のための策である。
「3人ともいい返事だ。とその前に、まずは朝食を食べようか」
実は3人には朝食を抜いてきてもらった。これはある目的のためだ。
「待ってました! 朝メシ抜きだったから腹ペコだぜ」
「ヒロくんが何かご馳走してくれるって言うから、楽しみにしてたわ」
ここはかなり危険な森だというのに、ランゼたちはすっかり安心しきっているようで、ピクニック気分で食事の態勢を整える。
昨日一日一緒に過ごしたことにより、お互いの絆を深めた効果だ。
僕がいれば、この森でも安全に行動できると信頼してくれてるのだろう。
草地の上にシートを広げて4人で座ったあと、そこに持ってきた朝食を並べる。
これは僕が昨夜のうちに作っておいた物だ。アイテムボックスに入れておけば劣化することなく保存できるので、作り置きでも出来立てほやほやのままである。
「うわあ~今日のお料理もすごいですね! でもコレ、昨日いただいた物とは何か雰囲気が違うような……?」
「ああそれは、この料理は僕が作ったからだよ」
「ええっ、ヒロくんが作ったの!?」
そう、僕が朝食用に持ってきたのは、モンスターの肉を調理した特製の『魔料理』だった。
それも、とっておきの『邪黒竜』料理である。コレを食べることによって、通常では到底得られないような経験値を入手することが可能なのだ。
パワーレベリングで経験値稼ぎするよりも、コレを食べたほうが圧倒的に早く成長できるだろう。
「すげーなヒロ、お前こんな料理もできるのか!」
「ヒロさんはなんでもできるんですね!」
「味には少し自信がないから、君たちの口に合うといいんだけどね。さ、食べてみてよ」
「おう、いただきまーす!」
3人が魔料理を取って口に入れる。
モンスターの肉は少々クセがあるので、レベル10の『料理』スキルで調理しても、万人向けの味とはならない。
まあ食べられないほど不味いということはないので、多分問題ないとは思うけど……。
僕は3人の反応をじっと窺う。
「ヒロさん、美味しいです! 柔らかくてとってもジューシーで……」
「そうね、私たちあまりお肉とか食べたことないんだけど、何か不思議な味がして高級感があるわ」
「スゲーうめーぞ! いったいなんの肉なんだよコレ!?」
ほっ……よかった。
よほど味にうるさいグルメの人以外なら大丈夫とは思ってたけど、3人には美味しく感じられたようだ。
あまりいいお肉を食べてないというのもあるんだろうけど。
ランゼたちはがっつくように口に入れ、あっという間に料理を平らげた。
「ぷはーっ、食った食った! いけねっ、腹ペコすぎたから、ちょっと食い過ぎちゃったかもしれねー」
「満足してもらえて何よりだよ。ところで、ちょっと経験値をチェックしてみてくれないかな?」
「経験値? いいけど、昨日から何も変わってなんか……ええっ、何よコレッ!?」
「どうしたのクリスティちゃん……あれっ、ボクの経験値が!?」
「2人ともどうし……な、なんじゃこりゃあああっ!? アタシの経験値が100万も溜まってるぞ!?」
よし、ちゃんと経験値を取得することができたな。
あれ、でも100万? 邪黒竜料理をコレくらい食べたら、もう少し入っててもおかしくない気がするけど?
ま、とりあえずはOKだ。
「ヒ、ヒロさん、これっていったいどういうことなんですか?」
「そ、そうだぜ。まさか、今の料理を食べたからこんなに経験値が入ったのか?」
「うん、まあそうなんだ。これが僕のとっておきのレベリングってこと」
「す、す、すごいじゃないの! こんなの聞いたこともないわ! 英雄級に強かったり、馬車ごと転移する魔法使ったり、凄いアイテムいっぱい持ってたり……ヒロくんって何者なの!?」
「たまたまだって。コレもちょっとした秘伝の料理ってだけさ。でもこのことは内緒だよ?」
「「「はいっ!」」」
3人は元気よくまた返事をした。
「ヒロくんが全然パワーレベリングしてくれないから、経験値をどうするのかと思ってたけど、こんな方法があったなんてビックリよ!」
「で、でもヒロ、こんな凄い料理があるんだったら、アタシたちここで戦う必要なんてないんじゃ?」
簡単にレベルアップできることを知って、何故こんな森にわざわざ来たのかを疑問に思っているようだ。
「ランゼの言う通り、経験値はこの料理で入手できる。でもスキルは自分たちでなんとかするしかない。みんなにはここで頑張って、たくさんスキルを習得してもらうつもりだ」
「ボクたちがここに来た本当の目的は、スキルを覚えるためなんですね」
「そうだ。それに、戦闘経験を積む目的もある。経験値でただレベルを上げただけでは、その能力を上手く使うことができないからね。ちゃんと自分で戦ってみないと、モンスター相手にどうしていいか分からないだろ?」
「なるほど……。よっしゃ、俄然やる気が出てきたぜ。じゃあ早速この経験値で自分をレベルアップして……」
「待った! 3人とも、僕がいいと言うまで経験値には一切手を付けないでくれ」
ランゼが経験値を使おうとしたので、慌てて止める。
「えっ、経験値を使っちゃダメなんですか? どうしてですかヒロさん?」
「そうよ、これじゃなんのために経験値を入手したのか分からないじゃない」
レベルアップを止められて、3人は驚いている。
確かに、これほど多くの経験値を獲得したら、すぐにも自分を強化したいと思うのは当然だ。
だが、それだと計画が狂ってしまう。
「いいかい、ベースレベルやスキルを強化してしまうと、新しいスキルが出づらくなってしまうんだ。だから自分を強化するのは、なるべく多くのスキルを習得してからのほうが効率がいい」
「スキルって、そういうモノなんですか?」
「そうだ。自分が窮地になるほど、スキルは発現しやすい。なので、経験値は使わずじっと溜めて、みんなにはあえて危険な状態で戦ってもらう。……できるかい?」
「……怖いけど、ヒロくんを信じて頑張ってみるわ」
「ああ、ヒロの言う通りにするよ。ヒロがいてくれれば、アタシたちも頑張れる!」
「ボクも頑張ります!」
よかった。3人とも僕の言うことを聞いてくれるようだ。
昨日魔料理を食べさせなかったのは、しっかり信頼関係を築いてからのほうがいいと思ったからだ。
これで計画通り、3人を強化することができる。
「よし、では今日の訓練開始だ!」
「「「おー!」」」
その後、昨日と同じようにスキルの習得に努め、3人はいくつかの新たなスキルを獲得した。
それはいいんだけど、ちょっとだけ予定外のことが……。
みんなには昼食にも魔料理を食べてもらったんだけど、なんと経験値が入らなかったのだ。
朝食で得た経験値が100万というのが少なく感じたんだけど、どうやらそれは、1日に入手できる経験値の上限に達したかららしい。
魔料理には元々経験値の上限があって、邪黒竜料理では最大で1日1000万もらえるはずなんだけど、レベルの低い3人にはさらに制限がかかっているようだ。
これはちょっと想定外だったけど、あとでレベルを上げれば上限値も増えるはず。
とにかく、何はともあれまずはスキル習得が最優先。片っ端から取ってもらおう。
それまで邪黒竜肉を使うのはもったいないから、通常のドラゴン肉でまかなうことにするか。
そして2日目の訓練を終え、僕たちはファーブラ王都へと帰還した。
10
お気に入りに追加
9,091
あなたにおすすめの小説
実力を隠し「例え長男でも無能に家は継がせん。他家に養子に出す」と親父殿に言われたところまでは計算通りだったが、まさかハーレム生活になるとは
竹井ゴールド
ライト文芸
日本国内トップ5に入る異能力者の名家、東条院。
その宗家本流の嫡子に生まれた東条院青夜は子供の頃に実母に「16歳までに東条院の家を出ないと命を落とす事になる」と予言され、無能を演じ続け、父親や後妻、異母弟や異母妹、親族や許嫁に馬鹿にされながらも、念願適って中学卒業の春休みに東条院家から田中家に養子に出された。
青夜は4月が誕生日なのでギリギリ16歳までに家を出た訳だが。
その後がよろしくない。
青夜を引き取った田中家の義父、一狼は53歳ながら若い妻を持ち、4人の娘の父親でもあったからだ。
妻、21歳、一狼の8人目の妻、愛。
長女、25歳、皇宮警察の異能力部隊所属、弥生。
次女、22歳、田中流空手道場の師範代、葉月。
三女、19歳、離婚したフランス系アメリカ人の3人目の妻が産んだハーフ、アンジェリカ。
四女、17歳、死別した4人目の妻が産んだ中国系ハーフ、シャンリー。
この5人とも青夜は家族となり、
・・・何これ? 少し想定外なんだけど。
【2023/3/23、24hポイント26万4600pt突破】
【2023/7/11、累計ポイント550万pt突破】
【2023/6/5、お気に入り数2130突破】
【アルファポリスのみの投稿です】
【第6回ライト文芸大賞、22万7046pt、2位】
【2023/6/30、メールが来て出版申請、8/1、慰めメール】
【未完】
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
異世界転生してしまったがさすがにこれはおかしい
増月ヒラナ
ファンタジー
不慮の事故により死んだ主人公 神田玲。
目覚めたら見知らぬ光景が広がっていた
3歳になるころ、母に催促されステータスを確認したところ
いくらなんでもこれはおかしいだろ!
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
性的に襲われそうだったので、男であることを隠していたのに、女性の本能か男であることがバレたんですが。
狼狼3
ファンタジー
男女比1:1000という男が極端に少ない魔物や魔法のある異世界に、彼は転生してしまう。
街中を歩くのは女性、女性、女性、女性。街中を歩く男は滅多に居ない。森へ冒険に行こうとしても、襲われるのは魔物ではなく女性。女性は男が居ないか、いつも目を光らせている。
彼はそんな世界な為、男であることを隠して女として生きる。(フラグ)
14歳までレベル1..なので1ルークなんて言われていました。だけど何でかスキルが自由に得られるので製作系スキルで楽して暮らしたいと思います
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕はルーク
普通の人は15歳までに3~5レベルになるはずなのに僕は14歳で1のまま、なので村の同い年のジグとザグにはいじめられてました。
だけど15歳の恩恵の儀で自分のスキルカードを得て人生が一転していきました。
洗濯しか取り柄のなかった僕が何とか楽して暮らしていきます。
------
この子のおかげで作家デビューできました
ありがとうルーク、いつか日の目を見れればいいのですが
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。