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第7章 新国テンプルム
第363話 衝撃の事実?
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「坊主、お前ほんっとうに普通じゃないでしゅね。まさか『空間魔法』まで使えるとは思ってなかったでしゅよ」
僕とゼルマ、そしてドマさんは、昨日1日掛けて『時空通穴』を通り、現在すでに目的地へと到着している。
そこは緑の葉が生い茂った樹木が、どこまでも続くような深い森だった。
一度『飛翔』を使って上空から眺めてみたけど、遙か遠方まで変わらぬ景色で、いったいこの森のどこに『赤き天馬』が棲息しているのか見当も付かない。
果てしなく広がる森に、ちょっと怖くなるくらいだ。
『赤き天馬』と遭遇したという場所はだいたいこの辺りということなんだけど、何せ大昔の出来事なので、場合によってはこの森をしらみつぶしに調べることになるかもしれない。
ちょっと気が遠くなってきたな……もう少しヒントになりそうなモノがあるかと思ってたよ。
考えてみれば、吸血鬼の間で『迷いの森』と呼ばれていたらしいし、調査しても『赤き天馬』は見つからなかったという話だった。
その後数千年も経っているし、いくらなんでもちょっと無謀だったか?
でも現状では、『神聖な存在』の手掛かりはここしかない。
望みが薄くても、やるだけやってみるしかないよな。
「あたいの魔破門流剣法を喰らうでしゅっ!」
ドマさんが、襲ってきたモンスターを一撃で斬り捨てる。
幼女と見間違うほど小さな身体でありながら、手に持っているのはそこそこ大きな剣だ。
それを、片手で軽々と扱っている。
ドマさんの剣だけに、斬れ味ももちろん天下一品だ。
「ふー、こんな戦闘は久々でしゅが、まだまだあたいの腕はニブってなかったようでしゅね」
ドマさんは『魔破門流』という、小柄な体格でも力を出せる特殊な剣術の使い手で、しかも免許皆伝の腕前だった。
良い剣を作るためには、実際に剣術を知らなければならないということで、ドマさんは日々剣の腕を磨いていたらしい。
そして数多くの実戦をこなしていくうちに、現在の実力を身に付けたとのこと。
幼く見えても、100歳超えてるらしいしね。
正確な歳は、訊いたら怒られそうだから知らないけど。
ちなみに、ドワーフ族は戦士として申し分ない身体能力を持っているけど、どちらかというとパワータイプが多い。
例えばバトルアックス使いとか。
ドマさんのように剣の技が一流というタイプは、割と珍しいかもしれない。
「ほほう、やるなドワーフ女。ワシが見た中でもかなり腕利きの部類だ」
ゼルマがドマさんの剣技を見て感心する。
この森に来てずいぶんモンスターとは出会ったけど、今のところゼルマの出番はない。
かなり手強いヤツもいたが、全てドマさんが倒してくれているからだ。
ゼルマは吸血鬼の中でも最上位の存在なので、ノーマルドラゴンより遙かに強く、この森のモンスターとて相手にはならない。
『赤き天馬』探しについては前途多難だけど、ドマさんもゼルマも強いので、とりあえず戦闘面でほとんど心配がないのはありがたいところだ。
「しかしお前、本当に不思議な吸血鬼でしゅね。飛び抜けた力を持ってるだけならまだしも、日中こんなに動けるなんて、危険にもほどがあるでしゅ。吸血鬼としてもう少し自重するでしゅ」
「ワシのせいではない! 文句があるなら、この小僧に言え!」
まあそうですね。
僕の血を飲ませた結果、『陽の覚醒者』という危険な存在を作っちゃったんだから、何かあったときは僕が責任取らないと。
こんな吸血鬼を自国で野放しにしているなんて、人類として赦されざる行為だろうし。
ただ、ゼルマが問題を起こすとはまったく思っていない。心から信頼している。
どうにもひねくれちゃってるところが多少困りものだけどね。
「ぼちぼち食事にしましょうか」
お昼を過ぎたので、みんなでお弁当を食べることに。
「待ってましたでしゅ!」
「ふむ、あの不思議な食い物か。ワシの好みではないが、まあ頂くとしよう」
そう、手に入れたばかりの『魔料理』スキルを使って、僕が『邪黒竜料理』を作ってきたのだ。
すでに昨日も食べているが、これによって大量の経験値が獲得できるので、スキルなどの強化をしてもらった。
「ほぐほぐ、本当に美味いでしゅ! 味もさることながら、とんでもない経験値がもらえるのも凄いでしゅ! こんなのは聞いたこともないでしゅよ! いったいなんの料理なのでしゅ?」
『魔料理』は多少クセがあるんだけど、ドマさんの口には合ったようで、もりもりとスゴイ量を食べていく。
小さな身体なのに、いったいどこに入ってるのかと不思議に思うくらいだ。
まあ材料は内緒にしてるんだけどね。邪黒竜と知ったら、多分ビックリしちゃうと思うので。
騙して食べさせてるので少し罪悪感はあるけど、これも今回の探索のため。
ドマさんを少しでも強化すれば、この森での危険も減るからだ。
実際、昨日1日でドマさんの能力はかなり上昇した。
「まあ美味いが、小僧の血の味には到底敵わん。貴様の血は、全身がとろけてしまいそうなほど美味だからな」
「そ、そんなに美味いんでしゅか!? なら坊主、あたいにも飲ませるでしゅ!」
「ふん、ドワーフが飲んだところで、血の味など分からんだろ」
「くぅ~っ、くやしいでしゅっ!」
ドマさんが地団駄を踏んで悔しがる。
うーむしかし、僕の血がそんなに美味しいとなると、ゼルマに吸血をやめさせるのには逆効果だなあ。
ちなみに、ゼルマは吸血鬼――魔族なので、人間と違って経験値というモノがない。
魔族は、経験値を使って強化するのではなく、年齢とともに能力が成長していくからだ。これはむしろ、悪魔やモンスターに近いといえる。
もちろん、生まれつきの能力や、戦うことで身につく能力などもあるらしいが。
スキルも人間とは全然違うので、ゼルマの正確な力は、僕の解析でも見通せないのだ。
だから、『魔料理』を食べてもゼルマには経験値が入らないけど、パワーや魔力など全体的な基礎能力が上がったらしい。
まあそもそもゼルマは充分強いので、『魔料理』で今さら急激に能力がアップすることはないんだけどね。
昼食を食べ終わったので、少しの間休憩タイム。
慌てて探してもすぐ見つかるようなモノじゃないので、休むときはしっかり休まねば。
「しかし、坊主は本当に器用なヤツでしゅ、鍛冶もあたい顔負けながら、こんな料理までできるとは……鍛冶も家事も上手ってヤツでしゅね」
「ふん、年寄りらしい冗談じゃな。面白くもなんともないわ」
「な、な、なんでしゅとーっ!? ハイシェンスなあたいのギャグをバカにしゅるとは……。おのれ吸血鬼、そこに直れっ、成敗してやるでしゅ!」
渾身?のギャグをバカにされ、ドマさんが顔を真っ赤にして激怒する。
見た目幼女だから全然怖くないけど。
それに、確かに今のはオヤジギャグでしたよ……ゼルマじゃなくても、反応に困ってしまうところだ。
ぶんぶん腕を振り回すドマさんを落ち着けて、僕はふと前から気になっていたことをゼルマに聞いてみた。
「ゼルマ、キミと勇者ヴァンルーグの間には、子供はいなかったの?」
もしもいるなら、人間と吸血鬼の混血『ダンピール』というヤツで、『勇者』と『吸血姫』のハーフなら、相当強い存在だと思うが……。
ヴァンルーグの記録には子供はなかったけど、ゼルマの子供としてなら、どこかでその子孫が脈々と生き残っている可能性もあるのでは?
「ワ、ワ、ワ、ワシがヴァンと、そ、そんなことするわけなかろう! こ、こ、小僧のクセに、何を言っておるのだ!」
あ、あれ? 予想外の答えが返ってきちゃったぞ?
ヴァンルーグとの関係を聞いた限りでは、てっきりお互い愛し合ってると思ってたのに。
「わわワシとヤツは清い関係だ! そもそもヤツは、貴様と違って一途なのだ!」
それは失礼しました。
しかし、ゼルマともあろう者がこんなに焦ってるなんて、なんだか微笑ましく感じてしまった。
「ほほう、5000年も生きてるクセに、まるで処女みたいな反応でしゅね」
「ば、ば、ばかにするでない、経験くらい当然ある!」
ええ~っ、ゼルマの今の言葉、これ……ウソだ!
ってことは、ゼルマって未経験なの!? 5000歳で!?
「なんか見栄張ってましゅね~。偉そうなクセに、お子様吸血鬼でしたか」
「そそ、そういう貴様こそ、見掛けは完全に子供ではないか! 経験があるようにはとても見えぬぞ!」
「あたいは剣作りが命でしゅ。剣こそ我が子でしゅ。男には全然興味ないでしゅ」
「その『子作り』を、小僧と一緒に熱心にしておったのう」
「あああああれは……ち、ちがうでしゅ~っ」
うう、この手の話題は苦手だ。
そろそろ休憩を終わりにして、また探索を開始しよう。
僕とゼルマ、そしてドマさんは、昨日1日掛けて『時空通穴』を通り、現在すでに目的地へと到着している。
そこは緑の葉が生い茂った樹木が、どこまでも続くような深い森だった。
一度『飛翔』を使って上空から眺めてみたけど、遙か遠方まで変わらぬ景色で、いったいこの森のどこに『赤き天馬』が棲息しているのか見当も付かない。
果てしなく広がる森に、ちょっと怖くなるくらいだ。
『赤き天馬』と遭遇したという場所はだいたいこの辺りということなんだけど、何せ大昔の出来事なので、場合によってはこの森をしらみつぶしに調べることになるかもしれない。
ちょっと気が遠くなってきたな……もう少しヒントになりそうなモノがあるかと思ってたよ。
考えてみれば、吸血鬼の間で『迷いの森』と呼ばれていたらしいし、調査しても『赤き天馬』は見つからなかったという話だった。
その後数千年も経っているし、いくらなんでもちょっと無謀だったか?
でも現状では、『神聖な存在』の手掛かりはここしかない。
望みが薄くても、やるだけやってみるしかないよな。
「あたいの魔破門流剣法を喰らうでしゅっ!」
ドマさんが、襲ってきたモンスターを一撃で斬り捨てる。
幼女と見間違うほど小さな身体でありながら、手に持っているのはそこそこ大きな剣だ。
それを、片手で軽々と扱っている。
ドマさんの剣だけに、斬れ味ももちろん天下一品だ。
「ふー、こんな戦闘は久々でしゅが、まだまだあたいの腕はニブってなかったようでしゅね」
ドマさんは『魔破門流』という、小柄な体格でも力を出せる特殊な剣術の使い手で、しかも免許皆伝の腕前だった。
良い剣を作るためには、実際に剣術を知らなければならないということで、ドマさんは日々剣の腕を磨いていたらしい。
そして数多くの実戦をこなしていくうちに、現在の実力を身に付けたとのこと。
幼く見えても、100歳超えてるらしいしね。
正確な歳は、訊いたら怒られそうだから知らないけど。
ちなみに、ドワーフ族は戦士として申し分ない身体能力を持っているけど、どちらかというとパワータイプが多い。
例えばバトルアックス使いとか。
ドマさんのように剣の技が一流というタイプは、割と珍しいかもしれない。
「ほほう、やるなドワーフ女。ワシが見た中でもかなり腕利きの部類だ」
ゼルマがドマさんの剣技を見て感心する。
この森に来てずいぶんモンスターとは出会ったけど、今のところゼルマの出番はない。
かなり手強いヤツもいたが、全てドマさんが倒してくれているからだ。
ゼルマは吸血鬼の中でも最上位の存在なので、ノーマルドラゴンより遙かに強く、この森のモンスターとて相手にはならない。
『赤き天馬』探しについては前途多難だけど、ドマさんもゼルマも強いので、とりあえず戦闘面でほとんど心配がないのはありがたいところだ。
「しかしお前、本当に不思議な吸血鬼でしゅね。飛び抜けた力を持ってるだけならまだしも、日中こんなに動けるなんて、危険にもほどがあるでしゅ。吸血鬼としてもう少し自重するでしゅ」
「ワシのせいではない! 文句があるなら、この小僧に言え!」
まあそうですね。
僕の血を飲ませた結果、『陽の覚醒者』という危険な存在を作っちゃったんだから、何かあったときは僕が責任取らないと。
こんな吸血鬼を自国で野放しにしているなんて、人類として赦されざる行為だろうし。
ただ、ゼルマが問題を起こすとはまったく思っていない。心から信頼している。
どうにもひねくれちゃってるところが多少困りものだけどね。
「ぼちぼち食事にしましょうか」
お昼を過ぎたので、みんなでお弁当を食べることに。
「待ってましたでしゅ!」
「ふむ、あの不思議な食い物か。ワシの好みではないが、まあ頂くとしよう」
そう、手に入れたばかりの『魔料理』スキルを使って、僕が『邪黒竜料理』を作ってきたのだ。
すでに昨日も食べているが、これによって大量の経験値が獲得できるので、スキルなどの強化をしてもらった。
「ほぐほぐ、本当に美味いでしゅ! 味もさることながら、とんでもない経験値がもらえるのも凄いでしゅ! こんなのは聞いたこともないでしゅよ! いったいなんの料理なのでしゅ?」
『魔料理』は多少クセがあるんだけど、ドマさんの口には合ったようで、もりもりとスゴイ量を食べていく。
小さな身体なのに、いったいどこに入ってるのかと不思議に思うくらいだ。
まあ材料は内緒にしてるんだけどね。邪黒竜と知ったら、多分ビックリしちゃうと思うので。
騙して食べさせてるので少し罪悪感はあるけど、これも今回の探索のため。
ドマさんを少しでも強化すれば、この森での危険も減るからだ。
実際、昨日1日でドマさんの能力はかなり上昇した。
「まあ美味いが、小僧の血の味には到底敵わん。貴様の血は、全身がとろけてしまいそうなほど美味だからな」
「そ、そんなに美味いんでしゅか!? なら坊主、あたいにも飲ませるでしゅ!」
「ふん、ドワーフが飲んだところで、血の味など分からんだろ」
「くぅ~っ、くやしいでしゅっ!」
ドマさんが地団駄を踏んで悔しがる。
うーむしかし、僕の血がそんなに美味しいとなると、ゼルマに吸血をやめさせるのには逆効果だなあ。
ちなみに、ゼルマは吸血鬼――魔族なので、人間と違って経験値というモノがない。
魔族は、経験値を使って強化するのではなく、年齢とともに能力が成長していくからだ。これはむしろ、悪魔やモンスターに近いといえる。
もちろん、生まれつきの能力や、戦うことで身につく能力などもあるらしいが。
スキルも人間とは全然違うので、ゼルマの正確な力は、僕の解析でも見通せないのだ。
だから、『魔料理』を食べてもゼルマには経験値が入らないけど、パワーや魔力など全体的な基礎能力が上がったらしい。
まあそもそもゼルマは充分強いので、『魔料理』で今さら急激に能力がアップすることはないんだけどね。
昼食を食べ終わったので、少しの間休憩タイム。
慌てて探してもすぐ見つかるようなモノじゃないので、休むときはしっかり休まねば。
「しかし、坊主は本当に器用なヤツでしゅ、鍛冶もあたい顔負けながら、こんな料理までできるとは……鍛冶も家事も上手ってヤツでしゅね」
「ふん、年寄りらしい冗談じゃな。面白くもなんともないわ」
「な、な、なんでしゅとーっ!? ハイシェンスなあたいのギャグをバカにしゅるとは……。おのれ吸血鬼、そこに直れっ、成敗してやるでしゅ!」
渾身?のギャグをバカにされ、ドマさんが顔を真っ赤にして激怒する。
見た目幼女だから全然怖くないけど。
それに、確かに今のはオヤジギャグでしたよ……ゼルマじゃなくても、反応に困ってしまうところだ。
ぶんぶん腕を振り回すドマさんを落ち着けて、僕はふと前から気になっていたことをゼルマに聞いてみた。
「ゼルマ、キミと勇者ヴァンルーグの間には、子供はいなかったの?」
もしもいるなら、人間と吸血鬼の混血『ダンピール』というヤツで、『勇者』と『吸血姫』のハーフなら、相当強い存在だと思うが……。
ヴァンルーグの記録には子供はなかったけど、ゼルマの子供としてなら、どこかでその子孫が脈々と生き残っている可能性もあるのでは?
「ワ、ワ、ワ、ワシがヴァンと、そ、そんなことするわけなかろう! こ、こ、小僧のクセに、何を言っておるのだ!」
あ、あれ? 予想外の答えが返ってきちゃったぞ?
ヴァンルーグとの関係を聞いた限りでは、てっきりお互い愛し合ってると思ってたのに。
「わわワシとヤツは清い関係だ! そもそもヤツは、貴様と違って一途なのだ!」
それは失礼しました。
しかし、ゼルマともあろう者がこんなに焦ってるなんて、なんだか微笑ましく感じてしまった。
「ほほう、5000年も生きてるクセに、まるで処女みたいな反応でしゅね」
「ば、ば、ばかにするでない、経験くらい当然ある!」
ええ~っ、ゼルマの今の言葉、これ……ウソだ!
ってことは、ゼルマって未経験なの!? 5000歳で!?
「なんか見栄張ってましゅね~。偉そうなクセに、お子様吸血鬼でしたか」
「そそ、そういう貴様こそ、見掛けは完全に子供ではないか! 経験があるようにはとても見えぬぞ!」
「あたいは剣作りが命でしゅ。剣こそ我が子でしゅ。男には全然興味ないでしゅ」
「その『子作り』を、小僧と一緒に熱心にしておったのう」
「あああああれは……ち、ちがうでしゅ~っ」
うう、この手の話題は苦手だ。
そろそろ休憩を終わりにして、また探索を開始しよう。
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