異世界 無限転生!

アッキー

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6章

リカとユウのお迎え

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ーーー辺境伯邸正門前ーーー

「すみません。Cランク冒険者のライと申しますが、辺境伯様は、屋敷にいらっしゃいますか?」

「お待ちしておりました。ライ様。皆様方」

「おい、執事長をお呼びしろ」

「了解しました」

「ライ様。只今、執事長が、来ますので、少々お待ち下さい」

「分かりました」

少しして、

「お待たせしました。ライ様。皆様方。こちらへどうぞ、皆様、お待ちです」

「分かりました」

そう言って、執事長に、付いて行った。


ーーー辺境伯邸、応接室ーーー


コンコンコンと執事長が、ノックをして、

「旦那様。ライ様とお連れ様をお連れしました」

「入れ」

「「「失礼します」」」

『失礼しまーす』

「やぁ、ライ君。遅かったね」

「遅くなり、申し訳ありません。辺境伯様」

「いや、こちらも、時間を指定するのを忘れていたから、そんなに、謝らなくても、問題ないよ」

「そう言って頂けると、こちらとしても、助かります」

「ただ、こちらとしては、朝に来ると思っていたから、色々、準備していたんだが、今日は、何をしていたのかな?」

「実は、新しく仲間になった、イーネの冒険者登録をしたので、イーネの戦闘能力を見ようとオーガを討伐に、行っていました」

「なるほど、そちらが、イーネと言う、新しいライ君の仲間かな?」

「初めまして、辺境伯様。ライ君の仲間になりました。イーネと申します。以後、お見知りおきを辺境伯様」

「これは、ご丁寧に、挨拶をありがとう」

「まさか、リカとユウが、仲間なるのに、また、女性を仲間にしてから、来るとは、どういうことかな?ライ君?」

「イーネのことは、辺境伯様と一緒に、王様に、会った時に、理由を教えますので、今の所は、お許し下さい」

「分かった」

「それで、辺境伯様。リカとユウは、この場にいないようですが、何処にいるのでしょう?」

「ああ、今、準備をしている、もう少しだけ待ってくれないか?」

「分かりました」

辺境伯とライは、近況報告の雑談をしながら、リカとユウが、来るのを待った。

コンコンコンとノックがした。

「お父様。入ってもよろしいでしょうか?」

「入れ」

「「失礼します」」

「「お待たせしました。お父様。みなさん」」

「おお、冒険者の格好で来たのだな」

「はい、お父様。このまま、ライ様の所に、行くわけですから、余計な時間を使わないで済むように致しました」

「そうか、分かった」

「それでは、ライ君。リカとユウのことをお願いしていいかな?」

「はい、リカとユウのことは、必ず、俺が守り通しますから、ご安心下さい。辺境伯様」

「分かった。それでは、正門前まで、行くとするか」

そう言って、全員で、正門前に来ていた。正門前には、先程、居なかった辺境伯夫人のセーラも居た。

「それでは、改めて、ライ君。リカとユウのことを頼む」

「ライ君。リカとユウのこと、お願いね」

「分かりました。辺境伯夫妻様」

「それでは、この辺で失礼させて頂きます」

「「気をつけて、行ってらっしゃい」」

「お父様、お母様、行ってきます」

「旦那様、奥様、行ってきます」

そう言って、俺達は、辺境伯邸を後にした。
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